駅弁
旅の楽しみの一つでもある
日本全国様々な駅弁が作られ販売さらているが
どうやら最近は新幹線の中でさえ駅弁が食べにくい状況となってるみたいである
その原因の一つが臭い
確かに昔から某シウマイ弁当など言われていたが
東がシウマイなら西は肉まん
大阪駅などで売ってる数字の奴だな
俺もお土産でもらったりするが
こう言った特別臭いのキツイのはもちろんだが
一般的に他人の弁当の臭いは気になるもの
近年その臭いが我慢できない人が続出
そこで賛否両論の議論がなされているのだ
そもそも駅弁は駅のコンコースやホームで販売されている
今でも車内販売はあるのかな？
最近は新幹線に乗ったことないので良く知らないが
俺自身新幹線内で駅弁を食べたのは随分と昔になる
おそらく１０年ぐらい前だな
おそらくこれが最後か
駅弁以外でなら京都のいづ重のいなり寿司を車内で食べたこともあるが
駅弁自体割高に感じるのと最近はあまり遠くまで行かないのでわざわざ新幹線内で食べることもなくなったのが理由かな
新幹線とか乗っても１時間ぐらいだしな
なので駅弁は主に物産展やスーパーで購入することが増えた
実際にそんなデータも出てたな
駅では売れないとか
結局は車内で食べにくいからなんだろうな
でも駅弁の臭いぐらい我慢できるだろうに
それよりもおばさんの香水の方がキツイ
田舎から東京へ遊びに出る若者の香水もキツイな
多分気合い入り過ぎてる
あとはおっさんの整髪料とか
タンスから出したばかりと思われる一張羅の防虫剤の匂いとか
様々な臭いの公害はある
指定席だとただひたすら我慢するしかないが
俺の場合は基本的に自由席しか乗らない
フリーダムを好む俺はいついかなる時も自由でいたいのだ
そのために一つの座席に縛られるような指定席はどうも苦手
自由席なら異臭がした場合すぐに移動できるメリットがある
そして俺は何時間でも立ちっぱなしでいられるので
別に座らなくても問題はない
むしろ積極的に立つことで足腰を鍛えカロリーを消費し
旅先で暴飲暴食ができるってもんだ
なんか話が脱線してるが
要するに匂いが気になる人は自由席に乗ればいい
移動したことで自分の席が無くなるのなら立て
５時間でも６時間でも立て
立ったまま移動する旅もまた乙なものである
でも東京駅なんか確か全国の駅弁が買えるはず
それでいて大盛況
必ずしも新幹線内で食べるとは限らないんだろうな
海外なんか車内で調理して食べたりするぐらいなのに
あれもダメこれもダメ
日本人もめんどくさくなったものである
そのほうがみんな幸せだ
腰はだいぶ良くなった
なんとかペンギンみたいによちよちと歩けるようになった
しかし油断してるとたまに激痛が走り
「あうち！」などと意味不明な叫び声を出してしまう
そんな俺は一大決心
ろうそくを切らしてたのでスーパーまで車を走らせた
酒コーナーに珍しく佐々木蔵之介の実家の酒が置いてあった
正月用だな
純米系がよかったがアル添もたまにはいいか
別にアル添がまずいわけではない
要するにロードレースとシクロクロスみたいなものでお互いに別競技
競い合うものでもない
どうせ４号瓶１本では足らないし
なんせ純米系が売っていない
どこかで他の酒蔵の純米買ってくるかな
正月ぐらい景気良く行かんとな
で問題はその隣に獺祭の「等外」が売られていた
等外とは読んで字のごとく等級外のコメから作られた酒
１等級、２等級、３等級にすら当てはまらない俺のようなコメ
米粒が揃ってないとか虫に喰われてるとか
欠陥品の米で醸された酒が等外なのである
とは言っても獺祭は全て山田錦
等外米も３０パーまで磨く
では何故わざわざこんな酒を作るのか？
それは出来るだけリーズナブルな値段で美味しい酒を程供したいという旭酒造の本来の願いから
しかしそんな願いとは裏腹に獺祭はプレミア価格で販売されることが多く
その値段見ただけで俺は買う気をなくす
今日スーパーに置いてあった獺祭等外も４号瓶で定価１４０４円のはず
それが３０００円以上してた
果たしてそんな値段で売れるかな？
正月用に高い仕入れ値なのかもしれないが
正規ルートでないことは確かだろうな
旭酒造がプレミア価格では買わないでって声明出してるし
やはり買わないという選択は正しいのだ
だいたい今更プレミア価格でもないだろうに
どんだけ田舎者を騙そうとしてるのか
このネット時代に
