今年の1月後半
以前から気になってたE-MTB
いわゆる電動アシストマウンテンバイクという奴
これは経験してみないとわからないかもしれないが
オフロードの登りはかなりキツイ
ロードバイクのようにグイグイ登る感覚は無い
で、MTBというものは基本的に下りを楽しむ自転車
降りのためのキツイ登りをこなす
心臓も「これ以上無理っす」ってぐらい鼓動を打ち続ける
時には自転車を担ぐこともしばしば
それでも何故登るのか?
「楽しいから」
ただひたすら楽しいからである
できればMTBにおける登りは避けたい
シーズンオフのスキー場などはMTBコースとなるところもある
そんなところはゴンドラやリフトで山頂まで運んでくれるという至れり尽くせり
ただお金はそれなりにかかるが
日本のMTBの聖地は富士見パノラマ
世界的な聖地はカナダのウイスラー
で、そんな恵まれた環境で走れるわけでもない
さらにゲレンデダウンヒルだけがMTBの楽しさでもない
平地に造られたパンプトラック
そして日本各地にある里山のトレイルライド
登山道と整備された道や
林業用の作業道
さらにMTB専用コースとして整備されたトレイルも
日本の場合は山は誰かの所有物なんで基本的に勝手には走れない
そこはグレーゾーンだったり
登山道にしても歩行者とのトラブルになる可能性も高い
過去に事故などあった場所は走行禁止になることも多い
そんなんだから走れる場所は限られてもいる
そしてそんな場所はほぼシークレット
誰にも迷惑をかけないことができる人にのみ伝えられていく
人脈がない限りはトレイルを見つけるのは難しい
地元のMTB系のショップの走行会に参加とかしないと難しい
が、そんな店も少ないと
ここが日本でMTBが普及しない最大の理由でもあるが
最近は徐々に堂々と走れるMTBパークなるものは増えてきてるので
未来は明るいかもしれない
人間が里山に入ることでクマのテリトリーも押し戻せるはず
そんな里山のトレイルや自走式MTBパーク
登りをアシストしてくれるE-MTBがあれば最高で
誰もが憧れるE-MTBである
が、お高い
特にここ数年でグーンと値上げ
庶民にはとても手が出ない
どんなに夜に嫁を満足させても購入許可は降りないだろう
おそらく見当すらされない
日本だと道交法が邪魔をして正規で入ってくるE-MTBは限られている
日本のMTB市場が小さすぎて日本のためにあえてメーカーも開発しようとはしない
日本の代理店などが本社に依頼して日本の型式認定を取り
全て買い取ることでようやく日本で販売できると
小さな国産メーカーもあるが
買いやすさから考えると
トレック
ジャイアント
スペシャライズド
あたりか
メリダもあるのかな?
あまり評判は聞かないのでジャイアント同様それほど電動には力を入れてない気はする
事実上トレックとスペシャの2強で
そしてこの2社には明確な違いがある
E-MTB
大きく分けて2種類ある
ハイパワーで長距離走行できるがクソ重たいタイプ
気になる重量25キロ前後
一般的な体重サバ読み女子二人分ぐらいか
で、こちらのタイプがトレックのRailシリーズ
もう一つのタイプが
アシストパワーが低くバッテリー容量も少ないので走行距離も短い
が、軽量
人力のMTBよりチョイ重いぐらい
これがスペシャライズドのLevo
アルミで20キロぐらい
エスワだと17キロぐらいと普通のMTBと同じ感覚で走れるのが魅力
オルベアのワイルドも同様
要するにハイパワーでバッテリー大容量だけどクソ重いか
パワーとバッテリー容量は少ないが軽い
この二択
お値段はどちらも同じぐらい
定価で80万ぐらいから200万ぐらいまで
嫁と要相談となる
で、トレック
北米最大手なメーカー
自転車自体は悪くない
むしろ最高
特にハイエンドは素晴らしい
が、初心者が購入するようなエントリーグレードになると
使用パーツでコストカットしてくる傾向が強く
古い規格のパーツだったりもする
その辺り店がきちんと説明すればいいのだが
直営店はデメリット的な説明はしないので要注意
MTBって進化が早いのですぐに規格が変わる
MTb専門店ならこの辺りはきちんと説明してくれるだろうが
一般的な店とかメーカー直営店ですら店員の知識がない場合も多い
ポジション的なことや乗り方も普通の自転車とは異なるので
自らがそこそこMTBに乗ってないとわからない
ここも購入のハードルが高いところ
店が客に何も伝えられない
ちなみにRailはジオメトリー変更もできるが
その辺りの説明は一切なかった
さらにカーボンモデルだと
おそらくミノリンクによりヘッドを立てることでマレット化できると思う
アルミでもGEN3ならできるのかな?
こんな重要な説明すらしないからな
メーカー直営店でも
そんなんで売る気あるのかと
あと「ホイールとタイヤはチューブレス対応ですか?」と聞いたら
調べないとわからないレベルでしかなく
自社のボントレガーなのに
なのでまず自分でかなり勉強しておかないと店の言いなりで買わされる可能性高い
ちなみにマレットとは
前輪のタイヤより後輪のタイヤの径を小さくすること
現在のマレットの主流で言うと
前29インチで後ろが27・5インチ
前輪は大きくすることで走破性をアゲアゲに
後輪は小さくすることで操作性をアゲアゲに
特に日本のトレイルではマレットが向いている
が、世界では32インチタイヤが出始めていて
もしかしたら将来的に前32インチ後ろ29インチのマレットが主流になるかもしれない
もしそうなったらチンチクリンな日本人は乗れなくなるだろう
個人的には前後27・5インチが1番好きで
この規格は世界的には絶滅しかけてきてるのだが
ここに32インチと29インチが一般化したら
27・5インチのタイヤがどんどん減っていくので困ったなとなる
そしてかつてMTBは26インチだった
今はダージャンバイク以外ほぼ絶滅した
で、MTBにおいて1番重要なのがタイヤで
「どのタイヤにしよっかな?」と考えてる時が1番ワクワクもする
まるでエロいお店のHPをみてる時かのようにワクワクする
基本的には前輪にはグリップの良いタイヤ
前が滑ったらリカバリーはできないので
前だけはどんなことがあっても滑らないぞ的なタイヤをチョイスすると安心安全となる
で、後ろは進むために転がり抵抗の少ないタイヤをチョイスするのが一般的
前が乗り越えれば自然と後ろは付いてくるので
ただ絶対の転びたくない派は前後ハイグリップタイヤもおすすめ
速度も抑えられて安心安全にMTBライフを楽しめること間違いなし
あとはMTBの場合はチューブレス一択
空気圧が下げられてグリップもアゲアゲ
チューブ入りと同じ空気圧でもチューブレスの方が安心感半端ない
凹み方がちがうのかな?
いかに路面に食いつくか?
そこが違うのかもしれない
なんか話がどんどんずれていくが
とにかく今年に入り気になってたE-MTBを買ったと
老後に備えて5年計画だったが
想定以上に安い出物があったので衝動買い
それが2月の初め
現在トレックのRailは安売り中
おそらく在庫が溜まりまくっている
世界的には第5世代まで進化してるはずなんで
早いところ売り切って新型を投入したいのかもしれない
なので新しいのが気になる人は様子見した方が良いかもしれないが
新価格が怖い
現在でアルミでも定価84万円
これでエントリーグレード
1番安いやつ
なぜかキックスタンドまで付く仕様
まるで街乗りを想定してるかのような
で、俺が購入したのもアルミモデルのRail5
おそらく長期在庫の展示車
言われないとわからない傷入りで
気になるお値段46万8000円だったかな?
既に忘れてるが
この値段なら買うしかないと
衝動買いした
と、いうか店で見てから決めようと取り置きボタンを押したら
すぐに店から電話が来て
「〇〇日に納車です」となっていた
取り置きボタンのニュアンスは
「一度お店で現物を見てみませんか?」的なニュアンスなのに
トレック怖いなと
見てから考えるは許されないんだなと
クソ高い買い物なのに
ここもハードル高いかな
ある程度経験値がないと要注意
で、めでたく購入
そして納車
ニコニコ現金払い
翌日にいきなりチェーンが切れたが
アシストでトルクかけれちゃうんで要注意
今は常に何速なのか?気にしてる
普通の感覚で使ってると切れるかもしれない
ちょっとしたチェーンへの負荷が危険なことを学んだ2日目
トレイルデビューは3日目からとなった
そこから無理やり暇を作っては山へ
結論から言うと
買ってよかった
満足度120%
還暦を迎えてから赤いちゃんちゃんこ着て走れば良いかなと思ったが
若くても買うべきかな
ただ予算的なこともあるのでアレだが
俺も定価や通常のセール価格では買ってなかった
あくまで傷もの価格で50万以下だったので買買えたが
独身ハゲでも自分を説得するのに定価では厳しかった
なので嫁がいる人は尚更無理だろう
100万円近い自転車は無理
それでも買えるなら買うべきで
とにかく登りが楽で楽しい
この感覚はロードバイクとは全く違う感覚で楽しい
単純にアシストしてくれるから登れるわけでもないのがMTB
そこはそれなりにテクニックは必要
それでもフルサスの恩恵で「絶対無理だろ」と思うような急斜面のリスタートも可能
地面にピタッと張り付いてウィーンって登っていく
これはボッシュの力かと
と言っても他を知らないが
嫁の穴しか知らずに最高!と言うようなものであるが
日本は規制でモーターが腑抜けにされてるので
そこがわからない
ただ踏み込みのトルクに応じてアシストしてくれるE-MTBモードは良い感じ
舗装路の平坦ではエコで十分かな
時速10キロ以上になるとアシスト力弱まるし
ただそれでも山では最強
MTBは安定してるので時速10キロでも普通に走れる
そしてその安定感は低重心からくるわけで
1番低いところに重たいモーターがあると
ただ無茶しがちなんで
テクニカルな登りでミスると逆にE-MTBの重量が仇となる
リカバリーが難しい感じはした
そのまま転ぶしかないと
とにかく登りで楽ができるので
まず下れる本数が増える
2倍3倍どころの騒ぎではなく
10倍近いかな
俺がいつも走るパークだと
特に中間地点でループすると
2〜3分で一本登って下れる
中間地点から3本ルートがあるのでそこを延々と反復練習
中間から上に行くにはテクニカルになり時間がかかる
それなのに上半分のコースは狭いので速度に乗りにくい
それなら下半分を高速で走る方が楽しい
そしてE-MTBの特徴としてクソ重たいので下りが爆速
基本的にペダルは止めて自重で下るMTB
重さはトモダチ
怖くない
1時間でかなりの満足感を得られる
時間がある時は2時間ぐらいいるかな
足がパンパンになるまでか
バッテリーが無くなるまで
大体2回通えばバッテリーが空になる
なので4時間ぐらいか
距離だと40キロ?
ほぼE-MTBモードで走行
短時間で満足できるので仕事の合間を縫って走れる
昨日も車に積んでおいて
午前中に打ち合わせと段取りを済ませて行ってきた
花粉前のラストトレイル
しばらくは走れそうにない
仕事も忙しくなる
なので三擦り半ライドである
我慢はできない








お金がある人はカーボンモデルがいいと思うが
アルミでも大した違いはない
重さもほぼ同じ
ただエントリーグレードなんで
最初からついてくるパーツがしょぼい
コンポはデオーレ12速なんでカスタムベースには問題ないが
まずタイヤが安物でグリップしない
そしてチューブレス非対応
ホイールは一応対応してるが最低限のホイールである
俺のはボントレガーでもなくアレックスリムかな
ハブはわからない
物足らない感はあるので既にXTのホイールを注文済み
おそらくリムテープはついてくると思うが
別途チューブレスバルブとシーラント適量が必要となる
あと完成車についてくるローターが6穴
XTはセンターロックなんで変換アダプターかセンターロックに交換が必要
このようにMTB必須のチューブレス化にする際に追加でお金がかかる
独身ハゲなら問題ないが
既婚者だとその都度ダメージが大きいだろう
俺は値上げが怖くて早いうちにホイールまで買ってしまったが
タイヤが前輪のみしか入手できてないので
チューブレス化はまだ先のお話
ただ完成車のタイヤでも走れないことはない
空気圧がトレック推奨値だと前輪1・5BARで後輪1・6BARだったかな
この辺りHPで自分のバイクを入力するとサグと一緒に調べることができる
ちなみに今は前後1・4で走ってる
パークなんでパンクしてもすぐそばに自分の車があるのでイケイケで下げられる
で、グリップはしないがよく転がるので爆速
初心者用のゆるいコースでも爆速で
そこが楽しくて反復している
とてもいい練習になる
アルミモデルを買った場合最低限交換が必要となるであろうパーツが
ペダルとステム
ペダルはおまけみたいなものなんで
即交換
むしろ交換しないと足がずれて危険
ピンがピンとたってないと靴に食いつかない
そして靴
靴も専用シューズじゃないと走りにくい
そこがフラットでカッチカチじゃないと走りにくい
大体2万円ぐらいするかな
フラペ用で
ちゃんとした靴だと
モンベルなら安いが試したことはない
で、ステム
ポジションを出すのに重要なパーツ
ハンドルとコラムを繋ぐパーツ
MTBに詳しい店なら購入時に説明してくれるだろうが
そうでない店は何も言わない
合わないポジションで走るのは怖いしうまく走れない
が、店員自身が知らないので説明できないと
完成車についてくるステムが50ミリ
身長171センチでフレームサイズはMを購入
メーカー的にど真ん中のサイズだが
ここも好みでSサイズを選ぶ人も多い
正直Mサイズはかなり大きく感じる
今時のMTBはリーチと呼ばれる部分が長いのもある
そこでステムで調整
ステムを50ミリから33ミリだったかな?
約2センチ短く
これだけで随分と走りやすくなる
ついでにハンドルも交換
完成車についてくるのが750ミリと正直短い
エントリーグレードとはいえ
下り系のエンデューロバイクなんで最初から調整幅のある800ミリがついてきても不思議じゃないのだが
あとはお好みで短く
あなた色に染めてくださいみたいな
で、俺の好みは760ミリなんで
ハンドルも交換した
カーボンを奢った
MTBは登り以外ではサドルに座らないので
サドルは正直どうでもいい感じはあるが
テクニカルな登りで転びそうになる時に少しでも邪魔にならないようにDH用の小さなサドルに変えた
一般的は交換しなくてもいいかな
これもデザインを含めて好みで
ロードバイクのようなこだわりは必要ない
エントリーグレードなんで
やはり交換したいパーツは出てくる
最低限でもペダルとステムは必要かな
これだけで2万円ぐらいはかかるかと
俺のは5万円ぐらいかかってるが
自己満足でもある
その次にハンドルとタイヤかな
そしてブレーキ
重くて速度が出るのでよりシビアにブレーキコントロールしたい
MTBはどれだけブレーキを離せるかなんで
ブレーキコントロールが重要となる
完成車についてくるのがツーフィンガータイプなんで
ここをワンフィンガータイプに交換したい
よりシビアなコントロールができるように
その後でシフトを電動化
E-MTBだとアシスト力で変速を忘れてしまうが
適切な変速をすれば各種パーツが長持ちするわけで
最終的にはDi2にしたい
あと少しでも操作を楽にしたい
瞬間的に同時にいろんなことを判断して操作が必要となるので
わずかなことでも簡単にしたいと
そうそう
ドロッパー
これも最初からついてくるのはクソなんで
できれば交換した方がいい
特に気温0度ぐらいだとほぼ動かない
「ふざけてるのか?」と思うほど動かない
サスペンションは壊れるまでは使うつもり
ボディの割に貧相だし
ジャイアントについてるFOXと比べ得ると動きもスムーズじゃないが
ここは1番後でいいかな
故障を恐れずにガンガン使って
壊れたら交換でいいかと
2〜3年ごとのオーバーホールで十分かな
カーボンもアルミも大して違いはないので
価格差の20万をどう考えるかで
カーボンフレームだとサスペンションやコンポなどカーボンモデルの方がいいのがついてるし小物入れもある
タイヤも最初からチューブレス
ホイールのグレードもちょいいい
ただカスタムすることを考えたらアルミフレームでも十分かなと俺は判断したわけで
どうせ山でしか乗らないし
ロードのようなあからさまなマウントもない世界
むしろ安いエントリーグレードのハードテイルなのに爆速
そんな方がカッコいい世界でもあるかな
MTBって
まとめると
買ってよかった
Rail 5
これから徐々に姿を変えていくとこだろう
それもまたたのし