鯖棒亭日乗(下)

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駅弁「吉田屋」全国で100人以上体調不良

これは結構アレだな

駅弁業界は今頃ハラハラドキドキ

早く涼しくなってくれと願うばかりだろう

青森県八戸市の駅弁「吉田屋」

この会社が製造した駅弁を食べた人が食中毒のような症状で体調不良

その数全国で100人以上

多分申告していない人もいるだろうから

実際はもう少し多いかな

駅弁は11種類

15日と16日に製造されたもので

「函館うにの箱めし」「函館海宝煌めくイクラと大玉ほたて弁当」など海鮮系が多いそうな

駅売りの他全国のスーパーなどで販売されてたそうで

被害が全国へ広がったと

で、地元で販売されたものと東京駅で販売されたものからは被害が出ていないとか

報道されてるだけで

福島、埼玉、静岡

その他約40の自治体で販売

しかし非公表

吉田屋自体は1892年創業の老舗

かなり大きく商売してたみたいで

今回販売された弁当も11種類

主に東北新幹線向けがメインで

全国デパートやスーパーでも販売と

うちの近所のスーパーでも定期的に駅弁フェアをやってたが

売れないのか徐々に規模を縮小

しかも最近は人気駅弁メーカーに似た類似品を販売してた

多分多少値段が安い

地方では駅弁を買う余裕はない

 

で、学生時代の成績がほぼオール1と

学が全く無い俺の考察では

汚染された弁当の種類が多いのと

全国で同時多発なこと

これらのことから

おそらく輸送と保管の状況で食中毒の菌が増殖したかと

注目なのは地元と東京駅では被害が出ていないとかの話が本当なら

地元は製造からの時間が短いし

東京駅も東北新幹線でピューって感じで

その他はそこからさらに輸送時間がかかるわけで

東京あたりが限界だったのかもしれないな

どうやらご飯が糸を引いてたそうだし

ただでさえ9月は食中毒が多い

そこに猛暑で

駅弁神話も限界なのかもしれない

通常は地元のみでの販売だし

それが地元では売れなくなってきてるから

全国のデパートやスーパーで開催される物産展や駅弁フェア狙いなわけで

さらに海鮮系ときて

複合的に糸を引いたと

昭和ならとりあえず臭いを嗅いで

多少糸引いてても食べたりしたが

まぁ普通は食べない方がいいわけで

勿体無いお化けが出るかもしれないが

そこは生ゴミとして捨てるしかない

 

確かに昭和の店売りの弁当は腐った

おにぎりなど店で買って昼に食べようとすると腐ってた

しかし我々はすっかりコンビニの弁当に慣れてしまった

コンビニのおにぎりなど炎天下の車内に放置しておいても腐らないほど

高性能なおにぎりである

最新の科学の力で腐らせない

それが現代の弁当である

でもやはり本来の弁当は腐って当然なわけで

腐るからこその安心感はあるかな

ただ売ってる時点で腐らせたらダメだが

店から出たらあとは配送の人の良心に委ねるしか無いしな

配送拠点での保存状況も常温の可能性はあるだろうし

そこからのトラック輸送も常温かもしれない

店で販売される時は常温だしな

で、想定外に熱い今の地球

今回の事故は吉田屋だけのことでなく

全国すべての駅弁屋に関わることで

生き残りをかけての全国展開だが

そのルートが途絶えると

経営が厳しくなるかもしれない

 

そもそも現代は電車の移動が高速化

しかもコンビニの台頭なので

若者は駅弁なんか買わないだろうし

旅行の時も車内で駅弁を食べるより現地についてから何か食べる方を選ぶ人も多いだろう

現代は車内での飲食も迷惑となる

スメハラって奴だな

シウマイ弁当とか551とか

食べたくても食べられない

そこで全国のスーパーなどで販売

特にコロナ禍の時は旅にもいけず

駅弁で旅気分を味わう人も

しかし今回の大規模食中毒

吉田屋自体存続できるのか?と心配になる規模である

 

結局は今後は地元で製造されたものしか買えなくなる

遠く離れた場所で販売されてるものは信用できなくなってしまった

特に海鮮系だが

俺はあまり駅弁の海鮮系は買わないのでアレだが

俺が買う駅弁はもっぱら幕の内と釜飯系だな

海鮮系は釧路駅の「イワシのほっかぶり」ぐらいか

 

駅弁は基本的に常温保存

そこだろうなポイントは

で、限界が来たと

グレタさんも「ほら見たことか」

だからと言って防腐剤魔マシマシは何か違うような気もする

やはり腐ってこその弁当でもある

輸送するにもコストはかかる

それでなくとも原材料、光熱費、人件費、輸送費など様々なものが高騰中で

しかし弁当の価格には転嫁しにくいわけで

今でも1500円ぐらいする海鮮系駅弁

2000円になったら

果たして売れるのか?

俺は買わない

というか買えない

岸田だし

財務省はクソだし

インボイスだし

買えない

スーパーの「焼きあなご弁当」750円を選んでしまう

 

 

京都の鯖寿司など「熟鮓」で

いわゆる発酵している

なので基本的に常温保存で2日は持つ

しかも作りたてより翌日の方が熟成されて旨味が増す

で、3日目になりご飯が固くなったら

そっれはそれで炙って食べれは旨し

決して冷蔵庫に入れないでと言われる

しかしこの暑さ

どこまで持つのか?

ちょっと心配にもなってくる

鯖寿司は脂の乗った冬場が旬ではあるが

夏のサッパリ系も捨てがたい美味しさで

俺は両方とも好きで

以前は夏も冬も京都まで買いに行ってたが

コロナになってから食べていない

食べたくてうずうずしてるが

値段もどんどん高くなるし

インボイスだし

なぜか岸田の支持率が上がるし

で、そんな鯖寿司

果たして今後も常温保存で大丈夫なのか?

真夏に八坂神社前で購入して1日中カバンの中に入れて散策しても大丈夫なのか?

そこが気になる

発酵の菌と腐敗の菌のせめぎ合いになるのだろうか?

 

 

intojapanwaraku.com

 

で、思い出してみると

俺は鯖寿司は必ず帰りがけに買いに行ってた気がする

俺は京都に行くと2回店に立ち寄るわけで

まずはすぐに食べるいなり寿司や巻き寿司を買って

最終日京都駅に行く前に立ち寄る

そんな感じだった

調べてみると適正温度は18〜23度とある

鯖寿司は決して安い買い物では無いので

アレだな

せめてアルミの保冷バッグに保冷剤なしで入れておくとか

でもどのくらい効果があるかはわからない

結局安心なのは冬だな

夏は現地で食べればいい

鴨川の等間隔カップルの間に割り込んで

 

でも極上は一度は食べてみたい

死ぬまでにやることリスト入りだな