鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

イワタニ「8万2500円のカセットコンロ」完売

こんな商品があったんだな

で、こんなもの買う人がいたんだな

イワタニから超高級カセットコンロが発売

驚きのお値段が82500円

その名もイワタニカセットフー “極”(きわみ)」である

確かに極めたのだろうが・・

さらに驚くことに専用の桐箱が用意されていて

この桐箱のお値段が27500円

合計11万

で、完売

 

確かに見た瞬間にわかる高級感

デザインも素晴らしい

五徳の部分が円になっている

どうやら盃をイメージしてるとか

そこにカセットボンベを入れる筒状のものが付いている

で杯が横から見ると宙に浮いてるように見えると

さらに塗装にもこだわりが

盃の部分はアルミ製

アルミを型に流し込んで作る

そこに表面には小さな凸凹があるレザートーン塗装を施してあるそうだが

これはどうなんだろうな?

流石にメーカーも想定済みだと思うが

凸凹だとボコの部分に汚れが溜まりやすいわけで

そこは俺の頭のように

「ツルっ」としてる方が汚れを拭き取りやすい気がするが

こんなものを買うのはアホみたいな金持ちなんで

おそらく使い捨てかもしれないな

で、俺が先日購入したトネのキャビネットの塗装もレザートーンぽい奴

表面がざらついていて

爪とかで擦ると白い線がついて

なんだかなぁと

 

 

しかしいくら風に強くアウトドアでも使えると言っても

同じ機能の奴は遥かに安い値段で買えるわけで

同じイワタニの「タフまる」実売7000円以下

こっちの方がデザイン的にも好きだな

なんかザクみたいだし

ミリタリー系のカセットコンロって感じで

災害時にマジで使えるカセットコンロである

しかし箱付きで11万円のコンロ

所詮鍋に使うわけで

なんか飾っておくにはいいと思うが

実用すると

なんかアレだな

逆に鍋が不味そうに感じる

負けちゃうんだよね

カセットコンロに

一応「和の美」を意識してるんだろうが

これは利休が提唱した日本人大好き「侘び寂び」の美とは違う気がする

なんだろうな

秀吉の成金趣味に近い感じかな

オシャレ感はあるんだが

同時に嫌味感もあるわけで

今時の映え重視で

そもそも鍋を乗せるとせっかくの杯部分が隠れちゃうんで

そこはスルメを炙るとか

そういう使い方がいいかと

肴は炙ったイカで良い

でも七輪の方がうまそうに見えるね

 

 

 

車を車検に出してきた

代車で日産の2代目キューブに乗ってるが

この車いいな

四角くて

コンパクトで軽くて

室内は意外と広いし

これでマニュアル5速だったら楽しいが

あいにくATで

変速ショックがガツンとくる

それでもベンコラなんで

俺はベンコラ大好きなんで

15万キロ走行の代車だからアレだが

それでも運転してると楽しい

そして非常に運転しやすい

今時の車

特にトヨタ車は運転しにくいからな

安全性と燃費を稼ぐための空力と

単にユーザーのことを考えないデザイナーのオナニーだからだろうが

70年代のフルサイズキャデラックより運転しにくいね

それでも売れるから

改善しようともしない

いいかげん

ユーザーも買わない選択をして

章男の目を覚まさせるべきだが

今一度初心に戻ってほしい