鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

河野太郎が甲子園に物申す「一番熱い時にやるのどうなのか」

地球沸騰化で猛暑が続く日本

それでも今日は山まで行くと鈴虫が泣いていて秋を感じた

しかし峠を降りてくると蝉が泣き出し夏に逆戻り

よくわからない事になっている

ほとんど車が通らない農道でやたらと蛇が惹かれて干物になっている

どんだけタイミングが悪いんだと思いつつ

今日も50キロ程度をゆるゆるサイクリング

今日は道の駅に車もバイクもいなかった

それほど暑くないのに

珍しい

 

で、甲子園が終わった

全国高等学校野球大会

日本人の夏といえば甲子園で

国民的行事でもある

そんなんだから利権に群がる人も多数

盗撮する人も多数

そういえば高校生の時に愛読していたエロ本にも常にチアとテニス部の盗撮写真が出ていた

あの頃は銀塩カメラ

自分での現像プリントは難しく

写真屋さんに出してもその手の写真は焼いてもらえない

しかし先輩が写真屋でバイトしていて

その手の写真を大量にプリントしていて

見せてもらったことを思い出した

それはもう

アレだな

満塁ホームラン

いつだって日本人はスケベである

 

そんな甲子園だが

近年いつも熱いのだが

今年の暑さは格別で

足がつったり倒れたりする選手も出た

そこで世間がワーワー

大論争に

河野太郎も物申す

熱中症で健康管理に気をつけてください』と申し上げている時に、スポーツで鍛えているとはいえ、真夏の一番暑い盛りに(試合をするのは)どうなんだろう」

 

決勝の午後2時開始は大人の事情

NHKに直接言えば良いが

その他は1日に数試合こなさいといけないわけで

朝やれとか夜やれとか勝手なこと言うが

東京五輪の時も同様に早朝開催になり

選手からは「コンディションが・・」と

早朝からだと起床時間も早くなる

夜中に起きなければならない

そして朝食

いつもと違う生活リズム

そこで体調を崩し本来の力を発揮できない可能性

普段スポーツやらない人が好き勝手にエアコンの効いた部屋でスマホから

「こんな熱い時に危険です!」

良い迷惑だよね

選手からしたら

夏の大会は暑さを味方にした選手が勝つ

そこを狙ってる選手もいるわけで

そこは準備だな

 

で、実際に高校球児にもアンケートとったそうで

まず京セラドームとかはありえない

甲子園でないと意味がない

それも夏の甲子園で戦いたいと

で、きつい練習に比べたら試合は楽とも言っている

ただ甲子園と言う通常とは違う状況に

興奮や緊張で前日に眠れない

なので体調不良から足がつる

甲子園は確かに熱いのだが普段の練習の方がはるかにキツイと

まぁこう言うことだよね

好き勝手にドームでやれとか

2部制だとか

プロ野球OBも当たり障り無い事しか言えないからな

そこで余計に「〇〇さんもこう言ってます!」となる

ただでさえ野球離れが進んでいる

そこに甲子園をなくしたら?

もっと離れるね

結局は多くの日本の少年にとって野球はプロが最終目標でなく

甲子園なんだよ

とにかく甲子園に出たい

そこなんだよね

そのためには死んでもいい

そのぐらいの気持ちでやってると

その一番のモチベーションを周りの大人が取り上げるのはいかがなものかと

開催時期も受験とかあるから

夏しか無理で

インターハイも夏なわけで

野球だけやたらと特別視されるが

他のスポーツの方がはるかにキツイわけで

しかし暑すぎるのも事実で

グレタさんも「ほら見たことか」

 

 

で、俺も一応野球少年だったわけで

やはり夢は甲子園で

万年補欠で公式戦にすら出られなかったが

甲子園なわけで

それはドカベンの影響で

とにかく甲子園なんだよ

日本人は

さらに夏の暑い時期にやることでやってる感が出る

野球は特殊なスポーツで

ピッチャー以外はいたって楽なスポーツ

あとはキャッチャーもやや動く

まぁキャッチャーは恋女房と言われるぐらい二人はアレで

夜のお世話もしてるんじゃないかと思うぐらい

ラブラブで

外野なんかその名の通り外野で

仲間であっても仲間になりきれない部分がある

なんせボールに触る機会すらない時も多い

試合していてもほぼ参加できない

打席でも三振すれば走らない

野球は3打席にヒット1本打てれば名選手

なのでそんな簡単に出塁もできない

結局は練習も含めてのスポーツで

試合だけ切り取れば

「球遊び」で

所詮はアメリカ人が考えた遊びである

そんなんだから少しでも過酷な環境で試合しないと

やってる感が出ない

なので夏の試合は好きだったな

暑くないとダメなんだよ

そのぐらいピッチャー以外はスポーツした後の爽快感が出ない

 

まとめると

甲子園以外はありえない

朝と夜の試合もコンディション調整が難しい

一試合目は朝で

二試合目が夜とか

調整が全く変わってくる

それを短期間でやらせるのは厳しい

しかも宿に泊まってるわけで

自宅ならシコシコして寝るかとなるが

みんなといるとシコシコもできない

クーリングタイムは熟成させる必要があるが

そもそも野球ってたまにしか鋭い動きしないから

アップしても冷えちゃうわけで

たまに瞬発的な動きするから筋肉を痛めるわけで

常になんか動けるようなスポーツじゃないから

特殊すぎて難しい

あとは監督がもっと勉強するべきだな

いつまでも昭和の根性論ではやっていけない

丸刈りがなくなりそうなことはいいことだが

実際に野球やってると丸刈りの方が便利で

頭から水をかぶれるからね

暑い夏は坊主だな

で、他のスポーツだと18歳19歳という年齢で既に世界トップ争いしてるわけで

高校球児はいつまでも子供扱いされてるが

この年代はスポーツの世界では完成されたアスリートで

野球ほど伸び代があるスポーツも無いかと

指導者が他競技も見て

いろんなことを学べば

もっと変われる

無駄な練習が多いような気がするね

 

 

 

で、今日からブエルタが始まる

正確には日付が変わって明日だが

レムコも最初にハンマーシリーズに出てきた時に凄かったからな

あの時が19歳

大怪我もあったが

順調に成長

グランツールも制覇して世界チャンピオンに

今年のブエルタでは再びログラと戦う

さらにビンゲゴーに

20歳のアユソ

アユソも期待の選手

19歳で総合3位だしな

結局日本は部活制度が限界で

特に野球

指導者が素人だから

世界の他のスポーツなどはプロの下部組織で指導受けてるわけで

野球もプロの下部組織とかできると変わるのだろう

高校生でもちゃんと体ができて

プロでも球界を代表するスター選手が出てくるかもしれない

ただしそうなると

甲子園が・・・

 

 

大空翼はどれだけ怪我をしてドクターから止めらても

試合に出てドライブシュートを打ち続けた

岬くんも若林くんも怪我に耐えてたし

フイールドの貴公子三杉淳なんか心臓病でマジで死んじゃう可能性があったわけで

それでもみんな死んでもいいぐらいの気持ちで戦ってたわけで

だから甲子園も今ままでどうりやらせてあげるべきだね

それが青春なんだよ

 

 

最後に今年のブエルタ総合優勝はレムコ推しで