鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

暑さ指数「厳重警戒」でも中学生13人熱中症疑いで搬送

お盆過ぎても暑い

トンボの大群が飛んでるが暑い

甲子園も終わり

清原息子がいた学校の応援ガーと言われてるが

あんなことはサッカーでは当たり前で

観客の応援も戦力である

サッカーなんて国をあげて嫌がらせしてくるからな

中東とか北朝鮮とか

そんなこんなで学校では体育祭の準備

なんで練習なんかしないといけないのか?とも思うが

あんなものはぶっつけ本番で十分

オクラホマミキサーもいらない

どうせお目当ての女子の前で音楽が止まる

 

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そんな無駄な練習ばかりする体育祭

24日午前中

山形市内の中学で練習をしていた生徒13人が熱中症疑いで搬送された

幸いなことに命に別状はないが

なぜ熱中症警戒アラートが出ている中で強行したのか?

早速教育委員会が緊急で会見を開き謝罪していたが

謝られたところでどうにもならない

事故はグラウンドで起きているのである

 

最近何かと話題の「暑さ指数」

不幸な事故があったことから注目されガイドラインとして使われ始めたが

今回はこの暑さ指数が悪さしたわけで

まず昨日の朝8時

暑さ指数が27・7「警戒」

体育祭の練習は1時間目と2時間目

午前8時半開始

おそらくできるだけ気温が低いうちにと言う配慮

で、暑さ指数も警戒だが問題はない

さらに市の方針どうり1時間ごとに測定

9時には暑さ指数 28・7に上がり「厳重警戒」に

しかしまだギリ大丈夫

そう判断した

十分な休養をすれば問題はないはずだった・・・

 

で、9時20分

休憩しなさいと即した際に複数の生徒から

頭痛、手足の痺れなどの体調不良の訴え

しばらく保健室で休ませたが回復しないので119

その間にも「私も私も」と体調不良を訴える生徒が続出

最終的に11人が救急搬送

残り二人が保護者の車で病院へ向かった

体調不良が出たのは

障害物競走、リレーの20分後だった

そして10時には暑さ指数 32「危険」

最高レベルに達していた

これによりようやく練習中止の判断が下されたと

その後はエアコンの効いた快適空間で授業となったそうな

 

 

で、ここで問題なのが

先生が暑さ指数に頼り過ぎてるところで

これはこないだ俺が指摘しといたが

高卒の意見など誰も聞く耳を持たないからな

大体1時間ごとの測定でどんどん値も上昇してるわけで

もっと早い判断ができたと思うが

今はネットで細かな天気予報もわかるわけだし

ピチパンなんか常に天候、気温、湿度、風速、風向きをチェックしてるのに

自転車に乗らない時でもなんか気になって

「今日は午後から風速5メートルか」

「ちょい嫌だな」と、なる

で、何時から気温が急上昇するのはわかるはずで

なんで早い判断ができないのか?

全ては暑さ指数を基準としたガイドライン

暑さ指数が危険レベルにならない限りは強行してしまう

先生といえども雇われの身

大人の事情で子供が犠牲になる

大事なのは暑さ指数でなく

生徒一人一人をちゃんと見ることで

できれば親から情報をもらうといいのだが

「昨日は寝むれませんでした」

「朝食は食べられませんでした」

そういったチェックシートを作って提出させて

外での行動を許可するか判断するべきで

当然グラウンドにいる際も常に生徒の様子はチェック

そこまでしないとダメだね

今の暑さは

現代の子供では乗り切れない

汗をかく体も体力も筋力も無い

 

みんな水分補給と塩飴程度で熱中症対策してる気になってるが

基本的に汗をかかないと耐えられないわけで

そのためには日頃の軽い運動が重要で

さらに筋肉が無いと効率よく発汗もできない

これをまだ未熟な子供に課すのは無理なわけで

自分で判断もできない

昭和の時代も今より暑くなかったが

熱中症対策など皆無な状況で

常に女子が2〜3人倒れてた

「先生〇〇さんが倒れました!」

「おいおいまたかよ」

「誰か保健室連れてってやれ」

こんな感じだった

野球部の練習なんか水飲ませてもらえないから

毎日グラウンドで吐いてた

練習が終わってもしばらく動けなくて

みんなでグラウンドに寝転がって1時間ほど雑談

薄暗くなったら学校の隣の神社でいちゃつく高校生カップルを観察していた

覗きではない

あくまで観察である

 

 

で、山形市の教育員会は早速対策を強化したが

その内容が「暑さ指数を30分に1度行う」と改定

根本的な部分がわかってない

また起こるね

そして責任のなすりつけ合いが始まる

いつだって犠牲になるのは生徒である

大事なのは数字ではない

生徒の顔を見ることだな

 

 

俺の仕事もかなり過酷な環境でやらなければいけないことがあって

一般人なら15分持たない

で、今は自分一人でやってるので自己責任だが

以前は人も使っていて

他人の体調は判断できない

なので水分塩分休養は当然だが

常に話をしながら相手を見る

下ネタ大好きおじいさんが下ネタに反応しなくなると危険のサイン

作業は即座に中止となる

このように一人一人の様子をチェックしないと

死ぬ

休憩は作業30分ごとに30分休憩

ただしエアコンの環境はないので日陰を探しての休憩になるが

そこで最低500ml水分補給

気温35度以上は中止

気温30度以上の環境でも午前中で作業をやめる

これをやると人件費が2倍3倍に膨れ上がり大赤字だが

命には変えられない

利益より命で

これは法人ではできないことで

俺のような弱小だからできることで

なので学校という巨大な組織でも難しいだろう

で、他人は帰らせて

自分一人で38度の中を仕事する

対策は万全に

自分の体なら自分で判断できる

このやり方は

鬼平犯科帳から学んだ

みんながいる時にTOPである自分が頑張ると周りは無理するわけで

そうさせないために人から隠れて自分だけで仕事をするしかない

それでできる限り赤字を減らす

猛暑の中での働き方改革である

 

しかし

体育などを屋外での活動を中止にするのは簡単だが

生徒のためにはならないわけで

体力もない

暑さにも弱い

役立たずが大量生産されることになる

AI化で淘汰されるホワイトカラー

人材が求められるのは肉体労働系で

そんな時に「暑くて働けません」では生活などできないし

社会も回らない

ただでさえ体力が低下している子供たち

なんとかしないと

社会が回らない

どうせこんな国には移民も犯罪者しか来ない

 

なのでできる限り汗をかく体を作ることは大事で

暑熱順化タイムを作ったほうがいいね

15分程度でいいのでウォーキングタイムとか

時間は給食前で

運動後30分以内に牛乳を飲むと筋肉も増えるし血液量も増える

これは熱中症対策の基礎となる

これがあって水分塩分補給が生きてくる

 

www.nhk.or.jp

 

さらに詳しいことはこちらに書いてある

 

https://www.nyusankin.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/NSKnewsNo513cc_15-18.pdf

 

 

俺は常に自転車で走った後に牛乳を飲んでいる