鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

タメ口「友達がやってるカフェ」原宿にオープン

いろんな事考えるもんだな

で、アイデアに対して出資してくれる人がいると

原宿にオープンしたのが

タメ口が売りの「友達がやってるカフェ」

友達のバイト先に遊びに行った気分になれるとか

多分なんだかんだで寂しんだろうな

基本人付き合いは鬱陶しいがたまには・・誰かと

そんな要望を満たせてくれるカフェなんだろう

店内入ると通常は「いらっしゃいませ」となる

お揃いの黒T着たラーメン屋なら言葉では表現できないような短縮されてアレンジが加わった言葉で迎えられるが

このカフェでは

「お〜いらっしゃい。来てくれたんだ」とタメ口で迎えられる

実に不自然な感じではあるが

それが売りなのである

さらに席への案内も「あ〜久しぶり。えっ?何年ぶり?」と昔の友達感を演出

場所が原宿なんで地元の高校時代の友達という設定かもしれないな

しかし全く面識のない奴からタメ口で言われると

これはいかがなものかと

 

さらにメニューにも工夫が

よく常連が言う「いつもの奴」

そんなイメージだろう

 

クリームソーダが「店員さんの間で一番人気ってどれ?」

ドリップコーヒーが「大変そうだから、すぐに出せるもので大丈夫だよ」

オリーブが「さっと出てくるおつまみ、何かある?」

クッキーが「なんだっけ、あの丸いお菓子の・・」

 

などと非常にわかりにくく注文しづらい

初対面の相手に向かってこんな注文は非常に気まずいだろう

このメニューのコンセプトは

「バイト中の友達に話しかけるような」

でも、つまみにオリーブって癖があるし好き嫌いが激しいと思うが

普通に小袋の柿ピーでも出した方がいいね

クッキーが出てこいないとか若いのに認知症

多分コロナで脳をやられたね

丸いお菓子とか言われてクッキーは頭に浮かばないと思う

クリームソーダは子供の頃飲みたくて飲みたくて仕方がなかったが

高いので絶対に親は飲ませてくれない

普通のソーダ水になる

今はあの甘くて毒々しい色の飲み物はお金をもらってもノーサンキュー

しかもアイス入りでカロリーもアゲアゲ

すぐに出せるものでドリップコーヒーってのもアレで

まずカフェですぐに出せるもの

そんな注文の仕方をするのだろうか?

その注文は居酒屋の注文だな

あとは蕎麦屋とか鰻屋とか

一杯やりながら最後の締めで炭水化物を食べるみたいな店

特に鰻屋は注文してから捌くので料理が出てくるまでに1時間かかる

それまでに何かつまみながら飲む

板わさとか直ぐに出てくるものを頼むと

そんな感じだが

カフェならまずはドリンクが一般的だろう

で、何か直ぐに出せるもの?なんて言うよりも

普通に「コーヒー」でOK

HOTもしくはレイコー

 

 

で、どうやらこの店のプロデュースしたの会社が既に似たような店を展開していて

コーヒー屋のフリをしたバー『JANAI COFFEE』

「やだなー」と思う事象をあつめた『やだなー展』

などなど変な店を手掛けてる実績はあるそうで

このタメ口カフェもある社員の一言から始まったとか

社員が「近くに友達がやってるカフェがあるので寄っていっていいですか?」と言ったのが始まりだとか

これでなぜか「おしゃれで羨ましい」と思ったそうで

やってみようと

でもカフェイコールオシャレって安易な考えを東京人でも持ってるんだな

俺はてっきりスタバを神格化する田舎者だけかと思ってたが

でも店は好評みたいだし

若い世代だけでなく親世代からも評判がいいとか

すごいな

こんなカフェ絶対に失敗する感じしかしないのだが

逆に不自然なところを楽しんでるみたいだな

で、夜は「友達がやってるバー」になるそうな

 

 

で、高校生の頃に友達がみんな喫茶店でバイトしてたので

こう言うのはよくわかる

でも当時は金もなかったので

何かを飲んだり食べたりするために店に行くのでなく

単に漫画や雑誌を読み

喫煙するために行くだけで

「何しに来た」

「水だけでいい」

「帰れバカ」

「いいからさっさと持ってこい」

友達なら大体こんな会話になるはずだが

 

 

さらに高校卒業後の18歳の頃は

友達が本職以外に夜はバーでバイトしてて

しょっちゅう飲みにいったものである

そこのマスターが夜10時以降しか店に来ないので

その前なら勝手に飲み放題となる

さらにカラオケも歌い放題

自らもカウンターの中に入り適当にオリジナルカクテルを作る

で、マスターが来ると

「手伝ってくれてたのか、ありがとう」とお礼を言われて寿司まで食べに連れてってもらえる特典付き

あの頃は俺もフサフサでシュッとしたイケメンで

女性客にもウケが良かったので

そんなこともあったそうだが

「友達がやってるバー」だとこんな感じになる

 

もう一件の友達がバイトしてたバーは

とにかくマスターが酒に詳しくて

色々と教えてもらって

あとはサッカー好きが集まる場で

とにかく俺はセリエA全盛期に「中田はプレミアの中盤フラットの4−4−2のセンターハーフが適正」だと熱弁してた

「中田はスコールズになれる」と

で、その店には裏メニューがあって

そう言うものを頼めるのが友達がやってるバーだな

あとは「ヤバい奴には近づくな」情報も教えてもらえる

常連客の中に売人がいたりしてた

「あいつとは仲良くしない方がいい」と

 

 

 

でもやはり理想は「GT ROMAN」だな

カフェバー ロマン

昭和の雰囲気プンプン

常連は昔と変わらず歳をとり

車も同じ車に乗り続け

マスターも最強のままで

客は皆変人で

車へのこだわりが半端ない変人で

こんな店の常連になりたいね

でも漫画の中に昔自分が乗ってた車が出てくるだけで満足である

米屋の「杏奈ジュン」だな

でもマスターのハコスカGTーRが最強

 

あとはBARレモンハートのメガネさんになりたい

 

やはり変な奴が集まる店は面白い

そんな客を引き寄せるのはマスター次第

なので作られたイメージのカフェってどうなんだろう?と思うが

あとは客の年齢に合わせて店員を用意してほしいね

52歳が訪れて10代の店員からタメ口されてもアレだしな

 

 

昨日のジロ

アレこそ異次元だな

あの距離で43秒差とか

おかしい

ガンナだって速かった

でもレムコが凄すぎて

まさにフィジカルモンスター

今年は面白そうだな

転ばないログリッチとの対決

あの厳しい山岳でどこまで耐えられるのか?

で、ピノを食べて応援も今年が最後だし

アルメイダも予想以上にTTをこなした

個人的にはレムコ推し

単純に勝ち方が好きで

単独でロードバイクに乗ってると逃げで独走のイメージになるので

最近は妄想レムコとなる

身長も同じだしな

でも体重は約10キロ違うと