鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

何故、岸田は「しゃもじ」を選んだのか?

突然のウクライナ訪問

訪問後でなくまだ向かっている途中で日本のマスコミに報道されてしまうも

何とかゼレンスキーと面会

「必勝しゃもじ」を送ったそうだ

俺はてっきり岸田がしゃもじを持って前線で戦ってくれるとばかり思ったが

ノコノコと帰ってきちゃったな

ミサイルとか撃ち返すためのしゃもじなのにな

その戦い方を岸田自身で示してほしかった

で、なんで「しゃもじ」なのか?

確か広島の「宮島」の名産品

厳島神社へ行ったら「しゃもじ」

どうやらそんな感じらしい

俺は修学旅行で行ったことあるが

何一つ記憶にない

でも今なら必ず「しゃもじ」を買うことだろう

それもそのはず

なんと宮島が「しゃもじ発祥の地」

その歴史は意外と浅く

江戸時代

1789〜1801年あたり

宮島に光明院というお寺があり

そこの修行僧が御神木で弁財天の持つ琵琶に似た「しゃもじ」を制作して

宮島の名産品にしようと企んだのが最初だとか

島民に「これお土産として売っちゃいなYO」ってところ

どうやら「宮島」のことを「しゃもじ」と呼ぶこともあるそうな

通ぶるならこれだね

「えっ、広島行ってきたの?」

「あそこ行った?しゃもじ」

「しゃもじってどこだよハゲ」

「しゃもじって言ったらしゃもじだろうが」

「鹿とかもみじの天ぷらとか」

「それ宮島だろ」

「そうとも言うみたいだな」

こんな感じで広島通を演じられるね

 

で、しゃもじが縁起ものになり

宮島ウハウハ

日清日露戦争の際もしゃもじ本来の機能である「飯取る」から「敵を召し取る」という語呂合わせで一躍有名になったとか

と考えると

岸田がゼレンスキーにしゃもじを送った理由も何となくわかる気がする

なんせ日露戦争の時に大ブレークしたんだしな

で、日本は勝ったと

縁起物とか後から無理やり理由をでもつけた感はあるが

 

で、岸田の正式な説明では

「贈呈品選定の理由は、ロシアによるウクライナ侵略に果敢に立ち向かっているゼレンスキー大統領および、ウクライナ国民への激励と、それに加えて、平和を祈念する思いを伝達するためのものであります」

おそらく内閣官房が考えた作文だろうが

一応これが「しゃもじ」の説明となる

「平和を祈念」

なんか本来のしゃもじの意味合いとちと違うような気もするが

そこはアレだ

しっかり調べなかったのかもしれない

確かに敵を召し捕り

勝利のあとで平和は訪れるかもしれないが

そもそも戦わないことが平和なわけで

それなのに何で「必勝」で平和なんだろうと言う疑問は残るが

岸田もよくわからないのだろう

本当に平和を祈念したいのなら

岸田がしゃもじ持って最前線で叫ぶべきだ

「戦争はやめて!」と

「もみじ饅頭あげるから仲良くして!」と

 

 

 

 

今日は桜サイクリング

昨日までの雨で

今日が最後のチャンス

花粉で目がしょぼしょぼするが

自転車で北へ向かった

最初はミニベロでたらたら走るつもりだったが

結構な向かい風

急遽パナチタンを出した

それでも時速15キロ程度しか出ない

今日は心拍数をあげるつもりはない

140未満で

自主規制である

 

北へ向かへば向かうほど

桜は葉が出ている

オワコン感がひしひしと

それでも引き返せない

行くと決めたからには引き返せない

遠くにピンク色が見えると

ピンクを目指す

そんな桜サイクリングである

 

 

本日の自転車「パナチタン」ORTC22

最初の公園へ到着

ここは穴場で

大抵誰もいない

かつて「きんさんぎんさん」が訪れた場所

あの「きんさんぎんさん」が訪れた公園

石碑が立つのがすごいね

 

車が1台やってきたので上の段へ登る

上の段まで来る人はまずいない

この近くに桜の名所のお寺があるが

屋台とか出ていて風情がないのでスルーする

人がいる場所は嫌いな俺である

で、もう少し先の公園に行ったが

思ったほど桜が綺麗でなく

本数も少なく

桜並木は道路に張り出した枝を切られてちんちくりんに

世知辛い世の中だな

思いっきり枝を伸ばした姿がきれないなのにな

仕方がないので

引返しがてらピンクを探す

 

パナチタンは意外と登れる

チタンの特性でもあるそうだが

グイグイと登る

この辺りまでは4〜5%程度の坂

ここから一気に7、8、9、10と勾配が上がる

そしてその先には

 

ピンクがいっぱい

でも車両通行禁止区間

「チッ」と舌打ち打って引き返す

糖分補給で自販機でハチミツレモンを購入

 

お地蔵さんと1本桜

お地蔵さんの隣には1本の桜が

こういった場所が一番いいね

地元民をこれからも守り続けてくれることだろう

でも木がまだ若いね

 

 

これでもかと桜づくし

帰りにスーパーに立ち寄り

和菓子屋の桜餅が半額なってないかチェック

全部売り切れてた

残念

とても小さなサイズで

その分お値段も安く

糖尿病にも財布にも優しい

そんな桜餅だったのにな

 

 

今年も無事に桜を見ることができた

また来年

その前にイタリアがピンク色に染まる

5月

ジロ・デ・イタリアが始まる

ログラとレムコ

楽しみだな