キムタクフィーバーで沸いた岐阜
突然、熱田神宮に出現するもキムタクは目の前にある某有名ひつまぶしで無く
わざわざ岐阜市まで移動して
うな重を食べた
そんなキムタク
今回の信長ゆかりの地への訪問は
全て映画のため
お供の海猿の人
名前が出てこないが
昔フジテレビの女子アナと付き合ってた人
紅茶キノコだかで救急搬送された人
誰だっけ
喉の辺りまで出てきてるが
名前が出てこない
で、映画でもただの映画ではなく
東映創立７０周年という節目の大作である
「THE LEGEND ＆ BUTTERFLY」
横文字だが織田信長の生涯を描いた作品で
主演は当然キムタクである
しかも相手役には綾瀬はるか
脇を固める俳優陣も豪華なメンバー
名前は出てこないが
これで東映もウハウハなはずだったが・・・
そもそもこの企画
キムタクの一言から始まったそうで
「織田信長の人生を全うしたい・・・」
これが２０１４年
ここからスタッフが企画書を通して
めでたく７０周年の大作として公開となった
果たしてキムタクがどのぐらい信長のことを知っていたかは知らないが
普通の人なら部下に裏切られる人生なんか・・・って思うかと
それだけのことをしてきたんだろうしな
もちろん良いことも沢山したはず
でも酷い事も沢山したはず
そんな織田信長の人生を映画化
題名もあえての横文字
これは世界にアピールするためだとか
外人って漢字大好きなのにな
自分の名前や嫁の名前を無理やり漢字にして刺青したりする
ロードレースで「ウィナー」って名前の選手の腕には「勝者」と刺青が入っていた
撮影には工藤静香も顔を出し
嵐を・・起こし・・・たかどうかは不明だが
差し入れなどしたそうだ
そんな「THE LEGEND ＆ BUTTERFLY」
岐阜県民を味方につけて好調な出だし
公開３日で３７万人動員
興行収入は４億９７００万円とほぼ５億円
この数字だけ見れば
オワコンかと思われていたキムタクがまだまだ捨てたもんじゃないなと
岐阜ではおばさんが熱狂してたしな
５０歳前後なんで第二次ベビーブーム世代のおばさん
人数も多い
みんな「映画は絶対に観に行きます」と東映の思う壺
その甲斐もあって３日で５億円
しかし、どうやらこれでは足らないらしく
映画が成功と判断される最低ラインが５０億円だとか
５０億
邦画では途轍もない数字に思えるが
キムタクの過去の実績なら十分可能性はある
今回は時代劇
過去に山田洋次監督の「武士の一分」では４１億円稼いでいる
それだけに織田信長の話で
つまり戦国時代の恋愛物語でラブストーリーで
キムタクで無くとも「ちょ、待てよ」と
で、公開３日の勢いのまま３月末まで公開されて最大で４０億円とか
なのでおそらく最高にうまくいっても「４０億が限界じゃね」と予想されていて
４０億でも「いいじゃんいいじゃんすげえじゃん」って思うのだが
制作と宣伝費で２０億円はかかってるそうで
しかも売り上げの４５％が映画館へ
そうなると東映は２２億円で経費で２０億円なんで
たった２億円の利益となる
２億円でも凄いなと思うが
守銭奴なんで足らないんだろうな
なんせ７０周年だし
でもこの数字も最高に上手くいった時の計算で
興収３５億円以下になると赤字になるそうな
映画離れもあるし
若者なんかYouTubeを倍速とかにしてみてるそうだし
映画も倍速にするとか工夫しないと厳しいな
キムタクと綾瀬はるかが慌ただしく恋愛する話にしないと
初めまして
最初はアレだったけど愛してるよ
今までありがとう
俺死ぬわ
こんな感じで
高卒の俺ですら
この映画大丈夫か？と心配してたが
岐阜の盛り上がりを見て
なんとかなるかなと思うところも
ラーメン屋とか鰻屋とか臨時休業してでも見に行くだろうし
でも現実は残酷だな
テレビでも公開日には朝からキムタクキムタクだった
アニメだがスラムダンクはリピーターが多いそうだし
リピーターを増やしたいところだが
メインの客層がアラフィフおばさんだろうし
光熱費や食料品の値上げに岸田増税で
リピートできる余裕はないかな
旦那の小遣いもこれ以上減らせないだろうし
大体主演がキムタクと綾瀬はるか
初老とおばさんのラブストーリーを果たしてどれだけの人が見たいと思うのか？
５０歳と３７歳の恋愛
自分の周りの人に当てはめてイメージして欲しい
１００歩譲って信長の話は良かったとしよう
それを何故ラブストーリーにしてしまうのか？
結婚しない若者
少子高齢化の日本で
企画に無理があったような気もしないが
そこは映画の素人の俺がああだこうだ言う資格はないが
でも・・・
せめて秀吉とねねの恋愛を描くとか
そっちの方が見たかったな
主演がキムタクな時点でアレだが
まずキムタク以外で企画しないと厳しいな
キムタク縛りが仇となったかな
信長、秀吉、家康に仕えた古田織部
最後はあの家康も茶人としての織部の力を脅威に感じて・・・
お茶の力は偉大である
結局はキムタク縛りで東映７０周年があったのなら
キムタクによるキムタクのための映画にするべきで
時代劇で行きたいなら「ちょ、待てよ侍」とか
時代は江戸末期あたりで
浪人のキムタクが悪い奴をバッサバッサ切り捨てる
そんな映画
悪人と対峙する時に決め台詞
「ちょ、待てよ」
これなら５０億円いったね
主題歌はTM NETWORK
相手役も綾瀬はるかでいいんじゃないかな
ただし嫁では無く
かつての相棒の妹で今は助手として身の回りの世話をしながら・・・
で、お互いに恋愛感情はあるのに・・・
仕事の依頼は高札場の高札の裏に「ゑ、を、ん」で仕事を依頼
よくあるパターン
なんとかハンター
