鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

余呉湖で「ヨゴイチ」紫陽花を愛でて、びわ鱒寿司を食らう

今回の7年落ちのミニバンシリーズ

再び琵琶湖まで車を走らせることに

ちょうど仕事の段取りのタイミングで予定が空いたので

前日にいそいそと自転車を積み込んでおいた

基本的に8人乗りではあるが

現在は1人と1台しか乗れない

トランポとして生まれ変わりつつある俺のミニバンである

今回は国道303号線を通り滋賀県

つまり岐阜県の山の中を抜けていく

信号はほぼない

交通量もほぼない

そんなドライブするには最適な道

ただし一部区間狭くてくねってるので要注意

今回も俺を煽っていたホンダの車が対向車のダンプとぶつかりかけていた

煽るのは勝手だがセンターラインははみ出さないように

おじさんからのお願いである

それにしてもホンダの車は助平な人が多いのか?

みんなグリルに「H」マークが付いている

で、クネクネ区間を抜けると快適な一本道

下りではエンブレ使わないとあっという間にスピードが上がる

後ろに張り付いていたボルボが推定100キロ以上のスピードでかっ飛んでいく

「ご安全に」

でも集落ではスピードを落とす常識を身につけて欲しい

ようやく後ろには誰もいなくなり

のんびりと琵琶湖へ向かう

トンネルを抜けると滋賀県

十一面観音のテリトリー

さらに北上

木之本へ入る

日本酒「七本槍

そんな七本槍の伝説が残る余呉湖はもうすぐそこだ

 

余呉湖に到着

無事余呉湖に到着

今月で生誕7年半になる俺のミニバン

シートがダメダメなとの積載量の少なさを除けば合格点

燃費は悪い

普段の使い方だとリッター11キロが限界かな

白川郷まで行くと13いくが

で、余呉

琵琶湖のすぐ隣にある1周6・8キロの小さな小さな湖

何やら「羽衣伝説」「菊石姫伝説」があるが

一番有名なのは

賤ヶ岳の戦い」の舞台となった場所

あの羽柴秀吉柴田勝家が戦った場所

それが余呉湖なのである

 

地図を確認

ここは余呉湖観光館

一周7キロ弱なので徒歩が一番楽しめそうだが

ここで自転車も借りられる

正直ロードバイクではオーバースペック

しかしトイレ自販機完備で食事もできる

琵琶湖も近く

ここから琵琶湖へ行く自転車乗りもチラホラ

「2周ほど回ってから琵琶湖へ行くかな?」

トランポしてきたパナチタン

そろそろ3列目シートを外さないとな

それにしても図体のわりには室内が狭いミニバン

それも全てはクラッシャブルゾーンのせいだな

事故したときのことを考えるなら車に乗らなければいい

ロードバイクはまだアレだが

これが29インチのMTBだとギリギリぎっちょん

まぁ前輪外した方が積むのは早いけどね

せっかくのミニバンなんでそのまま積んできた

 

復活のパナチタン

高齢者の車にノーブレーキで跳ね飛ばされて

10万円分の部品が新しくなった俺のパナチタン

俺の体を守ってくれた相棒である

で、ドラマの相棒は亀山薫が再登場

かつて常盤貴子のおっぱいを生で揉んだ男である

で、空気圧をチェック

トイレも済まして

さぁ、余呉湖一周 ヨゴイチへ出発!

 

 

とは言ってもそこそこ踏めば15分程度で一周となる

なのでゆっくりと

のんびりと

まずはワカサギが釣れる余呉湖ビジターセンターへ

1〜2分でついちゃうが

 

余呉湖ビジターセンター

ここも観光館と並ぶ余呉湖の拠点

あとはJR余呉駅も近い

その他周囲に駐車場多数

トレは3箇所?

自販機も3箇所?

賤ヶ岳の戦いMAP

食事と民宿も

宿泊までできる余呉

小さな小さな湖だが

なかなかと充実してる

で、ここから短い坂を登ると集落へ入る

道は一気に細くなる

車は要注意

車で入る時は

観光館から左回りで

 

ここから一気に狭くなる

対向車が来て

延々とバックする自信がない人は立ち入り禁止

しかしバックできない時点で免許返納するべきだけどね

 

紫陽花

紫陽花である

実は余呉湖に来た理由がこの紫陽花

なんとなく地図を見ていたら

アジサイ園があったので

来てみた

ここがアジサイ

当然無料

で、自転車を止める

まだほとんど走ってない

アジサイ

目の前は余呉

この日は幼稚園児もアジサイを愛でる

幼稚園もしくは保育園から団体さんが

蒸し暑い中

約2時間ほど滞在してたが

熱中症は大丈夫なのか?

 

なんか歩いた方がいいだろってぐらい自転車に乗っていない

でも楽しい

それが余呉

 

2周目に突入

ヨゴイチではあるが

2周目に突入である

一周めはアジサイ鑑賞

で、2周目は歴史散策となる

途中にはこんな看板があり

今どのくらい歩いたんだろ?とわかりやすい

俺はガーミン装着なんで大丈夫

で、この裏にあるのがカフェ

この日はおやすみだが

女子受けしそうなカフェ

なんでこんな寂れた湖に食事場所が充実してるのか?

他にはビストロもあるし

レストランも数軒ある

さらに滋賀県で人気な鮒鮨とジビエの店とか

徳山鮓

tokuyamazushi.com

 

ここはいちど行ってみたい

鮒鮨には日本酒は絶対なので

電車で行かないとな

でも泊まれるか

そうなると

綺麗なお姉さんと来てみたい

ちなみにクマさんも食べれるらしい

 

 

で、女子向けカフェがある理由が

どうやら余呉湖は鏡湖で

いわゆる「ウユニ塩湖」みたいな映えスポット

shigatoco.com

 

これは知らなかったな

案外休日は賑わってるのかな?

この日は幼稚園児か高齢者しかいなかったが

「映えスポットあるよ」とパパ活女子をGET

で夜は鮨食べて露天風呂で・・・パパ活パパ活

そう考えると

物凄いポテンシャルを秘めてる余呉

さらに歴史スポットも

「今度、中川清秀のお墓参りしない?」って気になる会社のあの子も誘えるってものである

これは是非あの人に教えてあげないと

かつて岸田派のホープだったあの人に

 

森豪

賤ヶ岳の戦いの時に
この辺りで隠れてたみたいだな

MTBで入れそうな道

所々にMTBで入りたい道がある

俳句の道

調べても出てこないが

俳句の道がある

もう1箇所入り口があるので多分繋がってる

ここも今度MTBで来てみよう

 

七本槍伝説の場所

賤ヶ岳の登山口

賤ヶ岳の登山口
何箇所かあるがここが最短距離ぽい

1・5キロ

MTBで走ると面白そうな感じ

ここはMTBでもフルサスだな

まずはいちど歩いて登ってみよう

 

ここにも登山口が

MTBで入りたい

賤ヶ岳の戦いの火蓋が切られた場所

ここで中川清秀の馬係が殺されて

この野郎!って感じで

賤ヶ岳の戦い

 

ここにも登山口

 

ここの入り口は急勾配

 

 

最終的に5周して帰還

最終的に余呉湖を5周して帰ってきた
途中で近くの農道も走るが結局は琵琶湖には行かず

正直距離を走らないなら琵琶湖を走るより余呉湖の方が楽しい

特に初心者向けかな

平坦で

1箇所だけ最大勾配4%の短い短い坂がある

ママチャリではきついが

ロードなら坂に入らないぐらいの坂

しかしここで坂の走り方を覚えるにはちょうどいいかな

重いギアを踏むのでなく軽いギアで回す練習

最終的には時速40キロぐらいで登りスプリント

気分はアラフィリップかワウトかマチューか

復活のサガンはまたコロナった

コーナーも多いので外足荷重を意識させる練習

途中にある一部ガタガタ区間は路面状況を見つつ衝撃をいなす練習

いわゆるパリルーベ気分で

あとはとにかく距離を走ってみる

周回なんでトイレも補給も問題なし

パンクなどトラブルがあっても歩いて車まで戻れる

10周すれば約70キロ

車からの恐怖を感じることなく安全に100キロチャレンジ

そんな一周7キロ弱の余呉湖は初心者に楽しい

 

 

車も自転車もシルバーと黒でお揃い

カップルって言われるレベル

 

パナチタン格納

パナチタンを格納して道の駅へ

昼飯確保に急ぐ

 

無事GET

無事GET

焼きサバそうめんと鮒鮨はお持ち帰り

草餅は食後のデザート

この草餅

よもぎ感が半端なく

おばあちゃんの手作りって感じでうまい

で、メインはこちら

びわ鱒寿司

 

残り2個の1個を無事GET

富山の鱒寿司を想像するが

これは驚いたね

これが「びわ鱒のポテンシャルなのか・・・」って

臭みは全くない

脂はノリノリ

しかし、この脂がさっぱりしていてクドくない

そして旨味だけが口の中に広がる

口に入れたら溶ける鱒の脂

ただそこには旨味だけが残る

これは一度は食べるべきで

回転寿司の大トロなんか食べてる場合じゃないね

 

 

 

最後はびわ鱒でシメる

ツールが終わったら

また来たいな

7年落ちのミニバンに自転車積んで

ホンダの車に煽られながら