鯖棒亭日乗(下)

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走る火葬場「セレナ他52万台リコール」やっちゃえ日産

2023年1月27日

突然飛び込んできたニュース

「セレナリコール」

ついでにエクストレイルとスズキのランディ

ちなみにスズキのランディはセレナのOEM

今のランディはトヨタに変更された

なので実質日産の不始末である

で、記事を読んでみると

アイドリングストップとか出てくる

ここで俺はワクワクが止まらなくなる

「ついに・・来たか!」と

リコールがこれだけ嬉しかったことはない

俺もちょうど1年前ぐらいに今回のリコール対象車となるセレナC26を購入したばかり

突然車が必要になり

荷物が積める車で100万円程度で探していて

最近のトヨタは調子に乗りすぎなんで俺の消去法では真っ先に外れる

そうなると日産とホンダしかなく

過去の日産の栄光を知るものとしては普通に日産を

セレナを選ぶ

で、一応ざっと調べてみたら

オルタネーターがかなりの頻度で壊れる

しかも修理代が18万円

これはディラー価格なんで民間でリビルト品を使えば半額ぐらいになるのかな?

まぁとにかくオルタネーターは高い

どうやらセレナのオルタネーターはアイドリングストップ機能付きで

そのために18万円と法外な値段になっていた

アイドリングストップ

いつからだろう?信号待ちなどでエンジンが止まる車が増えた

かつて俺が乗っていたハコスカアイドリングストップはついてないのに

信号待ちでエンジンが停止した

これは冬場などで多く発生したが

1000回転以下に落とすと止まった

要するにポンコツだからだが

そんな経験から

「新しい車に見えるけどポンコツなんだな」と思っていたが

どうやら違うようで

燃費を気にしてのことらしく

言い出しっぺはトヨタ

そのトヨタはしれっとアイドリングストップを辞めたが

高卒の俺が考えてもわかるが

普通にエンジンを頻繁にかけてたらセルモーターとか負担がかかるんじゃね?

って感じで

多少の燃費を稼いだところで部品交換となったら相殺されるどころかマイナスに

で、気がついたらアイストはオワコンに

今度のダイハツの車もアイストの無いグレードが安く出るそうだ

 

で、オルタネーターとは?

いわゆる発電機

昭和の頃はダイナモと言ってた気がするが

いつからかターミネーターみたいな名前に

自転車にもダイナモはついてるが

自転車の場合はホイールを回すことで発電する

で、車はエンジンの動力で発電

発電してバッテリーに充電

めでたく車で電気が使える

と言う仕組みで

詳しいことはわからないが

おそらくダイナモの進化版がオルタネーター

発電と言う用途は同じで

今はダイナモは絶滅してオルタネーターに取って代わられた

 

で、このオルタネーターが壊れると車は動かない

うんともすんとも動かない

とても重要な部品である

俺が今まで乗ってきた車で各車壊れてきた部品でもあるが

特に新車購入したクラウンでの故障の時は修理に3ヶ月かかった

ディーラーも匙を投げて

ああだこうだと

まぁ壊れる部品ではあるが

セレナの場合はあまりにもよく壊れるそうで

そこがセレナの弱点でもあった

そして燃えると・・・

 

 

で、この事実を知りながらもセレナを購入

1番の決め手は開発者がMTB乗りだと言うこと

趣味でMTBでトレイルを走ってる人が開発

それだけにシートアレンジをみた時にピーンと来たね

これMTB積めるぞ

前輪外さなくても積めるぞ

セレナ独自の機構であるセンターコンソールが移動する

そのおかげで2列目の席の真ん中が空く

そこに前輪を入れれば

MTBが積める

トランポできると

おそらくこれが理由でセレナを買った人はほぼいないだろうが

当時で7年落ちの中古だし

ある程度の不具合は承知の上田馬之助

でも俺がC26に乗ってみて指摘した不満点は最新型のC28で全部改良されていて

そこは良い意味で「やっちゃえ日産」である

トヨタのライバル車なんか何もしなくても売れるから乗る人のことなんか考えてないからな

ホンダも日産同様にミニバン最大の弱点対策はしてきたのに

で、ミニバンは子育て世代に大人気な車

しかし現実はこれほど子供を乗せるのに向いていない車はなく

要するにスライドドアとか天井の高い室内とか

親の利便性だけで子育て世代に人気なだけで

子供にとっては最初こそ広くてキャッキャするが

長距離になると・・・気持ち悪い・・・となる

そこを子供の気持ちになって改良してきたのが新型セレナ

あらゆる工夫で酔い難い車に仕上げたそうだが

実際に乗ってみないとわからない

さらにお値段は子育て世代向きではない

今までならジジババが足らない分を出してた例もあるだろうが

岸田増税で収入が限られるジジババの財布の紐は固くなるからね

Mサイズミニバン500万円時代に突入である

 

で、リコールのC26セレナ

最終型が2017年で

今年で8年落ち

オルタネーターの不具合の内容は

ベアリングのシーリングが悪く

そこに異物が混入すると異音が発生したり壊れたりする

ネットで検索しても異音ガラガラ動画が出てくる

なので常に音には緊張感を持って注視してきたが

これで一安心

で、壊れるだけでなく最悪の場合

近くにオイル漏れなどがあると発火

燃える

オルタネーターの不具合による発火事故も5件起きていて

ここだろうな

流石に人命に関わるので

日産も重い腰を上げてリコールしたと

10年以上前の車なので

「知るかハゲ」で乗り切れる魂胆もあっただろうが

そこは泣く泣くリコール

その数57万台

トヨタがアイストなんて始めなければこのリコールもなかった

なのでタイムリープして

東京卍會を・・・

 

 

で、俺はオルタネーターの故障は覚悟していた

が、

火災が絡んでるだけにリコールになるんじゃないかとも踏んでいた

リコールになれば

無料で対策品に交換となる

18万円の修理代が浮く

ここにかけた

で、昨日めでたくリコール

俺はとても気分がいい

これも俺の日頃の行いが良すぎるからだな

 

 

しかし直ぐに交換ともいかずに

コロナもありロシアもある

なので部品交換は9月以降となる

しかしその前に発火して死んじゃうので

応急処置として遮熱カバーをつけるそうな

明日ぐらいに封筒がくるかな?

カローラのエアバックの時はリコール3回きたからな

正直めんどくさいと思ったが

今回のリコールは嬉しい

18万円浮いたことに歓喜の雄叫びをあげたいほどである

18万円あれば

俺のMTBのシフトを無線化できる

 

ちなみに俺が乗ってたクラウンもエンジンから僅かに漏れたオイルが飛び散りオルタが壊れた

あの時も運が悪ければ燃えてたかもしれない

所詮機械なんで故障はある

最近は古い車が燃えまくってるが

配線全部交換しないと燃える

 

 

オルタが壊れる前にリコール

俺の完全勝利

予算オーバーだったが

走行距離5万キロの車体を購入して正解だったな

で、今後はセレナC26は狙い目となる

そこそこの装備で安いからね

ただし相当ゆらゆら揺れる

物を満載すれば多少はマシになるが

椅子の柔らかさは低反発クッションで多少はマシになった

運転席の椅子だけでも現行のに交換できないのかな?

あのゼログラビティシートに

 

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