いい年して何やってんだか
66歳ロードバイクに乗った男が中学生のママチャリに追い抜かれた
66歳の男は酷くプライドを傷つけられたのだろう
彼は中学生相手にご立腹
追いかけた
中学生は自分が追いかけられてるとは知らずに信号で停止
そこに66歳男が追いつき中学生に向かって
「スピード出しすぎだ。警察行くぞ」
男に恐怖を感じた中学生は逃走
66歳男も再び追いかける
その距離1・6キロ
中学生に追いついた男は背中を押し中学生を自転車ごと倒してしまう
倒された中学生は打撲などの怪我
66歳男は逮捕された
「追い抜いた時にこけた音はしたが押してはいない」と容疑を否認しているそうだが・・・
ただでさえイメージ最悪なロードバイク
ルールやマナーを守れない奴がいるから永遠に悪者扱いなんだろうな
しかも66歳が中学生に腹を立てるとか
鉄分不足しすぎだな
しかも1・6キロも追いかけるとか
さぞかし中学生も怖かっただろう
穴が無数に開いたヘルメットを被りサングラスも装着
股間もっこりのピチピチな服を着たおじいさんが必死の形相で追いかけて来る光景は想像するだけでおぞましい
学生のママチャリでも30キロぐらいのスピードは出るからね
25キロ程度で巡航されたらおじいさんでは中々追いつかないかもしれないな
俺も犬に追いかけられた時は時速50キロ以上出してたし
人間必死になると普段出せない力が出る
で、何故犯人が特定されたのか?
犯人の66歳男はネット上にてロードバイク自慢をしていた
それで簡単に犯人特定
それもそのはず
彼が乗っていたのは非常に特徴的な自転車
レース以外の趣味で乗るなら間違いなく世界最高峰の1台だな
デローザのTITANIO
いわゆるチタンフレームだ
デローザのTITANIOは2種類あり
どちらかまでわからないが
高い方が86万円
安い方が63万円
しかもこれはフレームのみの値段
ここにホイール、タイヤ、ハンドルまわり、シートポスト、サドル、ペダル、コンポ一式などが追加される
なので走れる状態にすると100万超えるね
この手の自転車だとパーツにもこだわるから
相当高くなる
まぁかなりのお金持ちのおじいさんなんだろう
流石にパナチタン乗りの俺でもTITANIOの前では尻尾を巻いて逃げ出すね
でもこんな良い自転車なのに追いつくのに1・6キロもかかるとか
カーボン全盛の現代では性能が劣るとはいえ
かつてのレーシングマシンだしな
そこそこ進むフレームだろうに
俺の1番安いパナチタンでさえかなり進むからね
パナ曰く
2〜3回のペダリングで高速域に突入
アラフィフの俺でも少しギアかけて踏めば簡単に40キロ出るからね
瞬間的な加速でママチャリには追いつくはずなんだが
そこはやはり66歳なんだろうな
踏み込むギア比でも中学生に負けてたのかもしれない
軽いギア比でケイデンスあげれば心拍も上がるし
それでもおかしなプライドだけで追いかける
「よくも俺のTITANIOを侮辱したな!!」
まぁそんな感じだろう
TITANIOとか言ってもほとんどの人は理解不能である
でも追いかけちゃダメだし
ましてや怪我させるなんてもってのほかだな
こう言うのは性格だし治らない
なのでこれからは大人用の三輪車にでも乗ってて欲しい
普通はロードバイクに乗ってても明らかな速度差がない限り抜かさない
追い抜いた後で再び追い抜かれると結構恥ずかしいからね
なので自分よりやや遅いペースで走る自転車がいたらまず走行ルートを変える
それが一番だ
そして自分を追い抜いた自転車がいたら
まずはペースを落として車間をあける優しさが必要なのだ
誰もが追い抜いた後は追いつかれないようにペースアップするからね
それでマイペースを乱してしまうのである
もう心拍バクバク
後方確認するのも気まずいので
とにかく踏むその時にエアロポジションは取らない
全開だと思われないように
姿勢はリラックスで重いギアを踏んで踏んで踏み倒す
あくまで余裕なフリをしながら
そして曲がり角でチラッと後方確認
すると大抵は誰もいない
結局は誰もがルートを変えるのである
こんな走りができるのもほとんど車が通らない田舎道だからだな
都会の道では安全運転で
鉄分補給も忘れずに