正月早々車にはねられた
昼飯を食べて自宅からいつものコースを走りに出て
３キロぐらいか
見通しの良い信号の無い交差点
俺は優先道路を直進
相手は一時停止がある
俺は車を確認
いつでも止まれるように注意しながらゆっくり走る
後でガーミンのログを見ると最高でも時速２０キロなんで
おそらくそれ以下だろう
で、相手の車が一時停止で止まる
俺はそのことを確認して交差点を通過しようとした瞬間・・・
相手の車が動き出した
「ヤバイ！」
しかし時既に遅し
車は俺に衝突
あまりにも突然の出来事で避けることもできずに衝突
そのまま車がグイグイ俺を押してくる
「オイ！コラ！」「止まらんかボケ！」
車の力は凄いね
ほとんどスピード出てないのに俺は自転車ごとボンネットの上に乗っかった
「じ、自転車だけは・・・」
俺は自転車を離さないように踏ん張るが
そのまま地面へ叩きつけられる
その時に膝を強打
しかしそんなことはどうでも良い
とにかく俺のパナチタン
俺は直ぐに起き上がり自転車を確認
多分フレームは大丈夫
フロントフォークも大丈夫そうだ
で、少し安心して再び地面へ転がった
運転手が降りてきた
「大丈夫ですか？」
「怪我は大したことないが、自転車が」
「この自転車高いですから」
「総額５０万」
「ちょっと待ってくっださい。今確認します」
「ハンドルが曲がっている」
「STIレバーに傷」
「三ヶ島のペダルに傷」
その時であった
「パーン！」
前輪が突然破裂した
どうやらスポークも気持ち曲がってるような
とにかくフレームが無事なら・・・
で、気づく
アップルウォッチが仕切りに
「なんか激しく転んだみたいけど大丈夫か？」と
「大丈夫ダァ」と志村けん風に言いながら大丈夫をタッチした
チェーンが落ちていたのでチェーンを直す
正直この時はジダンで済まそうかと思っていた
ヘルメットを見ても頭は売ってない感じ
痛いのはボンネットに打ち付けた左肘と左膝
で、なんか膝が痛いぞ
ズボンを捲り上げ膝を確認
皿から血が出ている
多分打撲
でも場所が場所なんで
「とりあえず警察に通報します」
で、１１０番
ちょっとドキドキ
直ぐに繋がる
「どうしましたか？」
「事件ですか？事故ですか？」
「事故です」
で、事故の状況を詳しく説明して警察の到着を待つ
相手の保険屋は正月なんで現場にこない
警察の実況見分
指差して記念撮影
事故現場で記念撮影
お互いに連作先を交換
相手はおじいさん
全く俺の存在に気付いてなかったそうだ
ぶつかって初めて気付いたそうで
そのために俺はプッシュされたわけで
怖いね
ヘルメットは大事ですよ
後何気にグローブも
俺の自転車を持ち上げる警察官
「軽！」
「なんせチタンですからね」
ちょっと自慢気味に話す俺であった
で、走れない俺のパナチタン
警察から家まで「帰れますか？」
「一応予備のチューブと修理キットは持ってますが」
「空気をシコシコ入れる気が起きないですね」
「後ホイールが曲がってると真っ直ぐ走らないかも」
で、そこで警察が提案
「よかったら家まで送りましょうか？」
お言葉に甘えて俺はキャラバンにパナチタンを積んでもらい警察のキャラバンに乗せてもらい帰宅した
帰宅すると保険屋から電話が
怪我はどうですか？
だんだんと膝の痛みは増してきている
階段を登るのはかなり痛い
「これ多分明日は歩けないですね」
「医者は今休みだし」
「とりあえず４日に行ってきます」
で、自転車の方の見積もりも出してくださいと
買い替えか修理か
「修理で収まるなら修理でいいですよ」
「ハンドルは完全に曲がってます」
あとは左STIレバーと前輪のホイールとチューブ
左ペダル
今確認できるのはそんなところ
あとはフロントフォークがカーボンなんで目視ではわからない
もしかしたら交換になるかも
で、電話を切る
とにかく正月が明けてからである
そして俺はしばらく自転車に乗れない
と、いうか膝が多分逝ってる
自転車乗りなんで痛みには強いが
しばらく仕事もできないかもしれない
でもスピードが出てなかったからよかったが
あのスピードでもあんな衝撃があるんだと思うと
後から恐怖がこみ上げてきた
自分で経験して分かったが
絶対にヘルメットは被れ
後車が一時停止で止まっても信用するな
俺は相当用心深いのだが
タイミング的に何もできなかった
実際に飛び出してくる車はたまにあるのだが
今までは回避できていた
しかし・・今回は・・・
で、更新したと思っていたauの自転車保険が更新されてなくて
俺は今焦っている
やはりアプリでの更新は信用ならない
ちなみに今ガーミンのログを見てるが
事故の時の心拍数は１３６
意外と冷静
それでも一気に２０近く跳ね上がってるが
つまり事故前の心拍数は１１０ぐらい
このことからも俺がスピードを出してないのはわかる
どうやら時速２０キロで走行中に車を見て１５キロぐらいに減速している
そこからドーンと
まぁパナチタンが治るなら俺はそれでいい
人身にもしないつもりである
よく「気をつけて」というが
気をつけていても事故は防げないのがよく分かった
とりあえず生きていてよかったな
で、ブログ更新がしばらくなかったら
「あのハゲ死んだな」と言うことなんで
よろしく
