鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

一人旅人気の陰にSNSあり

何かと増えつつあるおひとり様

外食を始め様々な遊びも一人でこなす

おひとり様文化が根付きつつあるようで

一人旅も人気なんだとか

そう言う俺も仕事も遊びもSEXもおひとり様であるが

で、一人旅

俺の場合は何の躊躇もなく一人旅してるが

世間一般ではある程度の孤独感みたいなのがあるそうで

その孤独感を解消するためのツールとしてSNSがあるとか

むしろSNSがあったから一人旅も楽しめる

そんな人が増えてるそうな

「誰かに報告したい・・・」

そこでエスエヌエスである

誰かが見てくれる

その思いがあるからネタ的なルートの旅にチャレンジできるとか

確かにそれはあるだろうな

ネタ的なものを食べたり

それにより一人旅でも孤独にならないそうだ

 

で、俺の場合は

旅の事はブログに書いてるが

そもそも俺のブログは観覧者数を増やそうと努力もいっさいしてない

誰が何人見てるのか?

そんなことも気にはしていない

むしろ少ない方が闇に紛れ決めて好き勝手に書けるので好都合

昔はそこそこの観覧数があったので検索でも上位に表示されることが多かったが

今は地下に潜ることに成功した

なのでブログに書いたところでほとんど目につかないし

しかも本離れが進む中で

あのクソ長い文章を読む人はかなりの変人で

基本的に俺の旅は仏教中心なんで

でも興味のある人にはそこそこ有意義な情報はあるかと

ガイドブックには乗っていない

京都、奈良がそこにはある

で、俺の場合は旅で孤独を感じたことがなく

仕事も一人なこともあるが

孤独なのは一人SEXの時だけだな

ちなみに男性は月に21回以上射精しないと前立腺がんになる確率が上がるそうだが

学生じゃあるまいし

無理

初老には無理である

まず起立させるためのネタに苦労する

小娘には興味はない

だからと言って熟女系は人手不足である

ガリガリ体型に強引なつけまつ毛で美魔女とか

無いね

で、旅に話を戻すと

知り合いに旅の話をしたところで

大日如来ガー」

「運慶ガー」

空海サンサン」

「小川治兵衛ノー」

こんな話をしたところで誰も真剣に話を聞かないわけで

アレだな

ブログに書くことも自分で忘れないように書いておく意味合いが強い

たまに読み返すと

自分でもすっかり忘れてることが多く

自分で経験して書いているのに

なんかかなり面白くて夢中になって読んでしまうのである

そんな旅もコロナ以降行けてない

岸田の嫌がらせ増税で行けてない

あとは政府の無能政策によるインバウンドだな

ビジネスホテルもすっかり高くなってしまった

京都だと朝食付きで3000円で泊まれたのに

まぁ朝はパンをGETしに行くのでサラダとコーヒーだけだが

 

一人旅の良さは

なんと言っても自分の行きたい場所に行けて

自分が食べたいものを食べられる

移動方法も自分の好きな移動方法で

10年前に土砂降りの中を自転車で70キロ走ったが

普通は誰かと一緒なら

「ちょ、待てよ」となる

でも一人なら

「せっかくしまなみまで来たし、走るか!」と

そんなこともできるのが一人旅である

特に食は大事だな

中にはチェーン店でしか食べれない奴も多いし

好き嫌いが多すぎて

人数の多い旅だと

決まらない

でも一人旅ならなんでもOK

俺は一人料亭懐石コースも普通に行くし

一人でBARにも行く

で、バーテンダーと話が盛り上がることもあるし

隣合わせたお客さんも話に入ってきたり

そこに孤独はない

ちなみに京都で一人で懐石食べてると

結構サービスしてもらえたり

帰りに女将さんから高級なお菓子をお土産でもらったりする

尾道の居酒屋では

メニューを全部一人用に調整してくれたし

居酒屋だとおひとり様は断れることも多く

その前に行った店で断られて

「一人ですけど大丈夫ですか?」と聞いてみたら

快く受け入れてくれて

その店はたまにテレビに出てたりする

日本で一番眺めの良い居酒屋だが

ここで俺は1万円分食べて飲んだ

2〜3人のグループ客なみに飲んだ

「沢山食べて飲んでくださってありがとうございます」

と、お礼も言われた

なのでもっともっと一人客も受け入れるべきだね

尾道だと一人旅も多く

写真好きな外人さんとも延々と立ち話したり

アラーキーガー

ダイドウガー

オズヤスジロウガー

で、映画のロケ地では同年代のおじさんおばさんと盛り上がる

「ここから転げ落ちた」と

しまなみ走れば自転車乗りと繋がる

京都奈良のマイナーなお寺だと住職を他の高齢の観光客の人たちみんなで話をする

京都の超有名なお寺の塔頭寺院では茶室に招いてもらって

ありがたい話を聞きながら

お茶を飲んだ

一人だからできる旅がそこにはある

誰かにわかってもらおうとは思わない

多分誰にもわからない旅がそこにはある

でもわかりあえる人がいるのなら

一緒でもいいが

男同士なら

何かと誤解が生まれやすい

 

 

で、一人旅好きな人間は僻地でのバスや電車の待ち時間も楽しめるわけで

要するに何もないところでも

ブラタモリ的な何かしらあるわけで

その土地の持つ記憶を妄想する

お供には文庫本があればいい