鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

「横浜観光」実は9割が日帰り

これはちょっとビックリで

「奈良じゃないんだから」と

関西だと世界的に人気観光地なのに大阪、京都で泊まられてしまう奈良

この関東版が横浜になるのかな?

個人的に奈良は大好きで

コロナになる前までは毎年行っていた

「死ぬまでに見ておきたい大人の修学旅行」を基本テーマとして

いつ死んでもいいように極楽を表す場所を見て回ったり

基本的に京都経由なんで京都も絡められるし

で、奈良では俺は泊まる

定宿は「奈良ホテル

お一人様なんで新館ではあるが

コロナ前は1万円ぐらいで泊まれたものである

まぁそのぐらい宿泊客がいない

昼間はあんなにいた外人も夜になると姿を消す

奈良公園周辺は真っ暗で

おっさんの独り歩きでもちょい不安を覚えるほど暗くて

誰もいなくて

鹿さえも姿を消して

もしここで奈良公園で押し倒されて・・・掘られたら・・・

お婿に行けなくなってしまうだろう

奈良ホテルの人も「暇ですね」と

猿沢池あたりはもっと厳しいと

フジタに泊まった時なんか

「俺以外誰もいないんじゃね?」と思うぐらい静かで

アレも怖かったな

奈良ホテルの新館もそこそこ静かで

シングル予約が同じ料金でダブルにしてくれたり

同じフロアに某大陸系の人が泊まってた時はうるさくてまいったが

それ以外は静かで

でもロビーに行けば賑わっていて

奈良ホテルになると宿泊客のマナーがいいのでアレだな

去年は「晩飯タダで良いので来て」とメールが来ていたが

早くコロナが終わり

俺も奈良旅を再開したいものである

飛鳥、吉野、室生寺長谷寺

まだまだ行くべき場所はある

蔵王権現見るまでは・・・

六根清浄、六根清浄

奈良で泊まるメリットは

夜に遊ぶ場所がない

これが京都や大阪なら

ムフフなお店の誘惑もある

嫁に飽きた男旅だとそれ目当ての既婚者たちも多い

それが奈良にはない

ただひたすら静かに酒を飲む

夜は鹿の鳴き声を聞きながら眠りにつくだけである

なのでお金がかからない

その分晩飯を豪華に

これが俺流の奈良旅である

 

 

で、横浜

9割が日帰り客だとか

なんでだろう?

東京近郊からの客が多いのか?

東京、鎌倉、箱根など周辺にも観光地があるからなのか?

去年だと横浜を訪れた観光客が約2535万人で

そのうち2257万人が日帰りだとか

ホテルもビジネスから超高級まで揃ってるのにな

宿泊したのはたった278万人だとか

で、一人当たり消費額の平均が

日帰りで4740円

宿泊で2万5千円

意外と使わないんだな

俺なら日帰りでも1万円は使う

若い頃はだが

今は糖尿なんでアレだが

食費だけでも5千円は使うかな

尾道にもよく行ってたのだが

某人気居酒屋とかお一人様は断られてしまう

しかし俺は一人居酒屋で1万円使うタイプだから

ひとり客を受け入れてくれた居酒屋では

「たくさん飲んで食べていただきありがとうございました」と

その店は居酒屋系の本を何冊も出してる人が選ぶ

「日本で一番眺めの良い居酒屋だった」

尾道はうまいものいっぱいだからね

魚介はもちろん

尾道ラーメン

尾道

ジェラート、アイスモナカにワッフル

夜中の1時まで飲み歩いても

翌日朝5時に起きてしまなみ海道

あの頃の俺はまだ若かった

 

で、横浜も同様に美味しいものが多い街

横浜も何回か訪れていて

最高で4日間滞在したこともある

これはマンUが来てたクラブW杯の時で

準決勝と決勝を見に行った

チケット代だけですごいことになっていたが

あの頃の選手はあの時しか見れない

なので一番良い席で奮発した

横浜に一番最初に行ったのは18歳の頃

友達と一緒に旅をした

目的は「中華街」「あぶない刑事」「ムーンアイズ」

で、宿泊は「ニューグランドホテル」

矢沢永吉「ニューグランドホテル」のイメージが強かった

新幹線で新横浜に降り立つと「YOKOHAMA二十才まえ」を歌い

そして「チャイナタウン」を口ずさみながら中華街へ

そんな旅だったな

とにかく中華街で美味しい中国料理

あぶない刑事の雰囲気を感じつつ

憧れのムーンアイズへ

当時は元町商店街にあった

そこでグッズを購入

敗戦国なのに

アメリカへの憧れ

ギブミーチョコレート

 

 

その後はデートとかで日帰りで2回ほど

日帰り一人旅で1回

俺も日帰りが多いかな

観光地と言っても結局は山下公園、港が見える丘公園、異人館、外人墓地、中華街、マリンタワー、赤レンガ倉庫ぐらいか

一人旅にはあまり向かない街でもある

 

で、マンU来日時に4日間横浜に滞在した

夜は横浜国際でサッカー観戦

昼間はとにかく街をウロウロした

海上保安庁とやりあった北朝鮮の船を見たり

戦いの映像は戦争である

公園でぼっとしたり

意味もなく元町商店街を闊歩したり

赤レンガ倉庫ではベネチアングラスを使ったアクセサリーの店があって

そこでマンUカラーのネックレスを購入

これを見たイングランド人サポーターが欲しがってたね

食事は洋食と中華

洋食は永ちゃんが広島から出てきて下宿していたアパートの一階にある店で

確か横浜スタジアムの側だった記憶が

この店か中華街の台湾の屋台料理を出す店で食べていた

あの時はチケット代で予算を使い切り

とにかく金がなくて

どん兵衛とおにぎりで済ました時もあった

アレは新横浜プリンスホテルに泊まった時かな

この時も一日だけはニューグランドに泊まった

マンUのユニフォーム着て闊歩してやったが

イングランドから来てるサポーターも多く

盛り上がった

で、プリンスホテルに泊まった時

スタジアムまで歩いて行こうと思いロビーをマンUのユニフォームを着て闊歩してたら

ホテルの外に物凄い人が集まっていて

その人たちが一斉に「キャァー」って大歓声を上げて

「俺も随分と有名になったものだな」と思いながら気配を感じてふと横を見ると

ガンバの遠藤が隣にいて

思わず「おおぉ、ガチャピン!」と言ってしまったのだが

よく見ると外にいる人たちは皆青いガンバサポーターで完全アウェイ

ドキドキしながらガンバの選手と一緒に歩いて外に出た

そんな横浜の思い出である

横浜で面白かったのは

普通の商店街の一本裏へ入ると風俗街になるところがあって

呼び込みがすごかった

お金もなく

負けてくれるそうだが

それでもお金がなく入らなかった

若い頃にはわからなかったが

カメラ片手に散歩するのに面白い街で

また行きたいね

 

 

で、今の横浜は「クレイジーケンバンド」のイメージかな

昨日は名古屋でライブやってたが

どうやら横浜は観光地が点在していて

点を線で結べないとか

まぁ歩くのが好きじゃないとダメなんだろうな

俺なんか旅に出ると1日中歩いてるからな

だから楽しめるし

街を見てるだけで

あぶない刑事であり

ムーンアイズであり

矢沢永吉であり

クレイジーケンバンドである

そんな横浜

また行きたいね

もちろん宿泊で

宿はニューグランドホテルで

 

 

 


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