鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ランナー死亡のマラソン大会、400人以上がリタイアしていた

本来健康のためにしていると思われるスポーツ

しかし時に命を落とすこともあり

特に持久系のスポーツは突然死することも

それは鍛えたプロでも同じで

自転車レース中に突然死なんてこともたまに聞く

さらに一般人になるとサイクリング中に死ぬ

そんなニュースもたまに見かける

だから個人的にアップルウォッチは欠かせなく

誰もいない山の中で倒れる可能性は十分あるわけで

車に撥ねられた時もいち早くアップルウォッチが検知して心配してくれた

「激しく転倒されたみたいですが大丈夫ですか?」と

 

で、近年のジョギングブーム

コロナ禍もありよく見かけるようになった

俺はランニングは野球部時代を思い出すので大嫌いだが

当時はアレほど苦しいことはないなと思ってた

結局はちゃんとした走り方の指導を受けてないからだが

これは自転車も同じで

ちゃんとした走り方ができればそれほど疲れることでもない

全ては自己管理である

で、猛暑な夏

朝のうちにランナーたちは走ってる

しかし午後になると誰もいなくなる

午後から活動するのは高齢者とピチパンだけである

自転車は猛暑でも問題なくできる乗り物なんで

ただ追い込むと一気に体温が上がるので

そこだけ注意すれば大丈夫だが

競輪選手はそんなことお構いなしに全力スプリントしてた

筋肉の塊なんで

耐えられるのだろうが

一般人の俺が真似をしたらヤバかった

調子に乗ると死ぬ

それが今年の猛暑

 

 

しかし9月に入り

ビッグモーターに続けとネクステージも不正発覚

保険担当の役員がビッグモーター騒動後に病院で死亡した

そして突然の社長の辞任

次々と明らかにされるノルマなど

ビッグモーターの元副社長であり創業者の息子は新たな疑惑が

自分とこの女性社員に対してメールを

「体で弁償しろ」と

例のキャバクラでのお触り事件とか

これが本当ならスケベ大魔王だな

そんな9月10日

岩手県盛岡市でマラソン大会が開催された

啄木ふれあいマラソン大会

これの10キロコースに出場した60代の男性が8・5キロの給水ポイントのあたりで倒れ死亡した

第7給水ポイントだと言うから給水耐性も万全だったと思われる

残り1・5キロ

あと少しと頑張りすぎたのか?

男性は心肺停止状態で搬送され死亡した

 

9月とはいえ普通に30度を超える日も多い

ラソン大会当日は午前10時の時点で

気温29・5度 

午前9時の時点で湿度77%

話題の暑さ指数は29・5で「厳重警戒」

ラソン大会は3キロからハーフまで4種目が行われ

合計1743人が出場して

リタイアが400人以上

大会は午前11時半に中止となったそうな

ちなみにリタイアは男性が倒れた8・5キロ地点で続出したそうな

 

 

おそらく熱中症だと思われるが

9月でもこの暑さなんで

一般人はやめておいた方がいいかと

あくまでピチパン以外は運動禁止にしないと

みんな死んでしまう

高齢者は残り少ない人生なんで好きにさせればいいが

で、暑いので朝早くから運動するが

個人的な感覚では朝10時ごろまでが湿度が高くてキツイ

これは仕事中のことだが

朝の7時から仕事して休憩なしで働くが

10時の段階で水は3リットルを飲む

それでもおしっこは出ないので足りてない状態

ちなみに5時に起きて7時までに15分ごとに200ミリリットルぐらいづつ飲んでいる

2時間で約1•6リットル

それでも外で動いてると足らない

仕事の時は集中しすぎて補給が遅れることも原因だろうが

正直自転車より遥かにキツい

そして朝8時から10時までの2時間で体の水分が全部出てしまったんじゃないかと思うぐらい汗をかく

気温は30度以下だが

問題は湿度で

個人的にこの朝の時間が一番きつい

で、ここを乗り越えると楽で

午後から38度になろうが平気だが

ちょっと前までの朝はキツかった

全ては湿度である

今年はとにかく湿度が高い印象

梅雨時期は当然だが

真夏も秋も

これだと運動会も危険かと思うが

単純に気温の低い朝のうちにではなく

湿度の高い朝はそれはそれで危険なわけで

子供は倒れる

先生は責任逃れに奔走する

どれだけ暑くても1日中自転車で走る俺的には

暑さ指数はあまり関係ないような気がする

医者や専門家の人はエアコンの中で過ごしてるからわからないかもしれないが

あの数字で決めるのはやめた方がいいかと

俺は普段からエアコンなし生活してるので平気だが

普通の人は厳しいのかもしれないな

 

 

で、マラソンの心拍数を調べてみたら

俺と同じ50代で102〜119と言う数字が出てくる

これだとかなり低い心拍数でガーミンだとブルーゾーン

楽に走れる値だが

これを超えて心拍上げちゃうと倒れるんだろうな

暑い時に追い込むと急激に体温が上がる感覚がある

自転車だと155ぐらいまでなら上げても大丈夫だが

160超えてくると

「ヤバイかも」と思うことも

ラソンに出てた人が心拍計つけてたかどうかは不明だが

数値がわからないとペース配分ができないし

追い込みすぎちゃうので

大会側も心拍計は強制にした方がいいのかもしれない

あとできれば深部体温も

多分10キロ程度だと自分の感覚で走っちゃう人も多いような

で、トライアスロンの暑さ対策で

できる限り素肌を出さないとある

最近のスポーツウェアは高性能なんで

露出するより隠して紫外線から守る方が疲労が少ないからだろうが

スポーツ用のクソ高い日焼け止めジャないと汗で落ちちゃうしな

でもマラソンだと半袖短パン推奨なんだな

とにかく湿度77%でマラソンはやめた方が無難かな

参加者の体調もわからないし

朝起きてからレース前までの水分補給もちゃんとできてるのかもわからない

運動会も部活も結局は暑さ指数が人を殺す

 

 

俺の経験上はエアコンなし生活が一番楽で

最初は我慢が必要だが

体を作ってしまえば

こんな楽なことはない

でも医者は誰も試そうとしないし

でも試してみて欲しいね

まじで楽だから

でも気温30度が

肌寒いな・・となるが