台風の影響か？季節外れの暑さ
まだ４月なのに半袖１枚で十分な暑さ
流石に仕事してる場合じゃないということで７年落ちのミニバンを走らせる事に
と言っても途中で一つ仕事を済ませてから
一応コレで仕事をサボる罪悪感はなくなる
基本的に高速は使わない
下道派の俺
常に自転車で走ると気持ちいい場所を探しながら走る
と言いながらもETCカード持ってなくて
高速代もケチりたい
何より高速を走るほどつまらないことはない
高齢者も逆走してくる
煽り運転する奴ももいる
そんな時下道の方が逃げ場はある
で、まずは洞戸の道の駅に到着
ラッスンゴレライみたいな名前で
「ラステン洞戸」
どうやらドイツ語で休憩という意味らしい
とにかくキウイが有名らしく
でも売店は休業中でトイレのみ営業
なので駐車場は寂しい
気になる文字が
「洞窟探検」
テレビで見た奴かもしれない
コレだな
子供なんか夢中になるだろうが
お母さんは機嫌悪くなる奴かもしれない
で、国道２５６号をひたすら走る
交通量も少なく快適なドライブ
途中には「モネの池」
今回はスルー
板取はキャンプ場も人気
でもスルー
一回行ったことはある
で、近くには高橋尚子さんも飲んだ神の水が
でもいちいち回ってたら日が暮れるので先を急ぐ
そして一気に郡上へ抜ける長い長いタラガトンネル
「こんなトンネルは自転車では無理」と思ってったら
ロードバイクが２台走ってた
交通量が少ないとは言え
あの長いトンネルは怖い
相応明るいライトつけてたが
高齢者にはねられる危険性高し
でも俺は自転車には優しい運転をする
全長４・５キロ死ぬ気で走れ
で、トンネルを抜けると郡上
徹夜踊りの郡上
徹夜踊りでナンパしてズッコンバッコン
すぐに長良川鉄道の相生の駅がある
昔ここから輪行したことがある
郡上には子供の頃に良く来た
俺は鍾乳洞が大好きで
郡上の大滝鍾乳洞が大好きだった
まるで川口隊長気分になれるからだ
ここからはひたすら国道１５６号を北上
通称「イチコロ」
イチコロにならないように安全運転で
と、思ってたら突然の渋滞
すると俺の７年落ちのミニバンに装着されたナビが喋りだす
「〇〇キロ先、人身事故で片側交互通行です」
俺の知らない間にこんな情報まで教えてくれるんだな
それにしても事故か・・・
抜け道がわからない
あるのかどうかも不明
なのでそのまま渋滞で３０分以上ロスをする
ナビに表示される到着時刻が１２時オーバーに
「こ、コレでは観光する暇がない！」
俺はアクセルを踏み込み
法定速度内でぶっ飛ばした
予定では１１時３０分着で１時間観光して帰路に着く予定
しかし事故渋滞で大幅変更
予定変更してひるがの高原あたりで引き返すか？
とにかく先を急ごう
途中でトイレ休憩だけ済ませてひたすら走る
予定到着時刻は１２時
せっかくだし白川郷まで行く決断を下す
スキー場が懐かしい
鷲ヶ岳に良く来てたな
確かこの辺りでスノーボードOKなところが鷲ヶ岳だけだった
あの頃はまだ看板に「スノーサーフィン禁止」と書かれてた時代
滑り方もわからないままリフトで上まで行き
転びまくる
で、車は御母衣ダムへ
基本的に白川郷までの道はとても走りやすい
ただしダム湖周辺の道路はガッツリ峠なんで勾配はキツくクネクネしている
おまけに何回か現れる古いトンネルが狭い
トンネルに入ると目の前が真っ暗になり道が狭くなる
タイミング悪く大型とすれ違うときは要注意
高齢者とか入り口で停車する
ライトもオートにするとタイムラグで一瞬何も見えなくなる
なので手動でライトオンの方がいいね
そして今の時期はいいが
大人気な冬の白川郷
この道を自分で運転していくのは嫌かな
気を緩めると事故る
ダム湖を抜けると快適快適
やがて白川村へ
とりあえず目的地は白川郷の道の駅に設定
そこで考える
到着
１２時ちょうど
ここなら駐車料金もかからないし
時間があるならここから観光するのも悪くはない
しかし俺には時間がない
そして交通事故で膝が痛い
なのであまり長距離は歩けない
それが道の駅の目の前の神社である
ここの道の駅には弁当が売っていない
食堂はあるのだが
蕎麦とかうどんが結構なお値段で
観光地らしいなと
で、家から持参してきた賞味期限が切れたカレーパンを食べて考える
「帰るか」
とういうのも時間がアレで
夕方の渋滞が始まる前に家に帰りたい俺
「また来ればいいし」
で、帰る事に
でもどこかで心残りが
ここまで来て合掌造りの家すら見ていない事に
帰り道で「村営駐車場」の看板を目撃
無意識にハンドルを切る
そしてそのまま流れで駐車場で入る
しかも料金１０００円
世界遺産保護の寄付だと思うしかない
昔来たときは駐車料金払った覚えがないのだが？
実は俺は２０年ぐらい前に仕事で１ヶ月白川村に滞在していた
その時は観光する暇はなく
一眼だけみようと
最後にこの場所を車で通り過ぎて帰宅したのだが
あの時は毎日毎日宴会だった
季節は夏で午後３時に仕事を切り上げて
温泉に浸かり
酒を飲む
で、豪華な晩飯を食べて
酒を飲む
ちなみに全部無料
ビールなどは川で冷やしておく
取りに行くとマムシがいたり
あの時のメンバーは皆日本酒一升飲むような人ばかりで
当然みんな肝臓をやられて死ぬわけで
生き残ってるのは俺だけで
今回の旅はそんな追悼の意も込めてある
愛すべき酒呑みたちに
「乾杯」
俺ももう少ししたらそっちに行くから
あんたらが観光できなかった白川郷を俺が見てきてやるからな
駐車場の隣にはお店エリアが
ここは後回しにして目の前にある橋を渡ってみる
なんとなくみんな渡ってるからだが
風で帽子が飛ばされないように
禿頭を晒す事になるしな
橋を渡るとそこは集落で
神社まで茅葺で
で、この道の両脇には民宿や売店などなど
民宿の隣にあったテイクアウトのお店で焼きおにぎりを購入した
俺はおにぎりが大好きだ
味噌と醤油を１個づつ
熱々なので持ち方に注意
この辺り女将さんが説明してもらえるが
と言うのもこのお店は隣にある民宿の若女将のお店
帰ってから調べてみたら記事が出てきた
https://www.shokokai.or.jp/shokokai/pdf/201812/18-19_商12_特集_岐阜_白川_創業.pdf
民宿「利兵衛」のお隣
軽食販売店「故郷味処 結の郷」
「村のお米を売り出したい」
その願いから始まったお店である
それもそのはず
この焼きおにぎり
無茶苦茶うまい！！
まず米がうまい
炊き方がうまい
握り方がうまい
そして味付けの味噌と醤油がうまい
特に味噌は絶品
こんなうまい焼きおにぎりは食べたことがない
そしてこれを食べるだけのために白川郷まで来るのもアリだな
今度は２時間早く家を出て
ちゃんと観光したいな
橋を渡ると再び現実の世界へ
そんな感じだな
帰りには後ろからアルファードが煽ってきたのでダムが見える場所に駐車して先へ行かせる
御母衣ダム
日本初のロックフィルダム
自然に溶け込むロックフィル式は美しい
さぁ、急いで帰るか！
と言っても法定速度厳守
この辺りは五十キロ制限だが
道がウネウネしてるので時速５０キロで走ると危険な場面もある
俺は自転車乗りなんでウネウネ道は得意で
５０キロキープでウネウネしてると先に行かせたアルファードに追いついてしまった
しかし再び直線になると推定時速１００キロぐらいでぶっ飛ばすアルファード
もしかして足回りがセレナよりクソ？
コーナーが予想以上に深いのでオーバーランしないように安全運転を
でも工事車両はかなりのスピードで走っていく
で、帰りもまた郡上の国道１５６で事故渋滞
帰りも３０分以上ロスをする
「こんなことなら・・ひるがの高原でソフトクリームでも食べた方が・・・」
悔やんでも悔やみ切れない
また来るしかないな
焼きおにぎり食べたいし
