まさかここまでとは・・・
世界はコロナの真っ只中
密を避けて移動できる自転車が大人気
効率的に有酸素運動にもなるし
ジョギングするのがアホらしくなるぐらい自転車は楽にカロリー消費ができる
しかも膝にも優しい
そんな自転車が世界的に需要が高まっており
日本でもスポーツバイクなどは入手困難な状況が続いている
さらにパーツも在庫がなく
フレームがあっても自転車が組めない・・・
故障してもパーツがないために修理できない・・・
そんな緊急事態に陥ってる状況でもある
俺もそろそろオーバーホールに出そうかと思ってるが
一度自転車屋へ相談しに行った方がいいかな
で、これはプロでも例外ではなく
しかも世界トップチームも自転車が足らない事態に
まず何故自転車がないのか？
自転車は主に中国、台湾で製造される
これらの国がコロナでラインが止まり生産ができなかった
さらに税関による検閲の強化とか
輸送するためのコンテナが無いとか
船が無いとか
需要に供給が追いつかず
輸送費も吹っ掛けられて高騰
どんどん値上がりしていく
踏んだり蹴ったり状態
手に入らない
値段も高騰
もうどうにもならない
これは自転車だけでなく半導体も大変な状況で
様々な製品が製造できない
車も新車が作れないので中古車が高騰中
今車を買うのは非常に無駄である
キャンプ用品なんかも人気商品は入荷未定になって
入荷しても転売屋の餌食になる
いいかげん転売屋を取り締まる法律作れないのかな？
転売は問答無用で死刑にするべきだな
買いたいものも買えないこんな世の中じゃポイズン
で、困ってるのがFDJ
ロードレース界は冬場はオフシーズン
しかし練習はしなくてはならない
そこで冬場の練習としてシクロクロスを取り入れるそうで
近年のシクロクロッサーからの転向組の活躍は凄いからな
しかし、自転車が無い・・・
練習したくても自転車が入手できないという
その数４０人分
マディオ監督も涙目
通常ならプロチームはスポンサーである自転車メーカーから優先的に供給を受けれるはずだが・・・
恐るべしコロナ
そしてコフィディスも困惑
本当なら１１月には２０２２年シーズンの自転車が入ってくるそうだ
しかし生産が間に合わないとの連絡
さらに今から２０２３年用の必要な自転車の台数とサイズを教えてちょんまげ
などと無茶な要求をされているという
これは今から生産の予定を組んどかないと再来年の自転車も用意できない可能性があるから
しかしロードレース界は移籍が激しい
毎年毎年エース級の選手もポンポン移籍する
再来年誰がチームにいるのか？
そんなことわかるわけもなく
困惑
で、仕方が無いのでコフィディスでは選手の使う自転車の使用期限を延長
チェーンの場合通常は２０００キロで交換するところ２５００キロまで使うようになったとか
でも５００キロなんて選手なら３〜４日ぐらい伸びるだけだろうに
でも２０００キロで交換するんだ
１２速にしても早いような
やはり少しでもリスクを減らしたいのだろう
俺なんか１０５のチェーンを６５００キロ使ってるのに
で、選手はタテマエ的にチームから自転車を借りてるのだが
何故かシーズン終了後は好きにして良いらしく
チャリティーに出したり
しかし今や中古とはいえ貴重なパーツ
再利用できるものはできる限り再利用してるとか
「なんて・・みすぼらしい・・・」
俺たちはお金がなくて再利用するが
俺もいつ買ったかわからないチューブを「まっいいか」と装着したところ破裂した
再利用には常にリスクがあるからね
タイヤもツルツルでひび割れてるタイヤをご近所マシーンに再利用したり
セコセコとやりくりしてるが
選手も大変だな
特にディレイラーやブレーキ関係が不足してるとか
安物グレードは比較的あるそうだが高級パーツが不足
デュラもモデルチェンジしたばかりだしな
で、来年の自転車が間に合わない選手には
個人所有の自転車で練習してね
でもその際は人に見られないように気をつけてね
などと無茶な要求をされてるみたいだな
チームが契約してるスポンサー以外の自転車に乗るのは好ましくない
しかし自転車がない
おそらくメーカーロゴをテープで隠して乗るんだろうな
しかし困ったな
何もかも高く
そして入手困難
さらに転売屋のせいで高騰、入手困難
これの無限ループ
とりあえず転売屋は死刑に
まずはここからだな
