鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

「空気中で簡単に感染」英・インドのハイブリット変異株ベトナムで発見

現在はイギリス変異株が主流な新型コロナ

このイギリスコロナも非常に感染力が強く日本でもあっという間に支配した

そしてそのイギリスを脅かす存在なのがインド変異株

本家イギリスでも既にインド変異株に入れ変わりつつあり

ロックダウンとワクチンでコロナを封じ込めたかに見えたイギリスも再び緊張感が昂ってきている

コレは日本も同様で

東京ではインド変異株クラスターも出ているだけに

そこら中でイギリスVSインドの戦いが繰り広げられていると言う

6月からはデパートなど商業施設に飲食店も要請に従わずに営業を再開する動きがある

コレにより変異株へのアシストはさらに高まる

もはや誰もがコロナを押さえ込む気はなく

今後さらにコロナは加速することだろう

誰もが自分の利益のために人殺しになるのだ

 

 

そんなコロナの変異戦争

相当ヤバイ情報が入ってきた

場所はベトナム

なんとイギリス変異株とインド変異株が合わさったハイブリット変異株が発見されたのだ

つまりイギリス株とインド株がフュージョンしてしまったのである

ベースはインドでそこにイギリス変異が合体した形だとか

そしてこのハイブリット変異株は今までの変異株よりはるかに感染力が強く、複製のスピードも早いそうだ

どんどん増殖してどんどん感染する

「空気中でも簡単に感染する」とベトナムの保険相は警告を出している

外でフォーとか食べてても感染しちゃうんだろうな

バインミーでも感染

 

ベトナムか・・・

日本はおそらくウエルカムだろうな

貴重な働き手でもある

と言うか実質奴隷のように扱う業者が多いのだろうが

うちの近所にもベトナム人が住んでいたが

みんな去年の2月に大きなスーツケースゴロゴロ転がして早朝にバス停へ歩いていった

コレからインド変異株が主流になる

そしてさらにベトナムのハイブリット変異株

簡単に空気感染

大人の事情で飲食店など休業にはできない日本

さらに満員電車

もはや不織布でも感染は防げない

その事実を知るものも少ない

高卒の俺が何言っても聞く耳を持たない

やはり学歴は大事だ

しかも若者はさらにダメダメウレタンマスク

女性も不織布率は少ない

まぁ不織布だとしてもキチンと鼻の部分をWに折って装着できてる人は少なく

コレもまたウレタンと効果は同等になる

要するに不織布でも隙間が多く漏れ漏れ

今の変異株にはほぼ意味がない

早急に回覧板で正しいマスク知識を伝えないとダメだな

 

とにかく今でも相当感染力が強く

わずかな時間でもマスクを外せば感染するのにな

結局は自分の近くにコロナがいるかどうかだけで

コロナが側にいればマスクをしていても感染する

マスクしてれば大丈夫

そんな時代はもう終わったのである

コロナは見えない

生きるしか死ぬかは運次第

今できることは遺書を書くことのみ

残り少ない人生

悔いのないように

精一杯生きる

ウサギさんも先っぽだけで精一杯

 

 

 

さて、ジロもクライマックス

昨日は勝負の山岳ステージ

今日はタイムトライアル

実質昨日のステージで勝負は決まる

やはりロードレースは面白いね

ただ自転車で走ってるだけなのにドラマが詰め込まれている

しかも作り話以上にドラマチックな展開も

昨日のステージもカルーゾの総合2位死守に向けてバーレーンがチーム一丸となって走る

エース、ランダを早々に失い

重要なアシストのマーダーとモホリッチも失った

たった5名でチームイネオスに対抗する

今年のバーレーンは最強チームでジロに乗り込んできた

本気でマリアローザを取るために選ばれし8人

その中に日本の新城幸也がメンバー入り

物凄いことなのに

日本ではほとんどの人は興味はない

コレも自転車自体嫌われてるからだろう

F1ドライバーだった片山右京も今ではロードレースチームのオーナーだが

とにかく自転車は嫌われすぎていてスポンサー集めに苦労すると言ってたしな

そんなことは置いておいて

昨日のジロ

最終決戦だと言うこともあり

プロトンも今日は逃さない

早くから逃げを吸収する

どのチームもベルナルの不調にかけるしかない

できる限り厳しい展開に持っていきたい

少しでもイネオスのアシストを削りたい

メイン集団から DSMがペースアップ

偉大すぎる父親を持つニコラス・ロッシュも既にベテランになりチームをアシストする

やがてスイッチバックのテクニカルな下りでDSMの選手3名が集団から抜け出した

ハミルトン、ストーラー、バルデ

エースはフランス期待のバルデ

彼も一大決心で長年在籍した地元フランスチームを離れDSMへ移籍

なんとしてでも結果を出したい

かつて彼は「僕たちは失敗することは許されているけど、諦めることは許されない」と名言を残した男である

失敗してもいいんだ

でも諦めちゃダメなんだ

そんな思いでDSMはバルデをアシストする

そこに瞬時の判断でバーレーンが乗っかる

「今だ!行くぞビルバオ!」

バーレーンの二人

ビルバオとランダからエースを引き継いだカルーゾがDSM3名に合流

イネオスがコントロールするメイン集団はリスクを冒してまで下りを責められない

ジワジワと差は開いていった

先頭のDSMバーレーンの連合軍

チームは違えど利害関係が一致すれば協力するのがロードレースである

とにかく最後の山まではこのままで

できる限り集団から差をつけて最後の山へ入りたい

エースのバルデとカルーゾはそれまで体力温存に勤める

先頭の逃げ連合軍はそれぞれのアシストが引き続ける

DSMのハミルトン、ストーラー

バーレーンビルバオ

45秒ほどの差をキープして最後の一級山岳へエースたちを送り込む

追走のメイン集団もイネオスのアシストが削られていく

残るアシストはカストロビエホとダニエル・マルティネスのみ

それでも総合優勝に向けてイネオスは無理する必要はない

このままで、このままでいいのだ

ここで無理が必要なのはサイモン・イエーツ

カルーゾとの総合2位争いである

しかし動けないサイモン、チームバイクエクスチェンジ

勝負は最後の一級山岳へ

 

最後の山へ入る先頭集団

後方との差は40秒

残り6・5キロ

ついにカルーゾのために先頭を引き続けたビルバオが力尽きる

カルーゾがポンポンと彼の背中を2回軽く叩く

「ありがとう」

ここからはエース同士の戦いの場である

「行くぞバルデ!」

この時点でカルーゾの勝利は確信したね

ここから頭の中で妄想が全開になる

「ありがとうビルバオ、お前の頑張りは決して無駄にはしない」

「俺は総合2位を死守してこのステージを必ず取る!」

追いかけるメイン集団

引きはイネオスのダニエル・マルティネスへ替わる

全力でエースのベルナルを引き上げるダニマル

彼自身も他チームなら強力なエースとして走れる実力の持ち主

事実このジロでも一番登りでは強い

そんなダニマルが全力でカルーゾたちを追う

顔は相当怖いが

心優しいダニマルである

コロナ禍の中で大量に集まったイタリア人の群衆

「ダイダイダイダイ」とイタリア人のカルーゾを応援する

先頭のカルーゾとバルデ

なかなか前に出ないバルデに

「バルデ、お前も少しは引けよ・・・」と後ろを向くカルーゾ

そこには限界を迎えたバルデの姿が

「ダメだこいつ使えねえな」

「仕方がねぇ、俺一人で行くしかない」

チームメイトの頑張りをここで無駄にするわけにはいかない

「ランダよ俺に力を貸してくれ」

「少しでいい、あと3キロ、否2キロでいい」

「山頂まで背中を押してくれ」

 

 

追走では総合3位のサイモンが遅れる

ベルナルのために引きまくったダニマルもついに力尽きる

しかし自身の総合成績もある

なんとか後方で踏ん張るダニマル

そんな姿をベルナルも振り返り確認

彼もまたアシストの頑張りを無駄にはできない

少しでも前へ

 

 

カルーゾとベルナルの差は20秒

たかが20秒されど20秒

残り1キロ

フラムルージュを単独で通過するカルーゾ

ベルナルはまだ来ない

やがて勝利を確信

ジャージを直し

最後は大観衆が迎える中で渾身のガッツポーズ

彼は逃げ切った

2位を死守した

そして初のジロ・デ・イタリアステージ優勝

全てのイタリア人が憧れるジロでステージ優勝をした

 

 

レース後にカルーゾは語る

「フィニッシュまでの数メートルは、いままで犠牲にしてきたものや、これまでのトレーニング、チームメイトの為に働いてきたレースなど、本当に色々な思いが頭の中を駆け巡った。僕らは今日、チームワークを語るにふさわしい走りをした」

そして最後まで頑張ったビルバオに感謝

「特にペリョ・ビルバオの働きは素晴らしく、彼がいなければこの勝利はなかった。今日、夢が叶ったんだ。いま僕は世界で一番幸せな男だろう」

 

 

まだジロは終わっていない

今日は最終日

タイムトライアル

最後の最後まで目が離せない

まだまだドラマは終わらない