鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ニトリがアパレルに本格参入

お値段以上ニトリ

正直このキャッチコピーは如何かと思うが

お値段相応ではある

俺もニトリの商品は使っている

PCデスク、台所用品、枕、収納BOX

安くてそこそこ使えて便利である

スーパー、ホムセン、ニトリ

これでほとんどの生活に必要な物は賄える

服は別としてだが

 

服も購入する店はほぼ同じ

基本的に値下げされた物しか買わない

ユニクロなんかだと売れ残りワゴン品の変な色の服が重宝する

普段着、仕事着はユニクロ、無印、ワークマン、ホムセン

街に出る時の服がコロンビア、スノーピークあたり

でもこれらは5年から10年スパンでバーゲン時に買うぐらいか

月に2〜3回半日程度着るだけなので長持ちする

あとは若かりし頃に購入しただけで一回も着ていない服が50着ほど発掘されたので今後は下着とインナー系のみ買い足すだけ良いだろう

 

そんなんだからアパレル業界も苦戦してるんだろうな

ワークマンの一人勝ち

確かにワークマンは便利だ

作業着、部屋着、ちょっとしたスポーツには最適だな

最近話題のワークマン女子とかは正直如何かと思うが

いかにも持ち上げすぎで裏で誰かが糸を引いてる気がする

流石に外出着としては微妙だしな

基本作業着だしな

 

そんなアパレル不況の真っ只中

ニトリがアパレルに本格参入

とはいってもおっさんには関係ない話

ターゲットは30代から60代の女性だという

「随分と幅広いな」

母娘でペアルックになる可能性も無きにしも非ず

親子水入らずで買い物はできそうだな

「これ可愛いい」

「お母さんも同じの買おうかな?」

なんて会話が全国で買わされるのかもしれない

とは言っても既にユニクロにより子供から老人まで同じ服を着てるんだがな

 

実験店ではちょいオシャレなTシャツからコートまでと幅広い商品展開をしてるそうだが

ちょいオシャレなTシャツと言うのがよくわからんな

胸元に大きく「ニトリ」と入ってなければいいが

値段的には二千円から五千円程度

ユニクロと百貨店ブランドの中間を狙うとか

「ん〜中途半端にならなければいいが」

女の服のことはよくわからんし

あの社長が行けると判断したのなら行けるのだろう

社長のコメントとして

「30~60代の女性向けで、気軽にコーディネートできる大衆価格の品を扱うアパレル店は少ない」とあるしな

でもなぁ

30歳と60歳って明らかにターゲットが違う

これだと30代〜40代、50代〜60代と2種類の商品展開が必要な気もするが

せめて40歳から60歳ぐらいか

これからの時代なら60歳から90歳だな

でもユニクロ見てると高齢者でも同じ服着てるからいいのかな

俺には女の服事情はよくわからない

ニトリの社長の思いとして「安くない買い物は楽しくない」とあるので安さは重要だと考えているのだろう

となるとそこそこの品質で安いものを目指すのかな

それが中途半端ってやつかもしれないな

 

売り場はどうするんだろ?

以前はアパレルチェーンを買収することを考えてたみたいだけど辞めたそうだ

まぁジーパン屋を買収した某ダイエット屋みたいになるしな

で、子会社を立ち上げて独自展開するそうで

つまり現在の店舗とは別でアパレル展開するのかな

どうせなら鍋の横で服売ればいいのにな

行平鍋とのコーディネートを提案したマネキンとか置けば良いのに

 

コンセプトは「私のための大人服」

毎日着たいと思うファッションをカラーコーディネートで提案

「いつまでも自然体でいたい」

それなら全裸が良いのでは?

生まれたままの姿

究極の自然体

もはや空の境地だな

でも大人服ってなんだろう?

カラーコーディネートなんて他人から提案されたらみんな同じ色になる可能性あり

それでいて毎日着たい服か

毎日着るなら楽チンな服だよな

そこでユニクロよりリラックスした服ともある

これでますますわからない

ユニクロって相当リラックスしてると思うがそれ以上となると

もはや作業着の領域に突入するのでは?

ワークマン

どれだけ汚れようが気にならない服

毎日ガンガン洗濯してガンガン着れる耐久性

それこそがユニクロよりリラックスした服だな

自転車のチェーンを洗浄して汚れた油のついた手でうっかり服を触っても気にならない服

カレーうどんの汁が飛んでも全く気にならない服

オシボリでさっと拭けば無問題

そこを目指すべきである

イメージとしては「Jジル」や「タルボット」のイメージに近いそうだが

そんなブランドは見たことも聞いたこともない俺である

やはり女の服はわからない