鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

インドの入学試験でカンニング防止の為にブラジャーを外すように命じる

インドでの出来事だ

インド南部のケララ州の大学入試試験に挑んだ女子学生が、カンニング防止用の金属探知期に反応してしまった

そのために公衆の面前でブラジャーを外すように命令され、彼女は実際に公衆の面前でブラジャーを外してノーブラで試験に挑んだという

彼女は「自身と冷静さ」を全て失ったとコメントしている

他の女子生徒ではジーンズのボタンを取るように命じられた生徒もいたという

何故こんな馬鹿げたことが起こるのか?

インドでは一流の医科大学の入学試験でカンニングが横行したために、当局が厳しい服装規定を設けて対策強化に乗り出しているという

ちなみに今年の着用禁止リストは

色の暗い服や長袖、ブローチ、バッジ、つま先とかかとが覆われた靴、靴下

そしてその中にブラジャーに関する言及はない

文化が違うので良くわからないが

何故金属探知期?

服装にしても長袖や靴下は分かるが、暗い色の服とかブローチ、バッジとか意味不明である

それにしても金属探知期を使用するという事は金属を持ち込ませないため

つまり金属製の何かがカンニングの手助けをするはずなのだ

それが俺には良く分からない

俺も学生時代はカンニングをした

もはやカンニングをしなかった時は無いというほどカンニングをした

中学までは義務教育なので落第は無い

その為に試験では名前を書くだけか適当に「うんこ」「SEX」「アントニオ猪木」とか解答を埋めてただけである

しかし高校になるとそうはいかない

テストなどの成績が悪ければ進級させてもらえないのである

これはもう大変である

しかし俺は勉強が大嫌いなのでいっさい勉強はしなかった

宿題もほとんどやった事が無いのだ

国語、現代文、古典、日本史、世界史、地理などは授業を受けなくても教科書さえ読めばなんとかなる

問題は数学とか科学とか物理の理数系である

これはさっぱり分からない

俺はハクション大魔王並みに数字が苦手なのだ

なのでヒント的な物を紙に書いておくしか方法は無い

小さな紙に書いてあらゆる場所に仕込む

袖の中、靴下の中、靴の中、消しゴムのケースの中

あとは机の上に鉛筆で書いておいて常に自分の腕で隠しておくのだ

で、隙を見て消す

俺が通ってた学校では、ほとんどの生徒がカンニングをしていた

おそらく8割ぐらいはしてたと思う

3年生の最後の期末試験の時だ

あるクラスでカンニングがバレた

あいつもこいつも

みんなカンニングをしている

俺たちはその情報を聞くと直ぐに証拠隠滅に奔走した

しかし中には証拠隠滅出来ずにバレた生徒も多数

結局は学校として危機的状況になるぐらいの生徒がカンニングで捕まった

時期的にこの人数の生徒を謹慎処分にすることもできない

大学入試が迫っているからだ

そして大量に生徒を落第させることもできない

ただでさえ悪い噂ばかりで定員割れしている学校だ

そこで学校が取った方法は「見て見ぬ振り」だった

無かった事にして卒業させてしまえと言う事である

こうして俺たちはカンニングしながらも無事に高校を卒業出来たワケであるが

さすがに大学の入試でのカンニングは見逃してもらえない

だからといって女子生徒のブラジャーを外させるのはいかがなものかと

しかも公衆の面前で

本人も周りの男子生徒も試験に集中出来なくなってしまうであろう

 

それにしても金属探知期の理由がよくわからないな

流石に今の時代に銅板に文字は刻まないだろうし

携帯やスマホなら持ち物検査でなんとかなるだろうし

日本だったらマスコミが大騒ぎだろうけど国際ニュースになっていると言う事はインドでもある程度問題になったんだろうな

 

ケララ州か

確か犬山のリトルワールドにインドケララ州の家があったな

カレーも食べたくなってきた