鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

おならを我慢すると口から出るらしい

この度驚愕の事実を知ってしまった

それは『医者も驚いた! ざんねんな人体のしくみ』という本に書かれているそうだ

ちょっと気になるこの本

 羽振りがいいときに買って読んでみたい

 

医者と言っても一人の人間なので驚くことは多々あるだろう

俺だって過去に医者を驚かせた一人である

数時間かけて何回も血液を取られ糖尿病の検査をして

糖尿病確定の判定を貰いながらも二ヶ月で体を絞り健康体に戻した

この時も愕いていたがそれからあらゆる数値が健康体へと

これは全て「甘いものを我慢しないダイエット」だと教えたら愕いてたな

ほぼ毎日のように何らかのスイーツを食べまくる

3食もきちんと腹一杯食べる

その上で体重を落としていく

これには医者も愕いたな

あの頃から比べて俺の体重は15キロ減った

 

今回この気になる本で医者も俺も愕いたのが

「おならを我慢すると・・・」

俺が子供の頃は確か死ぬと言われていた

お腹にたまったガスが爆発して内臓が飛び散ると俺は思い込んでいた

事実ニュースとしても聞いたことがある気がする

ただお腹が爆発したかどうかまでは知らない

 

そんなんだから俺はおならを我慢しない

音さえ出なければOK

俺は所構わずおならをする

しかし実際は音が出てしまうこともあり

その時は冷静に「俺じゃない」雰囲気を醸しつつその場をゆっくりと離れるのだ

俺は便秘用の漢方薬を服用しているのでとにかくおならが出るのだ

一度出たら止まらない

歩くリズムに合わせて「ぷっぷっぷっ」と出る

到底我慢できるものではなく

出すしか無いのだ

 

昭和の時代のアイドルはおならをしなかった

多分本当なんだろう

1980年代

彼女たちは天使のようだった

しかし時代は令和

流石に今の時代アイドルといえどもおならはするだろう

街で見かける綺麗なお姉さんだってこっそりどこかでしてるはずだ

昔付き合って彼女に「女ってどこで屁こくの?」と聞いたら「トイレ」と答えてはいたが

そうなると女子トイレからはおならの大合唱が聞こえるのかもしれない

俺の知り合いの人など自分の娘がドアの隙間からお尻を出して屁をこいて逃げていくと言っていた

さすが血の繋がり

恥ずかしさなんて微塵もないのだろう

血のつながりのない夫婦でも同じ屋根の下に暮らしてれば

気兼ねなくおならをし合える仲になるしな

 

そんなおなら

でも普通の人は人前では我慢することだろう

で、この本に書かれている「おならを我慢するとどうなるのか?」

実は口から出るというのだ

そもそもおならとは腸内で発生した二酸化炭素、メタン、硫化水素

硫化水素なんて物騒なものがお腹の中にあるんだな

まぁこれがおならの正体である

通常はケツの穴か出るそうだが

実はその一方で口からもおならの元となるガスが呼気となって出ているというのだ

つまり我々は我慢していなくても口からおならを出しているのだ

街を歩く清楚で上品なお姉さんの口からもおならのガスが出ているのだ

ただ匂いはしないそうなのでそこは安心できる

子供なんか素直だから

「ママ、あのお姉さんのお口からおならの臭いするよ」なんてことを言いかねない

ではなぜ口から出る場合は臭いがしないのか?

腸内で発生したガスは腸管とやらに吸収されて血液に乗って体中を巡るそうだ

ツール・ド・体内

そしてゴールはパリシャンゼリゼではなく肝臓

この肝臓の力で無臭化されるそうである

肝臓ってすごいな

いつもお世話になってる

本当に感謝している

ここ肝臓からは肺へ送られそこから呼気として口から排出される仕組み

しかしこれはおならを我慢していない時のお話

おならを我慢していると話は違ってくる

我慢することにより血液の中のガスの量が増えて流石に肝臓も処理しきれないそうだ

「無理っす」

そのために無臭化されずに肺から口へと

そして口から臭いおならが出るという

 

これには俺も愕いたな

まさか口からおならが出てるなんて

口から出すぐらいなら正式にケツの穴から出したほうがいい

やはり俺の「おならを我慢しない」というのは正解なんだな

つまりおばちゃんより若いお姉さんの方が口からおならを出す可能性が高いということ

やはりおならを出すための場所を作ってあげないと

「屁カフェ」とか

おしゃれな雰囲気で思う存分屁ができるカフェとかあると流行るかもしれないな

「ちょっとそこで屁でもしない?」

そんな時代が来るわけはない