鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

花粉シーズンスタート、最近見かける黒マスク

今年もついに花粉シーズンスタート

俺は高校生の頃から花粉症

あの当時はまだ「花粉症」という言葉さえなかった時代である

おそらく俺のクラスでは俺が一番最初に発症した

さすが常に流行の最先端を行く俺である

突然俺の体はくしゃみが止まらなくなった

「風邪か?」

確かに体はだるいのだが熱がない

そして咳も痰もなくひたすらくしゃみのみ

「ブエッ・・・・クション!!」の連発

俺のくしゃみがうるさすぎて授業にならない

そして笑いが止まらないクラスメート

やがて先生は怒り出し

「廊下に出てろ!!」

俺は廊下に出て再びクシャミを繰り返した

多分今なら問題になる

花粉症の生徒を怒り教室から追い出したんだからな

ネットやマスコミに流せば大炎上だろう

ただあの当時は花粉症などという病気があることなんか誰も知らなかったのである

やがてクラスの中でも俺と同じようにクシャミを連発する生徒がちらほら出現

ようやく「これはおかしいぞ?」となり俺は仲間が増えた事で安堵した

テレビでも次第に取り上げられるようになる

そしてついに出てきた「花粉症」の言葉

どうやらスギ花粉によるアレルギーだということが判明した

その後で「おいおいスギだけでなくヒノキもあるそうだ」「なんだかんだで1年中何らかの花粉が飛んでらしいぜ」

少しづつ花粉症についての情報が入りだしたのだった

あの頃はネットもない時代

ただテレビだけが頼りだった

 

しかし授業中は辛かった

机の上に家から持ってきた箱ティッシュ

それでも追いつかずにトイレからトイレットペーパーを持ってくる

机の下にはマイゴミ箱

やがて鼻のかみすぎで鼻血が出る

高校生の頃の鼻血はとにかく笑いモノ扱い

「おいおい溜まってるのかよ」

などと出すモノを放出してないと思われるのだ

当然毎日大量に無駄撃ちしてる俺である

鼻血の原因は鼻の中の血管が切れること

そして出血を繰り返した俺はやがてクシャミするだけで鼻血が出る体になった

血で汚れるカッターシャツ

ちょっとしたホラーである

 

花粉症が流行し出した時はまだ誰もマスクなど着用してなかった

とにかくマスクで花粉を防ぐという考えすらなかった気がする

やがてマスクをする人がで始めるが普通のガーゼのマスク

今から思えば効果はほとんどないだろう

それでもまだマスクに対する抵抗感は大きく

「ダサイ」「恥ずかしい」の気持ちが強かった

時代は平成に入り気がつくと花粉症の患者が急増している

世間では不織布のマスクが発売されて大人気

5枚入りが500円ぐらいしたのかな?

それでも薬局からは姿を消すほど売れまくった

みんな春になるとマスクをし始めた時代である

もはや格好など気にしていられない

とにかく防御しなければ

攻撃は最大の防御ではない

まずは防御から

時代はセリエ Aが大人気

とにかくカテナチオだった

テレビではひたすらあれがいいこれがいいと煽る

杜仲茶なんてものも飲んだが効果は全くない

様々な市販の薬を試した

効くのは最初だけ

やがて俺は人に勧められるままに2週間8千円する漢方に手を染める

これは効いた

とにかく効いた

やはり高いだけのことはあるなと思ったが

1年間限定だった

 

今は医者から処方される薬を服用

効果はあるようなないような

まぁ飲まないよりはマシな程度か

やはりマスクは欠かせない

一度クシャミしたら自分の唾の匂いに耐えられなくなるマスク

今ではすっかり価格崩壊

みんな箱買い

かつて単品買いが一般的だったマスクは箱買い時代となった

去年あたりからか俺は曇りにくいマスクを愛用しているがやはり眼鏡は曇る

どうしようもなく曇る

眼鏡クリンビューを使用してもうまくコーティングされてないと曇る

どうしようもなく曇る

そしてレンズに水滴ができるのだ

 

ここで眼鏡の話をするか?マスクの話をするか?

タイトルが黒いマスクだし

とりあえずマスクの話から

 

黒いマスク

最近よく見かけるようになった

黒以外だとピンクなんかも見る

最初はちょっとびっくりする

「なんだこの人たちは?」

よく見ると顔が中国人

話す言葉は中国語

どうやら黒いマスクをしてる人たちは中国人が多いみたいだ

おそらくファッションのためだろう

少しでもおしゃれに見せたい

そんな意味合いがあるのだろうが

所詮マスク

何をどうしようがオシャレには見えない

そこが中国人のセンスと日本人のセンスの違いだろう

実際に中国ではこのような色付きマスクが流行ってるそうだ

一説によると黒いマスクには炭の成分が練り込まれてるとか

本当かどうかは定かではないが

タイなどでも約60円で販売されていて黒、ピンク、蛍光色、花柄などファッションアイテムとして大人気商品らしい

あとはKポップの人たちも黒マスク

これにより若者にも浸透し始めてるというが・・・

「よくわからんな」

でもハリウッドセレブが色つきマスクしたら一気に日本でもブレークするのかもしれない

まぁしないだろうがな

欧米人は頑なにマスクをしようとしない人たちである

そもそも昭和の時代にも黒マスクはごく一部の人たちの間で流行った

「暴走族」

当時は黒いマスクのことを「カラスマスク」と呼んだ

普通のガーゼマスクとは異なり口の部分がややとんがってる印象のマスクである

まぁ今の花粉症のマスクに形は近いかもな

時代は変わり今はヴィジュアル系バンドの方々も愛用してるのかな?

なんかそんなイメージもある

ただあれはあれで花粉マスクとは別物

やはり花粉用の黒マスクはどうなんだ?と思ってしまう

黒マスク

どうやら活性炭入り

洗って再利用できるタイプもあるそうだ

あのウレタン素材のやつ

衛生的に見えて実際に毎日洗う人は少ない気がするな

特に4000年の歴史の国の方々

やはり使い捨てが一番だ

 

そしてメガネの話

今日俺はZoffへ花粉症用のメガネを買いに行ってきた

昨日の夜に俺はある事実に気づいたのだ

「3000円」

そうなのだZoffでは花粉症用メガネが3000円

しかも曇り止めレンズ

これは朗報だ

そしてプラス3000円で度付きにも

「これなら窓を開けて車の運転もできるかもしれない」

「風の巻き込みも少ないし自転車にも使えそうだな」

俺は決断した

今日開店とともに買いに行くと

そして行ってきた

近所のZoff

花粉症用のコーナーへ

サイズはXSからLまで

俺はとりあえずMを探したがMが一つしかない

店員さんに聞いたところ在庫は店頭に並んでるもののみ

他は全てLサイズだった

「しまった・・・遅かったな・・」

俺は一つだけ残されていたMサイズのメガネを購入

度入りにしてもらった

そしてここでも勘違いが

俺は曇り止め機能付きの度入りに変更かと思ったら

レンズ丸ごと交換なんでプラス3000円では一般の度入りのみ

曇り止め機能を追加するならさらに3000円

まるでクイズダービーの最後の問題みたいだな

はらたいらさんに全部と言いたくなる

さすがにプラス6000円は無理なのでプラス3000円の合計6000円で度入りの花粉症対策メガネを作ってきた

花粉症のマスクと合わせると多少は曇るがギリギリ実用できるレベルでもある

あとは眼鏡クリンビューするしかないな

ただ朝忙しいと忘れちゃうんだよな

あれ

でも自転車用には良さそうだ

オークリーとかクソ高くて手が出ないもんな

安い度入りサングラスは風を巻き込んで涙ポロポロで役に立たない

明日試してみるかな

 

 

そういえば忘れてた

ブエルタ・ア・アンダルシア

もう始まってたんだな

今日は第4ステージか

忘れないように録画録画

そして来月はパリニース

いよいよサイクルロードレースも本格的にシーズンが始まる

まずは新しいチームと選手の移籍情報の確認からだな

これが終わる頃にはツールが始まる

そして今年でスカイが最後

今の体制じゃないとフルームは勝てない気がするな

なんとか今年で5勝目したいだろうな

でもGもGで連覇したいだろうな

またいろいろ妄想が膨らむツールになりそうだ

 

さて今日からダイソンの空気清浄機を再始動させた

現在俺の部屋はとてもクリーンだ

そしてなにやら動きが去年と違う

知らない間にアップデートされたみたいだな

アプリも機能アップしてた

ちゃんと進化してるんだな

最近はライバルも増え始めたしな

ただダイソンは型遅れが安くなるから狙い目だ

さすがに定価は厳しいが型遅れは非常に魅力的である