日本音楽著作権協会(JASRAC)が今度は映画業界に目をつけた
とりあえず外国映画を上映する際の音楽使用料を「耳揃えて払わんかい!」と言うことらしい
今現在でも使用料は取られている
外国映画輸入配給協会に加盟する某社の幹部は「日本の音楽使用料が、欧州と比べてかなり低いのは確かだ」と語るが劇場関係者からは「死活問題」との声も出ている
俺は見ていないが大ヒットした「アナと雪の女王」の使用料はたったの18万円だという
これは「一作品につき一律18万円」と言う現行ルールの為だそうだ
確かにあれだけ稼いだ映画が18万とは安すぎると思う
ちなみに興収の0・0007%だそうだ
これをJASRACは一律18万から興収の1〜2%にするぞこの野郎って考えみたいである
まぁ1〜2%と言うことは間違いなく2%になるだろう
下手したら3%になるかもしれない
消費税みたいに気がついたら10%なんてこともあるかもしれない
なんせ相手はあのJASRACである
ただこのJASRAC案では経営が成り立たない劇場や配給会社が出てくるそうだ
その為に劇場数や上映回数などで、使用料に差をつける方向で交渉したいそうだが・・・果たして・・
この条件が受け入れられなければ入場料の値上げの可能性もあるのかもしれないが
映画業界も今の1800円と言う入場料は限界だと感じている
これ以上値上げしたら映画離れがさらに加速すると感じている
俺自身も最近はすっかり映画館に足を運ばなくなった
以前は1000円で見れる割引の日や夜8時以降の夜間割引の時に見に行っていた
しかし時間が無いのもあるが、やはり1000円でも躊躇うのに1800円になるとまず映画館までは行かない
どうしても見たい映画はDVDを買うことにしているからだ
昔ほど見たいと思う洋画が減ったのも原因の一つだとは思う
そもそも俺が子供の頃の映画館は2本立て3本立てが当たり前で一旦映画館の中に入ってしまえば何回でも鑑賞できたのだ
そしてETなどの大ヒット映画では椅子に座りきれない客が通路に座り込み、後ろでは立ち見も出ていたほどである
それが今では1本のみの完全入れ替え制である
そして昔は映画の上映が始まるとチケット売り場や売店のおばちゃんが姿を消してしまったりするのだ
そんな時に映画館へやってくるとチケットを買おうにもおばちゃんがいない
待てど待てど呼べど呼べどおばちゃんは来ない
仕方が無いのでチケットを買わずに入場なんてこともあったほどである
それが昭和の映画館であった
とりあえずは外国映画のみがターゲットだがいずれは日本映画からも毟り取る算段だ
そうなってくるとさすがに値上げもやむなしかもしれないな
消費税も上がるだろうし
近い将来入場料2000円時代が到来するのかもしれない
そして音楽教室、映画業界ときたJASRACに今後目をつけられる業界はどこなのか?
この世にJASRACが存在する限り我々は音楽を耳にするたびに死に物狂いで稼いだ金を毟り取られるのだろう
自分のことしか考えない人は死んでから苦労することになるのだ
地獄で