鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

予算30万「グラベルバイク」について考えてみる

世界的に人気なグラベルバイク

グラベルロードとかいろんな呼び方はあるが

要するにグラベルは砂利道で

そんな未舗装路を走るための自転車である

とは言っても日本に住んでればほぼ舗装路

なのでグラベルバイクの需要は少ないかな?

なんて思ってた時期もあったが

そこはタイヤの太さに魅力を感じる人も続出で

舗装路オンリーでも十分楽しめる自転車として

グラベルバイクは新たな選択肢となっているのかな?

知らんけど

うちの方はガチ系ばかりなんでアレだが

あとは自転車屋に騙されて買った

街乗りMTBとかも多い

で、俺はコロナ禍の時にグラベルバイクを買う気だった

で、トレックでチェックポイントを眺めてたのだが

今一アレで

あの頃はまだグラベルバイクも名前だけみたいな感じで

単純にちょい太めのタイヤ履かせたオールロードと言うか

それでいてそこそこのお値段で

アルミのくせにそこそこのお値段で

予算オーバーで

で、クロカンバイクを買ったのだが

あの時に血迷って買わなくて良かったと思っている

今のトレックのチェックポイントはMTBのクロカンバイクの技術も投入されて

マシになってるが

お値段も30万ぐらいであるが

個人的に付き合いのあったトレックのお店にいろんな疑問を感じて

技術であったり知識であったり接客であったり

なので今回の構想からはトレックは除外する

決してトレックのバイクが悪いわけではなく

むしろ良いね

でもマニュアル的な接客にはうんざりする

これは大手にありがちだが

だからと言って無愛想な個人店もアレで

特にチームを持ってる個人店だと

仲間に入れられそうになるので付き合いにくい

自転車はあくまで自由に乗りたい

 

で、グラベルバイク

最近はレースも行われていて

引退したロードの選手なんかも大活躍で

特徴は太いタイヤ

MTBにも匹敵する太めのタイヤ

太いは正義

これもディスクブレーキの恩恵で

二昔前はカンチブレーキ

一昔前はVブレーキ

そしてディスクブレーキ

しかも油圧式

レバーの引きも非常に軽く

効きは抜群

雨の日もブレーキの危機は変わらない

走破性の高いグラベルバイクにはツーリングバイクとしての需要が高まり

かつてのランドナー絶滅危惧種な今

一時期シクロクロスバイクにバイクにパッキングなんてものも

そしてサーリーなどのアメリカ系のフレーム

そこに大手も参入

グラベルバイクの人気が高まっている?

知らんけど

 

で、大きく分けて

レース用のガチグラベルバイクとツーリング系の旅バイクがあると思う

レース用のグラベルはエアロフレームだったりして

お値段もお高くて

庶民には手が出ない

個人的にそこまでして欲しいとも思わない

要するにガチで走る必要もなく

ほとんどの人はツーリング系の旅バイクとして考えてるかと

メーカーもその辺りには敏感で

最近はとにかくダボ穴が多く

どの穴に何を突っ込むか?

迷うね

キャリア用の穴

フルフェンダー用の穴

各種ケージ類の穴

それに加えてトップチューブの上につく

トップチューブバック用の穴も増えている

フロントフォークには3連の穴

これによりカーゴゲージが付けられる

積載量アゲアゲ

そんなグラベルバイクが欲しいと

予算30万

 

男なら穴は好き

正直穴があったら入れてみたいと思う

これは本能である

女になると

棒があったら・・となるが

で、まず予算30万

これは最低限の予算かな

18万ぐらいから買えるには買えるが

ついているパーツを見てると

「そこは30出しとけよハゲ」と言う感じ

で、何を買うか?

色々と調べるのもめんどくさいので

独断と偏見で

ピックアップ

かなり個人的な趣味嗜好となる

まずフレームの素材

アルミ、クロモリ、カーボン

代表的なのはこの3つだが

アルミはとにかくコストダウン系なんで却下

残るのはクロモリとカーボン

クロモリは見た目もカッコよく乗り心地も間違いない

ただし重い

が、そこはグラベルバイク

頑丈に作られてるのでカーボンでもそこそこ重いと

さらにいろんな装備品を付けたり荷物を積むので

1キロ2キロの差なんかどうでも良いわけで

そこは自分が痩せろハゲとなる

で、予算30万ならギリカーボンも行けると

 

次にタイヤサイズ

これも悩みどころで

650B

29インチ

700C

大体この3種類

650Bは27・5インチでツーリング系の定番タイヤでもある

MTBでは一昔前の流行でもあるが日本のトレイルには結構良い

3種類の中ではタイヤの外周が小さいので短足な日本人でもシートポストとタイヤの間のスペースができて

そこに大型のサドルバックなどが付けられると

フロントも同様

荷物を積むためのスペースが確保しやすいのが特徴

あとは太いタイヤが履ける

ただし舗装路での巡航性能は劣ると

次に29インチ

これはリムのサイズはロードバイクなどの700Cと同じ

ただしMTB用となる場合が多く

外周は一番大きくなる

「どっこいしょ」と掛け声をあげないと乗れないほど大きい

悪路での走破性は抜群

で、700C

おそらくこれが一般的

45Cとか47Cとか

そのぐらいのタイヤが入るかな?

知らんけど

 

で、最近のグラベルバイクはMTB寄りになってきていて

あとは自分がどんな使い方をしたいのか?

それで決まる

知らんけど

で、俺的に3車種をピックアップ

メーカー的には2つ

コナとキャノンデール

どちらも比較的入手しやすいメーカーである

コナはMTB系のメーカーで

親会社がどうなる?騒動はあるが

どう転んでも「今より良くなるんじゃね?」と言われてるみたいなんで

安心して買えるかな

知らんけど

キャノンデールはレースでもお馴染み

レフティーとか独自の変態機構が好きな大手メーカーでもある

販売ノルマも優しいのか?

町の自転車屋での取り扱いも多い

俺の行きつけの自転車屋でも買えるので

有力候補でもある

というか

今現在在庫もあるわけで

30万あったら?

多分買いに行ってるね

それが

キャノンデール「トップストーン カーボン4」

www.cannondale.com

トップストーンはサスつきもあるが

予算オーバーなのと

旅バイクとして例の穴がないのでアレだが

できれば2台持ちしたい

そのぐらい評判のいいバイクとなる

その秘密の一つが「キングピン」と言われるリアサスシステムで

フレームのしなりを利用してリアを動かす

シートポストで3センチ

タイヤで1センチ程度動くとか

これが悪路ではかなり効果的で

ラクションをかけるのにかなりいいシステム

テクニックがないと

リアが滑るからね

それをバイクが助けてくれて

尚且つ乗り心地もよく

夢心地になると

で、フルカーボン

32万でフルカーボンはかなりお買い得で

コンポも安いやつだが

GRX

堺のシマノである

タイヤは700の45C

で、多分47まで入るんじゃね?と言うお話

ダボ穴多し

舗装路でもそこそこ走るので

タイヤ次第ではロードバイクとしても使える

万能バイク

ヘッド角が71度だったかな?

テクニックがあれば

トレイルもいける

おそらくこれが1番かと思うが

個人的に金属フレームオタクで

でも心のどこかで

カーボンへの憧れもあるにはあるが

クロモリのシュッとしたフレームには惹かれるわけで

それが

コナのローブLTD

www.konaworld.jp

 

ローブシリーズの中では一番高いやつ

それでも32万

で、カーボンフォーク

当然3連ダボ

ジェットストリームアタックも可能

ただしニュータイプの前では無力である

もうねシルエットがかっこいい

見た目は1番だな

旅バイクとしても定番

そしてタイヤが650Bの47C

で、コンポがGRX11速

フロントダブル

荷物積むことか何が得ると

ダブルがいいかな

11ー34なんで

俺がグラベルバイクが欲しい理由の一つがこのギア比で

要するに俺のパナチタンは前が50ー34で後ろが11ー28なんで

53歳の今

勾配10%超えがキツイ

で、禁断のギア比1対1

12速化した上でリア34化するかな?と思ったが

それならグラベル買った方がいいんじゃね?と

タイヤも太く

下りも安心安全

雨降りの下りも

安心安全

パナチタンとの棲み分けも明確になるので

いいかなと

この辺り独身だからだが

嫁がいるとこの言い訳は通用しないと

「自転車2台もいらないでしょ!」となる

 

 

で、最後の一台が

同じコナの「スートラ」

 

www.konaworld.jp

 

スートラはかなり特殊なグラベルバイクで

かなりMTBよりな感じ

タイヤは29インチ

MTBのクロカン用タイヤだな

で、クロカンとの違いはハンドルがドロップハンドル

これにより長距離移動が苦にならない

ちょい離れた山まで自走でいけると

とにかくトレイルにも入り込んで遊びたい

そして旅もしたい

そんな人向け

お値段も30万

フルクロモリである

オフロード向きのフロントシングル

変速で迷わない

ドロッパーもついてるね

サドルの高さが自由時自在に変えられるシステムで

オフロード走行には必需品

平坦と登りは高く

下りは下げる

で、ヘッド角も69・5度

トップストーンより寝てるので

よりオフロード向きでもある

ただしドロッパーによりサドルバックがつけられない問題

そこで悩む

むしろそこが解決できれば

第一候補へジャンプアップするバイク

 

で、悩む

全部欲しい

微妙に用途は違う

多分これは決まらないと思う

基本的には山まで自走して登りも含めた未舗装路の林道を走る

で、いつかは日本中を旅したい

そのためのバイクが欲しいと

で、3車種ピックアップしたが

決められないと

全部欲しいと

困ったな

やっぱりクロモリはかっこいい

でも汗とか冬の塩カルとか気を使う

そして1度は乗ってみたいフルカーボン

永遠に決まらない

一番遊べるのはスートラ

1番使い勝手のいいのがトップストーン

1番旅に向いてるのがローブ

やっぱり決まらない