鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

続「グラベルバイク」について考えてみる

早いもので今日でジロも終わる

毎年のことながらジロ開幕と共にやってくる寝不足の日々

ジロが終われば直ぐにドーフィネが始まり

1ヶ月後にはツールである

特に今年はパリ五輪の関係で開幕が早い

それでも我々は毎日テレビに齧り付かないといけないわけで

昔に比べるとテレビも液晶化で薄くなり齧りやすくなった

で、今まさにロードレース界は戦国時代で

ちょい前なら頭抜けて強い選手が二人ぐらいだったのだが

今は4人

さらにマチューとワウト

どんどん出てくるベテランより強い若者たち

ベテランもベテランで選手寿命が伸びている

Gやポッツォヴィーヴォなどあの年齢でまだまだ頑張れるわけで

ヒゲのゲシュケも引退するのが勿体無いぐらいで

バルベルデも惜しまれつつ引退したが

そんなまだまだやれるベテランが引退すると

グラベルレースに出場して活躍してしまうと

無理やりグラベルバイクに話を持っていく

 

グラベルバイクが欲しい

グラベルバイクについてはちょっと前にブログ書いたが

砂利道を走るのに特化した自転車

タイヤが太くオフロード走行に向いている

ただしMTBほどではなく

ロードバイクMTBの中間ぐらい?

そんな感じで

今世界的に熱い?

知らんけど

とにかく比較的新しいジャンルなんで

メーカーも試行錯誤中で出てくる製品も幅が広く

いろんなバイクが出始めてきて

グラベルバイク的にも戦国時代

さらに砂利道が走れるとなると旅バイクとしての需要もあるわけで

昔のランドナーの進化系としても要注目で

本格的なレースから旅まで

そんなグラベルバイク

さらに旅が行けるんなら街乗りとも相性がいいわけで

そんなこんなで「何を買うのか?」決められないのである

 

で、どうやらグラベルバイクは最近いろんなところで取り上げられることも多く

売れてるのかな

ただよく知らないで買うと

「思ったのと違う」と言うことで中古市場に流れてくるそうな

ロードバイクと同じと考えると

タイヤがオフロード系で路面抵抗が大きくスピードが出ない

ギア比もオフロード向けで

街乗りではほぼ無駄になる

あくまで未舗装路を走るための自転車で

ほぼ舗装路の日本では当初から「売れないんじゃね?」とも思われていた

俺も「いらないな」と思ってたのだが

なんで今欲しいのか?

理由がいくつかあって

まず林道マシーン

いわゆる「ジープロード」と言われる車が一台走れる程度の林道で未舗装路の区間もあったりする道

どんどん登っていくとシングルトラックに繋がったり

そんな道を走るためにグラベルが欲しいと

で、俺はすでにクロカンバイクを持ってるわけで

クロカンバイクは登れるMTB

グラベルバイクよりオフロード走行に特化した自転車

テクニックがあればこれ一台で大抵の山は走れる

テクニックと根性があればだが

で、クロカンバイクだとジープロードは鼻くそほじくりながら走れるわけで

要するにロードバイクで舗装路を走るかのように走れてしまう

なのであまり楽しくないと

そこでジープロードでの難易度をあげたい思いからのグラベルバイクである

これは俺のようにロードもクロカンバイクもトレイルバイクも所有してる人のみ許される行為でもある

自転車は走る場所により専用の自転車があると楽しくなるわけで

まず「自転車が欲しい」のではなく

「あの道を走りたい」から始まるわけで

それなら「どんな自転車が必要なのか?」となる

 

次に「旅バイク」が欲しい

俺が小学1年生の頃だな

日本では空前のサイクリングブームで

ランドナーに荷物を積んで走る短パン姿のお兄さんを見かけたものである

で、憧れる

子供の頃の憧れは永遠なわけで

憧れすぎていまだにランドナーは所有できていない

ミニベロをランドナー化してお茶を濁す程度である

で、気がついたらそんなランドナー絶滅危惧種

規格が古く

見た目は最高にカッコいいが

効きは最悪なカンチブレーキだったり

さらに荷物を満載すると止まらないわけで

さらに雨が降ると止まらないわけで

さらに雨の峠の下りになると死ぬ

そんなランドナーの欠点がディスクブレーキにより解消された

輪行がやりにくい」デメリットもあるが

メリットの方が上回ると信じたい

雨が降らなければリムブレーキでもいいのだが

旅となると雨の可能性もあるわけで

しまなみ海道に行った時も土砂降りで

まぁ走ったけどね

テレビカメラがいたので

どこかの番組に映ってた可能性は高い

なんせあんな土砂降りの中をでかいバックパック背負って自転車で走る行為はネタ的に美味しい

しまなみだからできることだが

アレがビワイチなら事故って死ぬ

潰されるね

グチャって

その場で死亡確認となる

で、ディスクブレーキ化の恩恵はオフロードの方が高く

油圧ブレーキだと引きの軽さが正義となる

さらに制動力も正義となる

その力は雨でも変わらない

まさに旅するのに最強で

今のグラベルバイクには旅バイクとして求められる「ダボ穴」がどんどん増えている

あんなとこやこんなとこにも

穴、穴、穴、穴、穴

上のお口も下のお口も遠慮なしに

どうぞ

で、この手の旅バイクならタイヤサイズがやや小さい650Bが好ましい

タイヤが小さいと短足の日本人でも大型の荷物がタイヤと干渉しづらなくなるからで

ディスクブレーキならさまざまなタイヤサイズが装着できるが

そこはジオメトリー的にもメーカーの想定したタイヤサイズの方が好ましいわけで

ロード規格の700C

MTB規格の29インチ

そして安定性の650B

まずはここで悩むと

 

 

で、色々と考えていて

仕事もちょい稼げるので

だんだんとグラベルバイクが現実味を帯びてきていて

出た結論が

「2台もしくは3台買おう」

いっぺんには買えないが

置く場所もないし

結局は今の乱立したグラベルバイク

到底一台に絞れるわけもなく

ある程度一台でいろんな使い方はできるが

中途半端になる可能性もあるわけで

気分的に2台買うとなると

最初の一台が見えてきた

まずは基本となる「林道を楽しく走る自転車」

タイヤも太く

路面抵抗も大きく下りでの速度も抑えられて

ギア比も激坂対応

突然の雨でもブレーキがちゃんと効く

さらに真夏の問題点でもあった

山の中での水分補給

フロントフォークのダボ穴で水も必要十分な量を搭載できて

今までロードバイクでは躊躇していた場所へも行ける

これらを踏まえて

キャノンデール「トップストーンカーボン4」

まずはこれで行ってみようかどう

 

で、その次に旅バイクとして

コナを緊張感持って注視していくと

コナは親会社が変わるらしいので

その辺りで今後出てくる自転車を見てみたい気持ちもある

そんな所存でありまして

キャノンデールのトップストーンカーボンを目標に頑張ると

「俺、この仕事が終わったらトップストーン買うんだ」

 

フラグである

 

 

 

で、さらに余裕があれば

変わり種のスートラが面白いが

ダウンカントリーのハードテイルも欲しいわけで

道の数だけ自転車は増えると

初心者中級者向けのMTBパークで走りたいんだよね

高性能クロカンでもいいが

 

 

スポーツバイク初心者の人が最初の一台としてグラベルバイクを買うときの注意としては一緒に走る仲間がいると仮定して

彼らがロードバイクならグラベルバイクだとついていけない

要するに自分が走りたい道や周りの自転車環境を考慮して選ぶことだな

まぁ最終的には2台必要になる

ここからMTBへいくと

とんでもないことになる

最後は電動フルサスのトレイルバイク200万円となる

 

 

 

 

しかし昨日のジロは世界中の誰もが予想してた展開だとはいえ

ピンクの人だけ別次元なわけで

地球人の中に一人だけサイヤ人がいると

ダニマルさんも地球人の中では最強である

で、ツールになると

サイヤ人が増える

さらにピッコロ大魔王もいるがジロで落車した

今日は放送時間が遅い

半分見て

半分は明日だな

半額のピザもGETしたので

プロセッコは無いが

個人的にチームから俺のインスタをフォローしてくれてる関係でUAE推しなんで

ノンアルで祝杯