鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

「移動手段」災害時に注目される自転車

さっきも千葉で震度4だったかな

地震大国日本

いつどこで災害が起きてもおかしくはない

さらに基本的に大都市しか助けてもらえないわけで

既に能登半島は見捨てられ気味である

で、これは過疎化が進む地方はどこも同じで

政府は当てにはできない

昭和のように

自分達でなんとかするしかないのだろう

 

そんなこんなで

今自転車が見直されている

国土交通省の会議で災害時の自転車利用を検討

道は寸断されて車での移動は困難

しかし自転車なら・・

徒歩と絡めれば無敵なわけで

さらにMTBなら登山道も走れるわけで

さらに非難が楽しくなるわけで

無駄に何回も山を登ることだろう

で、実際に東日本大震災の時に

平野部での移動が

徒歩だと時速3キロなところ

自転車だと時速6キロで移動できたという

倍である

丸八真綿だな

最近見ないが

あの強引な押し売り商法

先輩が売り上げトップでハワイ旅行へ会社から連れてつてもらってた

家の近くに車が止まると要警戒

で、災害時は車でも渋滞となるので移動は時速8キロ程度となる

つまりコスパが悪い

荷物を詰めて家族同時に避難できるのは魅力だが

孤独なおっさんなら一人でいい

むしろその場で死んでもいい

どうせ年金はない

 

で、東京でも毎回のように帰宅困難者が出るわけで

自転車が爆売れしてたような気がする

仙台でも震災後の自転車の利用が25%から45%へ跳ね上がった

で、国土交通省が注目したと

災害時の移動手段として自転車を導入

警察も巡回用にクロスバイクを導入

で、東日本大震災の時に

どうやら黄色自転車が大活躍したそうで

これは台湾の巨大自転車メーカー「ジャイアント」が寄付したとか

約1000台の黄色い自転車を被災地に寄付

写真を見る限り街乗り系のMTBぽい奴

一応前にサスはついてるが、エアサスではない

まぁサグとか一般人はちんぷんかんぷんだしな

サスポンプを持ってる人も少ない

ブレーキはおそらくVブレーキ

リアにはキャリアがつき

荷物の搭載も可能

気になる変速は懐かしのフロントトリプル?

これは正直トラブルのもととなるので

できればフロントシングルが好ましいが

そこはコスト的に無理

フロント三枚は俺でも使いこなせない

頭が混乱する

それでも自転車があればかなり助かることは大きいだろう

水汲みとかも徒歩だと1時間かかるそうで

そこに自転車があれば無敵だね

寄付された自転車のタイヤはパンクしにくいタイプに変更

これはありがたい

走行は重くなるだろうが

ありがたい

なんせ災害時はチューブも携帯用のポンプもない

トラブらないことこれが大事である

そして寄付したジャイアン

工場の生産ラインを特別に変更して

黄色い自転車を製造して約1ヶ月半で1000台を日本に届けたそうだ

流石ジャイアントだな

先日油圧ブレーキのオイル交換をしてきたが

去年は11000円だったのが

今年は8800円だった

トレックと違って予約なしでも対応してくれるのでありがたい

で、さらに自転車メーカーアラヤもMTBを寄付

やはり震災時はMTBが強い

しかしMTBといっても走る道によりかなりの種類がある

完全な山用のMTBは街乗りでは使いにくく

そこは街乗り系かクロカンバイクがおすすめ

で、クロカンバイクでも下りよりにふった

ダウンカントリーバイクなら山でも楽しめる

が、テクニックはそれなりに必要

MTBは乗り方の指導を受けないとまともに走れない

で、俺が今所有してるMTBは2台

クロカンバイクとトレイルバイク

トレイルバイクはフルサスで

大抵の山道なら走れる

が、街乗りはひたすら苦痛

クロカンバイクは街乗り最強

ダボ穴完備なんでリアキャリアも装着できて荷物も詰める

なので乗る機会はほぼないが

手放せない一台でもある

で、次に先日注文してきたのが

グラベルバイク

いわゆる未舗装路を走る自転車で

ロードバイクMTBの中間みたいな感じ

一般人はロードバイクとの区別はつかないだろう

しかし自転車好きになると

まずジオメトリーを見るわけで

そうなると設計思想はMTBよりだと言うことがわかる

クロカンバイクよりも長距離対応

さらに安物でも比較的軽いので

10キロぐらい?

担ぎやすい

そしてありえないぐらいダボ穴が豊富でキャリアも装着可能

キャンプ道具を一式詰めるぐらいで

現代版ランドナーとしての利用も多い

というか日本ではほぼこれだろうな

なんせグラベルが少ない

まとめると震災時は最強の自転車となる可能性を秘めていると

先ほど仕事帰りに木曽川を通ったら

あったねグラベル

サイクリングロードの反対側がグラベルになっていた

どのくらいの距離があるかは知らないが

トップストーンが来たら

走りたい

 

 

昨日のツール

歴史が作られた

あんなもの見せられたら眠れないわけで

カブさんおめでとう

途中で囲まれたと思ったが

開いたね

フィリプセンが番手についたが並ぶことさえできなかった

そこにリスペクトがあったのか?

本人のみぞ知るところではある

ただ完璧なスプリントで

絶対的なパワーではライバルには劣るだろう

しかしそこを経験でカバー

あの年齢でツールで勝つのはかなり難しく

俺も応援はしてたが

勝負にも絡めないような気はしてた

でも2年

アスタナがカブさんのためのチームを作った

相当なプレッシャーである

さらに引退する予定だったモロコフを急遽呼び寄せ

スタッフにはかつての名コンビであり世界最強の発射台のマーク・レンショー

昨日もチームカーの中で歓喜の雄叫びを上げるレンショーを見た時に

涙が出たね

いろんな思い出が蘇り

ヘッドバッドとか

そしてわすれられない

2009年のシャンゼリゼ

新城、別府と日本人が久しぶりにツールに出場して大活躍

特に別府は最終ステージで逃げて敢闘賞

そのステージであの伝説のスプリント

フラムルージュすぎてヒンカピーがトレインから離脱する際に

うまいことガーミンのトレインをブロック

そこからレンショーに引っ張られ抜け出すカブさん

最終コーナーを回った時には

ライバルはいなかった

 

で、あの頃の同僚はみんないない

あの頃はトニー・マルティンがそこそこ登れてて

総合系にシフト?なんて噂も

ベリトス兄弟なんか今はジャージ屋さんだしな

高級オシャレジャージ「イザドア」

 


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しかしこれがオシャレだと思うのは自転車乗りだけで

一般人からしたら

「キモイ」となる

そういえばデゲンコルブは今年も出てるね

しかしまさか記録更新するとは

メルクスさんのコメントが楽しみだな

負け惜しみ系なら面白い

で、あの首も座ってなかった赤ちゃん

昨日見たら大きくなってたな

それだけ俺もおっさんになったと