鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

御朱印ブーム終了「見返しても思い出が蘇らない」

御朱印

最初はみうらじゅん氏がひっそりやってたが

いつしかブームに

マスコミが御朱印女子と持ち上げれば

私も私もと

御朱印を集め出す

が、そこに信仰心はなく

神仏への感謝の気持ちもない

いかにも日本人らしいと言えばそれまでだが

なぜか仏教で葬式あげても天国へ行けると勘違いしてる人ばかりである

お迎えに来た阿弥陀様も困惑

「ちょ、待てよ」

「今からあなたが向かう場所は天国ではありません。極楽浄土です」

「え?マジ?」となる

 

で、御朱印ブーム

おそらく牽引してきたのはみうらじゅん

しかしいつしかそこから離れ

神社も御朱印事業に参入して

女子が飛びついた

こうなれば「御朱印女子」と煽り

ブームが作られる

それまではお寺の御朱印がメインだったのが

いつしか神社が台頭してきたと

まぁ神社は入場がタダだしな

「パワースポット」とか随分と失礼なことを言いつつ神社へGO

さらにあろうことか穢れた体で神木に抱きつく始末

「パワーを貰える」と言い張るが

日頃から感謝の気持ちすらない人にご利益はない

所詮〇〇女子となると

終わりを迎える

彼女らは常に飽きやすい

 

本来御朱印はお寺へ参拝した証明書みたいなもので

神社は正直スタンプラリー感が強いが

アレも商売である

流石に御朱印には分霊はされてないしな

職員のサイン色紙と言ったところか

これも限定商法でさらに加速した

お寺も証明書には違いないが

まず本堂へ行き

ご本尊の真言を唱え

般若心経

できれば写経を納める

宗派により違いはあるが

とにかくご本尊へご挨拶をして

軽くお経の一つや二つを唱えると

そこでようやく御朱印を頂く資格が与えられるのである

しかしそこは堕落した仏教

神社同様商売感が出てきてしまった

限定はもちろん

本堂への参拝もしないのに御朱印を与えてしまう

しかも数種類の中から文字が選択できるわけで

お寺の名前

現在のご本尊

過去のご本尊

お寺の代名詞的なもの

などなど

で、コレクター心をくすぐられると

 

そんな御朱印ブーム

知らない間に終了

これで再び神社仏閣に平和が訪れると

そもそも神道と仏教の違いすらわからないわけで

お互いに結びつきは強いとはいえ

全く異なる宗教なわけで

特に神道は特別何かがあるわけじゃないしな

ただ感謝あるのみである

 

で、そんなこんなでブームにおどろされた人たち

元々信仰心もないので

正直興味もないんだろうな

御朱印を見返しても思い出が蘇らないと

ただひたすら限定御朱印をGETしてきただけで

そこに愛も感謝も信仰心もない

酷いね

でもこれが日本の女性である

常に何かのブームに踊らされる

ファッションも人と同じじゃないとダメなわけで

川久保の服なんか着てた日には

変人扱いされると

 

で、俺も御朱印は集めてると言うか記録かな

御朱印にはご本尊が書かれたりするので

「あのお寺のご本尊誰だっけ?」となった時に便利

さらに東寺とか何回も言ってるお寺だと

過去のご本尊もあるわけで

そこから歴史を妄想できると

何故ご本尊が変わったのか?

そこには何かしらの意味がある

あとは御朱印を書いてもらいながらの雑談とか思い出したり

お遍路のお寺だとお接待としてお菓子とかもらったりする

で、しばし仏教談義となる

俺の場合は御朱印は仏教専門なんで

神社で御朱印を頂く意味があまりよくわからない

 

 

さて、今日も暑い

救急車もひっきりなしに走り回る

多分熱中症

そんな中で仕事してきたが

今週も1週間でそこそこ稼いだ

頭の中はグラベルバイクだからな

頑張ったおかげで

1週間でペイできた

ただし気温37度ぐらいで暑いとか言ってるような人では死ぬ内容である

そこは命をかけて

は、大げさだが

熱中症は自己管理が全てで

100%防げる

で、先ほど自転車屋からテレフォン

俺のトップストーンカーボン4が組み上がった

今日はめんどくさいので

明日引き取りに行く

でも午後から荷物が届くし

走る暇はあるのか?

でも楽しみだな

そして毎日がツールだし

たまらんね