鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

2020年 1月3日

毎年のことながら新年開けるとあっと言う間に時間は過ぎる

いったい俺は何をしていたのか?

思い出せないま気がつけば1月3日である

晦日孤独のグルメSPは何らかの手違いで録画できていなかった

あんなに楽しみにしていたのに

そのうちアマゾンのプライムビデオで見られるとはいえ

残念でならない

昨日は正直さんぽを見忘れた

あれほど番組表をチェックしてたのに何故か見落としていた

東海地方では現在正直さんぽが放送されていない

某おっさんアイドルのどうでもいい番組ばかりである

それだけに「特番ぐらいは放送してくれるんじゃないかと」

楽しみにしてたのにな

そんなこんなで気持ちが落ち込んだままの正月を過ごしている俺である

唯一の救いは夜の晩酌と「みうらじゅんのマイブームクッキング」鑑賞

この時間だけは嫌なことを全て忘れられるのだ

あれだけ適当に料理を作り友達に食べさせるなんて彼にしかできない

「食べるのは俺じゃないからね」

「人生も料理も迷った時は中火」

「なんかめんどくさくなってきた」

「もうコレで良いでしょ」

そして勢いよく割ったタマゴの殻を手で取り除くのだ

 

元旦と昨日は佐々木酒造の聚楽第 大吟醸を飲んだ

晦日菊姫の原酒を飲んだため最初は物足りなさを感じたが

飲みだすと豊かな吟醸香の辛口で飲みやすく美味い酒である

正月はいつも枡で飲む

ちょっとだけ特別感が出る

コレは昔通ってたBARで正月になるといつも大きな樽酒を無料で飲ませてくれたのを思い出してのことである

 

昨日からぼちぼちと旅の計画を本格的に練り始めた

初日と二日目はだいたい決まっている

問題は3日目

ここが決まらない

時間的には午後3時が帰宅のタイムリミット

そして予算的な問題が大きい

果たして3日目までにどれだけ金が残っているのか?

京都なのか奈良なのか?

今回の旅は奈良を拠点にしつつ京都も回る

初日は奈良

二日目は県境を越え京都へ入るが回る場所は御土居の外である

そして3日目

天気もあまり良くない予報

いろいろ検討に検討を重ねた結果

プランAからプランFまでできた

その時その時によって行きたい場所が変わる

今の所最有力は最新のプランF

おっぱいで言えば巨乳である

でも日本人の外見で一番バランスが良いのはCかDだな

個人的にもその辺りが好きだ

仏か神か食か酒か

この辺りで迷いプランFまでできてしまった

どのプランにするかは朝、茶粥を食べながら決める予定

どのくらい予算が残っているのか?

まぁコレが一番大きいだろうな

京都での食プランを選択すると余裕でランチ5000円越え

自分へのお土産の鯖寿司も含まれるからだが

伏見の酒蔵巡りも良いが

如何せん年末から飲みっぱなし

そして酒蔵に行けば酒が欲しくなる

酒は持ち帰るには重い

そして予算オーバーになる可能性高し

あとは仏プラン

やはり仏教旅のラストをしめくくる3日目

自分が好きで好きでたまらない物を見るのか?

初めてのを見るのか?

奈良の大きな寺は拝観料も高い

仏プランも奈良と京都それぞれで考えた

最終的にどのプランになるかは神のみぞ知る

どの神様かはわからない

 

 

正月とはいえ普通の日曜日と変わらない

今年はまだお賽銭と自販機で110円の甘酒を購入しただけでそれ以外のお金は使っていない

いつもの休日と同じように朝起きて朝食を食べて自転車で走る

本を読み

コーヒーを淹れて

本を読む

元旦の近所のショッピングモールは開店1時間前から大渋滞

多分福袋

「よくみんな正月に金あるもんだな」

俺は福袋などと言うギャンブル性の高い買い物はできない

いくら中身がわかる福袋が増えてるとは言え

中身全部が欲しいわけではない

全ては年始の旅に全力を注ぎ込む

唯一の娯楽であり自分を見つめ直す旅

様々な仏と対面し自らを見つめ直す旅

コレがないと生きてる意味すら見失う

死ぬために生きる

現世は全て修行である

 

 

新年明けてもゴーンゴーンと鐘が鳴り響いている

楽器に隠れて出国

レバノン政府が関与してるとの見方が有力だ

 

 

寅さんの映画が見たくて仕方がない

でも今はまだ人混みに行くわけにはいかない

風邪をもらわないように

インフルを貰わないように

ノロを貰わないように

 

 

今年の正月も残りわずかである

 

すでに帰省ラッシュが始まったそうだ

地元を捨てた人たちは毎回のことながら大変だな