鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

冬至2019「二人に一人ゆず湯に入る」

今年もやってきた

冬至

1年でもっとも昼が短い日

そしてカボチャを食べる日

なんでカボチャを食べるかというと

カボチャは漢字で書くと「南瓜」となる

冬至は陰から陽へと変わる日

つまり陰が北で、陽が南

そこで南の瓜でカボチャとなるみたいであるが

そう考えるとカボチャに大した意味はなさそうだな

まぁ食べなくても問題はないのかもしれない

でもカボチャの煮物、カボチャの天ぷら、カボチャサラダなど俺は大好きだ

そしてカボチャは栄養が豊富

旬のものは大抵その季節にあった栄養素が含まれるもので

ビタミンA、カロチンが豊富で風邪の予防にも最適

なのでやはりできる限り食べた方がいいな

せっかくの正月休みに風邪で寝込みたくはない

 

もう一つ

冬至といえば「ゆず湯」である

俺も毎年必ずゆず湯に入るが

なんと二人に一人がゆず湯に入るというデータがあるそうで

「多分嘘だな」

まぁ確かに若い世代になる程ゆず湯に入らない

でも親と同居してるうちは入るということなのかな

うちの方は田舎なんでゆずは無料か激安で手に入る

しかし東京などそこそこの値段がしそうだよな

でも東京は下町とか銭湯がまだ残ってるし

ゆず湯で賑わうんだろうな

で、男女別だと当然女の方が多い

66パー入る

でも男でも51パー

やはり半数だな

まぁ同居してれば嫌でも入るということだろう

そう考えるとゆず湯に入らないのは若い世代か男の単身者

二人に一人というデータもあながち嘘ではないのかもしれない

 

そもそもゆず湯に入る習慣は江戸時代から始まったそうで

「意外と最近なんだな」

「やはり現代の電通みたいな仕掛け人がいたのかな?」

土用の丑のうなぎは平賀源内だしな

まぁとにかくゆずは昔から体に良いと言われていて

ゆず湯は血行が良くなり美肌効果も抜群で女性に人気となったのだろう

温泉のようにポカポカするしな

なにより香りがいい

おっさんでもついつい長湯してしまう

そして無駄にスベスベになる

金玉の裏までスベスベである

あとは「風邪をひかない」とも言われてるな

俺はバカなのに風邪をひく

できるだけ風邪はひきたくないのでそのためにもゆず湯に入るようにしているが

この「ゆず湯」もどうやら語呂合わせから来てる可能性があるそうで

神社のご利益もそうだが大抵は語呂合わせなんだよな

結局由来なんてこんなどうでもいいことばかりである

冬至が湯治

ゆずが融通

その結果「湯治で融通良く」でゆず湯に入る習慣が確立

そこから「ゆず湯に入ると風邪をひかない」という風になったみたいだな

「まぁ強引といえば強引」

でもゆず湯には確かに風邪予防の効果もある

ビタミンCで風邪予防、保湿

スペリジンで血流改善

所謂ポカポカスベスベ成分だな

確かにおっさんも無駄にスベスベになるはずである

そしてゆずの香りはリラックス効果もあるだろうし

嫌なことは忘れてのんびりと風呂に浸かるのも悪くはない

日本人の特権だな

1年の疲れもぶっ飛ぶことだろう

で、ゆずは切り込みを入れたり半分に切ったりした方が香りが良くなる

輪切りにしちゃえば量も増えるしな

新興宗教の教祖なんかだと使用後のゆず、残り湯も信者に高額で売れる

あとは抗アレルギー、抗酸化効果もあるという

ここまで来ると万能薬だな

ゆずのタネに含まれるオイルがアトピーに効く

痒みの原因となるヒスタミンを抑えるとか

これにより乾燥肌やアトピーに良いということらしい

そしてこのゆずオイルが活性化酸素を消去

これにより動脈硬化アルツハイマー、皮膚の老化などに効果があるそうだ

マンションの住民も認知症にならないよう積極的にゆず湯に入れってことだな

 

ゆずって凄いんだな

結構良い歌を歌うとは思っていたが

健康にも良いなんてな

しかも嫁が高島彩だしな

俺はフジテレビで一度だけ生アヤパンに遭遇したが

ものすごい美人でものすごい良い匂いがしたからな

ゆず同様香りもいいのである

 

 

 

 

さて、岡本綺堂の「ゆず湯」でも読むかな

www.aozora.gr.jp

 

でも悲しくなるかな