令和元年
ついに消費税が１０%となる予定だ
最初に消費税ができたのはいつだったか？
最初は３%
わずかな金額に思えるが当時はとてつもない衝撃であった
「よ、余分に金払うのかよ・・・」
今でも思い出す
当時、友達がちょうど１万円の服を買おうとしていた
しかし彼の財布にはちょうど１万円しかはいってない
そうなのだ消費税
１万円の商品を買うには１０３００円が必要だった
「誰か３００円貸してくれ・・・」
「頼む・・・３００円・・・」
「お願いだ・・何でもする・・・だから３００円・・・」
それがいつの間にか気がつけば８%
そしてついに時代は令和
消費税１０%時代がやってくるのだ
調査したのは明治安田生命
２０〜７９歳の男女を対象に調査
おそらく節約志向が高まるんじゃないかと予測してのことだろう
保険会社としても死活問題だ
ただでさえ外資との壮絶な営業バトルが繰り返されている
そこで考えた
アンケートだ
まず何を節約するのか？
ママ友ランチ代は絶対に死守したい主婦たち
やはりいつだって犠牲になるのはお父さん
何と６割の主婦が「お父さんのお小遣いを減らす」との結果に
と、同時に平日のランチ代がお父さんよりお母さんの方が２倍弱かけていることも判明した
「まぁそうだろうな」
「若い頃は愛してあってたはずなんだがな」
いつからか邪魔者扱いされるお父さん
平日の高島屋のレストラン街を見ていても主婦連中はかなり贅沢してる印象がある
その一方でお父さんはワンコインランチに蟻のごとく群がっている
しかしワンコインならまだましだ
公園のベンチで独り売れ残りの菓子パンを貪り食べるお父さん
袋には「半額」のシールが・・・
もう見てるだけでツライ・・・
以前は俺もそうだった
その代償として俺の体はたっぷりの脂肪を蓄えた
そして見事に成人病をコンプリート
「痩せなさい」
「１０キロ落としなさい」
医者は他人事なんでいとも簡単にあっさりと忠告する
そこで俺は考えた
自炊することに
アップルウォッチと連携しての
完璧なカロリーコントロール
栄養はまぁたかが弁当、しれている
目を瞑ることに
やはりコスパ重視は外せない
なんせ消費税１０%到来
できる限り一食あたり１００円〜２００円で収める
これならまぁ何とかなるだろう
自分で食べるだけだ見た目も味もどうでもいい
無印の曲げわっぱを使うことで誤魔化しも効く
結果、俺は３ヶ月で７キロ落とした
新たな検査結果は７日に出る
このようにあまりにもコスパ重視でいくとお父さんの体は深刻なダメージを受ける
しかしその時のために明治安田生命の生命保険
「お父さんにもしものことがあったら・・・」
そんなことも想定してのアンケートかもしれないな
そして残された家族は保険金で「ガッチリ！」なのだ
増税後に控える上位３つは
外食、食費、光熱費との結果
「どうだろう？」
俺はもうほとんど減らせないな
減らすなら月２回程度の外食ランチぐらいか
食費、光熱費はギリギリまで削っている
俺は５年前からエアコンの使用を取りやめた
まぁ要するに壊れたまま放置してあるのだが
その結果俺の体は進化した
真夏真冬どちらにも対応できる体と精神力を手に入れたのだ
人間その気になれば何でもできる
「エアコンを捨てよ、町へ出よう」
まぁイオンにでも逃げ込めば一年中快適だ
時代は令和
エアコンを捨てるのも一つの方法である
やっぱり仕事減るかなぁ
俺は独身なんでお小遣いは自分次第なんだが
収入が減れば小遣いも減らすしかない
コーヒー豆もマイルドカルディばかりになるかもしれないな
先日からハンドドリップを再開した俺
あれから何回か練習を経てよう約先ほどうまいことドリップできるようになった
昔、映画「かもめ食堂」を見た直後にハンドドリップセットを購入して
「コピルアック」などとおまじないをしてた頃の感が戻ってきた
しかし個人的には失敗ドリップの方が好みだったり
まぁきちっと温度や時間を管理してるわけでもなく毎回味はぶれるのだが
今日からは「スプリングブレンド」
春らしくすっきりとした味わいだな
ベルギーのビスケットも先ほど買ってきた
そしてアマゾンのポイントで新たな道具を購入
キントーの奴
これの３００ミリバージョン
要するに２カップ用だ
コーヒーはペーパー、金属、布それぞれ味わいが異なる
実際は技術がないので何でやっても味はぶれるのだが
まぁそこは気分的なもの
どうせ独りで飲むだけだ
「今日はステンだな」
などと気分次第
使わなくてもキントーの製品なら「映える」
一つ一つはそれほど高額でもないし
おっさんのささやかな趣味としてはなかなか良い
自分の部屋なら自分が好きなものに囲まれてるしな
周りから二度見される心配もない
今日はスーパーで浜省を太らせたようなおっさんに遭遇して俺も思わず二度見した
サングラスにバンダナに袖の無いGジャン
なかなかワイルドだったな
「J BOY」
ついに明日で怒涛のGWも終わる
まぁ俺の場合はGW前で一区切りついたので比較的暇なのである
世間は今頃渋滞の真っ只中
連休中どこか行こうかとも考えたが
さすがテレビで鴨川の混雑を見ると行く気をなくす
やはりGWは避けて正解だった
京都は梅雨の季節が狙い目だ
雨に濡れた日本庭園
あれはなかなか良いもんだ
庭もあそこも濡れ濡れが最高だ
連休中は読書三昧
今まで読まず嫌いだった京極夏彦に手を出してみた
「ヒトでなし」
８００ページ弱あるのにガンガン読めたな
今更ながらこの人すごいな
他の作品にも興味が出てきた
続編かけそうな終わり方だしな
なんか宗教的に奥が深いというか
カラマーゾフにも通じるところがある
次はそうだな
エッセイでも読むか
