今日はコーヒーの話を書こうと思う
一応01と表記したが続編があるかどうかは現段階ではわからない
よくあるような蘊蓄系や技術系ではない
俺自身コーヒ好きではあるがそれほどマニアではないということ
そして知識も技術もさほどない
そのためにちゃんとしたことは書けないのだ
それなら何故書くのか?
理由は簡単
「なんとなく」
まぁそう言うことである
以前にもどこかで書いたが俺がコーヒー好きになったきっかけは中学生の時まで遡る
勉強が大嫌いだった俺は一切の勉強を拒否し
授業中は寝てるか本読んでるか遊んでるかのどれかだった
宿題は一切やらない
まぁそんなんだから成績もほぼオール1で
たとえテストで94点とか取っても成績は1だった
要するに授業はまともに受けていないが本を読むのは好きなので教科書は繰り返し読んでいた
なのでそこそこテストの点はよかったのだ
ほぼ自習みたいなものだな
雑読なのでなんでも読む俺
要するに文字さえあればいいのである
うちは相当頑固な家系なんで当然当時の俺も人の言うことは一切聞かない
たとえ相手が先生であっても
やがて匙を投げた担任たち
俺の指導を校長先生に丸投げする
そこで俺は週に1回校長室にて特別授業をマンツーマンで受けることとなった
授業と言っても要するに雑談するだけ
「君の一番好きな教科は何かね?」
「歴史、美術です」
校長室のふかふかしたソファーに座り
眠気覚ましにと一杯のブラックコーヒー
お菓子つき
なんか自分だけ校内でお菓子をつまみながらコーヒーを飲む優越感
最初は苦いだけだったブラックコーヒーがだんだんと美味く感じるように
その時から俺のなんとなくコーヒー好き生活は始まったのだった
基本味はわからない
なんとなく苦味、酸味、甘みを理解してる程度か
自分で飲んでみて
「美味いか不味いか」
ただそれだけで良いのではないかと思っている
その時の気分や体調でも欲してる味は変わるしな
以前はとにかく苦味至上主義みたいなところはあった
でも店へ入ればとりあえず「ブレンド」
理由は一番安いから
これに尽きるが
一応店の顔となる味なので飲んでおくべきだと思うのも理由の一つ
基本的に万人ウケする味なのがブレンド
それでもその店独自の個性がある
たまには他の飲みたいなと思いつつも
「ブレンドで良いか」となる
世の中何事もバランスである
若い頃はコーヒーなんてモカとキリマンジャロぐらいしか知らなかったしな
しかも味の違いもわからない
そんな俺がふと自分でコーヒーを挿れてみようと思ったのが
「かもめ食堂」
すぐに影響されやすい俺
今では貴重なモデル
レオンを見ればミルクを飲んで観葉植物に霧吹き
ロッキーを見ればコップに入れた生卵を飲んだものである
そしてかもめ食堂
魔法の言葉「コピルアック」
あれがやりたくてホムセンでハンドドリップのセットを揃えた
ドリッパーはメリタ
ドリップポットもメリタ
サーバーがカリタ
とりあえず一番安いもので揃えた気がするが正直メリタとカリタの違いに気づいていなかった
コーヒーはスーパーで市販されてるUCCのやつ
俺の中でコーヒーといえばUCCだった
細かなことは気にしない
一応ドリップの仕方は調べた
そして待望の「コピルアック」
魔法の言葉
しかし完成したコーヒーはとても不味かった
今から思えば計量も良い加減、お湯の温度も良い加減、ドリップも良い加減
当然だな
しばらくして飽きた俺は道具一式を完全に封印して
再びインスタント生活に戻った
要するにインスタントで十分
とにかく大量に粉末を入れてやたら濃いのを作る
それでもスタバで飲むよりはるかに美味かった
実はちゃんと淹れ出したのは最近である
部屋の模様替え
大量の植物や本に囲まれた空間
とても居心地がいい
そこら辺のカフェなんか相手にならないほど俺の部屋は居心地がいい
そこで俺は考えた
「俺専用のカフェにしよう」
そこから俺のコーヒープロジェクトが始動した
幸いなことに自宅から車で5分程度の場所にカルディがある
いつだって豆の入手は可能だ
初期投資はかかるが結果的に店まで足を運ぶ回数は減る
長い目で見ればお得だ
何より俺自身が腕を磨けばいつだって美味いコーヒーが飲める
自分の好きな植物に囲まれ
自分の好きな本を読み
自分の好きな音楽を聴く
仕事だってできる
妄想に耽ることもできる
そんな空間づくりのために俺は再び道具を揃えることにしたのだった
とりあえず手軽にシロカの安いコーヒーメーカーを購入
それに飽き足らず
「今度は自分で豆から挽こう」
「やはり手動ミルだな」
「スロー何とかってやつ」
人生焦っても仕方がない
のんびり行こう
どうせ俺はハゲている
基本形から入る俺
道具はそこそこの物を揃えたがる傾向がある
しかし道具の基本は機能性
アベノミクスのおかげで予算も限られている
そこで選択したのがハリオのやつ
値段も安く手動なんで熱による豆の劣化も最小限に抑える
しかも「この時間が贅沢だ」などと自分に酔えるのだ
ミルはプロペラ式、臼式、コニカル式と大きく3つに分類される
それぞれメリットもデメリットも
プロペラは安くコニカルは高い
中間な臼
本体サイズも味も比例する
最初は「やはり手だな」と手コキ好きな俺も満足してたのだが
如何せん時間がかかる
そしてただの自己満足だけに早々と「めんどくさいな」と
そこで形から入る俺は部屋のインテリアになると考え
検討に検討を重ね導入したのが
「カリタ NEXT G」
清水の舞台から飛び降りた気分でクリック
結果として今は非常に満足している
高い買い物ではあるが満足度も高い
やはり思い切りは必要
良いものは良いのだ
スイッチ一つでウィーンって
挽き具合も自由自在
今ではなくてはならない物となった
サーバーはキントー を使用している
サイズ違いで二つ
300と600
実際使うのは300ばかり
お客さんが来た時用にと大きいのも置いてあるが
客など来ない
あとキントーのカラフェも所有
これ一つあればコーヒーは入れられる優れもの
ステンフィルターで手入れも楽々
これもお気に入りである
何よりインテリア映え抜群だ
ドリッパーは一通り揃えた
ハリオV60 プラ
カリタ102 波佐見
カリタ ウエーブのガラス
コーノ名門
ワイヤードリッパー
ドリッパーは形も素材も実に様々
思わずコレクションしたくなる
そしてそれぞれ味も異なる
俺の技術がないのもあるが
定番中の定番でプロ御用達のイメージがつよいハリオV60なんか毎回味が相当ぶれる
万能な淹れ方に対応できるだけにもう毎回ブレブレ
思い通りの味にならないことが多いので最近はあまり使っていない
カリタは比較的自分にあっている
どうやら日本の水質に合わせた3つ穴らしい
特にウェーブは比較的安定した味になる
豆を買うとまず最初にウェーブで淹れる
そして「これが基準なんだと」思い込む
お客さんに出すならウェーブだろうな
一番失敗が少ない
コーノ名門
これは通ぶりたいので買った
本も購入したが
「点滴とか言われてもできねえよ」
なので普通の方法で淹れてるが
それでも比較的うまくいく場合が多い
これもお気に入りだな
最近一番多用してるのが
ワイヤードリッパー
これに麻のフィルターを組み合わせる
麻は洗えば洗うほど丈夫になる
この組み合わせはとにかく後片付けが簡単
フィルターは水洗いでOK
あとはどこかに吊るしておけばいい
すぐに乾くし
ネルのような面倒もない
そして使えば使うほど茶色に染まる
エイジング効果
これがまた味となる
味も安定
今では一番のお気に入りだな
あとはハリオのドリップスケール
これ単体でもドリップポットになる
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でもやはり使いたい月兎
俺はこれを愛用している
忘れてならないのが
カリタのドリップトレイ
地味だが大活躍
カリタ Kalita コーヒー ドリップトレイ 波佐見焼 磁器製 日本製 HASAMI & Kalita コーヒー #44040
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メジャースプーンは専用品ならなんでもいいが
所有してるのはこの二つ
カリタ Kalita コーヒーメジャー 銅 10g #44001 [並行輸入品]
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と、今回は道具編
次回があるかは最初に書いたように現段階ではわからない
最後にもう一つ
淹れたコーヒーを持ち運びたい時のコーヒー専用ボトル
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これもまた優れものだな