衝動買いが止まらない
昨日は眼鏡を新調
まぁ必需品なのでと自分に言い聞かせてみる
その時にちらっとカバン屋を覗いた
基本流行には囚われない俺ではあるがサコッシュはずっと気になっていた
俺は常に筆記用具とメモ帳を持ち歩く
いつ仕事の電話が入るか分からないからである
そんな時に話の内容を記憶していく能力は俺にはない
俺はメモ魔
どんな些細なことでもモレスキンに書き込んでおく
そして後から残したい情報はアップルのメモアプリへ入力
これでアイフォンからiPad、iMac、MacBook Pro全てに情報が連動されるのだ
なのでいつもカバンを持ち歩く
でも俺は大は小を兼ねるということで大きめのカバンを好む
特に街に繰り出す時は大きなカバンはとても重宝する
あれもこれもと地元では入手できないようなものを大量に購入するからだ
しかしご近所の買い物程度では小さなカバンで十分だ
入れたいものは筆記用具にメモ帳にハンカチ、ポケットティッシュ、折り畳みトート、文庫本
なのでサイズ的に今流行りのサコッシュがちょうど良いというわけである
自転車好きならおなじみである
ロードレースのボトルや補給食を入れておく簡易的な布のカバン
あんなのはサコッシュもどき
本来のサコッシュは布切れで作られたごく簡単なバックなのである
実は本物のサコッシュは一つ持っている
確か自転車屋でもらったやつだ
ただ本当のサコッシュは正直使い道があまりない
いかにも貧乏くさくて
買い物袋にするにも小さいしな
そこでサコッシュもどきである
ただ本当のサコッシュだと全く売れないので生地など高級化
ポケットなどの収納を増やしたりチャックをつけたりと使い勝手を向上させた製品である
まぁサコッシュというより小さなカバンだな
サコッシュなんて物は基本使い捨て
レース中に中身を取り出したら捨ててしまうのがサコッシュだ
そんな捨てられたサコッシュをファンが取り合う
子供と大人が力ずくで奪い合うのだ
そんな巷で流行のサコッシュもどき
俺は気になり店を覗いてみたのだ
５０００円ぐらいなら買っても良いかな
するとカラバリを揃えたポーターのサコッシュが目に止まる
いわゆる一目惚れである
値段はやや予算オーバー
６８００円プラス税
しかしそこはポーター
他のサコッシュもどきとは作りが違う
そして俺は緑色の小さなカバンに夢中になった
その時はお金を持っていなかったのでひとまず退散することに
帰宅してから俺は調べたのだ
どうやらポーターのサコッシュもどき
「コッピ」と言うらしい
ロードレース好きにはおなじみの名前
今では神様的な存在「ファウスト・コッピ」である
ツール総合優勝２回
ジロ総合優勝５回
その他世界選手権にイルロンバルディア４連覇
もう凄すぎる成績
かなり昔の人なんで現役の走りは知らないが
おそらくクライマーだと想像できる
ジロでは毎年一番標高の高い山を「チマ・コッピ」と呼ぶ
これはファウスト・コッピリスペクトからである
そんなことをほとんどの人は知らずにポーターのコッピを買うのだろう
そんなロードレース界の沢村栄治みたいなコッピ
ドーピングも告白しているそうで
しかも「ほとんどやってた」とランス並みに常習犯である
時代が時代なんでドーピングやり放題だったのだろう
多分時代的にも違反じゃなかったかもしれないな
それでもドーピングしてたのは事実で
それを知ってしまうとカバンにドーピング野郎の名を冠するのは如何なものかと思うのである。吉田カバンさん
どうせなら「ランス」「リッコ」「ディルーカ」も出しちゃおうぜ
そして今日俺は開店と同時に近所のショッピングモールへ侵入
まずはニトリでアルミの雪平を購入
鍋をぶら下げながらカバン屋へ
無事に緑色のコッピを購入したのであった
青が無難だが
そこはチャレンジャーな俺である
アラフィフにして鮮やかな緑色のコッピ
やはり植物色は良いな
そして緑色を買うと気になるのが黄色
春だし
菜の花コーデ
夏になればひまわりコーデ
そんな相性抜群の黄色と緑
以前から気になっていた黄色い服があった
正式にはマスタード色
からし色
名付けて「菜の花の辛子和え」コーデ
その気になる服はスノーピークのインサレ春夏バージョンの新色である
スノーピークの中でも人気のシリーズらしい
これがオシャレなのか？との疑問もあるが
機能性は素晴らしい
お値段高めだが物は確かだ
とてもストレッチ
伸び縮み抜群
中綿も縫製されている糸までストレッチ
とことんストレッチ
キャンプメーカーだけに撥水加工も当然完備
余分な熱を逃し最低限の熱だけ確保
アウターとしてもミドルレイヤーとしても大活躍間違いなし
そんなインサレ２万円
俺の春服の予算は３万円を計上
人気商品だけに買えるときに買っておく
からし色Mサイズは残り２
俺は購入に踏み切った
三日後には届くかな
購入したのはカーディガンタイプ
ちなみにプルオーバーの方が安い
オリーブのズボンは持ってるので
先ほどの緑コッピと合わせれば
菜の花の芥子和えコーデが完成する
カラフルな４８歳
猪生まれ
これでまた変人扱いされるんだろうな
