鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

北朝鮮曰く「拉致問題は既に解決済み」

オリンピックをきっかけに突然動き出した朝鮮問題

アメリカとの歴史的会談もシンガポール開催で決定

あとは何事もなく米朝が当日まで過ごせるかどうかだ

韓国は散々な目に会ってきたにも関わらずあっさり北朝鮮よりに

さすが本来は同国な事だけある

金正恩は突然ニコニコ

なにやらいい人な雰囲気を醸し出す

正直あの体型でニコニコされると悪い人には見えなくなるから困る

中国の後ろ盾を求めてキンペーさんにもご機嫌取り

トランプは交渉にはビジネスマンらしくしたたかだろう

米朝韓中

この中に日本が入り込む隙間はない

安倍総理は国内での人気が激減

全ては何にでも突っ込みたがる嫁のせいか

おっぱい財務省

腹心麻生も集中砲火を浴びて

相変わらず批判しかできない野党は仕事すら放棄する無能ぶり

「民主」とつく人たちだけでもいなくなればマシになるだろう

劇的に世界が動こうとする中で日本だけはひたすら停滞中

そんな北朝鮮の国営メディアが「日本は既に解決した拉致問題を持ち出して朝鮮半島の平和の流れを阻もうとしている」と発言

相変わらず自分の事は棚の上に上げて日本だけは批判する

これは同国、韓国も同じ事

約束を守らない、嘘をつく

国際的にもこうなのだからどうしようもない

それが統一したらもう手がつけられなくなるだろう

アメリカが拉致問題にどこまで踏み込んでくれるか分からないが

トランプはトランプで交換条件を出してくるだろうな

肉、自動車、農産物

なんでこうなった

どこで間違ったのか?

とりあえずは米朝会談の中身

なにやら今度はちゃんと核を放棄しますと言ってるみたいで

ここで放棄すれば世界中は今までの悪行を忘れ北朝鮮を賛美するだろう

所詮奴らは当事者じゃないからだ

日本人は過去に何人もの人が北朝鮮工作員により拉致された

世界中の人に想像してみてほしい

或る日突然自分の家族や友人が姿を消す事を

たった一人言葉も文化も違う国へ連れて行かれて親兄弟とも連絡は取れずに2度と家に帰れなくなる事を

日本としてはアメリカ頼みしかない

そのためには我々はアメリカの肉を食べてアメ車を転がしカリフォルニア米のおにぎりを食べる。そしてデザートはアメリカのフルーツだ

 

 

先日俺はやらかした

それはうちの近所のショッピングモールでの出来事だ

俺はいつものように意気揚々と開店5分前から自動ドアの前で待機して開店と同時にユニクロへと競歩並みのスピードで歩いた

その時にユニクロの隣にあるH&MモンステラTが目に入った

「アレ欲しい」と瞬間的に一目惚れした俺はとりあえずの目的を果たすためにユニクロでお買い物

あろう事か予定外のものまで購入してしまい俺の財布はすっからかんとなった

「とりあえず出直すか」

時はGW

あまりにも増えすぎた客を避けるように俺は帰宅

平日に再訪する事にしたのだ

家に帰ってからも俺の心はモンステラTで埋め尽くされた

たまにいやらしい事とジロの事も考えるが6割ほどはモンステラTで埋め尽くされた

ネットで検索

1500円

以外と安いんだな

俺は47年間の人生の中でたったの一度もH&MでTシャツを購入したことがなかったのだ。かろうじて500円のニット帽を買うのみ

俺は人生で初めてH&Mの価格帯を把握したのだった

そもそもなぜ俺が今までH&Mを避けてきたのか?

おそらく100回以上は店の前を通過してると思われる

それでも俺はほとんど店に入ることすらしてこなかった

それはどうしてもチョコレートを想像してしまうからだ

M&Ms

実にくだらない理由である

最近はユニクロも随分と高くなった

この価格なら乗り換えてもいいかなと俺は思い初めていたのだ

大きな仕事も2つ決まり

5千円ぐらいなら散財してもいいかなと判断した俺は翌日の月曜日に仕事の合間を見てH&Mへ再訪したのだった

俺の予想通り店内はガラガラだ

俺は足早にモンステラTの前に行き手に取った

後ろなど全体をさっとチェックする

俺は何も考えずにいつものようにMサイズを探し出しキープした

俺の買い物の早さには定評がある

1着あたりおそらく1分もかからない

それは一目惚れしたものしか買わないからだ

これは迷って購入したものは結局あまり着る事もないからである

俺は店内を見渡した

くすんだピンク色のプリントTが俺の目に止まった

「ジロだしピンクだな」

俺は年甲斐もなくピンク色のプリントTもキープした

サイズは当然Mサイズだ

「ボーダー」も押さえておくか

いわゆる定番柄

眠らせといて何年か後でも着れる保守的デザインだ

999円という値段も俺の背中を後押しした

俺は合計3枚ものTシャツをレジのお姉さんに渡した

お姉さんはマニュアル通り「サイズは大丈夫ですか?」

俺はよく考えもせずに「大丈夫です」

そして支払いを行った

俺はウキウキしながら帰宅した

家に帰り早速試着

まずはボーダーTだ

微妙に大きいかなと思いつつまぁ許容範囲だ

俺はお気に入りのTシャツに少しでも汗が付着することを恐れて試着はやめて買い置き用の棚に収納したのだ

さて10日の木曜日

俺は朝からお出かけに備えてピンク色のTシャツを取り出した

気温は最高20度と予想

朝はTシャツ一枚ではまだまだ寒い

俺はこの上に20年以上前に購入したビームスのスイングトップを合わせる予定でいた

そして俺は20歳の頃から愛用しているアザロのクロームと言う香水を手首と胸元にふりかけ両手を擦り合わせては首元にヌリヌリした

これは加齢臭をごまかすための周りへの配慮

この時の俺の中のBGMはいつだって「NO NY」

俺はしばしヒムロックと化す


NO NEW YORK / 渋谷公会堂 BIG GIG 1985,6,25

ユニクロのエアリズを着てそしていよいよピンク色のTシャツだ

「ん?」

鏡の前に立った俺は違和感を感じた

やたらと首元がダルダルなのだ

そして肩は完全に落ちて裾の長さも異様に長い

そうなのだ全体的にかなり大きすぎるのだ

「こ、これではまるで彼氏の家にお泊りに来てパジャマ代わりに彼氏のTシャツを借りた女ではないか」

俺は思わずTシャツの裾を下に引っ張り股間を隠した

H&M

北欧はスウェーデンのメーカー

そうかインポートだよな

俺は40代になってからユニクロとコロンビアでしか服を買っていない

あとは自転車用のジャージだけだ

それらを若い頃に大量に購入した服とうまく組み合わせて日々をしのいでいる

20代の頃はアメカジとミリタリー

ねるとんパーティー用のモード系

30代になりシップスのオリジナルを中心にセレクトショップ系をバーゲンで買い漁る

たまにパリコレなどにも出てるハイブランドもバーゲンで買っていた

40代になり景気悪化

俺は服に大金をかけることができなくなり今に至るのだ

今はいつでも山に登れるように

少々の雨では傘などささないようにアウトドア系である

サイズは全てMサイズ

若い頃でもブランドの違いでMかL

Sサイズはコロンビアのズボンぐらいしか買った記憶がないのだ

そもそも俺のスペックは

身長172センチ

体重ヒ・ミ・ツ

バスト98センチ

ユニクロではMサイズを買っているもののおっぱいに生地が引っ張られて袖や丈が少々短くなるのだ

しかしこれがLサイズでは明らかにブカブカとなる

身長的にはMサイズでもおっぱい的にはLサイズ

若い頃にシップスで購入したジャケットを初めて来て外出した日、腕をクロスした瞬間に背中の縫い目からぱっくり避けたほどだ

よく言えば中途はんば

要するにただのデブなのである

自称スプリンター寄りのパンチャーの俺はかつては太もも60センチ

エストで合わせると太ももがパツンパツン

今は首と腰を痛めて距離を乗れなくなったので細くなったが

とてもサイズ選びが難しいのだ

そのためにゆったりとしたアウトドア系は俺にピッタリなのだ

俺はもう一枚の一目惚れしたモンステラTを恐る恐る着てみた

俺は安堵した

どうやらモンステラTは俺の体型に丁度よかったのだ

今回3枚買って1枚は大きすぎた

全てMサイズなのに

「難しいな」

俺はH&Mのサイズ選びの難しさを学んだのであった

 

そして今日再び俺はピンク色のTシャツを買い直してきた

今度こそSサイズである

再び店員のギャル系のお姉さんに「サイズは大丈夫ですか?」と聞かれた

俺は今度こそ自信を持って答えた

「大丈夫です!!」

その時の俺の顔は満面の笑みであったに違いない