鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

北朝鮮からの漂着船の処分に困る自治体

最近どんどん日本海側に漂着してくる北朝鮮の木造船

俺がテレビから得た情報では

貧相な木造船で危険な漁をしている上に燃料に水を足して使用しているために途中でエンジンが壊れて遭難、漂着するという

この辺り経済制裁の効果が出ているのだろうが苦しめられるのは一般市民である

火星15の発射映像では満面の笑みをたたえていた金正恩

漂流してきた船の乗組員は夜中の11時25分頃に民家のチャイムを鳴らす

聞こえてくるのは明らかに日本語ではない

あまりの恐怖に警察に通報したという

チャイムを鳴らしたあたり住民に助けを求めていたのだろうが言葉が通じない上に北朝鮮という特殊な国のために彼らは遭難先でも犠牲になる

遭難を装った工作員かもしれない

なにやらウイルス性の病気を持っているかもしれない

そんな考えがどうしても浮かんでしまうだろう

先月29日に北海道松前町沖で見つかった木造船について海上保安部が立ち入り調査したところ船内から日本製の家電製品が見つかったそうだ

彼らは北朝鮮の男性10人で「1カ月ぐらい前にかじが故障して流された」と話した

そして全員帰国を希望しているという

帰国したいのはいいのだが何故、船の中に日本製の家電が積んであるのか?

乗組員が遭難ついでに島にある避難用の小屋から持ち出した可能性があるという

そしてこの避難用の小屋には家電製品のほか食料品や燃料も置いてあるのだ

今年は北朝鮮から漂着してきた木造船は11月30日現在で59件だという

当然保管する場所もない

横浜に展示してあるような工作船ではないので資料としての価値もない

ただのゴミである

漂着船の所有者が名乗り出る可能性はほぼ無い

まずは海上保安庁が保管して調査する

そして漂着先の自治体に木造船を押し付けるのだ

そして押し付けられた自治体は木造船の処分にかかる費用の一部を負担しなければならないという

山形県鶴岡市に漂着した木造船には知事名で「連絡がない場合は処分します」と紙が貼られていたという

形式上の行いだが全くの無駄だろう

この船は12月8日までに所有者が現れなければ産業廃棄物として処分するそうだ

12月8日

つまりジョンレノンの命日までに所有者が現れなければ自治体が税金で処分しなければならないのだ

1980年12月8日にジョンレノンは自宅前で撃たれて死んだ

その12月8日である

処分費用は150万から200万

9割は国が出してくれるそうだが残りの中の4パーセントが県の負担となる

勝手に流れ着いてきたものに県民の税金を使わなければならないのだ

しかもそれだけでは無い県の職員が再び木造船が流されないようにロープで固定したり見回りをしたりという経費もかかる

そしてこれらにかかった費用を北朝鮮に請求することもできないのだ

なんせ相手は勝手に日本人を拉致していく国である

世界的な常識など通用しないのだ

実はもともとはこの木造船などの漂着物の処分費は全額国が負担していたのだ

しかし年々増加する漂着物に国の予算が圧迫されて「自治体にも出させよう!」ということになってしまったみたいである

2017年度の予算は4億円だそうだがそれでも足りないのだ

日本海にはミサイルをぽんぽん落とすし

海も多少なりとも汚れているだろう

本当に困った国である

 

うちの近所にある小さな本屋

建物自体はそこそこの大きさだが3分の2がDVDのレンタルスペース

どんどん圧迫されて本の売り場は狭くなっている

新作などはなるべくこの本屋で買うようにしているのだが、この本屋ではコーナーを作り新品の本を半額で販売している

なかなか面白そうな本も置いてあり俺は毎回チェックを欠かさない

しかし毎回この半額コーナーを見ているのは俺だけだという現実である

そこで俺が半額で買った本は

 江戸の花

浮世絵でめぐる江戸の花―見て楽しむ園芸文化

浮世絵でめぐる江戸の花―見て楽しむ園芸文化

 

花が描かれている浮世絵から当時の花や園芸の楽しみ方を説明してある興味深い本である

カラーの大型本だし半額はかなりお得だった

 

そして今日購入してきたのが

京都の食景

 

京都の食景: 作家が描いた京都の風味

京都の食景: 作家が描いた京都の風味

 

 誰もが知る名だたる文豪が描いた京都の風味と食景から見た文学散歩である

定価1500円だが800円で購入

これまたかなりお得である

そして面白そうだ

 

他に買ってきた文庫本が週刊新潮の名物コーナー本

 

黒い報告書 クライマックス (新潮文庫)

黒い報告書 クライマックス (新潮文庫)

 

 とてもエロくて面白い

シリーズ物なので他のシリーズも読みたくなった

初期の頃は水上勉も描いてるそうだ

しかし官能系ってよく書けるなぁと思う

難しい上に恥ずかしいよな

なんか自分の経験を書くみたいで