鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

名駅「杏花」よだれ鶏のピリ辛冷やしそば

今日は蒸し暑い1日だ

JRは遅れていつもより混んでいた

午前中は1時間ほど時間があったのでのんびりと散歩をした

気分はブラタモリ

何故あそこだけ高台になっているのだろう?

そんな疑問を抱くも古地図が無いので分からない

街中だがお寺がやたら多い

日蓮日蓮、曹洞などなど

妙見山

仏教で妙見とは北極星のこと

中国の道教北極星信仰と仏教が融合して妙見菩薩が誕生している

調べてみたら日蓮と妙見の関わりは深いみたいだな

日蓮に関しては勉強不足なので知らなかった

そんなことを考えながら小さな神社仏閣を散策

午前中だけで1万歩歩いた

そして俺は腹ぺこである

用事を済ませた俺はいつものように名駅へと向かった

今日も朝飯は抜いて来た

さぁ食べるぞ

俺はがっつり丼系を食べるつもりでいた

そろそろ穴子の旬がはじまる

穴子の一本天丼

食べたいなぁと思いつつ名駅広小路口のキュイジーヌマルシェのとある店へ

予算的には問題ない

でも以前食べた選べる幕の内に心が引かれる

俺を迷わせた原因はショーケースに入ってるサンプルの丼の白飯があまりにも少なかったからだが

まだ6月1日だ

穴子はもう少し後にしよう

俺は第2候補の冷やし麺を食べる事にした

以前、冷めた小龍包でがっかりした「杏花」である

ランチ時の作り置き小龍包はある程度は仕方が無いのかも知れない

夜来いや!

というメッセージかもしれない

それならば最初から冷めてる物を食べれば良い

冷たくて美味しい物を

そこで冷やし麺だ

幸いな事にこの店では冷やし麺のメニューが豊富である

海鮮五目冷やしそば

よだれ鶏のピリ辛冷やしそば

野菜たっぷり黒酢冷やしそば

冷やし担々麺

写真を見てるとどれも食欲をそそる

そして全てにおすすめマークが

これでは選べないじゃないか・・・

俺はしばし迷った結果

「よだれ鶏のピリ辛冷やしそば」に決めた

決めては説明書きの「よだれが出るほどおいしい」のうたい文句である

香辛料と薬味がたっぷりと入ってるらしい

麺単品なのが気になったが

俺は店内に侵入した

カウンターの空いてる席に案内された

俺はメニューを見た

単品でからあげとかシュウマイとか春巻きとか青菜炒めとか無いかな?

と思ったからであるが流石にランチ時には単品メニューは無いみたいであった

まぁいい

腹が減っていれば他で何か甘い物でも入れれば良いさ

俺はよだれ鶏と生ビールを注文した

f:id:sababou:20170601173719j:plain

生ビール

やはり美味いなぁ

そうえいば今月からビールが値上げしたんだな

でもあれは値上げというより安売りの禁止だから店は関係ないのかな?

店でも個人店はランチ限定生ビール350円とかやってるけどな

樽買いだと350円でも利益出るから大丈夫なんだろうな

f:id:sababou:20170601174009j:plain

f:id:sababou:20170601174016j:plain

やたらと早くやってきた

よだれ鶏のピリ辛冷やし麺

しかし俺の口からはよだれは出なかった

 

とりあえず俺は箸でまぜまぜした

箸がつるつる滑って混ぜにくい

それでも俺はなんとか麺と汁を混ぜきった

一口食べてみる

「これはなかなかの味だな」

麺はつるつるシコシコの平打ち麺

麺は合格点だ

しかし食べにくいのが難点である

汁はピリ辛と言う割には全然辛く無い

四川系が苦手な俺でも全然辛くは無い

しかし各種香辛料と薬味の風味は十分に伝わってくる

もう少し辛いのを想像してたがこれはこれで良い塩梅である

俺はビールを飲みつつ3分の1ほど食べた所で、酢を少しばかり垂らした

孤独のグルメの見過ぎである

どうしても途中で味を変えたくなってしまう

気分はまさに井之頭五郎

酢を垂らした冷やし麺はとたんに味が変わる

「こ、これは冷やし中華だ」

「それも深い旨味のある上等な冷やし中華だ」

俺は完全勝利を確信した

そしてもうひと味変化を加えれば「ひつまぶし」もどきになるな

俺はカラシをたっぷりと混ぜ込んだ

俺の中で京都のカラシソバが思い出された

が、

これは失敗だった・・・

カラシは小袋のカラシ

なんかちょっとカラシが合わないというか味が複雑になりすぎたのかもしれない

通常なら酢とカラシの相性はいい

だがこれはダメだった

酢だけにしとくべきだったな

それかもう少しカラシをおさえるべきだった

隣の人がザーサイを残していた

もったいない

俺が食べてやりたいぐらいだ

 

よだれ鶏のピリ辛冷やしそば  1080円

生中             530円

合計             1610円

 

ごちそうさまでした

なかなか美味かった

でもあと一品欲しいな

ランチセット1200円で

つまめるような物があればなぁ

 

 

その後俺はコメ兵名駅店へ向かった

場所はミッドランドスクエアの隣

モード学園の雑巾をしぼったようなビルとの間である

大塚家具が隣にあるところ

店舗は思ったより小さい

カフェは気になるが外からではメニューが分からない

店内は若いお姉さんばかりで入りづらい

コメ兵自体は厳選された売れ筋が置いてある印象

それだけに俺が欲しいのは少ない

万年筆などの品数を増やして欲しいな

でも買わないけどな

見るだけ見るだけ

期待してた家具はほとんど無かった

イスが少々

やはりお高い

一桁下がらないと手が出ない

植物は想像通り

デザイン良く仕立てられた観葉植物が売られているが

やはり見た目重視

インテリア系の植物は高い

ガジュマルなどはなんとか買える値段だが、すでに俺は198円で購入したガジュマルを育てている

なのでここでイケメンガジュマルを買ってしまうと今まで育てて来たガジュマルへの愛情が薄れてしまう気がしたのだ

まぁ最初から買う気はないのだがな

俺はガジュマルの仕立て方をよく観察してから店を出た

家具はどうなんだろう?

オープン時で売れちゃったのかな?

もう少し大きな店舗だとよかったのに

そこまでは勝負出来なかったのかな

でも久しぶりに名駅の地上部を歩いたが知らないうちにシャレた街並みになっていた

だんだんおっさんには似合わない街へと進化してしまう

そして伊勢丹ハウスも高島屋モールも見るだけの店ばかりなっていく

買えない

商品が高過ぎて

見るだけ見るだけ

 

コメ兵さんモンブランの万年筆のスターウォーカー

いくらで買ってくれるかな?

結局使わないんだよな

万年筆って