創業130年の老舗和菓子屋の納屋橋饅頭本店が昨年末から休業中である
どうやら再開の目処は立っていないらしい
明治19年に名古屋市の中心部を流れる堀川にかかる納屋橋の近くで「伊勢屋」として饅頭屋を創業したのが始まりだそうだ
その後、大正2年に橋が現在の鉄骨アーチ状に改築された際に創業家の夫婦三世代が渡り初めの儀式に選ばれたことから屋号を「納屋橋饅頭」に改めた
現在の主人で五代目になるそうだ
店内にいた従業員の話によると代表の体調不良のために休業中だと言うことではあるが
2007年の売れ残りのあんこ使い回し事件からこの本店では饅頭は製造されていないという
納屋橋屋饅頭は休業中の本店とは別経営で暖簾分けされた「納屋橋饅頭万松庵」「納屋橋饅頭平田町分店」が営業しているそうで
現在休業中の本店は工場を閉鎖してこれらの暖簾分けした店舗から商品を仕入れて販売していたそうだが
取引先だった大手量販店から取引を切られて経営が悪化していたそうである
ちなみに暖簾分けされた納屋橋饅頭は順調な経営を続けている
俺も大須商店街に行った時には「揚げまん棒」をよく食べるのだ
納屋橋饅頭の主力商品は酒饅頭
蒸したて熱々の酒饅頭は美味い!
なんか久しぶりに食べたくなって来たのだ
デパ地下なんかでも一個から買えるので今度買ってみよう
ただしカロリーは一個あたり約80キロカロリー
食べ過ぎには注意が必要だ
そして納屋橋饅頭万松庵のHPを見ていたら大須縁日の毎月28日のみ、どらやきが限定販売されるそうだ
1個130円
和菓子屋のどらやきにしては安い
「ふわふわで香ばしい生地と餡の相性が最高です」と店の説明が
現在どら焼き探しの旅に出ている俺としては一度食べてみる価値はあるかもしれない
限定販売ということは通常販売できるほど利益が出ないという可能性が高い
確かに他店と比べると30〜60円ほど安いが
しかし28日のみか・・・
今月だと俺の誕生日じゃないか
今回のニュースで思い出したが
俺はすっかり「売れ残りのあんこ使い回し事件」を忘れていた
船場吉兆は使い回しで潰れた
赤福は過去のことはみんな忘れて今も好調だ
個人的には赤福は好みではないので一切食べないが
今年は何やら白い赤福も発売されたとか
食べてみたい気もするが
赤福と俺の胃の相性が悪いらしくていつも胃もたれを起こしてしまう
あんこ大好きなのに・・・