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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

手塚治虫のエロティカ

漫画の神様、手塚治虫さんの仕事場の机にはかつて鍵がかけられ25年の間、開かずの扉となっていた引き出しがあった

2年前その開かずの扉は長女るみ子さんによって開けられる事となった

そしてその中にあったのが手塚治虫のエロティカなのである

ようするにエッチな漫画

とは言ってもそこは漫画の神様

いわゆる普通のエロではなく擬人化されたエロ

葛飾北斎タコみたいなものだろうか

グラマラスなネズミが体をくねらす絵や、裸の女性がコイや白馬に変身する絵などが200点ほどあるそうだ

今回はその中から11月7日発売の「新潮12月号」にてカラー25点モノクロ4点が公開されるそうだ

そして手塚プロからはこれらの出版予定は無い

とりあえず今見ておかないともう見れないかもしれない

公開される物が果たして厳選された29点なのか?それとも公開できるものが29点なのか俺には分からない

ただ言える事は男が鍵をかけてまで隠しておいた物を他人が勝手に一般公開するものでは無いと言うことである

確かに手塚氏はエロも書いている

俺が子供の頃の夏休みの定番はキューティーハニーとメルモちゃんだった

赤いキャンディ青いキャンディ

もうわけが分かんないけど下半身がとんでもないことになりながら見てたアニメである

これらは毎年のように再放送されてた記憶がある

調べてみたらどうやらメルモちゃんは性教育用のアニメであったみたいだ

果たして当時の俺がちゃんと教育されたのかどうかは全く記憶にないが

ただ下半身がとんでもないことになってたのだけはハッキリと覚えている

そして母親にそのことを話したらとんでもなく怒られた事も

それでも俺はこの二つのアニメを見ないでおく事は出来なかったのである

そんな手塚氏のエロティカ

どんな目的で描かれたのかは分からないそうだ

アートとして描いたのか?

新作の構想の一部だったのか?

俺の予想ではこれらの作品を描く事でなんらかの性的欲求を満たしていたのではないかと思うのだ

だから鍵がかけられていたと

普通にエロを描いて来た漫画家があえて隠したくなるエロ

どうも俺にはそうとしか思えないのである

それにしても有名人は大変である

死んでからいろんなことをばらされる

芸能人ならかつての交際歴

作家だとラブレターを勝手に公開されてしまうのだ

これはもうかなり恥ずかしいんじゃないかと俺は思うのだ

太宰治芥川賞欲しいです手紙なんかも本人がばらされた事を知ったら恥ずかしさのあまり「わーわーわーわー」って叫びたくなるんじゃないだろうか?

もちろん俺にも決して人に見られたく無い物はある

それはもう数えきれないほどある

幸いな事に俺はただのおっさん

誰も秘密を見ようとは思わない

子供の頃はとにかく仮面ライダーになりたかった俺だがやはり普通のおっさんでよかったなぁと思ったのであった

 

果たしてどんな目的で描いて厳重に保管されていたのか?

かなりきになる新潮12月号である