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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

本日の焼魚定食1200円

本日の焼魚定食1200円

これは今日の俺の昼飯である

今日の俺は本当はカレーが食べたかったのである

キッテ名古屋にある南インドのカレーが

しかしあいかわらず今日も行列ができていたので俺は南インドのカレーを断念せねばならない状況に追いやられたのである

酒を飲んでも良い状況ならキッテのおでん屋でも良かったのだが

さすがにシラフでおでんは辛いのである

三重の店はガラガラで手こねまぶしも気になるがいかんせん予算オーバー

ラヴイズオーバー悲しいけれど〜なのである

そして俺は名古屋では何でも「ひつまぶし風にしとけ」

みたいな風潮が嫌いなのである

そもそもひつまぶしが嫌いなのである

何故ウナギを細かく刻む?そして薬味を乗せる?最後はお茶漬けにしてしまう?

貧乏性な俺はがっつりうな丼を食べたい

薬味を乗せたりしてウナギ本来の味をごまかすような食べ方はしたく無いのである

あの薬味は決してウナギの味を引き立たせる事は無いと俺は思うのだ

そしてそもそも細かく刻んで欲しく無いのである

お茶漬けが食べたいのなら鯛茶漬けが良い

池波正太郎先生のようにまずはう巻きなどで一杯のんで白焼きで一杯飲んで

最後に鯛茶漬けをサラサラが良いのだ

しかし今これをやると凄い金額を請求される事になる

過去に1度だけ竹葉亭でやったことがあるが

まぁそれはいいとして

なので俺は手こねまぶしを食べる予算があったとしてもそのまま食べるのである

店の人がなんて言おうが

だいたい三重では普通に食べてるような気がするのだが

このあたり調査が必要だ

 

でまたもや行列という巨大な敵に敗れ去った俺は大名古屋ビルヂングへ向かったのだ

その途中で俺はふと思った事がある

「もしかしてあのカレー屋は開店前から行列ができてるのでは?もしそうならどうやっても行列を回避するのは不可能なのでは?」と

これも調査が必要だ

そんな俺は再び大名古屋ビルヂングへと足を踏み入れた

一週間ぶりぐらいであろうか

俺は周りの店をひやかしながら3階へと向かった

そしてまずはじっくりと品定め

各店舗のランチメニューを見てまわったのである

アジアンも良けどなぁ

でも鳥のひき肉と目玉焼きが乗ってるごはん単品で1000円オーバーはコスパ悪いような気がする

ランチだったらサラダとスープも付けて欲しいできれば小鉢も

そんなこんなで今回俺の目に止まったのは本日の焼魚定食1200円である

ちなみに税込み1200円である

なので消費税が10%になった場合は値上げされる可能性がある

まぁとりあえず今は8%なんで1200円である

この店はこないだ鳥南蛮と迷った店である

東京の魚料理系の居酒屋が名古屋に進出してきたらしい

屋号は神田さくま

和食酒亭と書いてある

確かに酒は豊富だが車というものを運転しなければ行けないので酒は御法度な俺だったが

すでにこのとき腹ぺこだった俺は入店を決意したのである

店を覗くと店員のお姉さんと目が合った

俺はいつものように右手人差し指を天高く突き上げてこういったのだ

「ひとりです!」

するとお姉さんは

「カウンターでもよろしいでしょうか?」と聞いて来たのだ

俺はだまって頷き案内されたカウンターへと腰を下ろしたのである

すかさずお茶とメニューが

「本日の焼魚定食で」

俺はカバンの中から文庫本をだして読書をすることにしたのである

飲めば都である

なんとなく買ってしまった本だが結構面白いのだ

そんなんで登場したのが本日の焼魚定食1200円

ちなみに今日の焼魚は太刀魚の一夜干しである

これに小鉢とサラダと赤出しとたまご掛けごはんようのたまごがついて来るのである

 

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今が旬の太刀魚である

塩焼きなど非常に硬い骨がある魚だが干物なので骨が無くて食べやすい

できればこれで日本酒を飲みたい

そしてたまごかけごはんで締めたいと思うのであった

考えてみれば俺は細長い魚が好きなのである

うなぎ、鱧、あなごなどなど

細長い魚は美味いのである

そしてこの太刀魚も美味い!

ただクルクルロール上に巻かれてしまっているので食べにくいのが残念ではあったが

サンマみたいに細長い皿で出してほしかったがスペースの問題などいろいろ大人の事情があるのだろう

大人の情事は好きだが大人の事情はダメなのである

そして小鉢のおひたしもなかなか良い味だ

赤出しは普通

しかしなんでみんな名古屋に店を出すと赤出しにするのか?

俺は他の地方の物が食べたいのだ無理に赤で出す必要は無いのだ

関西の料亭なども名古屋店では赤出しだったりするのが残念でならない

そしてたまご掛けごはんである

俺はたまご掛けごはんが好きだ

日本人で良かったと思う瞬間でもある

こんなに安くてお手頃な物が美味いなんてやはり日本は素晴らしいのである

しかしその中で俺たちは一つの命を頂いている事を胸に刻み付けておかないといけない

この世に生まれる事無く人間に食べられて行く命に

命の重みを考えながら我々はたまご掛けごはんを頂かなければならないのである

 

あぁ満足だ

正直ごはんの量は少ないが酒を飲んでればこれくらいが丁度いいのである

俺はシラフだったが

酒飲みたいなぁと思いつつ俺は1200円を払い

店を後にした

 

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高島屋にはレゴランドの模型が展示されていた

たぶん俺は行く事が無いであろう

さすがに一人では寂しいのである

 

 

そして今日のミニひまわり

 

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一番最初に咲いたクララがだいぶ年老いて来たのである

美人薄命

やはり花の命は短いのだ