鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

カリモク60 Kチェアを買った

自宅の一応事務所兼俺部屋のソファーを購入することにした

基本俺は地べた派である

部屋の中なら床派と言った方がいいのだろうか

つまり椅子には必要に迫れない限りは座らないのだ

椅子はなぜか落ち着かない

PCなど長時間座らざるおえない時以外は座らない

しかし俺の部屋には椅子が3つある

ちなみに俺の部屋は10畳である

しかし物が多すぎるために壁には棚を配置しまくっていて居住スペースは狭い

CDだけでも他の部屋に移動させたいがそれもままならない状況だ

床派の俺は普段座椅子を使用する

今まで様々な座椅子を使用してきたがどれもしっくりくる座椅子はなかった

まぁ俺が座椅子には金をケチるのが一つの理由ではあるのだが

今現在はニトリで購入した和室用の座椅子である

あの旅館や料理屋の小上がりなどに置いてあるような奴だ

現品限りの傷物を安くニトリで購入したのだ

俺は傷物は好きである

理由は安いから

日常的に使うものは必ず傷は付くものである

それなら最初から傷物でも俺は一向に構わない

そんなニトリの座椅子だが肝心の座布団をケチって安物を購入したので非常に座り心地が悪い

そしてどうもこの座椅子もまた長時間座り続けるには無理があるのだ

気がつくと変な姿勢になり腰が痛くなる

これではダメだと

おちおち本も読んでいられない

でもだらっと座椅子にもたれ掛かり酒を飲むには重宝する

俺は床にゴザを敷いている

畳やゴザが好きだからだが部屋全体のコーディネートは完全無視して部屋の一部を和室空間として使っているのだ

毎晩このゴザの上に寝転がりケヤキの板の上に酒器とつまみを置いてちびちび飲みながらTVを見るのである

この時に座椅子に頭をもたれかけるのだ

さすがにこれでは首が痛い

きちんと座椅子に座りなおしても気がつくとだらっと寝そべってしまう

なかなか料理屋の座敷で酒を飲むようにはいかないのである

そこで俺は一大決心をした

腰や首のためにもちゃんとしたソファを買おうと

ただし場所がないので一人用だが

まぁ他にも椅子はあるので来客があっても対処はできる

俺は飯を食べる時のダイニングチェアでもそうなのだが椅子の上であぐらをかいてしまう癖がある

なのでPCデスク用の椅子でもあぐらをかいて作業をする

そのためになるべく幅広の椅子を使う

昔はケチって1万円から1万5千円ほどのデスクチェアを使用していたが

やはり安物は安物である

しょっちゅうネジが緩んでくる

俺があぐらをかくためにメーカーが想定しない場所に負荷がかかるからだと思われる

背もたれにもたれかかった時にネジが一気に外れて後ろへ倒れたこともしばしばある

今の椅子の前はお高いハリーベルトイアのダイヤモンドチェアを使用していた

あのMoMAニューヨーク近代美術館に置かれている椅子である

ワイヤーで編まれた椅子は非常に座り心地がよかったが、これも突然ネジが外れてバキッと折れて俺は後方へひっくり返ることとなった

これまた俺が椅子の上であぐらをかいていたからである

 こんなやつで俺が買ったのは5万円ほどのレプリカだが

これは購入して3年ほどでお亡くなりになった

そしてその次に購入して今も使ってる椅子がイームズである

現行品のポリプロピレンの奴

もどきではなくちゃんとしたハーマンミラーイームズのアームシェルチェア

 俺のは黄色だが

エッフェルベースの足である

このイームズは実に優秀で座り心地よしデザインもよし汚れにも強い

そしてあぐらをかいても壊れないのだ

www.hermanmiller.co.jp

そしてもう一つの椅子はヴィンテージのイームズセカンドモデルでFRPの奴だ

これは完全に置物状態で邪魔くさい

何故かというと昔のイームズはアメリカ人仕様なんで座面の高さがやや高いのだ

そのために我々短足日本人は足が落ち着かないのである

若干爪先立ち感覚になり落ち着かないのである

ちなみに今のイームズはちゃんと短足仕様で座面が低くなっている

前置きが長くなったが椅子はあってもまともな椅子が無い俺の部屋

いよいよ満を持してカリモクの投入である

カリモク家具

日本を代表する家具の一つである

江戸から続く材木屋が愛知県刈谷市に木工所を創業

これがカリモク家具の始まりである

そのカリモクの中の比較的お得な値段展開をしているカリモク60

いわゆる60年代の家具の復刻版みたいなものだ

昭和の喫茶店にあったような椅子や机

そんな定番的なスタイルの家具である

巷には低価格でカリモク60風の椅子はいっぱい販売されている

しかし俺は今までに安物で失敗してきているので今度こそちゃんとした椅子を買おうと決心したのだ

だいたいカリモク60もどきと本物では座り心地や耐久性が全く違う

値段は倍以上になるがやはり本物を買う方が腰も痛めなくて済むし長い目で見れば結局はお得なのである

とは言っても俺が買った定番のKチェア黒

一人用のソファだがお値段は税別35500円と国産としてはコスパ抜群

そのために若者にも人気な一品である

とは言ってもカリモク60

やはり昭和のおっさんの方がよく似合う

まぁ俺が生まれる前のデザインセンスだが

それが逆に現代では新鮮であり懐かしい

そんなKチェア

昨日店に届いたので早速引き取りに行ってきた

部屋に置いた

途端に狭くなる俺の部屋

一角に作ってある自作の棚やサイドテーブルと植物たち

 そしてKチェア

実に落ち着く空間である

これで読書もはかどりそうだ

あとは酒を飲むための机をなんとかしないとな

カリモク60のローテーブルだと3万円する

椅子はケチらない方がいいが机はケチっても大丈夫

カリモクでも天板はメラミンだしな

最近はひふみんが人気みたいだが、これはメラミンである

メラミンなら別に山善あたりでもいいんじゃ無いかと俺は思うのだ

どうせ酒を飲むときに出してくるだけである

ただ椅子はケチってはだめだ

座り心地が悪いし俺のように壊れてなんどもひっくり返ることになる

カリモク60 Kチェア

さすがにちゃんと作ってある

ただ若干だが木製の肘掛が右と左で感触が違う

左側の内側の真ん中あたりが微妙に膨らんでいる

これはこの辺りだけ削りが足りないと思われる

そして塗装も角のところに塗りムラがあり足の一番下ああたりも色の着きが薄い

さらに全体に左だけザラザラしている

これは研磨が足りない

しかし右側の肘掛は文句がつけようの無いぐらい完璧な仕上がりだ

これは一人が一つの家具全てを製作するのではなく

分担制でパーツごとに作られてるために右と左で製作した職人が違う可能性が高い

ただ購入した店でこのことを話してもタチの悪いクレーマーだと思われるぐらいの差ではある

しかし製作した職人に直接話をすれば確実に分かる差でもある

人が作る工業製品

いくら日本製でもこの辺りが限界なのかもしれないな

俺の幸之助号も日本で日本人が作ってるけど塗装の塗りムラはあるしな

この辺りの技術はどんどん落ちていくだけに今後機械に仕事を奪われてしまうかもしれない

ちなみにエルメスのバッグなどは一個一個最初から最後まで一人の職人が全ての責任を追って製作している

こちらのやり方の方が品質は良いものができると思う

ただ効率が悪いためにお値段が高くなる

それでもKチェアは大変満足な椅子

表面のざらつきは使ってるうちにツルツルになるしな

肘掛の違和感も個性だと思えばなんでも無い

俺の椅子だけの個性である

やっぱりコスパは抜群だ

中古でもそこそこの値段してるところ見てると買い取り価格も1万円ぐらいあるのかもしれないな

今年はこの椅子でツール観戦だな

 

カリモク60

 

 

背中の傷が少し痒くなってきた

痛みはもう無い

痛み止めも余ってしまったな

それにしても俺は通常6種類の薬を服用している

今回はこれに加えて6種類の飲み薬と1種類の塗り薬が増えた

さすがにこれだけの薬を飲むと頭がぼっとして一日中眠たくなる

明日で粉瘤の薬は終わるので助かるが

そして今日から風呂に入る

昨日は一応入るのは辞めた

酒は飲んだがやはり酒を飲むと少し背中が傷んだ

今日ももちろん飲む

冷蔵庫の中に常備してあるししゃもの丸焼きの賞味期限が迫ってるからだ

しかし雨少ししか降らないな

少し降っては中休み

一体どんだけ休むんだよってぐらい今年の梅雨は降らない

大丈夫なのだろうか?

おかげでベランダの植物の水やりがさぼれないのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新城幸也7回目のツール出場決定

2017年ツール・ド・フランス

バーレーンメリダ所属の新城幸也が通算7回目となるツール出場が決まった

早いもので新城も33歳

今回のバーレーンメリダの出場メンバーの中ではツール出場も最多となる

ちなみにバーレーンメリダのメンバーは

ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア)34歳
オンドレイ・シンク(チェコ)27歳
新城幸也(日本)33歳
スガブ・グルマイ(エチオピア)26歳
ヨン・イザギレ(スペイン)28歳
ソニー・コルブレッリ(イタリア)27歳
ボルト・ボジッチ(スロベニア)36歳
ハビエル・モレノ(スペイン)33歳
グレガ・ボーレ(スロベニア)32歳

エースは一応総合狙いのヨン・イザギレだがおそらく総合でもTOP10狙いぐらいだろうな、ライバル勢が脱落してくれれば表彰台も狙いたいところだが

そうなるとチーム全体がステージ狙いに切り替わる

新城の逃げ指令も今までよりは出やすいかもしれない

来年からはグランツールの出場メンバーは8人となり今までより1名減ることになる

才能のある若手もどんどん出てくるだけに、ここらあたりで日本人初のステージ優勝なんてものが見てみたい

既にツールでの敢闘賞は2010年、2016年と2回ゲットしている

表彰台にも登った

初出場となった2009年の第2ステージでは基本的にパンチャーながら集団スプリントで5位に入る快挙

この時のシーンは映画チェイシングレジェンドにちらっと映ってる

2012年、2013年には逃げに乗り一時的にバーチャルマイヨジョーヌ

俺たちは束の間の夢を見る

この頃から登りもこなせるようになり2012年には超級山岳山頂直前までエースヴォクレールをアシストして自身も3位で超級山岳を通過している

2013年には日本チャンピオンジャージを着てツールに出場した

今年はJスポも全試合レース開始からの放送となる

逃げもバッチリ最初からテレビに映る

もう逃げて勝つなら今年しかないな

新城が有利なのは小集団のスプリントなら十分に勝てる力があるところ

あとは駆け引きの問題だが

ジロの時は最後までガンガン先頭を引いた結果3位に終わった

ただあの時は新城が引かなければメイン集団に吸収されていたところではある

ステージ3位という結果も残せなかっただろう

今年のツールは以外と混戦になりそうだ

ドーフィネで調子の悪かったフルーム

逆にドーフィネ絶好調のリッチーポート

そこにアスタナのアル、モビスタのキンタナ、バルベルデコンビ

FDJティボ・ピノーとAG2Rのバルデのフランス人ライバルコンビ

これが最後のツールか元絶対的王者コンタドール

伏兵サイモン・イェーツとチャベス

あとはマイカ

総合はこの辺りの争いだろうか

スプリントではクイックステップがまだ発表されてないがおそらくキッテル

そして今年はウイルス性の感染症で長いこと休んでたカヴェンディッシュも復帰

グライペルにクリストフにデゲンコルブ

デマールとブアニのフランス人元同僚でいざこざあり対決

そして今年は兄弟で出場の世界チャンピオン、ペーター・サガン

最後に今年が最後となるフランスの人気者トマ・ヴォクレール最後のステージ優勝

見どころ満載である

キンタナはジロにでてるだけにどこまでコンディションが回復できてるかどうかだな

コンタドールは年齢的に厳しそうだ

あとはリッチーポートを襲うバッドデイ

フルームがどこまで調子をあげれるか

あとはアルだろうな

 

一応予想だけしてみる

マイヨジョーヌ フルーム

2位 ファビオ・アル

3位 リッチー・ポート

 

ポイント賞 サガン

山岳 マイカ

新人賞 全くわからない

 

まぁこんなところだな

どうせ真剣に考えても当たらない

 

 

今日も皮膚科に行ってきた

どうやら昨日で膿は取れてたみたいだ

経過も良好みたいで今日から風呂も入っていいらしい

あとは4ミリの穴ぼこがかさぶたになるのを待つだけである

料金も今日は300円

昨日の薬代と合わせても5000円以内で治ってる

あと金曜日にもう一度行かなければならないが

傷跡確認だけなんでおそらく300円

痛みはほぼ大丈夫

痛み止めも余ってるので飲んでやったが

あとは入浴時に傷跡が沁みるかどうかだな

 

 

 

 

 

粉瘤を除去してきた

以前から俺の背中には、瘤らしきものがあった

痛みもないのでそのまま放置していたわけだが

それが3週間ほど前から痛みが出だしたのだ

俺はなんとなく家にある軟膏類を適当に塗りたくっていた

軟膏を塗るとなぜか痛みが治まる気がするのでいずれ治るだろうと安易に考えていた

それがここ数日寝返りが打てないほどに痛みがひどくなってきた

恐る恐る患部を触ると結構大きくなっている

そして背中を鏡に向けていろいろ角度を変えながら確認してみた

「うわっ!これあかん奴や・・・」

俺は親父の皮膚ガンを思い出した

確か急に大きくなるのは皮膚ガン・・・

俺の頭にまず浮かんだのは死である

そして次に植物

こいつらの面倒をどうすればいいのかと

映画レオンではレオンが大切にしていた友達でもある観葉植物はレオンの死後、地面に植えられた

オリーブは庭に植えてもいいな

でも酸性土にしなければならないから結構掘り起こさないと

サボテンや観葉植物は貰い手があるだろう

1年草の花なども庭に植えるか

などと植物どもの身の振り方を考えていた

外に出ると黒い野良猫がすり寄ってきて俺の足に顔を擦り付けてくる

「お前は自力でなんとかしろ」

「そうやって愛想振りまいてれば誰か面倒見てくれる」

その後、俺は幸之助号に油を差しタイヤに空気を入れた

「もうお前と一緒に走れないかもしれないな」

そう言うと俺は六角レンチで各ボルトが締まってるか点検した

一応、明日医者に行ってみるか

「ちょ、待てよ。何科へ行けばいいんだ?」

俺は短い付き合いとなるかもしれないMacBook Proを起動させた

途端に飛んでくるWi-Fi

早速ネットにつないだ

検索検索

脂の塊?

そういえば以前もそんな症状が出たことがあったな

あの時は抗生物質かなにかで治った

粉瘤?

俺は粉瘤を調べてみた

調べたことを後悔するような画像が出てくる

皮膚科のHP達だ

記事を読んでみると、どうやら俺のしこりはこの粉瘤かもしれない

突然赤くなり痛みが出たのは化膿してるらしい

王蟲の目も赤くなるとヤバイけど粉瘤も赤くなるとヤバイんだな

そしてこの粉瘤は皇太子様もなったことがあるぐらい一般的な病気だそうだ

粉瘤とは、いわゆる老廃物などが溜まってできる瘤である

中には脂や垢などがたんまりと

そしてとても臭いらしい

写真をみると粉瘤の中身はまさにうんこなのだ

原因は良く分からないらしいが良性の腫瘍

放置しても癌になる可能性はほぼゼロだという

ただごく稀に癌化したという報告もあるみたいだが

まぁ大丈夫だろうということ

そして手術も昔は切開手術だったが最近では穴を開けて絞り出すらしい

数分で終わる日帰り手術で治るらしいのだ

ただお値段は八千円から数万円と書いてある

結構かかるんだなぁ

でも放置しても絶対に治らないそうなので、やはり治すしかないのだ

扇風機欲しかったんだが

仕方がない

俺は一大決心をして今朝1番に病院へ行った

皮膚科である

ちゃんとネットで評判も調べた

予約はかなり入ってるみたいだったが直ぐに見てくれた

俺の背中を見るなり看護婦さんが一言

「嗚呼これね」

「痛いでしょ?」

と言いながらテキパキと治療の道具の準備をし始めた

看護婦さんの反応から見ても一般的なものらしいな

やがて先生がやってきた

まずは超音波で検査だ

画面を見ていろいろ説明してくれる

一番深いところで3センチですね

ここに毛穴がありここから脂などがたまり化膿したと

「ここ見てください、ここ」

「まずここに4ミリの穴を開けちゃいます」

「で、その穴から中の膿を絞り出します」

「麻酔が痛いですけど我慢してください」

「ん?4ミリ?」

「4ミリの穴って相当なもんだぞ」

ちょっとドキドキした

麻酔を打たれた

麻酔は想像してたより痛くはない

歯医者でも慣れてるしな

何本が麻酔を打たれていよいよ穴あけ作業だ

しかもパンチで開けるらしい

いつ開けたのかは分からなかったが確実に俺の体に4ミリの穴が空いたらしい

そしてついに絞り出しの作業が始まった

「うっ痛い!」

先生がぎゅっと摘むたびに蜂に刺されたかのような強烈な痛みが俺を襲う

どうやら麻酔があまり効いてないらしい

「痛いですか?ごめんなさいね」

今更謝られても仕方がない

これも修行だと思い俺は心の中で必死に般若心経を唱えた

こんな痛みなんでもないさ

俺は必死に痛みと戦った

ネット調べた時には痛みは全くないと書いてあったのに・・・

でも我慢できない痛みではないな

なんとかギリギリだが我慢できる

本気で腰を痛めたときのマッサージに比べれば屁でも無いわ

さすがにあれは「やめてくれぇええええええ」と叫びたくなる痛みである

そんなこんなでなんとか本日の治療は終わった

しかしまだ全部膿を取りきれてないという

「とりあえず穴は蓋をしときます」

「ん?蓋?」

そんなもので俺の体に空いた穴を塞ぐのか?

「また明日来てくださいね」

「明日もこの痛みと戦うのかよ・・・」

俺はすっかり意気消沈してお金を支払った

三千円

以外と安いな、でも明日大量に取られるかもしれない

一応お金は3万ほど用意しておかなければ

 

患部が右肩の付け根だけに右腕を動かすと痛みが走る

痛み止めが効いてるうちはいいが1日3回しか飲めない

塗り薬はまだ塗ることができない

そして風呂にも入れない

1番困るのが酒が飲めないこと

3日ぐらい我慢しないとな

そして木曜日は行けそうに無いな

残念だ

明日も痛いんだろうな・・・

なんでこうなった

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸川乱歩が生前に同性愛研究に関する物を処分していた

作家の江戸川乱歩

俺が本を好きになるきっかけとなった作家である

著作権も切れて電子書籍など格安でほとんどの作品が読めるようになった

小学生の頃に図書館に置いてあったのは少年探偵団シリーズ

もう無我夢中で読みふけった

そして小林少年に憧れたのだ

そんな江戸川乱歩だか少年物は生活費のために書いたもの

本来の乱歩は子供には読ませられないような変態猟奇小説も多いのだ

 

そんな江戸川乱歩が妻や親交のあった人達へ向けた手紙を大量に焼却処分していたことが今回判明した

友人の三重県鳥羽市の風俗研究家岩田準一に宛てた手紙2通にそのような内容のことが書かれていたそうだ

ちょうど乱歩が心臓を患ってた頃であり自分の死を意識しての生前整理の手紙で、岩田準一さんの孫である乱歩研究家の文筆家岩田準子さんが19日発表した

岩田さんの自宅には書簡など87通ほど残っており調べていたら発見してしまったというが、乱歩にとっては迷惑なことでもある

せっかく生前整理したのにまだ痕跡が残っていたとは・・・

 

その部分の記述は

「青年時代よりのいろいろの相手の手紙(主として議論の)おびただしく保存しあり、これらも次に整理して行かうと思ひます。家内との文通が巻物にして保存してあるのですが、これも子供に見られたら恥しく、焼却します」(10月8日付)

「この用心は、この頃の不健康から万一の場合をおそれてですが、もし僕にインテリの息子がなかったら、これほど用心しなかったかも知れません」(同)

やはり持つべきものは信頼できる友である

だがその友達がミスった

手塚治虫は鍵をかけて厳重に保管していたものを娘に発見されて一部公開されてしまった。やはり見られたくないからこそ鍵をかけておいた

今ならパソコンのHDDなんだろうが

自分が死ぬ前にこのPCのデータ消して欲しいと思う男は多いはずだ

 

乱歩は作家としてデビューする1年前に岩田さんと知り合ったそうだ

1年ほど鳥羽に在留していた時である

この時に奥さんとも出会っている

岩田さんと乱歩はのちに同性愛について研究することとなる

お互いに同性愛についての文献を研究、情報交換していたのだ

だからと言って乱歩が同性愛者なのかどうかは分からないが、同性愛について興味があったことは事実である

 

どうやらそのことが世間に知れ渡ると、あることないこと言われて息子の教育に悪影響が出ることを心配した乱歩が生前整理したということらしい

まぁ息子が大きくなって自分の親父の小説を読めば全て理解できるだろうけどな

俺が小学生の頃は同性後か想像もつかなかった世界だしな

今のように堂々とテレビに出てるタレントも少なかった

衝撃的だったのはドラマ「同窓会」

西村和彦山口達也高嶋政伸の三角関係に斉藤由貴も混ざってワケのわからないことになるドラマ

「嵐ぃい」「風馬さぁん・・・」

第1話から斉藤由貴が毛じらみになるドラマである

股間をぽりぽり

山口達也演じる嵐は「俺、風馬さんのザーメン飲める」なんてセリフまであるし

男に集団レイプされる高嶋政伸のシーンは今でも鮮明に思い出すほど強烈で怖かった

その時にV6の人から高嶋政伸は「バージンならすべりよくしねぇとなぁ」と・・・

テレビを消したくなるぐらいに怖いシーンだった

ちなみにその時の主題歌がミスチルのクロスロード

このドラマでミスチルは売れ出したのだった


同窓会 1993年 Opening

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名古屋城の木造復元、石垣保存のため完成が遅れるかも

名古屋城木造復元

石垣保存については文化庁から「保全目的でなければ石垣の調査は許可できない」と言われていたのは知っていたが

当然その通りの工程を竹中が出してるもんだと思っていたがどうやら違うみたいだ

名古屋市としては全て同時進行

石垣の調査と解体を同時進行

それと同時に木材の刻みもやるはずだ

それも全ては2022年の12月までに完成させるためである

そこで名古屋市竹中工務店は考えた

石垣については、とりあえず調査だけしといて天守閣を復元させてからやると

しかし文化庁から「ちょっと待った!」がかかったのだ

そりゃそうだろ

全くの素人考えだが建物がない状態の時の方が基礎である石垣は修繕しやすいはずだ

何事もまずは足元を固めてから始めるべきである

「石橋は叩きすぎて壊れるぐらいに叩いてから渡るべし」というのが俺の持論でもある

まぁ叩きすぎて壊れたら元も子もないのだが

文化庁的には「みゃぁみゃぁ言う前に、まずちゃんと石垣を調査して保全してから天守閣建てましょうよ」と言うこと

お役所なのに随分まともなこと言ってるなぁと感心させられる

そして今回専門家が名古屋市に対して同じような結論になり「現在の工程は文化財保護の観点から成り立たない」と計画の見直しを求めたのだ

「慌てる乞食は貰いが少ない」

俺が子供の頃に親や先生からよく言われたことわざである

慌てちゃダメなのだ

俺の高校時代の友達は初体験の時に慌ててしまい「そこじゃない」と言われたそうだが

そもそも名古屋城の石垣は国の特別史跡である

持ち主の名古屋市といえども勝手な真似はできないのだ

弱虫ペダルの京都伏見高校の石垣くんが御堂筋くんに逆らえないのと同じように

「長い物には巻かれろ」

これが世の中をうまく渡り歩くコツである

名古屋城の石垣

俺は噂でコンクリで補修してあるようなことを聞いていたのだが

どうやら本当に補修してあるらしい

国宝だった天守が戦争で燃えてしまい、コンクリブームの昭和にコンクリで再建

その時に石垣も便利なコンクリートで補修をしていたのだ

今から思えば昭和という時代は古いものをひたすら壊してきた時代

新しいものへの憧れが強かった時代である

お城も当然木造なんて古くてけち臭いものより硬くて燃えない鉄筋コンクリートを選択したのだ

この辺りは消防法の関係もあっただろうが

あの時代は融通が聞かなかった可能性もある

とにかく古いものには見向きもしなかった

そんな名古屋城

尾張名古屋は城で持つと言われるように世界中のどこに出しても恥ずかしくない立派なコンクリ製

しかもエレベーターまで完備したのだ

しかし時代は平成

急激に古いものが懐かしくなり保全しようという動きが出てきた

明治から昭和までひたすら破壊し尽くしてきた日本の文化財

ブラタモリなどの番組で古い物の痕跡を探すのも一役買っているのではないだろうか

神社仏閣も大規模修繕ラッシュに再建ラッシュ

そんな平成だからこそ石垣をコンクリで修繕したのが我慢できない

こ、これでは文化財として認めることはできない!と叫びたいぐらいに我慢できない

そこでちょうどいい具合に天守閣再建計画が持ち上がり

これはいい機会だからちゃんと石垣治しましょうよということなのだが、名古屋市がやたらと慌てている

完成なんか送らせてもいいから、ちゃんとしたものを作ればいいのに

奈良大学の教授は語る

「木造復元ありきでなくて、まずは国の特別史跡として最も守らなければいけない石垣をしっかり調べて、次の世代に残せるように保全措置をとって、その先にどう活用するかという議論があるべき。(今の計画は)国の特別史跡の活用計画として、非常にまずいのではないか」

全くその通りである

しかし名古屋市には名古屋市の面子がある

「現在の工程をベースに考えながら検討したい」とあくまで2022年12月の天守閣木造復元へのこだわりを捨てきれないようだ

柴田恭兵は「男なんて弱くて愚かだから、こだわる物なしに生きてはいけない」と歌ったが、このままでは名古屋市は横浜DAYBREAKではなく名古屋DAYBREAKになってしまうのだ

 

「よせばいいのに、あの頃見ていた夢、今でも抱きしめたまま、ダメだね・・・」と

 


柴田恭平 横浜Day break

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北朝鮮がICBM用エンジンの燃焼実験をした

今日は朝からTVをつけると「ハゲぇーーーーーーーー」と絶叫ばかり

あの声を聞くたびに俺は心が痛くなるのだ

その他とても政治家以前に人として許せない発言を繰り返してた

いくら頭が良くても人として間違ってる

これでまた日本の政治はしばらく停滞することになる

結局はお互いに足の引っ張り合い

その合間にこっそりと強引に強行採決

ずっと同じ

多分これからも

昼にスマホをチェックしてみると小林麻央さん死去のニュース

やはりダメだったか

本当に俺の命を分けてあげたいぐらいだが

これもまた運命なのかもしれない

海老蔵も大変だな

舞台をこなしつつ会見も開く

死去の速報だけでマスコミは49日過ぎるまでそっとしといてやれよと思う

当事者が希望しない限り49日までは報道規制だな

自分の身になって考えたらいくら仕事だろうとカメラとマイク持って押しかけるのは止めたほうがいいと思うだろうにいくら上司から命令されようが人としてダメなことは、はっきりとダメだと言わないと

そういう日本になってほしいものである

身内の葬式出すのって本当に大変だからな

 

ご冥福をお祈りします

 

まぁ死は全ての終わりではない

この世から肉体がなくなるだけのこと

そして死は永遠へと変わる

残された人たちの心の中で

 

 

日本仏教において死んだものはまず賽の河原へと向かう

そこに流れるのが三途の川だ

この時に生前の行いが比較的良いと浅瀬を渡ることができる

生前の行いが悪いと足をつかない深い激流を渡ることになり川に流され溺れながら渡ることになる

生前の行いが最高級に素晴らしい人はそのまま濡れることなく橋を渡ることができるのだ

ちなみに三途の川は川幅4000キロとも言われている

なんとか川を渡りきると今度は奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)の二人の老人が待ち受ける

そして老人たちに服を脱がされ、衣領樹の木にかけ、その服の濡れ具合で罪の重さを量られることとなる

一週間経つといよいよ閻魔様をはじめとする十王の方々から裁判をうける

初七日、14日、21日、28日、35日・・・と7日ごとに裁判が始まる

この時にお坊さんが自宅へとやってきてお経を上げていくのだ

少しでも罪が軽くなるように

まぁここで嘘をついても無駄

余計に罪が重くなるだけである

ただ一つの望みは地蔵菩薩からの弁護

なので生前にできる限りお地蔵さんにお参りをしといたほうが良いのである

そしてこの時に非常に役に立つアイテムが先日話をした御朱印なのである

生前にお寺へ参り、納経をすることにより頂いた御朱印で罪が減刑されるシステム

ただし神社の御朱印に効果があるかは不明だ

明治以前は神仏習合だったとはいえ今では違う宗教でもある

そもそも神道浄土真宗日蓮宗には御朱印というものが教義上意味をなさないのだ

この辺りがまた仏教の面白いところである

そして35日目に閻魔様から審判が下され今後の大まかな身の振り方が決まるのである

そのあと42日目にその他細かいことが決められ

49日から新たな人生が始まるのだ

六道のどこかで

 

とにかく裁判を受けている間、残された家族はできる限りお経をあげてやること

これだけでも死者の罪は軽減されると高野山の宿坊で教えてもらった

ただ浄土真宗などは生前に「南無阿弥陀仏」と唱えておけば阿弥陀様たちがお迎えに来て西方浄土へと連れて行ってくださる

そのお迎え方法は9通りあり、これも生前の行いで変わってくるという

この時の様子は京都の宇治平等院に描かれているので興味ある方はどうぞ

 

少し長くなってしまったが、この通り死というものは決して終わりではないのである

言ってみれば現世の今は修行中

何かの縁があれば必ず人は再び出会うことができる

その時までしばしのお別れ

今できることは、ただひたすらお経を唱えること

それが残された者の使命なのである

 

そんな中、北朝鮮ICBMのエンジンの燃焼実験を行い成功したという

大陸間弾道ミサイル ICBM

アメリカ本土まで届くミサイルだ

その世界を終わりに導くかもしれないミサイルのエンジンの燃焼実験

そして今日から始まった日本政府のミサイルからの避難CM

いったいどうすれば良いのか?トランプさん

判断は非常に難しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅弁「日光埋蔵金弁当」1個15万円(税別)です

夢のような駅弁を目指して

そんな思いのもと夢のような弁当が誕生していた

その名も「日光埋蔵金弁当」である

値段は夢のような1個15万円

まさに夢でも見てるかのようだ

実際に値段を見たら何かの間違いかと思ってしまうであろう

何度も何度も0の数を数えてしまうだろう

この弁当は栃木県日光市で予約販売される

税別1個15万円なんで税込みだと1個16万2千円

消費税が上がれば我々が支払わなければならない金額はさらに上がる

消費税だけで1万2千円

京都の一流料亭で安い懐石コースが食べれる値段である

実はこの弁当、中身はもちろん弁当箱が豪華なのだ

むしろ15万円のほとんどは容器の値段だと言っても過言ではない

容器と箸にも江戸時代から伝わる日光彫りの名品を使っている究極の弁当箱なのだ

こんな素晴らしい弁当箱ならスーパーの380円で売られているミックスフライ弁当の中身を入れ替えるだけでも豪華に見えてしまうであろう

そんな日光彫りの名品だが

中身は別としてこの弁当箱のみで12万円もするのだ

ん?12万円??

中身は3万円?

弁当の中身だけで3万円

3万円といえば銀座で寿司が食べれるし

京都の一流料亭ではスッポン懐石が食べられる値段

いったい何に3万円もかかるのだろうか?

その気になる弁当の中身は

まずは看板商品である鱒寿司と北海道産タラバガニを使ったちらし寿司

A5ランクのとちぎ和牛を使ったヒレステーキ

日光の刺身ゆば

ロシア産のベルーガキャビア

九州産のクルマエビの塩焼き

など約10種類が入っているとそうだ

そしてこの中身は発売を開始した2006(平成18)年から基本的に変わっていないと店の人は語る

ん〜どうだろう?

食材費だけで5万円かかるそうだが

果たしてそんなにかかるのだろうか?

俺には想像もつかない食材たちなのでよくわからない

鱒寿司はたまに食べる

タラバガニも40年に1度ぐらいは食べたことがある

A5ランクの肉は栃木牛ではないが一口サイズのをコースの一品として何度が食べたことがある

刺身湯葉、これは日光ではないが京都産のを食べた

ロシアのキャビアは高校生の時に友達数人とお金を出し合って缶詰を買って食べた

車海老は友達の結婚式の時に出てきたが九州産かどうかは分からない

最高級品を集めたにしても本当に5万円するのかなぁ

入ってる量も少量だしな

星持ちの高級料亭の懐石コースで考えると店で出す値段で5万円以内に収まると思うが

食材の原価が5万というのは盛りすぎなような気もする

まぁ豪華食材には違いない

弁当箱が12万円で食材が5万円これだけですでに17万円

単純に考えても一個あたり2万円の赤字

実際に利益は全くないという

そして食材の北海道産タラバガニが高騰した時は、さらに赤字が膨らだそうである

しかしお客様サービスの一環として行っているため、今後も製造を止めるつもりはありませんと店の人は語るのだ

まぁ確かにいい宣伝にはなる

こうやって誰も読まないような俺のブログにも書かれるわけだしな

それほど数も作らないだろうから赤字だと言ってもたいした金額ではない

むしろ宣伝のための経費と考えれば安いものである

その気になる過去の販売数は

まず初年度に5万円のものを1999(平成11)年2月に20折限定で発売して、即日完売

それ以降、2000(平成12)年に3万円

2001(平成13)年に1万円

2005(平成17)年に10万円

2006(平成18)年6月に15万円の弁当を発売し、現在はすべて完売状態

15万円の弁当も当初10折限定で即完売したが、お客さんからのリクエストがこれまで以上に多かったために現在では容器が完成次第、販売するようになったという

つまり弁当箱があればあるだけ売りますよ

そして作れば必ず売れますよってことみたいだ

これまでに50折ほど売れたそうである

 

そんな夢の駅弁「日光埋蔵金弁当」の誕生秘話はこうだ

「私は27年前、東京から日光に移り住んで鱒寿司の製造を始めまして、商売が軌道にのるにつれて、栃木県内の職人さんたちと知り合うようになりました。私はもともと、日光を盛り上げる「夢のような駅弁」を作りたいという気持ちが強かったこともあり、試しに彼らに協力を呼びかけてみたところ、そうしたら皆さん、利益度外視で手伝ってくれることになったのです。

一番最初に作った弁当は、容器が木工の町として知られる鹿沼市の桐タンスをイメージした三段構造のもので、下段にミニチュアサイズの市松人形や茶器を、真ん中の段には益子焼の器にのった日光の刺身ゆば、上段には鱒寿司などを入れました。」

 

利益を度外視で仕事する職人たちあっての日光埋蔵金弁当

最初は市松人形や茶器までついてたとは

そして弁当箱の日光彫りは当然日光市内の職人さんに発注

製作は彫りに1、2か月、漆塗りに1か月程度かかる

彫りのデザインもひとつずつ異なり、容器の出来にとてもこだわっているため、彫りの具合によっては返品することもあるという

そして容器が出来上がったら写真を撮ってお客さんにメールで送り、出来に納得して貰えたら購入という流れになるそうだ

ここまでしてもらえるのなら15万円は安いと考えたほうが良いのかもしれないな

日光埋蔵金弁当

彫りと塗りだけで三ヶ月である

分担制ではあるだろうが材料費も含めて12万円はやはり安い

俺なら製造に三ヶ月かかったら100万円ぐらい欲しいところである

 

そんな日光埋蔵金弁当は完全予約制

日光市内の道の駅で予約するか製造店に直接連絡して欲しいとのこと

まず容器を製作しなければならないので長い時には半年ほどかかる

そして受け渡しは直接手渡しである

つまり日光まで受け取りに行ける人のみとなる

これは宅急便などで雑に扱われて、万が一、容器に傷が付いてしまったら職人さんたちに対して責任が持てないということ

職人さんが精魂込めて作ったものは大切に扱いたいという気持ちからの直説販売となる

主な購買層は50代、60代の夫婦

日光へ受け取りに来て、帰りの特急「スペーシア」内で食べたり、市内の旅館に宿泊し、そこでの料理をキャンセルして、代わりに弁当を食べるそうだ

そしてなんらかの記念日に「日光埋蔵金弁当」を食べる人が多いらしい

普通の紙の容器で販売したとしても7万円は欲しいという日光埋蔵金弁当

今後さらに豪華な弁当の構想もあるという

まだ実現はしていないが、たとえ赤字になろうとも作り続けたいと

 

夢のような駅弁「日光埋蔵金弁当」は、日光鱒鮨本舗さんで買えるそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

政府が23日から北朝鮮ミサイル避難方法のCMを放送

日本政府がCMを放送する

その内容は「物陰に身を隠す」「地面に伏せて頭を守る」など北朝鮮からのミサイル攻撃の対処方法を国民に知らせるためのCMである

まぁこんなこと知った所で助かるかどうかは分からないが、やらないよりはマシという程度だろうな

最近すっかり忘れ去られている北朝鮮のミサイル

日本人はすぐに忘れる

危機感がないからである

そして梅雨なのに雨が降らない

今日は局地的にかなりの大雨になってたりするみたいだが

明日からまた晴れちゃうし

なにやら梅雨入り宣言を撤回するかもといった話もあったな

いたってどうでもいいことだが

話をCMに戻すと

CMは23日からテレビで放送される

CMは30秒間

7月6日までの2週間、在京民放5局で放送するそうだ
CMでは冒頭でミサイルが日本に落下する恐れがある場合に全国瞬時警報システム「Jアラート」で緊急情報が流れることを説明するという

果たして本当にJアラートは鳴るのかな?

なんかいまいち信用できないJアラート

鳴らなかった時の言い訳だけは考えてある

「今回の発射は我が国に危険をもたらすものではない」と

そんなJアラートが鳴ることがまず大前提である

Jアラートが鳴った!!さてどうする??

なにをすればいい?まずは携帯とノートPCとデジ一眼と財布を持ち出す?

政府曰く

1 頑丈な建物や地下に避難する

2 建物がない場合は物陰に身を隠すか地面に伏せて頭を守る

3 屋内の場合は窓から離れるか窓のない部屋に移動する

ということをイラストとナレーションで我々国民にCMで伝えるという

さらに政府はこの他として6月23~25日に全国70紙の新聞

26日~7月9日にはインターネットの大手検索サイトで、同趣旨の広告を掲載する予定だという

最近はTVを見ない人も増えてるし新聞を読まない人も増えている

ネットをやらない世代もネット漬けの世代もどちらにも知らせられるようにしてあるみたいだ

俺の知り合いでテレビは見ないでネットもやらなくてスポーツ新聞しか読まない人がいるので、多分あの人は今回の情報は得られないんだろうな

 

できることならミサイルは俺の頭の上にでも落下してほしい

日本が壊滅状態になってまで生きてる理由は無いしな

早くこの世での修行を終えて即身成仏するだけである

いつかは悟りを開き如来になるのだ

人は死ぬために生きている

かつて池波正太郎は言った

「人間は生まれた瞬間から死に向かって歩み始める。死ぬために生き始める。そして生きるために食べなくてはならない。なんという矛盾だろう」と

人間いつ死ぬか分からないから一食一食死ぬ気で食べろと

とにかく食べることに命をかけていた池波正太郎

晩年の銀座日記の最後は

「ベッドに入り、今、いちばん食べたいものを考える。考えてもおもい浮かばない」

の言葉で終わる。池波正太郎でさえも最後は食べたいものが思い浮かばなくなる

それが人間の死である

必ず人は死ぬ

輪廻転生

そして生まれ変わる

再び人生を歩みたく無いのであればお釈迦様みたいに悟りを開いて解脱するしか無い

人生は苦である

水戸黄門では「人生楽ありゃ苦もあるさ」と歌っていたが、実際の人生は煩悩との戦い

ただひたすら苦しか無いのである

だからこそ我々は神仏に祈りすがろうとする

決して煩悩は捨てようとせずに

自分たちの都合のいい時だけの神頼みに仏頼み

トランプがツイートしたそうだ

「うまくいかなかった」と

これは北朝鮮問題の中国を通じた外交的解決について

中国は頑張ったとしているが、とうとう外交的解決に見切りをつけたとも言われている

そして先日のワームビアさんの死

死因を探るための解剖は家族の要請で中止された

そんなこともあっての今回のCM放送なのかもしれない

ヨーロッパでは憎しみの連鎖が始まろうとしている

とにかく今俺ができることは、ただひたすら食べるだけ

死ぬその日まで食べたいものを、命をかけて食べる

食べて食べて

死ぬまで生きるだけなのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

神社の怒り「もう来ないで」御朱印帳の転売

6月18日のツイートが物議を醸している

茨城県の守谷総鎮守でもある八坂神社が、同神社の御朱印帳がネットオークションで転売されているのを発見し、大変ご立腹になった

その気になるツイートの内容は

ヤフオクで当社の御朱印帳が出品されていました。すでに落札されていまして社頭頒布の約3倍近い値段で落札されていました。神社頒布品をオークションに出品し利益を得る行為は許せません。頒布品は祓いをし神徳を得られるように祈願しております。一般商品とは違うものなんです。もう来ないで下さい」

「もう来ないでください」

要するに神社で販売したありがたい物で金儲けをするんじゃないと言うことだな

このツイートに対して1日でリツイートが3万7千を超えたそうで、意見としては賛否両論だという

いつの間にかすっかり定着した御朱印ブーム

限定御朱印や各神社仏閣のオリジナルな御朱印帳まで非常にコレクター心をくすぐるアイテムが目白押しである

俺も数年前からお寺限定で御朱印は集めている

日本仏教に置いては、そもそも御朱印とは経を収めた証である

お寺ではまず本堂などでお参りを済ませた後で納経所へ御朱印を頂きに行く

「納経所」見たまんま、お経を収める所である

この時に本来ならお寺に納経してからその証明として御朱印を貰うことが望ましい

しかしなかなか写経まではできない場合が多い

その場合は本堂の前で般若心経やご本尊の真言を唱えればいい

これで納経をしたことになるので境内にある納経所へ行き御朱印を頂くページを開き「御朱印をお願いします」と御朱印帳を渡せばいいのだ

この時に京都奈良などの大きな寺院では数種類の御朱印があるので、何が欲しいのか伝えたりする

例えば東寺だとまず宗祖「弘法大師」、真言密教最高仏「大日如来」、東寺のご本尊「薬師如来」と3種類あるのだ。もちろん3種類全ていただいても構わない

東大寺なんかお寺の方から全てもらうように営業してくるし

本来は参拝してから御朱印をもらうのが正しい行為だが人気観光寺などでは非常に混み合うために参拝前に納経所へ御朱印を預けて番号札を貰い、参拝後に御朱印帳を引き取りに行くシステムになってる場合がある

俺は過去に東大寺戒壇院で参拝前に御朱印帳を渡しておかなかったがために怒られたことがある

たとえガラガラであってもネチネチと言われるのだ

俺は納経所にて何故先に参拝をしたのかキチンと理由を述べた上で「何時間でも待ちますから」と言ってやったが、俺以外に観光客はいなかったのですぐに書いてくれた

ただ他のお寺で参拝前に御朱印を貰いに行くと逆にお坊さんから怒られる場合があるので注意が必要だ。あくまで観光寺のみの先渡しシステムである

このように仏教ではすっかりビジネスに取り込まれている感が強い御朱印だが

神社での御朱印の意味はよく知らない

神社ではお経は関係無いし祝詞なんて奉納できる人はまずいない

調べてみると神社では単なる参拝記念として御朱印を授けてるみたいである

そして神社で販売する御朱印帳についてはお祓いをしてご利益があるように願掛けしてあるのだ

お守りなんかと同じ手法だな

その神聖なるものを転売して金儲けをしてる人がいることに八坂神社側はお怒りなのだ

3倍の値段がつくということはそれだけ出しても欲しいと思う人がいるということ

コレクターかもしれないし本当にデザインが気に入って購入したかもしれない

俺の個人的な意見としてはモラルの問題だな

神社側がやめて欲しいと言うのならやらないほうがいい

ただそこに宗教的な意味はないし法的な問題もない

本当にいけない行為なら神様が罰を与えてくれるだろう

3倍の値段で購入した人は多分大切に使ってくれる

少なくとも転売で購入した人は御朱印帳により幸せな気分になっているはずである

毎日毎日眺めてはニヤニヤしていると思う

これはもはや後利益なのでは?

以前は代理で御朱印を貰いお金をとる行為が問題になっていたが今回は御朱印帳の転売

なかなか現地までいけないけど欲しいものは欲しい

神社が通販しちゃえば全て解決なんだが

結局は「モラル」でしかないんだよな

それに対して神様がどう捉えるかだろうな

仏様は修行されているので基本的に怒らないので罰は与えないが

神様は怒るからな

本当にダメな行為なら転売した人は今頃は罰が当たってるはずだし

「もう来ないで」って発言はやはりちょっとどうだろう?

「来てもらうのは構わないですが、再び同じ行為をするのなら確実に罰が当たりますよ」ぐらいにしといたほうがいいな

あと転売屋から購入してしまった人は、どうしても気になるのならこの神社に対して気持ち分でいいのでお賽銭をあげればいい

神様はそこまで冷酷ではないはず

そして神社で言う御朱印帳はお守りと同じ意味合いみたいだから

持ち運べるマイ神社として大切に使ってれば必ずなんらかのご利益はある

 

最後によく考えてみたら今回の件で誰も損はしてないんだよな

神社は正規の値段で御朱印帳が売れた

転売屋は経費を差し引いても3倍の値段なのでおそらく利益は出ている

転売屋から購入した人は欲しかった御朱印帳が手に入り幸せだ

やはり神様の後利益はあるんだよ

ただ現代ではモラルが問われるだけで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園芸日記番外編 苔「MOiSSt MOSS」

先日近所の本屋へ行った

一角に父の日コーナーが作られており、とても興味深い本が並んでいた

その中には園芸や苔の本もあり

一緒にモイストモスなるものが売られていたのだ

値段は1200円

なんとかなりそうな値段である

とても気になったがその日は買わずに帰宅した

 

先ほどその本屋の隣にあるホムセンへ行く用事があった

スケールが壊れたので買いに行ってきた

その時に目に付いたのが食虫植物

ハエなど食べてくれる便利なやつ

俺は想像した

部屋の中を縦横無尽に飛び回る虫どもを次かから次へと平らげてしまう植物のことを

値段は600円弱

俺は迷った

これほど機能性に溢れた植物は他にいないのでは?

ただ一つだけ問題がある

こいつらは見た目がグロテスク

とてもグリーンインテリアにはなりえない風貌なのだ

俺はとりあえず保留とした

多分こいつらは売れない

売れ残って叩き売りされてるところを買えばいいと

待つのだその時まで

値段が下がるまで待とうホトトギス

 

その後、俺はついふらふらと隣の本屋へ入ってしまった

特別買うものはない

しかし気になっていたのだ

苔が

苔は園芸屋でも手に入るし、もちろん自然にも生えている

俺もたまに道端に生えている苔を採取しては持ち帰るがなかなか育ってくれないのが現状である

園芸屋では様々な苔が様々な値段で売られている

もふもふした苔などはやはり800円ぐらいの強気な値段がつけられていたりする

正直俺は苔の知識は無い

銀閣寺に行くと実に様々な苔が生えているが俺には区別がつかない

まぁいい、その辺りは追々勉強すればいいさ

俺は自分の気持ちを奮い立たせるために苔の本を立ち読みした

苔ってなかなか奥が深い

そして俺は自分の背中を押してもらうためにオシャレ系苔本を読んだ

もはや苔たちは完全にインテリアである

ひょろ長い紅葉と一緒に素敵な器に植えられた苔たちはどこかお高く止まっているかのようだ

そして小さな小さな箱庭

苔たちは主役にもなるし名脇役にもなる

俺の背中はどんと強く押されたのだ

将来的には箱庭製作

その第一歩としてのモイストモスなのだ

「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である」とニール・アームストロングは言った

「この一錠は小さいが、ロードレーサーにとっては偉大な一錠である」とランス・アームストロングが言ったかどうかは定かでは無い

 しかし確実に「この一歩は小さいが、俺にとっては偉大な一歩である 」

ここから俺の苔物語が始まるのだ

そして俺は苔を購入した

 

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これが箱である

あざとく購入したばかりのMacBook Proと一緒に並べてみた

カレル・チャペック「園芸家12ヶ月」は常時ここに置いてある

いついかなる時にも手に取り読むことができるように

我々園芸家にとっては聖書と同じなのである

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これが箱を開けた状態

スナゴケが乾燥した状態で木箱に入っている

木箱、スポンジ、苔の順番で収まっている

こいつに肥料はいらない

週に一度の霧吹きと1日2〜3時間の日光浴

それだけでいい、それだけで

俺は早速こいつに霧吹きをかけてやった

ここで注意しなければならないことが一つだけある

「霧吹きしすぎるな!!馬鹿野郎」

これだけだが俺はどうしても植物に対して過保護になってしまう

もっと水が欲しいんじゃ無いのか?もっと肥料が欲しいんじゃ無いのか?

そんな俺の善意の行動は逆に植物たちを苦しめる

そして死

俺はいったいいくつもの尊い命を奪ってきたのか

園芸とは水やりに始まり水やりに終わるのだ

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俺は華麗な手つきで苔に霧吹きをかけてやった

途端に緑色に輝き出すスナゴケ

やはりこいつらは生きている

俺は早速窓際の日当たりのいい場所にこいつを置いてやった

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いずれこいつは、こんもりするであろう

新芽が芽吹くと密集しながら縦へ縦へと伸びるという

スナゴケは苔の中でも最も乾燥に強い

そのために屋内で育てることも可能だそうだ

スナゴケは北半球、北海道から九州に分布
川原の砂地などに多くみられ、苔庭に利用することもあるほか、盆景にも使われる

そんなスナゴケ

夏場はメンテナンス不要

つまり夏場には水を与えないでいい

むしろ与えるな

さらに強い日差しにも強くコンクリートジャングル大都会東京でも緑化に使え、屋内のインテリアとしても最適

そんなスナゴケ

ちなみに一ヶ月霧吹きを放置してもこいつは死なない

ただ毎日の霧吹きだけはご法度だ

シュッシュッと霧吹きしたい気持ちをぐっと抑えて

少なくとも1日は開けて欲しい

スナゴケからのお願いである

大事なことなので、もう一度言う

 

「決して水を与えすぎるな」

 

それだけ守ってやればこいつはモフモフと俺たちを癒してくれることであろう

 

 

モイストモス

モイストモス