鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

北朝鮮がICBM用エンジンの燃焼実験をした

今日は朝からTVをつけると「ハゲぇーーーーーーーー」と絶叫ばかり

あの声を聞くたびに俺は心が痛くなるのだ

その他とても政治家以前に人として許せない発言を繰り返してた

いくら頭が良くても人として間違ってる

これでまた日本の政治はしばらく停滞することになる

結局はお互いに足の引っ張り合い

その合間にこっそりと強引に強行採決

ずっと同じ

多分これからも

昼にスマホをチェックしてみると小林麻央さん死去のニュース

やはりダメだったか

本当に俺の命を分けてあげたいぐらいだが

これもまた運命なのかもしれない

海老蔵も大変だな

舞台をこなしつつ会見も開く

死去の速報だけでマスコミは49日過ぎるまでそっとしといてやれよと思う

当事者が希望しない限り49日までは報道規制だな

自分の身になって考えたらいくら仕事だろうとカメラとマイク持って押しかけるのは止めたほうがいいと思うだろうにいくら上司から命令されようが人としてダメなことは、はっきりとダメだと言わないと

そういう日本になってほしいものである

身内の葬式出すのって本当に大変だからな

 

ご冥福をお祈りします

 

まぁ死は全ての終わりではない

この世から肉体がなくなるだけのこと

そして死は永遠へと変わる

残された人たちの心の中で

 

 

日本仏教において死んだものはまず賽の河原へと向かう

そこに流れるのが三途の川だ

この時に生前の行いが比較的良いと浅瀬を渡ることができる

生前の行いが悪いと足をつかない深い激流を渡ることになり川に流され溺れながら渡ることになる

生前の行いが最高級に素晴らしい人はそのまま濡れることなく橋を渡ることができるのだ

ちなみに三途の川は川幅4000キロとも言われている

なんとか川を渡りきると今度は奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)の二人の老人が待ち受ける

そして老人たちに服を脱がされ、衣領樹の木にかけ、その服の濡れ具合で罪の重さを量られることとなる

一週間経つといよいよ閻魔様をはじめとする十王の方々から裁判をうける

初七日、14日、21日、28日、35日・・・と7日ごとに裁判が始まる

この時にお坊さんが自宅へとやってきてお経を上げていくのだ

少しでも罪が軽くなるように

まぁここで嘘をついても無駄

余計に罪が重くなるだけである

ただ一つの望みは地蔵菩薩からの弁護

なので生前にできる限りお地蔵さんにお参りをしといたほうが良いのである

そしてこの時に非常に役に立つアイテムが先日話をした御朱印なのである

生前にお寺へ参り、納経をすることにより頂いた御朱印で罪が減刑されるシステム

ただし神社の御朱印に効果があるかは不明だ

明治以前は神仏習合だったとはいえ今では違う宗教でもある

そもそも神道浄土真宗日蓮宗には御朱印というものが教義上意味をなさないのだ

この辺りがまた仏教の面白いところである

そして35日目に閻魔様から審判が下され今後の大まかな身の振り方が決まるのである

そのあと42日目にその他細かいことが決められ

49日から新たな人生が始まるのだ

六道のどこかで

 

とにかく裁判を受けている間、残された家族はできる限りお経をあげてやること

これだけでも死者の罪は軽減されると高野山の宿坊で教えてもらった

ただ浄土真宗などは生前に「南無阿弥陀仏」と唱えておけば阿弥陀様たちがお迎えに来て西方浄土へと連れて行ってくださる

そのお迎え方法は9通りあり、これも生前の行いで変わってくるという

この時の様子は京都の宇治平等院に描かれているので興味ある方はどうぞ

 

少し長くなってしまったが、この通り死というものは決して終わりではないのである

言ってみれば現世の今は修行中

何かの縁があれば必ず人は再び出会うことができる

その時までしばしのお別れ

今できることは、ただひたすらお経を唱えること

それが残された者の使命なのである

 

そんな中、北朝鮮ICBMのエンジンの燃焼実験を行い成功したという

大陸間弾道ミサイル ICBM

アメリカ本土まで届くミサイルだ

その世界を終わりに導くかもしれないミサイルのエンジンの燃焼実験

そして今日から始まった日本政府のミサイルからの避難CM

いったいどうすれば良いのか?トランプさん

判断は非常に難しい