鯖棒亭日乗(下)

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富岡八幡宮、茂永容疑者の遺書「怨霊となって・・」

富岡八幡宮のお家騒動

報道により様々な情報が出てきている

何が本当で何が違うのか?

本当に人間は欲深い生き物である

富岡八幡宮は大相撲発祥の地として知られていたが現在のように大相撲のイベントが行われるようになったのは弟が宮司になってからだと言う

派手好きな弟

江戸勧進相撲の発祥地として富岡八幡宮をアピールして

98年に横綱昇進時の刻銘式を復活させ土俵入などのイベント行う

これにより神社の収入はかなり増えたそうだ

しかし2001年5月

神社の金を横領、ラスベガスでの豪遊が発覚

このことが神社本庁を通じて公になると富岡家が追い出されると思い穏便に弟だけが追放されたはずであった

弟の学生時代の渾名は「ボンちゃん」

ボンボンのボンからつけられた

18歳でリンカーンを乗り回し女癖も悪かったそうだ

宮司になってさらに金回りが良くなると銀座で豪遊

月に100万、200万という金を使った

宮司を退職した時もかなりの大金が退職金として払われたというが

弟の恨みは収まらなかった

それでも姉は弟に仕送りをしていたという

その姉も姉で境内に不釣り合いな豪邸を建てる

その額1億2千万円とも

近所からは「お賽銭御殿」と揶揄された

いつまでたっても神社本庁から正式に宮司として認められないのもこの辺りが原因だったのかは定かではないが

父親は父親で富岡八幡宮の借地権を摂取したとの情報もある

そして娘たちに相続させたと

そして弟の茂永容疑者の遺書も出てきたそうだ

「ご関係の皆様」と題された遺書はA4サイズに8枚

事件後に富岡八幡宮の責任役員や総代の元に郵便で届いているという

その内容は

今回のお家騒動のお詫びから始まっている

そして30年に渡る姉弟の確執

父を補佐して家の危機を救ったのに騙しクーデターを画策されたことなど書かれていたそうだ

そして自分の息子まで姉により難癖つけられ、いいように使われては最終的に追い出されたことなど

最後には4項目の要求

姉を富岡八幡宮から永久追放すること

茂永容疑者の長男を宮司にすること他

そしてこれらの要求が実行されなければ

「私は死後に於いてもこの世(富岡八幡宮)に残り、怨霊となり、私の要求に意義を唱えた責任役員とその子孫を永遠に祟り続けます」と

かなり深い恨みが書かれていた遺書だったそうである

一体誰が悪いのか?

生まれた時から将来は安泰

若い頃からもある程度の金は自由に使える生活

さらに舞い込んだ大金

女、酒、ギャンブル

大相撲、パワースポット、御朱印ブーム

どんどん増える観光客

そして追放

自分がしてきたことは棚の上に上げて他人を批判する

自分は悪くない

悪いのはあいつらだ

俺を騙しやがって

しかし八幡神は全てを見ていた

富岡家の全てを

 

本当にこれからどうなるのか?

境内で行われた殺人事件

宮司が怨霊になると言い残して自害

数百年後には歌舞伎の演目になってるのかもしれないな