鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

インドの入学試験でカンニング防止の為にブラジャーを外すように命じる

インドでの出来事だ

インド南部のケララ州の大学入試試験に挑んだ女子学生が、カンニング防止用の金属探知期に反応してしまった

そのために公衆の面前でブラジャーを外すように命令され、彼女は実際に公衆の面前でブラジャーを外してノーブラで試験に挑んだという

彼女は「自身と冷静さ」を全て失ったとコメントしている

他の女子生徒ではジーンズのボタンを取るように命じられた生徒もいたという

何故こんな馬鹿げたことが起こるのか?

インドでは一流の医科大学の入学試験でカンニングが横行したために、当局が厳しい服装規定を設けて対策強化に乗り出しているという

ちなみに今年の着用禁止リストは

色の暗い服や長袖、ブローチ、バッジ、つま先とかかとが覆われた靴、靴下

そしてその中にブラジャーに関する言及はない

文化が違うので良くわからないが

何故金属探知期?

服装にしても長袖や靴下は分かるが、暗い色の服とかブローチ、バッジとか意味不明である

それにしても金属探知期を使用するという事は金属を持ち込ませないため

つまり金属製の何かがカンニングの手助けをするはずなのだ

それが俺には良く分からない

俺も学生時代はカンニングをした

もはやカンニングをしなかった時は無いというほどカンニングをした

中学までは義務教育なので落第は無い

その為に試験では名前を書くだけか適当に「うんこ」「SEX」「アントニオ猪木」とか解答を埋めてただけである

しかし高校になるとそうはいかない

テストなどの成績が悪ければ進級させてもらえないのである

これはもう大変である

しかし俺は勉強が大嫌いなのでいっさい勉強はしなかった

宿題もほとんどやった事が無いのだ

国語、現代文、古典、日本史、世界史、地理などは授業を受けなくても教科書さえ読めばなんとかなる

問題は数学とか科学とか物理の理数系である

これはさっぱり分からない

俺はハクション大魔王並みに数字が苦手なのだ

なのでヒント的な物を紙に書いておくしか方法は無い

小さな紙に書いてあらゆる場所に仕込む

袖の中、靴下の中、靴の中、消しゴムのケースの中

あとは机の上に鉛筆で書いておいて常に自分の腕で隠しておくのだ

で、隙を見て消す

俺が通ってた学校では、ほとんどの生徒がカンニングをしていた

おそらく8割ぐらいはしてたと思う

3年生の最後の期末試験の時だ

あるクラスでカンニングがバレた

あいつもこいつも

みんなカンニングをしている

俺たちはその情報を聞くと直ぐに証拠隠滅に奔走した

しかし中には証拠隠滅出来ずにバレた生徒も多数

結局は学校として危機的状況になるぐらいの生徒がカンニングで捕まった

時期的にこの人数の生徒を謹慎処分にすることもできない

大学入試が迫っているからだ

そして大量に生徒を落第させることもできない

ただでさえ悪い噂ばかりで定員割れしている学校だ

そこで学校が取った方法は「見て見ぬ振り」だった

無かった事にして卒業させてしまえと言う事である

こうして俺たちはカンニングしながらも無事に高校を卒業出来たワケであるが

さすがに大学の入試でのカンニングは見逃してもらえない

だからといって女子生徒のブラジャーを外させるのはいかがなものかと

しかも公衆の面前で

本人も周りの男子生徒も試験に集中出来なくなってしまうであろう

 

それにしても金属探知期の理由がよくわからないな

流石に今の時代に銅板に文字は刻まないだろうし

携帯やスマホなら持ち物検査でなんとかなるだろうし

日本だったらマスコミが大騒ぎだろうけど国際ニュースになっていると言う事はインドでもある程度問題になったんだろうな

 

ケララ州か

確か犬山のリトルワールドにインドケララ州の家があったな

カレーも食べたくなってきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

50歳の結婚未経験率、男性は4人に一人

加速し続ける少子高齢化

国の研究機関が調査したところ50歳の時点での結婚未経験率が男性で4人に一人、女性では7人に1人という結果が出た

これは男女とも過去最高だと言う

都道府県別では男性の場合は沖縄が最も高く、最も低かったのは奈良

女性の場合は東京が最も高くて、最も低いのが福井県だそうだ

若い世代への意識調査でも、「一生、結婚するつもりはない」という人が年々増えているそうで、当面は結婚を経験しない人が増加する傾向が続くとみられている

まぁ俺もこのまま行けば順当に仲間入りになるであろう

俺の場合は20代後半からパタリとモテなくなった

おそらく交際する相手もそれなりの年齢層なので結婚の事をどうしても意識してしまう

そんな時に俺は結婚不適合者だと見た目だけで判断されたようだ

 

俺が20代後半から30代前半の頃は

普段の生活では女性との接点は皆無

基本的に早寝早起きなんで夜に出歩くのは好きでは無い

そして休日は草サッカー、草野球、釣りに明け暮れていた

そして次第に仕事が忙しくなり、ほぼ無休状態で働いていた

自由になる時間は、日曜日の午後から夕方までの半日のみ

そして日曜日の夜8時から翌日の夕方まで再び仕事というとてもハードな暮らしだった

それでも給料は同じ

世間で言われるブラック企業なんか真っ白に見えるぐらいだが

文句を言うとかなりの勢いで怒られるので仕方が無い

「最近の若いもんは直ぐに休みたがる!」「休みなんて正月と盆だけで充分だ!」

なんせ社長はうちの親父だったからだ

そんな生活が数年続き

気がつくと周りは結婚して自分だけが取り残される

仕方が無いので当時流行し始めた「ねるとんパーティ」に通い始めた

今で言う「婚活パーティ」である

女性はほとんど無料であるが男は5000円〜

参加条件には高身長だとか大卒だとか上場企業だとか年収500万以上だとか書かれていたが、実質条件など無いのも同然であった

そんなことしたら参加者が集まらないからだ

初期の頃はなんと酒まで飲み放題であった

みんな会場まで車で来るのに

たまに泥酔する奴もいた

そいつは所構わず女性陣に「やらせろや!」と絡み、会場で暴れた

パーティにはプロフィールカードと言う物があって

自分の名前、年齢、職業、彼女いない暦、趣味、好きなタイプ、学歴、年収、乗っている車、貯蓄額などを書かなければならなかった

俺は正直者なので、嘘偽りなく全て本当の事を書いていた

そしてお互いにカードを交換してテーブルごとに話をするのだ

男2〜3、女2〜3ぐらいで

制限時間は2〜3分だ

ほぼ全ての女性は俺以外の男と話をしたがった

俺の隣にパイロットの奴がいた時には、俺の存在は完全に無視された

普通の職業でも車が外車だとそいつはモテモテだった

そんな時代であった

休憩時間にトイレに行くとみんな携帯で話をしている

盗み聞きしてみると彼女みたいである

結局はパーティでカップルになるのは、そう言う奴らばかりだった

そしてみんなプロフィールは嘘を書いていた

 

結局俺はパーティに100回以上通ったが一回もカップルになることはなかった

ほとんど誰からも告白カードに丸印をつけて貰えなかったからであるが

どうやら俺はサクラだと思われてる場合が多かったみたいである

30代後半になり俺は完全に結婚を諦めたのであった

 

同時に普及し始めた出会い系サイトもやってみた

初期の頃はお互いに真面目な出会いを求めていたので数人とは実際にあって食事をした

まぁ結果的にそれだけで終わってるのだが

次第に出会い系サイトは援助交際の場所となってしまった

 

最近はお寺が運営する出会い系のパーティが好評らしい

お寺の場合はビジネスが最優先ではないからだそうだが

少子高齢化は出会いの場が無いのも一つの理由である

しかしそんな出会いの場にも性欲のみで参加して来る奴らに邪魔をされてしまう

いくらでも嘘をつけるからだが

昔から男女の出会いはビジネスに利用される

そしてそれは最終的には援助交際の場へと姿を変える

出会い系のパーティでも詐欺を仕掛ける女が良く紛れ込んでいた

デート商法って奴だ

パーティでカップルになり後日デートをする

その時に会社に少し用があるからと、一緒に会社まで行く

とある小部屋で

ここで待っててと言われて待っていると怖いお兄さんが登場

そして宝石などを買わされるのだ

パーティ常連の俺はその詐欺師の女を知っていた

彼女達はいつも宝石商を名乗っていた

確かに彼女達は美人であった

当時、何人か騙されたみたいである

 

40代50代でも高スペックなら問題ないであろう

しかし俺のような低スペックは、どこへ行っても相手にされないのだ

これからも少子高齢化はどんどん進むであろう

俺みたいなおっさんが周りにもいっぱいいるからだ

はっきり言って結婚なんて若い頃の勢いでしか出来ない

若い頃は正直、なんにも考えずに「なんとかなる」と思ってるからだ

それが30代になると現実が見えてくる

将来的には介護問題も出てくる

そうなるともう結婚なんてできなくなるのだ

相手が高スペックでない限り

しかしモテる男は浮気をするのだ

結果として離婚

それが繰り返されていくのである

 

この問題はかなり難しい

出会いはまず第一印象だが、おっさんになるとそこをクリア出来なくなる

なので最初から一瞬で恋愛ゲームから脱落してしまうのだ

やはり、なんとかハウスみたいに協同生活させるとかしないと、見た目以外の部分は見てもらえない

テレビ番組や新興宗教団体でもない限りそれもまた不可能だ

国もいろいろ対策してくるけど結局は成果が出ていない

こうなったら昔みたいに結婚しなければ生きて行けない状況にするしかない

男女平等による女性の社会進出

これらが絡んで来るのでこれまた物議をかもしてしまうが

昔の人は結婚まで顔すら見た事なく結婚したと聞く

結婚とは家と家の結婚である

昔みたいに親が強引に決めてしまうしか無いのかもな

俺が20歳の頃には数人の知り合いの人から

「うちの娘を貰って欲しい」と言われたし

ただ若干20歳の俺にそんなこと言われても当時はただただ困るだけであった

 

 

やはり結婚問題は難しい

そんな時におすすめなのは、やはり谷崎潤一郎の「細雪

長編だが谷崎の中では読みやすい作品だ

 

 

 

細雪 (上) (新潮文庫)

細雪 (上) (新潮文庫)

 

 

 

細雪[東宝DVD名作セレクション]

細雪[東宝DVD名作セレクション]

 

 こちらは映画

監督は市川崑監督、主演は吉永小百合

ラストは映画独自のシナリオです

まさかあの人が・・・

 

 

仏教離れで貧困坊さん激増

若者だけでなく老若男女の仏教離れ

「坊主丸儲け」という言葉があるように

今でも坊さんが儲けてると思ってる人は多いと思う

たしかに熱心な檀家が多いお寺なんかは結構稼いでたりするのだろうが

小さなお寺は厳しい状況に追い込まれてたりする

事実として全国の約7万7000寺のうち、地方を中心に約2万寺が住職のいない「無住寺」になっているというのだ

俺がお世話になってるお寺さんも実家のお寺が檀家減少で維持出来なくなり廃寺になったと言っていた

檀家は元々は江戸幕府が戸籍管理の為に定めた制度だと聞いた事がある

檀家とは特定のお寺に所属して葬祭供養や墓の管理を行ってもらう代わりに 、その檀家がお寺を経済的に支援する制度である

お寺を維持する為の檀家数は300件だと言われている

しかし浄土宗の調査によればお寺の約8割は檀家数が300件以下だと言う

もともと信仰心が薄い現代の日本人

江戸時代までは神仏習合だったこともあり神社とお寺の区別さえ付かない人も多い

参拝に訪れた神社仏閣で自分が今、手を合わせてるのが神様なのか仏様なのかも分からない、そんな人も多いんじゃないだろうか

檀家数は減少して新たな檀家もほとんど増えない

仏教好きな俺も檀家にはなっていない

 

近年は仏像ブームや御朱印ブームで観光寺と言われるようなお宝があったり歴史的に有名なお寺などへの参拝者は増えてると思う

美術館などでも仏教美術展は大盛況である

だからと言ってそれらの人が檀家になってお金を落とすとは限らない

むしろ特定の宗派に属さないで、仏教という大きな世界観が好きなだけだったりするのだ

その中には純粋に美術品としての価値だけを見いだしている人も多いと思う

俺自身は最初に司馬遼太郎空海の風景を読んで興味を持ち

親父が熱心に空海不動明王を信仰していた事もあり空海好きになった

そのためにベースは真言宗高野山派である

しかし空海の教えをきっかけに、仏教に興味が出て来て独自で勉強を始めた

とは言っても仏教はとてつもなく広大な世界なので全部を学ぶのはまず不可能だ

一番興味のある密教と原点である釈迦の教えを中心に本を読んでいる

正直、さっぱり分からないのだが

俺の場合は仏教を宗教としてはあまり見ていない

どちらかと言えば哲学として捕らえてる部分が大きいのだ

毎日仏壇の前で般若心経や自分が好きな仏様の真言を独自にセレクトして唱えているが

これは半分は供養のため、半分は自分のために唱えている

この習慣により毎日規則正しい生活も送れるようになったのだ

ただ供養と言っても仏教的には輪廻転生で生まれ変わるはず

輪廻転生から解脱する為にはお釈迦様みたいに覚りを開かねばならない

なのでほとんどの人は輪廻転生して33年だかで生まれ変わることになる

この辺りは宗派によって変わって来るみたいだが

なので自分が会った事も無い先祖なんてとっくに生まれ変わってるんじゃないかと思ってしまう

その辺りお坊さんに聞いてみたいのだが中々聞けないでいる

他にもいろんな矛盾が生じてくるのがまた仏教の面白さでもある

「なんでこうなるんだろう?」

まず疑問を持ち、そして調べて考える

それが俺の仏教なのである

 

そもそも坊さんとは貧乏な物である

必要以上のお金はいらないのだから

最低限の生活さえできればそれでいいはず

しかし日本仏教は既に奈良時代から権力を手に入れようとして来た歴史がある

そして明治時代

神仏分離で融合していた仏教神道を切り離し、神道を国家宗教と定めた

廃仏毀釈で仏像などが壊されていった

俺が先日民族資料館で見て来た修行中のお釈迦さまの像も、廃仏毀釈の時に誰かが持ち去り古道具屋で売られていたのを見つけた住職の方が買い取って来たと書いてあった

江戸時代にはだいぶ生臭坊主もいたと聞くし、民衆の仏教離れはその頃から始まっていたのではなかろうか

そして決定的なのがお坊さんでも妻帯OKになったこと

快楽を知れば愛欲に溺れる

やがて家族も出来るであろう

家族が出来れば家族を幸せにする為に稼がなくてはならない

今の時代、実家がお寺でもないのに出家しようと言う人は少ない

お寺を維持する為に世襲となっていったんだろうな

息子にお寺を継がせる為には「坊さんって稼げるぞ」と思わせることも重要な事かも知れない

そうしないと日本のお寺は日本の仏教は消滅してしまうであろう

ただ、それってお釈迦様を始めとする各宗派の宗祖の教えなのだろうか?

 

俺は空海やお釈迦さまが、大変素晴らしい事を言っているので、なるべくその言葉どうりに実践して生きて行きたいだけである

本来ならお寺もお坊さん達も俺と同じなんじゃないのだろうか?

昔と違って様々な煩悩が溢れかえってる中での修行はかなり大変だろうが欲を捨てる事から始めないといつまでたっても仏道に邁進できないと思う

欲を出してしまうから檀家は減少して世間でも仏教離れが加速して行くのだろう

でも嫁や子供がいるとそうもいかないんだろうな

坊さんとしてではなく親として

 

なのでやはり僧侶の妻帯は禁止すべきなのだ

しかし、それをやると本当に坊さんのなり手がいなくなりそうだ

負のスパイラル

ここから解脱するのは容易でないってことだな

 

日本は豊かになりすぎた

 

 

 

 

 

 

高月「国宝十一面観音」と長浜「焼鯖そうめん」と「まるい食パン」の旅 02

2017年GWの日帰り一人旅

後半の長浜編である

ちなみに前半は高月で仏像三昧

一つ前の記事なので興味のある人は見てみて欲しい

 

5月5日の午前中を高月で過ごした俺は、先ほど通過した長浜へ戻ることにした

長浜と言えば琵琶湖屈指の観光地である

彦根などと一緒に回るのも面白い

長浜観光は長浜城と北国街道が中心になる

俺も数回訪れているが、小さい町ながらも魅力的な店が多くてついつい長居してしまい観光的な場所はまだ全部を回りきれていないのである

しかもシンボル的な長浜城すら訪れていないのだ

 

俺は久しぶりに長浜駅へと降り立った

長浜も2年ぶりぐらいだろうか?

GWだが駅前はそれほど人は多くは無い

駅前には新しい商業施設みたいなものがオープンするみたいだ

このとき11時30分過ぎ

飯の時間だ

既に俺の心の中は決まっている

長浜の郷土料理「焼鯖そうめん」だ

他にも食べたい物はあるが、やはり長浜に来たらとりあえずは焼鯖そうめんである

郷土料理なので道の駅などにも弁当として売っていたりする

この辺りでも数件食べられる店があるはずだが俺がいつも行くのは「翼果楼 」(よかろう)だ

その店は北国街道にあり、各種メディアでたびたび紹介される1番人気の店である

俺がいつも食べに行ってたのは平日の昼だ

今日はGW

「混んでるかも知れないな」

自然と足早になる俺の目に他の行列が飛び込んで来た

鳥喜多の親子丼行列だ

この店も気になるが俺はまだ食べた事が無い

どうしても焼鯖そうめんを食べてしまうからだが

そんな親子丼行列をスルーして北国街道へと入る

街道に入った瞬間飛び込んで来たのが、人人人

かなり賑わってる

俺は少々長浜を侮っていたみたいだ

流石GWである

f:id:sababou:20170506123800j:plain

f:id:sababou:20170506123808j:plain

俺は競歩並みのスピードで翼果楼 を目指した

な、なんてことだ・・・

並んでいる

しかし今日の俺は焼鯖そうめんを食べる為に滋賀県までやって来たと行っても過言ではない

俺は迷う事無く行列の最後尾へと並んだ

時間的には最初の客で満杯になったころだろう

メニュー的には作り置き可の物が多い

そしてほとんどの人は焼鯖そうめんを注文する

鯖は既に仕込んであるはず

あとはそうめんを茹でるだけだ

料理は直ぐに提供される

そして食べるのも比較的早く回転率もいいはず

俺は30分と予想した

俺の後の人も同じく30分ぐらいの待ち時間の見積りを出していた

俺はカバンから文庫本を取り出し読みながら待つ事にした

しかし俺の前方はカップルである

前日の夜の情事の話をしている

本の内容が頭に入らない

それでも日本は少子高齢化の道を歩んでいる

f:id:sababou:20170506124302j:plain

f:id:sababou:20170506124515j:plain

馬つなぎ石

江戸時代や明治初期ぐらいまではここに馬をつないでいたんだろうな

f:id:sababou:20170506124623j:plain

この景色が見え出すともうすぐ店内へと入れる

行列は予想以上だった

結局45分ぐらい並んだ俺はようやく店内へと入る事が出来た

2階へと案内された

かなり広い座敷に余裕を持って机が並べられている

この大きな机を一人で占拠するのは忍びない

しかし仕方が無い

行列嫌いの俺が45分という長時間を耐えて勝ち取った席である

そこまでして食べたい焼鯖そうめんなのである

すぐに注文を取りに来た

俺はメニューを見る事無く

「焼鯖そうめんとキリン」

この店にはサッポロのラガーもあるが中瓶だ

大瓶が飲みたかった俺はキリンを選択

キリンでも一番絞りなんてやわな奴じゃないクラシックラガー

まさに昭和を代表するビールである

やっぱり熱処理だな

俺は文庫本を取り出して再び読み始めた

f:id:sababou:20170506125441j:plain

かなり使い込まれた木の机には内田百閒の仏頂面がよく似合う

f:id:sababou:20170506125653j:plain

そしてほどなくしてビールが運ばれて来た

f:id:sababou:20170506125707j:plain

この日は暑かった

昼に飲む黄金に輝く液体は俺の体を俺の心を満足させてくれる

そして直ぐに焼鯖そうめんも運ばれて来た

f:id:sababou:20170506125909j:plain

f:id:sababou:20170506125924j:plain

これだ、これである

2年ぶりに見る焼鯖そうめんは懐かしい

周りを見渡すとみんな白飯や焼鯖寿司や小鉢がセットになった御膳タイプを食べている

その中で俺は単品である

非常に貧乏臭いと思われていることであろう

「おい見ろよ、あのおっさん単品での注文だぜ」

「かわいそうに・・・あれじゃお腹空いちゃうよね」

おそらくそんな風に周りからは見られているはずだ

しかしここは長浜

他に美味い物は溢れるほどある町

ここで満腹にするわけにはいかないのだ

やはり通は単品とビール

これである

しかし結構ボリュームがあるために女性やお年寄りは単品で十分なのだ

しかもこの店の前には、いもきんつばが売っている

見れば食べたくなってしまうのである

俺は焼鯖そうめんを食べた

嗚呼、やっぱり美味いなぁ

箸で簡単にほろほろと崩れる鯖

時には鯖とビール

時には鯖とそうめん

至福の一時である

そうめんは、ほんのり煮汁を吸わせてある

そしてとにかくこの鯖が非常に美味い!!

やはり並んででも食べる価値のある焼鯖そうめんであった

ちなみに焼鯖そうめんと焼鯖寿司は持ち帰りも可能である

yokarou.com

f:id:sababou:20170506131027j:plain

俺は黒壁スクエアへと向かった

この辺りは長浜でも1番人気スポット

お土産も買うならこの辺りが良い

そしてこの日はミニ盆栽のワークショップも行なわれていた

俺は軽く店内を物色

ここは帰りがけにまた来る事にしてとりあえず商店街を目指した

f:id:sababou:20170506131329j:plain

地方の商店街だが、ここは非常に面白い

この辺りは門前町でもあるし雰囲気的には名古屋の大須商店街に似ているかも知れないな

面白い個人経営の店がいっぱいあるのだ

f:id:sababou:20170506131538j:plain

とにかく町全体に植物が多い

園芸おっさんとしてはコレだけでも楽しめてしまう

f:id:sababou:20170506131655j:plain

懐かしの郵便ポストもこの町にはよく似合う

f:id:sababou:20170506131735j:plain

長浜はガラスが有名だが陶器の店も多い

本当に俺が好きな物が凝縮されている町である

それが小さい町でありながらも何回も何回も訪れてしまう理由でもある

f:id:sababou:20170506131907j:plain

そして滋賀と言えば叶 匠壽庵

バームクーヘンのクラブハリエや木之本の菓匠禄兵衛など滋賀のスイーツは美味い

おそらくこの店を発見した女性は昼飯で満腹になった自分を恨む事であろう

そして自分への言い訳としてこういうのだ「甘い物は別腹だし」

しかし牛でもあるまいし人間には別腹など存在しない

食べたら食べただけ確実に太るのである

だからこそ俺は言うのだ

単品にしとけと

f:id:sababou:20170506132433j:plain

f:id:sababou:20170506132454j:plain

f:id:sababou:20170506132512j:plain

建物の裏を流れる川まで風情がある

f:id:sababou:20170506132601j:plain

前方に見えるのはお寺の門である

かなり立派な門構え

このお寺は長浜城伏見桃山城からの移築が多いのだ

f:id:sababou:20170506132854j:plain

f:id:sababou:20170506132909j:plain

真宗大谷派の別院

正式には無礙智山(むげちざん)大通寺というが地元の人からは「ごぼさん」と呼ばれている

御坊さんで「ごぼさん」になる

ここも本堂での拝観は無料だがお寺のお宝を見るには500円が必要である

内部の障壁は狩野山楽・山雪、円山応挙によって描かれている。そして庭園は国の名勝なのだ

f:id:sababou:20170506133339j:plain

f:id:sababou:20170506133403j:plain

f:id:sababou:20170506133446j:plain

屋根の上には「うだつ」が

うだつとは防火壁の事

昔の人は、お金が無くてこの防火壁を作れない人の事を「うだつの上がらない人」と言った

そしてお隣の屋根には物干し台が

これもまた昭和の思い出す懐かしい風景である

f:id:sababou:20170506133659j:plain

ガスメーターの上にはワイヤープランツ

f:id:sababou:20170506133738j:plain

f:id:sababou:20170506133751j:plain

この三谷旅館さんで俺は自分へのお土産を買った

限定という言葉に弱い俺は昆布の佃煮を買わせて頂いた

f:id:sababou:20170506133859j:plain

これもワイヤープランツ

俺の部屋のワイヤープランツは枯れてしまったが

滋賀県でも外で冬越しするんだな

f:id:sababou:20170506133959j:plain

f:id:sababou:20170506134017j:plain

f:id:sababou:20170506134030j:plain

f:id:sababou:20170506134042j:plain

ひととおり町の散策を楽しんだ俺は、もう一つの目的地へと向かう事にした

駅から歩ける距離だが黒壁スクエアなどの賑わってる場所からは少し離れることになる

長浜の地ビールの店の側だと言えば分かりやすいかもしれない

f:id:sababou:20170506134247j:plain

到着である

長浜のソウルフード「サラダパン」「サンドウイッチ」で有名なつるやパン

そのつるやパンが最近オープンさせたまるい食パンの専門店である

f:id:sababou:20170506134420j:plain

朝と昼ではメニューがかわる

朝はトーストで昼はサンドイッチである

1番人気は焼鯖サンド

俺は迷った

正直全部食べたい

しかし俺の腹は2個が限界だ

まず焼鯖は確定である

残りの一つは迷いに迷って新商品のポテサラにした

この組み合わせは奇しくも俺の前で並んでいたお姉さんと同じ注文になってしまった

そこに俺は明日の朝食用に「サンドウイッチ」も購入した

ちなみにつるやパンで人気のサラダパンはコッペパンの中にマヨネーズで和えたタクアンが入っている

このサラダパンの元祖は実はタクアンではなくキャベツのコールスローだった

キャベツでは水分でパンが湿ってしまうということでタクアンに改良されたとのことだそしてこの店でその幻のコールスローが復活したのだ

それがメニューの中にある「サラダ」である

f:id:sababou:20170506135055j:plain

これが朝食用に購入したサンドウイッチ

中身は魚肉系のハムのみ

いたってシンプルだがこれがまた美味い!

近所で買えれば毎日でも食べたいぐらいである

f:id:sababou:20170506135320j:plain

商品はこのようにして運ばれてくる

イートインスペースは店の奥にある

中央の大きなテーブルは巨大パラソルのおかげで日陰だが既に2組のカップルが

まだ二人ほど座れるイスはあるが、さすがにカップル達の間におっさんが分け入る事はできない

残すのは炎天下のベンチとトイレ前のテーブル

俺はトイレ前を選択した

やはりおっさんの一人旅にはトイレ前がお似合いなのさ

f:id:sababou:20170506135641j:plain

こちらが焼鯖

中身は大葉にガリに焼鯖とタルタルソースだ

f:id:sababou:20170506135729j:plain

こちらがポテサラ

いたってシンプルだが間違いなく美味いはず

王道な組み合わせである

f:id:sababou:20170506135819j:plain

焼鯖から食べてみた

一口食べた俺に衝撃が走る

な、なんだこの柔らかさ

写真を見てもらえば分かると思うが、まるい食パンがふにゃっとなっている

そうなのだ、このまるい食パンはとても柔らかい

今まで経験した事が無いほど柔らかくてモチモチなのだ

そしてほんのりと甘い

耳の部分ももちろん柔らかい

しかし弾力が凄いのだ

噛み応え抜群

そして噛めば噛むほど美味い

中の鯖はとてもジューシーで良い鯖だ

大葉とガリがいいアクセントになっている

そしてなによりタルタルとの相性が抜群である

この焼鯖サンド「すげえ美味い!!」

信じられないぐらい美味いのだ

周りからも仕切りに「すごくおいしい」「すごくおいしい」

はるばる長浜まで来た甲斐があった

これでまた俺の食べたい物が増えてしまった

次はポテサラだ

これもまた当然美味い

しかし先に食べた焼鯖が美味過ぎてポテサラの印象は少し薄れてしまった

今度どうしようか?

焼きそばにチキンカツにサラダに、タマゴにみたらし

焼鯖も食べたいし

困ったなぁ

やっぱり人間にも複数の胃袋が必要みたいである

www.tsuruyapan.jp

幸せになった俺は店を後にして再び散歩を開始した

f:id:sababou:20170506140531j:plain

f:id:sababou:20170506140546j:plain

ここが地ビールの店

今日は飲む金が無い

f:id:sababou:20170506140651j:plain

f:id:sababou:20170506140737j:plain

この屋根の上に飛び出てるのはお寺だ

これがいったいなんなのか説明書きがあった気がするが忘れてしまった

俺はこの後で再び黒壁スクエアへと戻りお土産を物色した

まずは自分へのお土産を一つ

そして他人へのお土産も購入した

そして帰る直前に俺はいつものように鮒寿司を購入

これは自分用

鮒寿司は、お酒のツマミだからといってむやみに人に渡せる物ではないからだ

「発酵するにしても、ほどがあるだろ・・・」ってぐらい発酵している

ご飯の部分なんかとろとろになっている

しかしこれがまた日本酒には合う合う

おそらくこれほど日本酒に合うツマミは存在しないのでは?と思うぐらい合う

しかし食べる人を選ぶので他人へのお土産には注意が必要だ

 

まだ他にも回りたい場所は沢山ある

また来よう長浜に

まだまだ食べたいものいっぱいあるしな

そしてやはり焼鯖そうめんは単品がいいのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高月「国宝十一面観音」と長浜「焼鯖そうめん」と「まるい食パン」の旅 01

2017年の黄金週間

今年は多い人で9連休

一般的には5連休だ

そして今日は5月5日こどもの日であり自転車の日でもある

天気もいい

こんな日は幸之助号に乗ってダラダラと1日中走りたい気分だが、俺は首と肩を痛めている為に自転車には乗れない

そしてちまきを食べながら背を比べる為に柱に傷をつけてくれた親父ももういない

なので家にいても仕方が無いのである

以前にも書いた通り俺の黄金週間の予算は5000円だ

これは先月の仕事の入金がまだだった為である

そして来たるべく自動車税の支払いの為に現金を残しておかなければならない

国は恐ろしい

督促状を送ってきやがる

しかも赤い紙で「差し押さえるぞこの野郎!」と

俺は以前、あまりにも高すぎる日本の車に関する税金への抗議のために、あえて支払いを送らせていたのだが

結局は俺の小さな小さな抵抗は何の力にも慣れなかったので最近は素直に払う事にしている

そんな俺は5000円札を財布の中に押し込んだ

小銭をかき集めれば1000円ぐらいはありそうだな

そして予備の為のお金を1万円カメラバックの中に仕込んだ

俺は旅に出る時にはリスク回避の為に緊急用のお金を分散して持ち歩くのだ

財布を落とす事もあるだろう

親父狩りにあって「ジャンプしてみろよハゲ」なんて言われる事もあるかも知れない

そんな時のために俺は帰れるだけの金を分けて持ち歩く事にしている

これはあえて緊急用であり決して旅のお金では無い

このために俺のカバンからは仕込んだまま忘れていたお金がざくざく出て来る事がたまにある

そんな時は非常に得した気分になる

愛用のドンケの中にカメラ二台と御朱印帖と文庫本に朝食用のリンゴタルトと水を詰め込んで一人、家を飛び出したのだ

俺は東海道線に飛び乗った

東海道線は誰も乗り降りしないような駅まで各駅停車しながら米原を目指した

車内は比較的空いている

俺はカバンの中から前日に買っておいたリンゴタルトを取り出して食べた

そして水を飲んだ

事前に見切り品を買っておく事で多少は節約になる

60円の朝食を済ませると電車は醒ケ井に到着、米原まではもうすぐだ

 

俺の旅はまず予算から決める

予算が決まるとその予算内で行ける場所を検討する

日帰りなのか?一泊なのか?2泊なのか?

最近では植物の世話があるので1泊が限界ではあるが

場所が決まると今度は何を食べるかである

食べたい物を決めて店を決める

それから観光する場所を決めて行く

あくまで「食」が中心なのである

そして最後に持って行く文庫本を決めるのだ

これは結構重要だ

一人旅にはかかせないアイテムである

現代ならスマホがあるじゃないかと思われるだろうが、やはり旅には紙の方が良い

なんかそんな気がするのだ

そして今回の俺がセレクトした本は内田百閒の「第一阿房列車」である

 

第一阿房列車 (新潮文庫)

第一阿房列車 (新潮文庫)

 

 師匠である夏目漱石が大好きで、親友は芥川龍之介

猫好きで元祖乗り鉄でもある偏屈な親父

森見登美彦氏にも多大な影響を与えた作家なのだ

この本は目的もなしにただ列車に乗って旅をするだけの話

この本なら一人電車にゆられていても退屈はしないであろうと言うのが、今回俺のセレクトの理由であった

前日に久しぶりに本棚から出して来て読んでみた

やはり面白く読みふけってしまった

そしてこの日も電車の中で俺を飽きさせることなく楽しませていてくれたのである

 

米原に到着すると今度は北陸本線へと乗る変えることになる

そこから琵琶湖の右側を北上するのだ

この辺りは戦国マニアにはたまらない場所でもある

車窓から見えるのは山と田園風景

立ち並ぶ住宅はどれも立派な日本家屋である

昔からつづく風景がこの辺りには残っているのだ

やがて電車は目的地の高月へと到着

俺は2年ぶりに高月の町に降り立った

今まで数回訪れているがいつもは車なのだ

駅には無料の大型駐車場が完備されているので車で来るには非常に便利である

しかし今回の俺は酒をのみたいので電車でやってきたのだ

GWのまっただ中

天気も快晴

しかしほとんど人はいない

ベンチに腰掛けてる若者が自撮り棒で何か話ながらGoProで撮影しているだけだ

俺はさっそく目的地へ向けて歩き出した

f:id:sababou:20170506092936j:plain

左に見えるのが無料の大駐車場

GWでもガラガラである

f:id:sababou:20170506093013j:plain

駅前の一等地なのに土地は余りまくっている

そして静かだ

ここで何故俺がはるばる滋賀県長浜市高月までやってきたのか?

実は滋賀県と言うのは京都奈良に匹敵する「仏ゾーン」なのである

しかも観音様の宝庫

仏像ワンダーランドと呼ばれているのだ

そしてここ高月には「国宝」がおられるのである

f:id:sababou:20170506093352j:plain

このように駅からは道標が建てられている

きれいに舗装された道と道標を目印に歩けば自然と国宝へと辿り着けるのである

f:id:sababou:20170506093510j:plain

ようやく一人発見

地元の人と思われる

f:id:sababou:20170506093544j:plain

道沿いにはキレイな花がいっぱいで園芸おじさんを楽しませてくれる

f:id:sababou:20170506093617j:plain

f:id:sababou:20170506093628j:plain

「左観音堂」と書かれた道標が見えて来た

あそこを曲がれば

f:id:sababou:20170506093703j:plain

突然現れる

f:id:sababou:20170506093724j:plain

「国宝観世音」の石碑高々と

ここが向源寺(渡岸寺観音堂)なのだ

右手には神社の鳥居が見えるように同じ敷地内に神社もある

この辺りは神仏習合時代の名残が強いみたいである

そしてあいかわらず人は、ほとんどいない

f:id:sababou:20170506093900j:plain

公園まで完備されている

今も昔も子供達は観音様の側で遊ぶのだろう

f:id:sababou:20170506094039j:plain

f:id:sababou:20170506094100j:plain

拝観料500円を払い本堂へ

本堂のみの拝観は無料である

まずは本堂で参拝

そいていよいよ国宝「十一面観音」とご対面である

中には7〜8人ほど人がいた

ここはタイミング的には国宝とマンツーマンになることも多い

なんか凄く贅沢な体験ができるのである

十一面観音様は平安時代の生まれである

深い慈悲をたたえた表情

これはインドや西域の作風を伝えており、我々を魅了する腰を少し左にひねった官能的なプロポーションに大きく作られた頭上面とその配置

耳には「じとう」と呼ばれるイヤリングなど数々の十一面観音の特徴を備えている

小柄ながら王朝時代の装飾美をよく表現した観音像で着衣には切金で美しい文様が繊細華麗に施されている

伏し目がちの穏やかな表情や両頬の豊かな丸い相好に細身でなで肩の穏やかなスタイルなどに平安時代末期・十二世紀の特徴がよく表れていて「もっとも美しい十一面観音像」との呼び声も高いのである

十一面観音には後頭部にもう一つの顔がある

これを暴悪大笑面というのだが

ここの十一面観音様は裏からの鑑賞もできるので、ちゃんとこの暴悪大笑面が見られるのである

「暴悪大笑面」

煩悩だらけの人間を笑い飛ばす顔である

これは必見だ、笑ってはいるが・・・とても・・・怖い・・・

そしてお隣には大日如来が鎮座されておる

このかたも平安時代のお生まれだそうだ

大日如来には「金剛界」「胎蔵界」と異なる2種類の大日如来がおられる

「印」と呼ばれる手の形で見分けがつくのだがここの大日如来胎蔵界大日如来である

法界定印を結ぶ大日如来像は、優しくまとまりの良い穏やかな相好やふくよかな丸いお顔になで肩である。蓮のような衣文に包まれた両膝など、藤原仏の典型的な様式をよく示していてこれもまた素晴らしい大日如来なのだ

俺的にはもはや国宝なのだ

つまり「俺宝」

ちなみに金剛界大日如来は智拳印を結んでおり、忍者はこれを真似したんじゃないかとも言われている

このお寺は浄土真宗大谷派

浄土真宗のお寺に大日如来が奉られているのは非常に珍しいが、やはり滋賀と言えば比叡山最澄天台宗と言う事で昔は天台の縄張りだったんだろうな

でも親鸞の教え的に大日如来は当てはまらないと思うのだが

この辺りは仏教の矛盾でもある

そしてこのとき俺のポケットではある異変が起きていた

さきほどからマナーモードにしてあるスマホが「ブーンブーン」と雄叫びをあげている

これは明らかに誰かが俺に電話をかけて来ている

流石にお堂内では電話に出られない

俺は「また来ます」と外へ出た

 

外へ出て履歴からかけ直すとそれは仕事の入金の電話だった

これで旅の予算が増えた

これも仏様達のおかげかもしれない

「ありがとうございます」俺は本堂へ向かって深々と頭を下げたのだった

その後で俺は御朱印を頂いた

既にここの御朱印は頂いたことがあるが、やはり少しでもお寺に寄付をしたい

こんな田舎の小さなお寺で国宝を維持するのは大変であろう

300円払い俺は御朱印を頂いた

f:id:sababou:20170506101237j:plain

俺はお寺を後にした

もう一つだけこの辺りで行かなければならない場所がある

徒歩1分程度だが

f:id:sababou:20170506101410j:plain

f:id:sababou:20170506101426j:plain

f:id:sababou:20170506101448j:plain

f:id:sababou:20170506101509j:plain

このケヤキの御神木は「野神さん」と地元では呼ばれている

村の出入り口を守る神様だそうだ

f:id:sababou:20170506101704j:plain

到着、高月観音の里「歴史民俗資料館」だ

入場料は300円だが先ほどの向源寺のチケットを見せれば割引になる

しかし俺はあえて割引は受けない

少しでも運営の役に立てて欲しいからだ

展示品はわずかだが、とても素晴らしい展示品が多い

決して国宝でも重文でもない

しかしそれぞれの仏像にこの土地で暮らして来た人々の思いが宿っているのである

戦国時代に戦火から逃れる為に土の中に埋めて仏像は守られたのだ

そして時に観音様は子供と一緒に川に入り遊んで来たという

そんなボロボロの姿になられた観音様達がここには展示されているのだ

俺はのんびりと鑑賞した

この日は富岡鉄斎の絵も展示されていた

 

もう少し離れた場所にも素晴らしい仏像達がおられる仏像ワンダーランドだが、ここから先は駅でレンタルサイクルを借りるか車での移動じゃないと無理だ

正直ママチャリでは厳しい坂もある

なので今日の俺はここで長浜へと向かう事にする

ここで注意が必要なのは高月駅から出る電車は1時間に1本ペースである

正直この辺りはお寺以外何も無い

時間をチェックしながら回られた方が無駄な時間を過ごさなくて住むのである

そして早く駅に着き過ぎた俺はベンチに座り第一阿房列車を読みふけるのであった

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月5日は自転車の日

GWも終盤に突入

おそらく高速道路ではすでに帰省ラッシュの渋滞がはじまっていることであろう

そんな中で今年から5月5日が自転車の日と定められたそうだ

一般的にはこどもの日なんで、おそらく自転車の日は定着しないんだろうな

なんでこの日を自転車の日にしてしまったのか?

超党派議員立法により昨年末に成立した自転車活用推進法によるものらしいが

これは交通手段としての自転車の役割拡大を目指すと言う事だそうだ

みんなが自転車に乗る事で交通混雑の緩和や二酸化炭素の排出量削減、国民の健康増進など様々な効果を期待してるというが・・・

確実なのは適度に自転車に乗れば健康にはなる

1日20〜30キロ程度の距離を有酸素域で軽く走れば確実に健康になる

ただプロの用に毎日100キロ以上をある程度追い込んで走り込み出すと逆に健康ではなくなるので注意が必要だ

さすがに働いていればそこまで走る暇は無い

せいぜい50キロぐらいだろうな

交通混雑の緩和に繋がるかどうかは微妙だ

ほとんどの自転車は一般行動を安全に走るレベルに達してないからだ

そんな人達が幹線道路の車道にでてくれば交通の流れを遮断してしまう

センターラインの無いような狭い道に自転車が溢れれば渋滞が起こるし

まぁ流石に今現在車に頼ってる人達がいきなり自転車に乗り換えるような事は無いと思うが

自転車に交通ルールを徹底させるのは不可能だと思う

はっきりいってみんな自転車を舐めてるからだが

仮に自転車でなくバイクや車なら信号無視や逆走なんて絶対にしないことだろう

そのために出来る限り自転車専用レーンを作り自転車を隔離する必要があるが、狭い日本ではそれも限界があるだろうし

いったい国としてどうするつもりなのだろうか?

谷垣さんは既に政界復帰は難しい

ちなみに愛媛県では、自転車の傍らを通過する車両に、1・5メートル以上の安全な間隔を保つよう求める運動を展開しているそうだ

これはヨーロッパと同じでもある

これだけでも車の人には徹底させて欲しい

車側としても殺人者にならずに住むしお互いがWINWINの関係になれるのだ

しかしロードバイクに乗っているとたまにワザとギリギリの所を追いこしていく

俺も過去にかなり命の危険を感じたので注意してやろうと車を追いかけた

車はフェアレディZ

「貴婦人の名を冠しながら危ないじゃないか!」と俺は注意するつもりだった

Zは赤信号で停車した

スプリントした俺はなんとか追いつき横に並んだ

運転手がかなりふくよかな方だった

俺は思わず言ってしまった「おいデブ!」と・・・

瞬間的に「しまった!」と俺は思った

思わず正直な言葉が出てしまったのだ

Zに乗るかなりふくよかな方は突然アクセルを空ぶかしし始めた

そして赤信号を無視して走り去っていった・・・

結局俺は注意する事が出来なかった

そんなように幅寄せされることはよくある

意図的な物あれば意図的でない物

意図的な場合はハイエースアルファードなどの車が多い

意図的でない場合は圧倒的に軽自動車だ

そして運転手は高齢

あの人達は自分でも気づかずにジワジワと自転車に幅寄せして来るので注意が必要だ

あとは田植えや収穫の時期の軽トラも危険だ

農道を爆走してくる

 

今日は日帰り旅に行って来た

JRも自転車を積み込み輪行している人達をちらほら見かけた

電車はまだそれほど混んでなかったが

今日俺がどこへ何をしに行ったのかは明日書く予定

僕はもう疲れたよパトラッシュ・・・

たった1万5千歩しか歩いていないのにヘトヘトだ

これはおそらく乗り換え地獄の影響だろうな

 

そして少し日焼けしてしまった

明日は天気が悪そうだ

それにしても肩が痛い

なんとかならないものだろうか?

 

 

 

 

金正恩、本当はアメリカ好き?

「朝中関係の根本を否定し親善の伝統を抹殺する容認できない妄動だ」

これはアメリカからの要請を受けて中国が北朝鮮に対して経済制裁を行なった事についての批判だ

中国を名指しにして批判する事は異例だと言う事だが、最近急激にアメリカと中国が仲良くし出したのがよほど気に入らないのかも知れない

中国は今、北朝鮮に対して石油を止めようとしている

それがよほど堪えているのだろう

しかしいくら石油を止めようが中国が石炭を買わなくなろうが、決して核は放棄しないと言うのが今の所の北朝鮮の主張である

 

そんな北朝鮮金正恩だが

今日のひるおびを見ていたら実はアメリカ好きだと言うのだ

番組で紹介された写真では、正恩がアメリカ製のPCであるMac Bookを使用していた

ちなみに北朝鮮製のPCもあるという

それなのにマック

しかも撮影の時だけでも隠しとけばいいのに堂々とマックを写している

果たしてこれにはどんな意図があるのか?

そして朝鮮中央テレビの番組ではモランボン楽団が映画ロッキーのテーマを演奏

バックスクリーンにはタンクトップ姿で走るイタリアの種馬「シルベスタースタローン」が大きく写っていた

そしてミッキーやミニーにくまのプーさんと思われしキャラがディズニーのイッツ・ア・スモールワールド朝鮮語で歌っていた

今の北朝鮮からもっともかけ離れた歌詞であろう

 

正恩は部類のバスケ好きである

スイスの留学時にバスケが大好きになったそうだ

実際に元NBAのスーパースター、デニス・ロッドマンも3回だったかな?

北朝鮮へ招待されている

その時にロッドマンは「金正恩は戦争は望んでいない。ただアメリカと電話がしたいんだ」との言葉を伝えた

あの頃はとにかくオバマに無視されてたからな

燃える闘魂アントニオ猪木北朝鮮には何回も訪れてプロレス大会を開いている

その時に猪木は金正恩からある事をお願いされたそうだ

「マドンナを呼べないか?」と

どうやら歌手のマドンナも好きみたいだ

残念ながら猪木にはマドンナとの繋がりは無かった為にマドンナが北朝鮮を訪問することは無かったのだが

 

そして実は正恩の親父も大のアメリカ好きだったのだ

若い頃にはアメリカの象徴とも言えるバイク

ハーレーダビットソンを乗り回していたのだ

こんなバイクはアメリカキチガイしか乗らない

車で言えばコルベットだろうか

俺も若い頃はアメリカキチガイだったので中古のコルベットC3を乗り回していた

あんな無駄にボンネットの長い車なんて、まともな人は乗らない

そんなアメリカが大好きだったのだが

それだけにハーレー好きと聞くと少し親近感が湧くのだ

そんな正恩の親父だが

映画では「ボディガード」が大好き

あの「えんだぁあああああああああ いやぁあああああああ」と、ホイットニー・ヒューストンが歌う映画だ

映画の中でスターでもあるホイットニーが自身のボディーガードのケビン・コスナーと恋に落ちてしまう映画だが

助けてもらったお礼としてデートをしたその日に、とある行為はしてしまっている

恋が先か?性欲が先か?

それは本人同士しか分からないのだろうが

俺が若い頃は、3回デートしたら夜景を見ながらキスをして・・・なんてHOTDOGプレスを読みながら考えていたもんだ

ちなみに俺はこの雑誌に書いてあった「初デートの時にミニスカートを履いてくる女とはヤレル!」という記事を鵜呑みにして見事に玉砕したことがある

そんな映画のボディーガードが大好きな正恩の親父は自身のSP達にも「是非見ておけ!」と命令したそうだ

そして彼の葬式では映画ボディーガードの1場面が再現されていたというのだ

そして正恩の親父も部類のバスケ好き

とくにマイケル・ジョーダンがお気に入りで彼の試合のビデオは全試合分が書斎に保管してあるという

実は親子揃ってアメリカ好きな金正恩

果たしてこれからどの道を選ぶのか?

会談を持ちかけているトランプだが

以前北朝鮮は細かい挑発を繰り返している

核実験場では再びバレーをして遊んでいる

そして中国にまで批判を始めた

専門家によれば今度のXデー候補は5月9日だそうだ

 

今日で黄金週間も3日目

何もしていないうちに時間だけが過ぎ去って行く

早くも今日の夕方からUターンラッシュが始まるという

毎年の事ながら日本は慌ただしいな

俺は自転車で走ってみるも首と肩の痛みで1時間が限界だ

そしていつものように読書して昼寝をしてブログを書いている

この後は飯風呂酒で終了だ

明日はどうしようか?まだ迷っている

一応日帰り旅を計画しているのだが

やや予算オーバーになる

そしていつも考えてしまう「何もGWにでかけなくても」と

どこへ行っても込んでいるGW

さすがに今日はレゴランドも満員御礼みたいである

とりあえず一安心といったところだろうか

写真を見ていると外人客が目立つ

それだけ観光客がレゴランドに流れて来ているのかもしれないな

さて、明日は明日の風が吹く

明日の事は明日になってから考えるか

朝起きてその気になれば日帰り旅に出て来よう

ブログのネタにもなるしな

 

JRが混んでなければ良いが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レゴランド開業1ヶ月、6月は火曜水曜が定休日に

愛知県名古屋市に開業したレゴランド

今日も朝からTVはレゴランドレゴランド

ニュース番組でも子供にインタビューすると「レゴランド

ネット上の声を聞く限りでは、さすがにGW前半は客の出足も悪かったみたいだが

GWは今日からが本番

果たしてどこまで客足を伸ばせるのか?

開業一ヶ月のGWを迎えてレゴランドが早くも正念場に立たされてるみたいだ

「行きたく無い街ナンバーワン」の汚名を返上する為に名古屋市も205億という巨額を投じて駐車場などの整備を行なったみたいではあるが

レゴランドのの客足について、名古屋市河村たかし市長は4月24日の記者会見で「心配している」とコメント

そして「まずは企業努力だが、市も応援していく」このGW中の客足次第では早くも名古屋市として「何らかの支援策」を検討するそうだ

さすがに開業直後のGWだけに駐車場など満車になっていないとヤバイだろうな

名古屋人はあおなみ線では来ないだろうし

後は観光客だがオープン直後でも名古屋駅は普段と変わらなかった

そして未だに入場者数は発表されていない

目標とする年間入場者数は200万人と控えめで、東山動植物園と同じであるが

運営会社的には「軽くクリアできる」と自信満々みたいだが・・・

やはり外人には名古屋という独特の文化を持つ街の事を把握出来なかったのかも知れないな

想像するに発表できないほど入場者数が少ない可能性が高い

良く聞かれる意見では「入場料が高い」「弁当が持ち込めない」と行った意見が多いそうだ

俺もブログのネタに行ってみようかなと思って入るが、今日の朝のTV番組を見ているとやはり躊躇してしまう

まずは6900円と言う値段の高さ

食べ物は正直食べたい物が無い

そしてアトラクションがやはり小さい子供向け

俺が見たいと思うのは正直レゴで作られた街だけなのだ

あのために7000円は出せない

そして1500円ほど出して食べたく無い物を無理矢理、胃の中に押し込みたくも無い

レゴランドとしてはあくまで「市場調査」として

年間パスポートを4月24日までに買った人を対象に同行者2人まで1日券が半額になるキャンペーンを25日から始めたそうだ

今なら市場調査の為にかなりお徳な値段で入れるが、あいにく俺の周りの子育て世代で年間パスポートを購入した人はいない

さすがに子育て世代は何かとお金がかかる時だけに近所とはいえ、大人一人6900円は厳しいみたいだ

さらに子供(3歳から12歳)ですら5300円

いったい誰が何を考えてこんな値段設定にしたのか?

せめて子供は半額にしないと

あとは中高生の学生料金も儲けるべきだな

願いを託すのはジジババ世代

孫の為にどれだけお金を消費してくれるかであろう

実際にレゴランドを訪れた人達には好評だ

「とにかく空いていて並ばなくても良い」と言うのが一番の理由みたいだが

これで各アトラクションが1時間待ちとかになったら・・・

入場券とホテルの宿泊のセット販売もはじまり

愛知県内の宿泊施設の4~6月の予約は昨年の2割増し

あおなみ線も2割増しになったそうだ

あおなみ線の数字だけ見ていれば今の所はレゴランド効果は確実に出ている

ホテルの2割増は正直効果があったのかどうかは分からないってところだろうな

でもJRの電車館みたいな奴もあおなみ線だったよな

とにかく市長が「心配している」というコメントを残したってことは、やはり相当深刻なのかもしれない

 

個人的にはレゴの街だけは見てみたいし写真も撮ってみたい

俺はああいった物を撮るのは非常に得意である

ただ前の方にも書いたが、それだけの為に6900円プラス交通費プラス食費はツライ

正直レゴで何かを作る趣味は全く無い

アトラクションもおっさんがひとり潜水艦に乗ったりするのも相当無理がある

あとは食事だが、ハンバーガーはいらない。肉も食べない。パンに刺してあるソーセージもいらないピザなどの食べ放題も我慢出来ずにカロリー過多になる。他は何があるのだろう?サンドイッチもデニッシュ、クロワッサン系なんだよな

スカスカの割にはカロリー高いぜ系のパン

流石に鯖の味噌煮定食とか切り干し大根やひじきの煮物とか高野豆腐とかは無理であろうがせめて手頃な和食を食べたい

一応きしめんなどあるみたいだが・・・

きしめんと寿司のセットで1400円と出てくる

さすがに貧乏な俺は寿司ときしめんを1400円で食べるのは不可能だ

寿司も海鮮かなり少なめのちらし寿司だし

この値段なら京都の一流店で蒸し寿司食べれるよなぁ

サラダの350円はお徳感があるが

食べるとしたらパンの上に鶏とサーモンが乗った奴1000円とサラダかな

これでも1350円か

おそらくカロリーは足らない

ピザなどの食べ放題にしても大人1860円

無理だな

ハンバーガーは単品で800円台

値段だけで見れば佐世保バーガー並みである

各種サンドイッチも700円800円

あとはポテトやチュロスとかポップコーンだ

アレルギーなどの人は持ち込みOKだそうだが

やはりジジババの財布を狙うならもう少し和食を増やさないとダメだろうな

俺もローストビーフではなくアジフライ定食とか食べたいのだ

ディズニーランドでさえ食事にはかなり困った

当時高校生だった俺は金が無くてミートパイしか食べる事が出来なかった

あの時のツライ記憶が蘇って来るようだ

 

少子高齢化、年金不安

この状況で何故12歳以下の子供を対象としたテーマパークに巨額を投じてしまったのか?

名古屋市的に目玉的な施設が欲しかったとはいえ、誘致してた当時からいろいろ言われてたし

果たして過去に危機的状況に陥ったUSJみたいな奇跡の復活はあるのか?

この先アトラクションは増えて行く予定だそうだが

それまでは入場料を値下げした方がいいかもしれないな

あとは飲み物だけでも持ち込ませてくれ

夏場持たないぞ

明治村なんかもそうだが真夏になると自販機はほぼ売り切れになる

そして飲食は1000円以下の和食を充実させる事

まぁ俺は一応医者からマイルドに食事制限も言われていて服薬もしているので食べ物を持ち込む大義名分はあるのだが

いかんせん入場料の6900円が出せない貧乏人

自分でも情けないが

そんな大金は出せない

6900円自由に使っても良いと言われたら俺は在来線で京都まで行って東寺を見てから、やきめしを食べてくる

 

どうすればレゴランドが奇跡の復活を遂げるのか?

USJみたいに様々な人気コンテンツとコラボ?

ただベースにレゴがあるかぎり難しいんだよな

食の方は努力次第でなんとかなる

多少割高になるのも仕方が無いが、そのかわり高くても食べたいと思わせるメニューが必要だ

客としての本音は1日券でも出入り自由にしてお隣のメイカーズピアで食べたい

これなら明日からでも出来そうだ

レゴランド内ではカフェ、軽食、菓子類を重視させて外で食べさせる

結果的に客は増えると思うがどうだろうか?

利益的な事は分からないがカフェ系でぼったくれるんじゃないかな?

そしてレゴ以外の土産の開発

レゴ饅頭とかレゴ煎餅はいらない

本気を出して開発したフランス焼き菓子みたいなの

ここでしか買えないし「マジでうめえ」って感じなの

焼き印でレゴのロゴでもいれておけば良い

 

今メイカーズピアのHP見てたら多度のだるまうなぎも支店出してるんだな

多度の店の前はよく自転車で走るが一度も食べた事は無い

多度だと池波先生御用達の鯉料理の店へ行ってしまうからだが

個人的にはNikフィッシュバルが気になる

メイカーズピアは一度行って見たいと思うが

やがり最大の問題は場所が僻地であることなんだよなぁ

まずは地下鉄通さないと

そこからだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランプ大統領、適切な状況下でなら北朝鮮と会談OK

アメリカのトランプ大統領が北朝鮮に対して「適切な状況下でなら」会談の用意があると発言した

トランプ大統領はブルームバーグのインタビューに対して「金正恩委員長に会うことが自分自身にとり適切なら、当然、会談を行うことを光栄に思う」と

そして「適切な状況下でなら会談する」と述べたのだ

そして今はまだその「適切な状況下」ではないとも言っている

とりあえずアメリカは北朝鮮に対して挑発的な行動を慎むように要求しているが、また新たな挑発映像がネット上に公開されたみたいだ

 

さんざんオバマに無視され続けて来た北朝鮮がようやくトランプに構ってもらえるようになり、会談の可能性が出て来たが果たしてどうなるのか?

おそらくアメリカ以外は平和的な解決を望んでいる

しかし会談した所でどうにかなるのだろうか?

相手は政治も分からない、常識も通用しない若造

ただ世襲で国のトップになった男である

自分に逆らう者、気に入らない者は非常に残酷な方法で殺して来た男である

アメリカの要求は北朝鮮の核開発とミサイルの開発停止であろう

これだけは絶対に譲れない条件のはずだ

今阻止しておかなければ北朝鮮が開発した核ミサイルは世界中のテロリストに渡ってしまう可能性がある

北朝鮮は核保有をアメリカに認めさせて対等な立場で世界と交渉したいところだろう

核だけは絶対に手放したく無いのが北朝鮮の絶対的条件だと思う

親父までの瀬戸際外交はギリギリのところでアメリカの要求を飲む振りをして核を放棄して、ほとぼりが冷めた頃にこっそりと核開発を再開してきた

それを放置して来たがために今現在、アメリカ、日本、韓国は核の脅威にさらされているのだ

中国すら味方につけてアメリカは過去に無いほどの圧力をかけ続けている

日本の自衛隊も太平洋側を少しだけ米軍の補給艦を防護する任務に就いた

もはや北朝鮮にとってはアメリカと日本は同じ敵国だと言う事が改めて認識されたかも知れない

 

一見すると平和的解決に向かっているかのようにも思うが

逆に開戦がより近くなったとも言える今回のトランプ発言

ここで北朝鮮がアメリカの言う「適切な状況下」と言う条件をのみ会談

お互いに納得いく形で話し合いが出来れば

トランプはツイッターで「正恩氏は本当に賢くて素晴らしい人物」「個性的な髪型も非常にクールだ」と、持ち上げる発言をするだろう

それで全てが解決するならそれでもいい

しかしたぶん話し合いは決裂する

決裂すれば即空爆となるかもしれない

そして今回のアメリカの発言は最初から会談などする気はなくて、

「会談を持ちかけたが断られた。これではもう平和的な解決は無理だ」と言う事で世界に先制攻撃の正当性を大義名分を作り出す作戦かも知れない

本当の真意は分からないが

 

今頃は北朝鮮でも様々な話し合いが行なわれていることであろう

どこまで金正恩の発言力が強いのかは外からは分からない

真っ当な考えを持った幹部が何人いるのかも分からない

なんせ幹部だけでもあれだけの人数を殺して来ている

日本を始め他の国ならとっくに人材不足に陥ってしまい、毎日が失言の連続であろう

しかもトップが世襲おぼっちゃま

選挙で選ばれて政治経験を積んで来てのトップ君臨とは違う

猿山のボスでさえ世襲だけではボスにはなれないのだ

力と政治力が無いと

 

アメリカは正当な理由さえあれば空爆はしたいんだと思う

トランプ自身の支持率もアップする

しかし空爆による日本と韓国への影響があまりにも大きすぎる為に迷っているのかも知れないな

日本としては平和的に解決して欲しい

そして北朝鮮は核を完全に放棄してほしい

 

そこでプーチンがどう動くのか?

裏ではいろんな話し合いが行なわれてるのだろうが

とりあえず日本は黄金週間の中休みの最終日

明日から本格的な黄金週間が始まる

俺は今日、通帳を記帳して来た

先月やった仕事の入金がまだ無い

5月と言えば自動車税

先月は車検代を支払った

そして今月は自動車税

これが俺に非常に重くのしかかる

 

なんでこの時期なのか?

これでは毎年俺は黄金週間に消費出来ないのだ

これでは日本としても痛手であろうに

記帳して来た通帳とにらめっこした俺はある結論を出した

5000円

これが今年の黄金週間に消費出来る予算の上限だ

少ないな

これではまるで学生の小遣いではないか

我ながら情けない

さてどうするか?

当初の予定では2〜3日は自転車で走りまくり

1日ぐらいどこかへ出かけて美味いものでも食べてくるつもりだったが

今の首と肩の状態では自転車で走るのも1時間が限界かもしれない

そうなると読書なんだろうな

5連休で5000円と言う予算をどうすれば有効的に使えるのか?

それが今の俺の一番の課題である

 

初ガツオ食べたい

 

 

 

 

 

 

ピーポくん実は7人家族だった

ピーポくん

地方在住の俺でも知っている警視庁のマスコットキャラクターである

そのピーポくんが今年の4月で誕生30年を迎えた

しかしピーポくんは30歳ではなく「永遠の子供」なんだそうだ

さすがに30歳だと立派なおっさんの仲間入りだからな

ただ永遠の子供だとすると警視庁での働き方にも影響が出て来るのかも知れないな

子役みたいに夜何時以降は働いちゃダメだとかあるのかも知れない

ピーポくんの名前の由来は俺はずっとパトカーのサイレンの「ピーポピーポ」から来ているかと思っていたが実は「ピープル」「ポリス」を合わせた言葉なのだ

「人々と警察」でピーポくん

警察も人々ではないのだろうか?と俺なんかは思ってしまうが、将来的にはロボコップなんかも出てくるだろうし既に犬のおまわりさんもいる

つまりは一般ピープルと警察を結ぶ架け橋みたいな存在ってことなんだろうな

そんなピーポくんの家族は7人家族

両親と姉弟に祖父母と言う家族構成だそうだ

大都会東京で7人家族ってかなり大きな家に住んでるんだろうな

マンションでも100へイベーでは狭いんじゃないのか?

俺は100へイベーのマンションがどのくらいの広さなのか知らないが

個人個人のプライベートルームは無理だろうな

ピーポくんが永遠の子供だと言う事は、ピーポくんのご両親は「永遠の中年」で祖父母は「永遠の老人」となるはず

永遠に年を取らないってのも結構辛いものだよなぁ

ドラキュラなんかは長生きなだけで少しずつ年は取るわけだし

永遠の中年なんて働いても働いても定年が来ないんだよな

やはり一番良いのは永遠の老人かもしれないな

年金が沢山貰える人ならずっと遊んでいられる

子供ままってのも俺は嫌だしなぁ

小学生までならまだいいが、思春期を迎えた状態で成長が停止してしまったら嫌だな

大人になったら、あんなことやこんなこともしてみたいと言う欲望が一切叶えられなくなるし勉強する意味も無くしてしまう

いつまでたっても受験の日が来ないんだからな

いったい何をすれば良いのか?

小遣いも限られているし

部活でスポーツをするにしても永遠に先輩達には敵わないんだろうな

中1の野球部員だったら永遠の球拾いになる

やはり選ぶとしたら「永遠の老人」なんだろうが健康な状態で資産が無いと一番悲惨でもあるかもしれない

そう考えるとピーポくんも結構大変なんだなと同情してしまう

それなのにいつも笑顔で一般市民と交流してくれるとても良い奴なのだ

 

ピーポくんは1987年4月17日に誕生した

この時に赤ちゃんでは無く、いきなりある程度成長しきった子供としてこの世に生まれた

当時のピーポくんのプレッシャーは相当なものだったと言う

なんせ成長段階をすっとばしてるからな

金正恩がいきなり国のトップになるようなものである

ピーポくん誕生のきっかけは

30年前に同庁広報課長としてピーポくんプロジェクトの責任者を務めた安藤隆春(元警察庁長官67歳)が、当時の上司だった鎌倉節警視総監から「警察を身近に感じてもらえるマスコットを作ってほしい」という指示だったそうだ

広告代理店と協力して若手警察官の意見を聞くなどして検討を進めたという 
前例のない任務だけに満足のいくデザインは容易に見つからなかったそうだが

「国民に愛されるマスコットを作る」と言う固い意志の元でいっさい妥協しなかったという

そうやって生み出されたのがピーポくんなのだ

それにしても生みの親は警察庁長官まで上り詰めたんだな

そして現在同居している両親は生みの親でななく育ての親となるのか

となると祖父母も義理の祖父母?

姉と弟との血のつながりは?

いろいろと疑問に思う事も多々あるのだ

プロジェクト開始から4ヶ月後にようやくピーポくんが誕生

7歩歩いて天と地を指差し「天上天下唯我独尊」と叫んだかどうかは分からないが

とりあえずピーポくんは人通りの多い交番に置かれたという

すると「かわいい」という都民からの反応があり

「安堵」

そっと胸を撫で下ろしたというが、俺は実際に胸を撫で下ろす人は見た事が無い

さらにピーポくん普及の為に女子校の前でピーポくん人形を配布したという

後はピーポくんグッズを雑誌の懸賞の賞品に採用してもらったりと積極的に営業活動をこなして現在にいたるみたいだ

 

現在、警視庁はピーポくん誕生30周年を記念してポリスミュージアムで7日まで(土日祝日のみ)イベントを開催しているそうだ 
また、ホームページでは、ピーポくんが登場するアニメ6話や「ピーポくんのうた」に振り付けを加えた動画を視聴できるみたいである

アニメまであったとは知らなかった・・・

気になる方はどうぞ

 


ピーポくんアニメーション【第1話】 毎日がんばるおまわりさん!の巻

 

アニメを見てみた

ピーポくんって空も飛べるんだな

 

 

神田沙耶香が結婚した

俺なんかは神田沙耶香という名前がすんなり出て来ない

どうしても「松田聖子の娘」と言ってしまう

しかし、なんと最近の若者は彼女が松田聖子の娘という事を知らないらしい

そして彼女も30歳になっていたとは

これが最近一番驚いたことだろうか

 

あと坂口憲二も俺は未だに「世界の荒鷲の息子」と言ってしまうのだった