久しぶりの園芸日記
去年の10月25日が最後だった
ベランダでは寿命1年しか無い植物達が皆死んだ
彼らは今頃は西方浄土にいることであろう
俺が念仏を唱えておいたからだ
蓮と一緒にキレイに咲き誇り阿弥陀如来を楽しませていることであろう
寒さに弱い奴は冬の間は部屋の中に非難させた
俺の部屋は室温3度まで低下する過酷な条件だ
しかも暖房すらいれないので昼間でもかなり気温が低い
そんな中でほとんどの植物達は寒さに耐えてボロボロになりながらも冬を越してくれたのだった
だがその一方で残念ながら死んで行った奴もいる
100円屋で購入したピンポンの木
春秋多肉と夏多肉の一部と冬多肉は全滅した
何故か冬に冬多肉が全滅
原因は不明である
サボテン達は見事に過酷な冬を乗り切ってくれた
パキラは瀕死状態だがなんとか生きている
このパキラも100円屋で購入したものだ
途中まではどんどん成長して行ったのがある所から急に葉が枯れ出して残す1枚の葉ももうすぐ枯れ落ちる
しかしまだ新芽が出て来ている、俺は今出来る限りの手当をしてやっているのだ
もうすぐ温かくなる
なんとか耐えて欲しい
ベランダでほとんどの葉が落ちて丸裸で辱めを受けていたオリーブの木達もなんとか復活しようとしている
今年も3月になった
サイクルロードレースのパリ〜ニースと共に園芸シーズンのスタートである
俺は土の在庫を調べた
サボテンと花の土はまだ在庫があるが観葉植物用が僅かしか無い
さっそく俺は馴染みのホムセンまで車を走らせた
俺はまず見切り品をチェックした
鉢はかなり大型のが半額近い値段まで下がっている
いずれオリーブを植え替える時に使いたいが、いかんせん今の俺には金が無い
断腸の思いで俺は鉢を諦めた
まぁあの大きさの鉢はまだ数年は必要ない
俺は忘れないようにまず観葉植物の土10リットルを手に取り
一通り見て回った
花は4月になってからだな
多肉はとりあえずセダム以外に手を出すのは辞めておこう
以外と育てるのが難しい
そんな俺の目に一つのポットが目に止まった
ハート形で肉厚な葉を持つ、つる性の植物だ
別名ラブチェーン
そんなロマンティックな植物を俺は育てていたのだが半分ほど枯らしてしまっていたのだった
そのハートカズラのポットが見切り品でなんと100円で売っていたのだ
普段なら298円するハートカズラが100円
当然のことながら俺は購入した
とりあえず今回はこんなところだろう
俺は家に戻ると早速ベランダで死んでいた奴らをゴミ袋の中へ手厚く放り込んだ
そしてベランダにシートを広げて植え替えの準備を進めた
鉢が小さくなった奴
土が堅くなり水が染み込まなくなった奴を植え替えることにしたのだ
ポトス
アスパラ
ガジュマル
シュガーバイン
春秋多肉
夏多肉
プレクトランサス・ボンテバール
アフリカ生まれのこいつもかなり葉を落としたがなんとか冬を生き延びた
100円屋で購入したテーブルヤシ
こいつも半分枯れたが半分は生きている
シュガーバイン
こいつも半分ほど枯れたがなんとか持ちこたえてくれた
これから暖かくなればワサワサ伸びてくれるであろう
アスパラ
こいつはかなり適当な育て方をしても常に元気でいてくれる頼もしい奴
そして古い葉は枯れ落ちて新しい葉がどんどん伸びて来るのだ
こいつにも新しい鉢を買ってやらねば
ポトス テルノシャングリラ
新種の巻髪ポトス
こいつも手間がかからず元気でいてくれるので四号鉢に植え替えてやった
俺が植物に興味を持って直ぐに100円屋で購入した現存する中では一番古株な植物
こいつも適当に水を与えるだけでどんどん大きくなって行く
でもいったいいつになったら葉に穴があくんだろうか?
それともこういうタイプのモンステラなんだろうか?
こいつはほとんど死にかけていたのをここまで再生した
しかしまだまだ余談は許さない
このようにほぼ葉が枯れてしまった状態で芋虫のように生まれて来た小さな小さな葉を大事に育てているのだ
ヘデラのモコモコと白雪姫系の雪の妖精のコラボ
こいつらも適当でも育つ
入手困難な奴らなので枯らしたくは無い
これが100円の見切り品のハートカズラ
生き残っていた奴と一緒に植え替えてやった
仲良くしてくれると良いが
ポトス
とりあえず観葉植物を育ててみたいと思った人は、まずコレから始めると良い
乾燥に強くどんどん葉も伸びる
長くなった葉は先を切ってワンカップの容器に水を入れて切った葉を突っ込んでおけば簡単にクローンが作れてどんどん増えて行く
増えすぎたポトスは作りすぎたカレーと一緒にご近所へ配るのも良い
ガジュマルも植え替えてやった
葉がもさもさなのでもう少し暖かくなったら散髪してやらねば
多肉の火祭り
バスの待ち時間の間に立ち寄った花屋のお姉さんがキレイだったので購入した奴
購入した時はとてもかわいらしい姿だったのだが
あらぬ方向に伸び放題
これは切ってしまっていい物なのか?
ネットで調べてもこんな姿の火祭りは出て来ない
これが購入した頃の火祭り
いったい俺はこいつをどうすれば良いのだろう
こいつらもなんとか生き残った多肉だが名前は忘れた
姿も随分と変わってしまった・・・
これも多肉
セダムと呼ばれる種類でこいつらは多肉の中でも一番簡単だ
水が切れたら水をやれば良いだけ
今日から冬眠させておいた春秋多肉に水を与えた
鉢の土が乾いてから1週間から10日後に再び水をやる
しかし問題はあのひょろひょろの火祭りである
植え替えてみたんだが寝が全て切れたので土の中に突っ込んでおいた
生命力の強い多肉なのでたぶん大丈夫だと思うが
サボテン達にはもうしばらく休んでいてもらう
サボテンも簡単だが夏の夕立に注意が必要
後は4月になってから考えるか
なにわともあれ今年も俺の園芸日記がスタートである
しかし園芸日記を書くと極端にアクセス数が落ちるという諸刃の剣
でもいい
俺が書きたいのだから