先日無事に今年もツール・ド・フランスが終わった
優勝はフルームで通算4勝目となる
そのフルームが総合優勝したことで獲得した賞金は50万ユーロで約6450万円だという
ロードレースは表彰されるのは個人だが基本的にチーム競技なので賞金はチームの選手とスタッフ全員で分配するシステムとなっていたりする場合が多い
そのためにこの優勝賞金がそのままフルームの稼ぎとなるわけではない
で、今回2017年のツールでチームスカイとして獲得した賞金は約9250万
ちなみにツール・ド・フランス全体で提供される賞金総額が約2億9444万円
スカイだけで3分の1の賞金をかっさらったことになる
2番目に稼いだのがキャノンデール・ドラパックで約3140万円
3番目がサンウェブで約2295万円
4番目にAG2Rで約2234万円
逆に1番獲得賞金が少ないのがコフィディスで約248万円しか稼げなかったそうだ
新城幸也所属のバーレーンメリダも初日でエースを失い、目立った活躍が出来ずに獲得賞金は約258万円だった
正直スカイの約9250万円という金額でも少ないと思う
選手だけで9人そしてスタッフもかなりの人数を揃えてきたことだろう
みんなで9250万円なのだ
これ以外に参加費みたいなものは一切ないはずである
あんな過酷な3週間を戦って優勝を勝ち取ってもチームとして1億も稼げないなんて
これでは毎年のようにスポンサー撤退でチームが消滅するはずである
ツールを勝つには1年間の準備期間が必要だ
全てを犠牲にしてツールのために準備して戦い優勝しても1億稼げない
総合2位のキャノンデールなんか一気に下がって3140万円しかない
命をかけて戦っているのに以外と安いんだなと思ってしまった
そしてやはりステージ1勝は金銭面でも非常に大きなものなんだなと
コフィディスの248万円なんか本当にかわいそうになってくる
ブアニ一人の給料だけでも相当な値段のはず
9人出場して3週間で248万円
一人当たり27万5千円
一般のサラリーマンでも稼げる金額だ
こんな状況でチームが運営していけるのが逆にすごいな
やはり逃げてスポンサーアピール
来年もお金出してくださいアピールは大事なんだなと改めて思ったのであった
そして今回のツールでの全走行距離は3540キロ
その中でフルームは平均41キロで走りきったそうだ
リタイアした人数は31名
これは去年2016年より6人も多いとのこと
世界最強逃げ屋のトーマス・デヘントは11ステージで逃げて合計1047キロを逃げた。しかし総合敢闘賞はフランス人バルギルの手に
選考委員会のメンバーは、ほとんどがフランス人
相変わらずあからさまなことをやるもんだ
逆にフランス人はすごいな
これが日本人だらけの選考委員会だったら日本人がどんだけ活躍しても日本人は選ばないような気がする
今日は土用の丑の一回目
スーパーではウナギウナギウナギ
予想された通り今年は多少安かった
それでもまだまだ高いな
そもそも絶滅しかけている魚を国を挙げて国民に食べましょうと勧めるイベントはおかしい
そろそろ土用の丑は中止にした方がいいのでは
もともとなんの意味もない販促イベントなんだし
特にコンビニやスーパーに牛丼屋
これらのウナギ販売は規制を強化するべきだ
売れ残った廃棄ウナギを少なくするためにも予約販売のみにするとか対策が必要だと思う
このままでは本当にウナギが食べられなくなる
そして今の旬の魚は穴子である
ウナギと同じ細長い系の魚