鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ホテルに宿泊して読書三昧、2018年「箱根本箱」開業

2018年春

日本屈指の温泉地でもある箱根に「本に囲まれて暮らすように滞在する」をコンセプトにしたブックホテル「箱根本箱」が開業するそうだ

どうやら仕掛け人は日本出版販売

本離れが加速する現代において「本に触れ合う機会を作りたい」という切実な思いから本のホテル開業に至ったそうだ

確か同じようなコンセプトのホテルが既にあったはずだが、あちらはホテルに本ではなく本屋で泊まるがコンセプトだったかな

どっちにしろ普段とは違う豪華な部屋でのんびりと本を読もうじゃないかという感じだろうな

疲れたら温泉へGO

ぶらぶら散歩して温泉まんじゅうに黒たまご

個人的にはロードバイクを持ち込んで箱根を走りたい

箱根といえば弱虫ペダルの箱根学園、山神である

しかしそんな長期滞在は俺には無理

予算的には一泊すら厳しい

ブックホテルには全館に国内外の新刊・古書、洋書合わせて2万冊の本を置く予定で館内全体を「書斎」の装いに仕上げるという

そして「本のある暮らし」というものをお客さんに提供したいらしい

まぁ本好きの人は既に家に置き場がないほどの本を抱えているはず

俺の部屋も小説コーナー、写真集コーナー、仏教本コーナーと分かれている

学生の頃なんかはシークレットな場所にとある本を隠してあったが

デラ〇〇とかアクション〇〇とかストリート〇〇

さすがに今はない

このように大抵の読書人は本に囲まれて過ごしている

ただ部屋が書斎風な人は少ない

そこで需要が生まれてくるんだろうな

自然に囲まれた静かな場所で高級なソファに寝転がり好きな本を読みふける

まさに至福なひと時である

宿泊客は、自身が持ち込んだ本はもちろんのこと置いてある本を自由に読めるほか、館内には箱根町で最大規模の書店も設置され本の購入もできるという

まさにいたれつくせり

本三昧に本祭り

しかも客室は洋室19室で18室に温泉露天風呂が付いている

部屋に露天風呂は一人で宿泊なら最高だな

素っ裸で読書なんてなかなかできるもんじゃ無い

でも彼女や奥さんなどパートナーがいるとまた違ったことで時間を使っちゃうから露天風呂は無い方がいいかもしれない

ちなみに料金は朝食付きで一泊19000円からだそうだ

一度ぐらい利用してみたいが箱根はまだ行ったこと無いし

できることなら一週間ぐらい滞在したいもんだ

そうなるとやはり金が無いな

最低でも3日は泊まりたいよなぁ

高野山なんかの宿坊もお寺によっては仏教本が読めたりして非常にのんびりと過ごせたりする

旅先で読書は、なかなかいいもんである

旅に合わせた本を考えるのも旅の楽しみだ

箱根だとなんだろうな?

つげ義春の温泉本は箱根とは対局になるが

 

つげ義春の温泉 (ちくま文庫)

つげ義春の温泉 (ちくま文庫)

 

 でもこの本は面白いのでこれはこれでアリかな

まぁ自分で持っていくとしたら今日買ってきたカレルチャペックの旅行ものかな

実は今日初めて名古屋のゲートタワーの三省堂へ行ってきた

ものすごい広さ

1日いても飽きないんじゃ無いかという品揃えにワクワクした

あの本も欲しい

この本も欲しい

でも近所で買える本はやめておこう

そこで俺がチョイスしたのが、ありったけのカレルチャペックを買うことだ

しかし園芸家12カ月は既に持っているのでその他日本で入手可能なのは、ちくま文庫から出ている旅行紀である

結局売っていたのはイギリス、スペイン、北欧の3冊で

チェコやオランダはなかった

これらの本はアマゾンでは買えるが本屋には置いてない場合がほとんどなので、今日3冊大人買いをしてきた

そういえば岩波から出てるロボット他を忘れてたな

今度チェックしてこよう

しかしゲートタワーは面白いな

文房具も興味津々で見てきたが思わずパーカーのジョッターなんか買いそうになってしまった

フライターを日常使いしてるのに

デュオフォールドも持ってるのに

しかもメイドインUK

なぜかゲートタワーで見ると無性に欲しくなる

そんなジョッター

とても使いやすく、主張しすぎない日常使いには最高の1本だ

いつでも買える値段なんで見るたび欲しくなる

そんなジョッター

今度買っちゃうんだろうな俺