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鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

高級魚ノドグロが人工授精による育成に成功

2014年全米オープンで見事に準優勝に輝いた錦織圭が「ノドグロ食べたい」と発言して一躍有名になった高級魚のノドグロ

そんなノドグロだが、初の人工授精による稚魚育成に成功した富山県水産研究所が今年、本格的な放流にこぎ着けたそうだ

2月には5・5万匹を放流して体長約5センチの稚魚が、約4年後には約25センチに育って漁の対象になる見通しだという

後4年か

その頃には多少は安くなるのだろうか?

ノドグロとはアカムツの別名である

口の中が黒いからノドグロと呼ばれているみたいだが、俺なんかは腹黒なんじゃないかと思ってしまう

ノドグロは生態的にも不明な点が多く環境変化などのストレスにも弱いという

それだけに人工飼育は難しいとされて来たのだが、ついに同研究所が成功したのだ

「漁業者の所得向上につなげよう」

と言う思いのもとに、2011年から繁殖に向けた研究を開始した

2013年には新潟市水族館「マリンピア日本海」などとの共同研究で、人工授精で生まれた稚魚の育成に成功したが、当初は孵化からの半年の生存率が1%未満

そこで成長に合わせて天然成魚が住んでいる水温より高めに設定したり、照明を24時間つけっ放しにしたりするなど試行錯誤して20%程度まで高めてきたそうである

その結果が今回の本格的放流となったのだ

 

ノドグロに関しては旅番組などで紹介されていたのでその存在は知っていたが中々食べる機会は無い

干物などは物産展で見かけたがペラペラになったノドグロには購買意欲がわかなかった

高級魚と言うのは要するにあまり獲れないから高いのだ

高いからこそ食べたらきっと美味しいんだろうなと思ってしまうのだ

そして実際に食べてみて「ん?」と何か腑に落ちない疑問を抱いたとしても、絶対に認めようとはしない

そして我々は「こんなに高い物が不味いワケが無い」と無理矢理自分自身に思い込ませようとしてしまうのである

大型の物は1万円で取引されるというノドグロ

そんなノドグロを俺は「死ぬまでに食べておくべき物」リストに追加したのだった

そして俺は物産展にて田村屋「炙りのどぐろ寿司」1600円を購入して食べたのだ

俺は田村屋さんの焼き鯖寿司は良く食べるのだ

名駅の地下にも売ってたりするし成城石井にも置いてありとても美味い

そんな田村屋さんの炙りのどぐろ寿司を食べてみた

やはり美味い

確かに美味しいのだがコストパフォーマンスで言えば焼き鯖のほうが遥かに上を行っている

まぁ一度は食べてみる価値はあると思うが、俺は焼き鯖の方が好きかな

次に俺が考えたのは和倉温泉の加賀屋でノドグロを食べてやろうという壮大な計画である

とは言っても実際に和倉温泉まで行く予算は無いし

お一人様では泊まらせてもらえない

そこで俺は加賀屋の名古屋店にて白身の王と称される、のどくろ会席を食べることにしたのだ

断っておくがこれは去年の話である

なので今年のとはメニュー構成は違うみたいである

俺が食べたのは確か6000円ぐらいだった記憶があるが定かでは無い

俺はのどぐろを食べる為に加賀屋へと向かった

予約はしていなかったがなんとか入らせてもらえた

しかし後の予約がある為に時間限定で食べてくれと

そして俺に与えられた時間は1時間半であった

1時間半あればまぁ大丈夫だろう

俺はさっそく「のどぐろ会席」を食べることにしたのだ

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まずは先付け

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もずく酢がピンぼけだがホタルイカが美味そうだ

そして実際に美味い!!

やはりスーパーでボイルされてある物とは、ひと味どころか100味ぐらい違う

他には喉黒の手鞠鮨、つの字海老と後は忘れたが全て美味いのは間違いない

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俺の好物でもある胡麻豆腐

ちなみに弘法大師の好物でもある

しかも一手間も二手間もかけてあるタイプだ

前座の段階で幸せいっぱいである

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吸い物登場

これもまたしみじみと美味いなぁと

日本料理の神髄だよな

決してごまかしがきかない

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刺身の2種盛り

白い方がのどぐろである

俺は人生初の喉黒の刺身を食べたのだ

とっても脂がのっていて柔らかくもちもちしている

これも美味い

美味いのは美味いのだが・・・

いかんせん俺はトロ系の刺身がそれほど好きでは無いのだ

白身のトロと言われるノドグロ

ちなみにジーコ白いペレである

俺はやっぱり鯛の刺身の方が良いなぁ

それか肝醤油で食べるカワハギだなぁ

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ここで日本酒を注文

どんな酒だったかは全く記憶にないが美味しかったのは覚えている

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そしてついに喉黒の塩焼きの登場である

俺が一番食べたかったのがこの塩焼きだ

まずは少しだけ身を食べてみる

「おお、これは美味いぞ!!」

そして軽くレモンを絞りガツガツ食べてやった

小さな喉黒だが思ったより身はついている

俺は骨までしゃぶり尽くしてやった

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もうどこにも残された身は無い

残念だがおまえとはこれでお別れである

とても美味しかったぞ

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すかさず天ぷらがやってくる

安いコースなので喉黒の天ぷらではなく野菜の天ぷらだが

これまた文句の付け用は無いな

久しぶりにちゃんとした天ぷらを食べた気がした

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次に登場したのが喉黒の南蛮漬け

アジ南蛮は俺の好物の一つではあるが

喉黒南蛮とはこれまたいかに!

まぁこれもマズイわけが無いのであった

でもわざわざ喉黒で作らなくてもアジで十分な気もするが

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そして残念なことに止め椀である

会席はここで強制終了となる止め椀

もう後はデザートを残すのみである

しかし、桜えびご飯がとても美味いのだ

最後の最後まで幸せな気分のまま終わらせてくれる

味噌汁もうまいなぁ

日本人で良かったなぁ

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お茶と桜餅

春の訪れを感じさせてくれる桜餅

毎年のコレを食べないと俺には春が来ないのだ

そして最後の最後まで美味かった

 

ごちそうさま

 

 

のどぐろ

今回食べた中では塩焼きが一番うまかった

塩焼きで、グジとノドグロ

どちらか選べと言われたらかなり迷うが

のどぐろを選択してしまうかもしれない

まぁどちらもお高いのではあるが

そこに真鯛も参戦してきたら?

天然鮎は?

でも俺は福井の浜焼き鯖が一番好きかもしれない

あれ美味いんだよなぁ

まぁどれもそれぞれ特徴がアリ一つには決められないな

刺身に関してはノドグロでなくても一向に構わない

後は煮付けが食べられなかったのが心残りではあるが

地元の人によれば塩焼きか煮付けなのだそうだ

まぁとりあえずこれで俺の「死ぬまでに食べておくべき物」リストが一つ消化された

次はスッポンかなぁ