鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

今年もツールがはじまる

7月の第一土曜日

世界中のサイクルロードレースファンが待ち望むツール・ド・フランスがはじまる

今年はドイツのデュッセルドルフからのスタートとなる

あのクラフトワークの地元である

彼らがいなければデビッドボウイもニューオーダー電気グルーヴサカナクションも存在しなかったかもしれない

ピコピコ電子音楽の元祖クラフトワーク

テクノ界のお釈迦様と言っても過言ではない

そんなテクノのルンビニー

ドイツのデュッセルドルフで開催されたチームプレゼンテーション

さぞかしノリノリの観客かと思われたが・・・

知らないバンドが演奏しているにも関わらず一切盛り上がりを見せない観客

ステージではタップダンスまで披露しているのにノーリアクション

おそらく地元では人気者バンドだと思うのだが?

純粋に自転車にしか興味がないのだろうか?

これなら電気グルーヴにやらせた方が盛り上がるような気もするが

100万人集めるラブパレードって確かベルリンだったよな

プレゼンテーションは順番に選手紹介がはじまる

フォイクトさんも司会で登場

ブアニが黒縁メガネで頭良さそうに見える

メガネかけてるとかなりイケメンだな

ひげのスープは直前でメンバーから外れたらしい

今年で最後のヴォクレール

最多出場のシャバネルは16回目のツール

すっかりおなじみの新城幸也

クイックステップは相変わらず誰でもステージ取れそうなメンバー

キャノンデールは何気に勝てないエース格が多いな

バルデの髪型が変わっていた

相変わらず陽気なモビスタ

そしてフルームは自撮り

ちなみに今回の出場選手の平均年齢は29歳と128日

平均身長181センチ平均体重68・8キロ

選手紹介が終わると一斉に帰り出す観客

ステージでは子供達がクイーンのバイシクル・レースを歌いだすもJスポではクラフトワークと勘違い

クイーンはUKだ

ちなみにバイシクル・レースの歌詞は単なる自転車レースではなく、英語の隠語の尻軽女として書かれているそうだ

今年のツールは個人TTからはじまる

少し前ならカンチェラーラマイヨジョーヌを獲得する姿を思い出す

今年はトニー・マルティンか?

フルームの調子が悪ければ前半から大混戦になるようなコース設定

逆にフルームが絶好調ならフルームで決まる

あとは表彰台争いになるだけ

総合もスプリントも展開が読めない今年のツール

俺はなるべく仕事を20日以降にするために調整中

手術の傷跡がまだ塞がってないのでツール前半は観戦できそうだが今年は中継時間が長い。全ステージスタートから表彰式まで

1ステージ2〜3日かけて見ることになりそうな7月1日

俺は平松洋子さんのエッセイを読んでいて無性に卵サンドが食べたくなる

仕方がないので自分で作ってみた

我ながら結構食べられるレベルである

いつもの濃いめのインスタントコーヒーを飲みながら「稲村亜美、ポロリ」の記事を見つける

神スイング稲村亜美は俺が今現在この世で2番目に好きな女性かもしれない

とてもポロリのキーワードが気になった俺は記事を読んでみた

どうやら始球式で大暴投

そのことがよほど悔しくて恥ずかしくて

これならポロリの方がマシだという記事だった

個人的には大暴投よりポロリが見たいものである

そんなポロリだが

ローラが自撮りでやらかした動画と静止画を見た

ジムへ向かう途中で走りがら自撮りするローラ

激しく上下左右に揺れるおっぱい

そしてたまらず零れ落ちる丸い輪と突起物

一瞬なんで画質は悪いが完全にポロリしていた

ただ残念なことに俺はさほどローラには興味がない

ツールまではまだまだ時間はある

今日はのんびりと過ごす予定

ツールが始まればいろいろと忙しくなる

気分はワクワク

ツールが始まる

俺は馴染みの100円屋で購入したエッフェル塔と長浜のガラスのひまわりを並べてカメラ女子みたいな写真を撮った

f:id:sababou:20170701111117j:plain

ひまわり畑の先にはパリ、シャンゼリゼが待っている

しかしパリはまだまだ遠い

そんなイメージ

f:id:sababou:20170701111405j:plain

もう一枚

第20ステージを終えてあとはシャンゼリゼを目指すのみ

エッフェル塔もはっきり見えてきた

こんな写真をおっさんが、ちまちま撮ってたら確実に豊田議員に罵倒される

「こらハゲぇえええええ違うだろぉおおおおおおお」

「おまえなんかな、おまえなんかな、エッフェル塔のてっぺんから落ちて死んでしまえ!バカ!!」なんて

そして最後はミュージカル風に罵倒されるんだろうなぁ〜

 

ベランダのミニひまわりも随分と大きくなった

もう少しだな

もう少し

今年もツール・ド・フランスがはじまる

 


Kraftwerk - Tour de france 1983 Alternative video

クラフトワーク ツール・ド・フランス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒアリ」名古屋上陸

ついに噂のヒアリが名古屋にやってきた

兵庫県で確認されたヒアリが今度は名古屋港の鍋田埠頭へと上陸していたのだ

しかも今度はコンテナの中ではなくコンテナの外をウロウロしていたという

初めての名古屋観光を楽しもうとしていたのだろうか?

運悪く見つかりヒアリは殺された

まだ他に仲間がいる可能性もあるがとりあえず見つかったヒアリは皆殺しになった

国内でヒアリが確認されたのは3カ所目である

そして環境省国土交通省と合同で、名古屋港を含む輸入コンテナ取扱量の多い6港と、ヒアリ分布地域の中国・台湾に近い那覇港を加えた7港で調査に着手した

今回は7匹

彼らはコンテナの上部でくつろいでたところを不意打ちにあい殺された

おそらく毒殺

そして彼らの亡骸は研究機関へと運ばれて調査

その結果ヒアリと断定されたのだ

今回彼らが乗ってきた貨物船は、中国広東省広州市の南沙港を15日に出港してアモイ(中国福建省)、東京港、横浜港を経て、23日に鍋田埠頭に到着

24日に門司港に向かって出航したが同じ船で南沙港から搬入された他のコンテナからは発見されなかったという

つまり全員名古屋で下船したのである

レゴランドでも行くつもりだったのか?

コンクリ名古屋城を見ておきたかったのか?

東山動物園でイケメンゴリラを見たかったのか?

名古屋飯を食べたかったのかは分からない

とにかくみんな名古屋港で降りたみたいである

このヒアリ

最近初めて聞くようになった名前

名前の通り「アリ」である

世界の侵略的外来種ワースト100選定種

特定外来生物にも指定

毒性の強い近縁種であるアカカミアリよりも強力な猛毒の針を持つ

彼らに刺されると火傷のような激しい痛みがあるばかりでなくアナフィラキシーショックを起こし、時に死に至るという

そのために彼らはこう呼ばれている「殺人アリ」と

さすがにこれは厄介である

アメリカ、中国、オーストラリアに分布してるそうだが、日本にも定住してしまうのだろうか?

彼らは暖かい昼間に餌を食べるという

彼らにとって人間は餌では無いだろうが、何らかの原因で人間にも噛み付くので厄介だ

やはり殺してやろうという強い殺意があるのだろうか?

ただ夜間は行動しないそうだ

俺と同じで夜は苦手なんだな

やはり早寝早起きが一番である

彼らは雑食で、蜂蜜、樹液、種子から、昆虫、小型脊椎動物のトカゲなどを捕食する

そして暖かい季節に有翅虫による結婚飛行が行われ、新しい巣が形成されるらしい

これは新婚旅行で名古屋に来た可能性もある

名古屋を観光してついでに家を建てて家族を作る予定だったのかもしれないな

そして何と水位が高くなると筏を作るなど、多様な行動を起こすそうだ

洪水になっても筏を作って避難するのかよ

巣内の仲間が死んだ際にはその死骸を巣の外に捨てて感染症などを防ぐ(necrophoric)と呼ばれる行動が見られるとも書いてある

なんか俺より頭いいような気がしてきた

ただ死者を弔うとか宗教的な観念は持ってないみたいだ

死んだら厄介者扱いして捨てる

働きアリは体内に磁気に誘因されるようになる物質を持ち、電気設備に侵入し破壊することがあるとも書いてある

機械まで壊すのかよ

農業地帯では多種多様な作物を食い荒らし農業機械や設備を破壊し牧草地を荒らす

もう無茶苦茶迷惑な奴等だ

マッドマックスや北斗の拳の世界に近いな

そして人だけでなく野生動物や家畜にも襲い掛かり、失明させたり怪我や死亡させるそうだ

これでは犬や猫も危険では無いか

こんな奴等が日本に定住したらどうすればいいのか?

おちおち子供も外で遊ばせられなくなるし草取りも危険である

我々園芸家も命の危険が増すということだ

正直アリはよく見かける

しかしアリの種類までは昆虫マニアでも無い限りは見分けがつかない

見つけたとしてもヒアリなのかどうかは良くわからないだろうな

そうなると手当たり次第アリを殺せということになり

無害なアリまで殺さなければならなくなる

そんなことしたら閻魔様が激怒するだろうな

とりあえず体の色は赤茶色なので赤茶色のアリには注意が必要である

なんかもうこれからドキドキしながら土いじりしないといけないんだな

毒で即死するならいいけど

脳梗塞で麻痺とか残ると厄介なんだよなぁ

困ったもんだ

 

 

 

 

 

 

名古屋城木造天守再建、一円でも寄付してちょ

名古屋市名古屋城の木造天守閣再建へ向けての寄付金を一円から受け入れる方針を示したそうだ

これは以前から河村市長が言ってたことだが一円からの寄付が現実となる

「子供でも寄付できる金額を」ということだが俺でも寄付できる金額である

何を隠そう昨日のことだが車の室内を掃除していたら十円玉が出てきたのだ

俺はこの十円を寄付するつもりである

寄付金は早くも7月半ばには名古屋城や市役所など市内16区に「10縁募金」と銘打ち募金箱を置くそうだ

そして当然寄付金に応じて特典もある

 

名古屋城天守木造化の寄付の特典

1円~  永代帳への記帳

1万円~ 名古屋城年間パスポートを贈呈

3万円~ 寄付証の盾を贈呈

5万円~ 芳名板を城内に掲示

     木造天守完成時の内覧会に招待

50万円~ 城内の体験型イベントに招待

 

名古屋市ふるさと納税のメニューにも加えられるそうで、5千円以上ならクレジットカードで寄付できるようにするという

木造化に必要な金額は505億円

今年度は1億円を目標に寄付金を集めたいそうだが

トヨタさんあたり1億ぐらいポケットマネーで出してくれないかな

それとは別であと数十億だな

もうけてるんだからさ

だいたいまともな商売してたらあんなに稼げないぜ

なんか儲けすぎると罰が当たるような気がするしな

そうなるとどうしても「負けてやるよ」ってなるのが人情だが

トヨタは値引きが渋いからな

守銭奴自動車め

でもトヨタが1億寄付すれば俺の寄付金十円と合わせて既に目標を突破してしまう

最終的には寄付金100億を目指すそうだが

残りの400億は税金?

俺の予想だと多分総工費が505億をオーバーしてくると思う

人件費が・・・材料代が・・・

それが奴らのやり方だ

でも100億ぐらいなら寄付金集まりそうだな

5万円寄付してくれる人は結構いるんじゃないかな

なんせ名前が場内に残る

生きた証が残るのだ

名古屋城がなくならない限りは

どうせならネット募金や駅構内にも募金箱おけばいいのに

あとパチンコ屋とかパチンコ玉で寄付できるようにするとか

エイデンのポイント分寄付できるようにするとか

中日ドラゴンズが1勝するたびに選手や観客から寄付金集めるとか

いくらでも方法はあるはずだ

そこらじゅうに募金箱をおけば毎日でも一円ずつ募金してしまうかもしれないしな

 

 

それにしても自動車ではく政治家の豊田のおばさん

新しい音声テープが公開されてたけど

本当にすごいな

完全に人格がおかしい

どうすればあそこまでの人間に育つのだろうか?

頭はいいかもしれないが

なんだかなぁ

とても怖いおばさんだ

 

メガネと網タイツのおばさんも法の専門家なのにやらかした

しかも本人はことの重大さがわかってなかった

でも安倍総理はよほど気に入ってるんだな

まだかばおうとしてる

そうなると野党も黙っていない

これまた俺の苦手な台湾のおばさんがぎゃあぎゃあうるさい

自分の国籍問題を棚に上げたまま吠えまくる

これまたとても怖いおばさんだ

俺は直ぐさまテレビを消すのだ

 

イオンは土用の丑に備えて

謎の白身魚パンガシウスや近大ナマズ仕入れたという

これらは蒲焼にして提供されるそうだが

もはや何でもありだな

平賀源内も草葉の陰で泣いている

結局は金儲けができればいいってこと

もともとウナギにも意味はないし

何でもいいからイオンで買えや!ってこと

しかも今年は2回もある

7月25日と8月6日

俺はアジフライを食べるつもりである

ソース、醤油、醤油マヨにレモンタルタル

まぁ孤独のグルメの影響ではあるが

俺のブログでも少しだけアジフライに関する記事のアクセスが増えてた

そんな今日一冊の本を買ってきた

以前から気になっていた本

 

 食のエッセイと言えば平松洋子さんである

ツール観戦で忙しい7月だかエッセイなら空いた時間にさらさらと読める

でもこの手の本は大変に危険だ

孤独のグルメと同じく危険だ

気をつけなければ

 

 

 

 

 

カリモク60 Kチェアを買った

自宅の一応事務所兼俺部屋のソファーを購入することにした

基本俺は地べた派である

部屋の中なら床派と言った方がいいのだろうか

つまり椅子には必要に迫れない限りは座らないのだ

椅子はなぜか落ち着かない

PCなど長時間座らざるおえない時以外は座らない

しかし俺の部屋には椅子が3つある

ちなみに俺の部屋は10畳である

しかし物が多すぎるために壁には棚を配置しまくっていて居住スペースは狭い

CDだけでも他の部屋に移動させたいがそれもままならない状況だ

床派の俺は普段座椅子を使用する

今まで様々な座椅子を使用してきたがどれもしっくりくる座椅子はなかった

まぁ俺が座椅子には金をケチるのが一つの理由ではあるのだが

今現在はニトリで購入した和室用の座椅子である

あの旅館や料理屋の小上がりなどに置いてあるような奴だ

現品限りの傷物を安くニトリで購入したのだ

俺は傷物は好きである

理由は安いから

日常的に使うものは必ず傷は付くものである

それなら最初から傷物でも俺は一向に構わない

そんなニトリの座椅子だが肝心の座布団をケチって安物を購入したので非常に座り心地が悪い

そしてどうもこの座椅子もまた長時間座り続けるには無理があるのだ

気がつくと変な姿勢になり腰が痛くなる

これではダメだと

おちおち本も読んでいられない

でもだらっと座椅子にもたれ掛かり酒を飲むには重宝する

俺は床にゴザを敷いている

畳やゴザが好きだからだが部屋全体のコーディネートは完全無視して部屋の一部を和室空間として使っているのだ

毎晩このゴザの上に寝転がりケヤキの板の上に酒器とつまみを置いてちびちび飲みながらTVを見るのである

この時に座椅子に頭をもたれかけるのだ

さすがにこれでは首が痛い

きちんと座椅子に座りなおしても気がつくとだらっと寝そべってしまう

なかなか料理屋の座敷で酒を飲むようにはいかないのである

そこで俺は一大決心をした

腰や首のためにもちゃんとしたソファを買おうと

ただし場所がないので一人用だが

まぁ他にも椅子はあるので来客があっても対処はできる

俺は飯を食べる時のダイニングチェアでもそうなのだが椅子の上であぐらをかいてしまう癖がある

なのでPCデスク用の椅子でもあぐらをかいて作業をする

そのためになるべく幅広の椅子を使う

昔はケチって1万円から1万5千円ほどのデスクチェアを使用していたが

やはり安物は安物である

しょっちゅうネジが緩んでくる

俺があぐらをかくためにメーカーが想定しない場所に負荷がかかるからだと思われる

背もたれにもたれかかった時にネジが一気に外れて後ろへ倒れたこともしばしばある

今の椅子の前はお高いハリーベルトイアのダイヤモンドチェアを使用していた

あのMoMAニューヨーク近代美術館に置かれている椅子である

ワイヤーで編まれた椅子は非常に座り心地がよかったが、これも突然ネジが外れてバキッと折れて俺は後方へひっくり返ることとなった

これまた俺が椅子の上であぐらをかいていたからである

 こんなやつで俺が買ったのは5万円ほどのレプリカだが

これは購入して3年ほどでお亡くなりになった

そしてその次に購入して今も使ってる椅子がイームズである

現行品のポリプロピレンの奴

もどきではなくちゃんとしたハーマンミラーイームズのアームシェルチェア

 俺のは黄色だが

エッフェルベースの足である

このイームズは実に優秀で座り心地よしデザインもよし汚れにも強い

そしてあぐらをかいても壊れないのだ

www.hermanmiller.co.jp

そしてもう一つの椅子はヴィンテージのイームズセカンドモデルでFRPの奴だ

これは完全に置物状態で邪魔くさい

何故かというと昔のイームズはアメリカ人仕様なんで座面の高さがやや高いのだ

そのために我々短足日本人は足が落ち着かないのである

若干爪先立ち感覚になり落ち着かないのである

ちなみに今のイームズはちゃんと短足仕様で座面が低くなっている

前置きが長くなったが椅子はあってもまともな椅子が無い俺の部屋

いよいよ満を持してカリモクの投入である

カリモク家具

日本を代表する家具の一つである

江戸から続く材木屋が愛知県刈谷市に木工所を創業

これがカリモク家具の始まりである

そのカリモクの中の比較的お得な値段展開をしているカリモク60

いわゆる60年代の家具の復刻版みたいなものだ

昭和の喫茶店にあったような椅子や机

そんな定番的なスタイルの家具である

巷には低価格でカリモク60風の椅子はいっぱい販売されている

しかし俺は今までに安物で失敗してきているので今度こそちゃんとした椅子を買おうと決心したのだ

だいたいカリモク60もどきと本物では座り心地や耐久性が全く違う

値段は倍以上になるがやはり本物を買う方が腰も痛めなくて済むし長い目で見れば結局はお得なのである

とは言っても俺が買った定番のKチェア黒

一人用のソファだがお値段は税別35500円と国産としてはコスパ抜群

そのために若者にも人気な一品である

とは言ってもカリモク60

やはり昭和のおっさんの方がよく似合う

まぁ俺が生まれる前のデザインセンスだが

それが逆に現代では新鮮であり懐かしい

そんなKチェア

昨日店に届いたので早速引き取りに行ってきた

部屋に置いた

途端に狭くなる俺の部屋

一角に作ってある自作の棚やサイドテーブルと植物たち

 そしてKチェア

実に落ち着く空間である

これで読書もはかどりそうだ

あとは酒を飲むための机をなんとかしないとな

カリモク60のローテーブルだと3万円する

椅子はケチらない方がいいが机はケチっても大丈夫

カリモクでも天板はメラミンだしな

最近はひふみんが人気みたいだが、これはメラミンである

メラミンなら別に山善あたりでもいいんじゃ無いかと俺は思うのだ

どうせ酒を飲むときに出してくるだけである

ただ椅子はケチってはだめだ

座り心地が悪いし俺のように壊れてなんどもひっくり返ることになる

カリモク60 Kチェア

さすがにちゃんと作ってある

ただ若干だが木製の肘掛が右と左で感触が違う

左側の内側の真ん中あたりが微妙に膨らんでいる

これはこの辺りだけ削りが足りないと思われる

そして塗装も角のところに塗りムラがあり足の一番下ああたりも色の着きが薄い

さらに全体に左だけザラザラしている

これは研磨が足りない

しかし右側の肘掛は文句がつけようの無いぐらい完璧な仕上がりだ

これは一人が一つの家具全てを製作するのではなく

分担制でパーツごとに作られてるために右と左で製作した職人が違う可能性が高い

ただ購入した店でこのことを話してもタチの悪いクレーマーだと思われるぐらいの差ではある

しかし製作した職人に直接話をすれば確実に分かる差でもある

人が作る工業製品

いくら日本製でもこの辺りが限界なのかもしれないな

俺の幸之助号も日本で日本人が作ってるけど塗装の塗りムラはあるしな

この辺りの技術はどんどん落ちていくだけに今後機械に仕事を奪われてしまうかもしれない

ちなみにエルメスのバッグなどは一個一個最初から最後まで一人の職人が全ての責任を追って製作している

こちらのやり方の方が品質は良いものができると思う

ただ効率が悪いためにお値段が高くなる

それでもKチェアは大変満足な椅子

表面のざらつきは使ってるうちにツルツルになるしな

肘掛の違和感も個性だと思えばなんでも無い

俺の椅子だけの個性である

やっぱりコスパは抜群だ

中古でもそこそこの値段してるところ見てると買い取り価格も1万円ぐらいあるのかもしれないな

今年はこの椅子でツール観戦だな

 

カリモク60

 

 

背中の傷が少し痒くなってきた

痛みはもう無い

痛み止めも余ってしまったな

それにしても俺は通常6種類の薬を服用している

今回はこれに加えて6種類の飲み薬と1種類の塗り薬が増えた

さすがにこれだけの薬を飲むと頭がぼっとして一日中眠たくなる

明日で粉瘤の薬は終わるので助かるが

そして今日から風呂に入る

昨日は一応入るのは辞めた

酒は飲んだがやはり酒を飲むと少し背中が傷んだ

今日ももちろん飲む

冷蔵庫の中に常備してあるししゃもの丸焼きの賞味期限が迫ってるからだ

しかし雨少ししか降らないな

少し降っては中休み

一体どんだけ休むんだよってぐらい今年の梅雨は降らない

大丈夫なのだろうか?

おかげでベランダの植物の水やりがさぼれないのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新城幸也7回目のツール出場決定

2017年ツール・ド・フランス

バーレーンメリダ所属の新城幸也が通算7回目となるツール出場が決まった

早いもので新城も33歳

今回のバーレーンメリダの出場メンバーの中ではツール出場も最多となる

ちなみにバーレーンメリダのメンバーは

ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア)34歳
オンドレイ・シンク(チェコ)27歳
新城幸也(日本)33歳
スガブ・グルマイ(エチオピア)26歳
ヨン・イザギレ(スペイン)28歳
ソニー・コルブレッリ(イタリア)27歳
ボルト・ボジッチ(スロベニア)36歳
ハビエル・モレノ(スペイン)33歳
グレガ・ボーレ(スロベニア)32歳

エースは一応総合狙いのヨン・イザギレだがおそらく総合でもTOP10狙いぐらいだろうな、ライバル勢が脱落してくれれば表彰台も狙いたいところだが

そうなるとチーム全体がステージ狙いに切り替わる

新城の逃げ指令も今までよりは出やすいかもしれない

来年からはグランツールの出場メンバーは8人となり今までより1名減ることになる

才能のある若手もどんどん出てくるだけに、ここらあたりで日本人初のステージ優勝なんてものが見てみたい

既にツールでの敢闘賞は2010年、2016年と2回ゲットしている

表彰台にも登った

初出場となった2009年の第2ステージでは基本的にパンチャーながら集団スプリントで5位に入る快挙

この時のシーンは映画チェイシングレジェンドにちらっと映ってる

2012年、2013年には逃げに乗り一時的にバーチャルマイヨジョーヌ

俺たちは束の間の夢を見る

この頃から登りもこなせるようになり2012年には超級山岳山頂直前までエースヴォクレールをアシストして自身も3位で超級山岳を通過している

2013年には日本チャンピオンジャージを着てツールに出場した

今年はJスポも全試合レース開始からの放送となる

逃げもバッチリ最初からテレビに映る

もう逃げて勝つなら今年しかないな

新城が有利なのは小集団のスプリントなら十分に勝てる力があるところ

あとは駆け引きの問題だが

ジロの時は最後までガンガン先頭を引いた結果3位に終わった

ただあの時は新城が引かなければメイン集団に吸収されていたところではある

ステージ3位という結果も残せなかっただろう

今年のツールは以外と混戦になりそうだ

ドーフィネで調子の悪かったフルーム

逆にドーフィネ絶好調のリッチーポート

そこにアスタナのアル、モビスタのキンタナ、バルベルデコンビ

FDJティボ・ピノーとAG2Rのバルデのフランス人ライバルコンビ

これが最後のツールか元絶対的王者コンタドール

伏兵サイモン・イェーツとチャベス

あとはマイカ

総合はこの辺りの争いだろうか

スプリントではクイックステップがまだ発表されてないがおそらくキッテル

そして今年はウイルス性の感染症で長いこと休んでたカヴェンディッシュも復帰

グライペルにクリストフにデゲンコルブ

デマールとブアニのフランス人元同僚でいざこざあり対決

そして今年は兄弟で出場の世界チャンピオン、ペーター・サガン

最後に今年が最後となるフランスの人気者トマ・ヴォクレール最後のステージ優勝

見どころ満載である

キンタナはジロにでてるだけにどこまでコンディションが回復できてるかどうかだな

コンタドールは年齢的に厳しそうだ

あとはリッチーポートを襲うバッドデイ

フルームがどこまで調子をあげれるか

あとはアルだろうな

 

一応予想だけしてみる

マイヨジョーヌ フルーム

2位 ファビオ・アル

3位 リッチー・ポート

 

ポイント賞 サガン

山岳 マイカ

新人賞 全くわからない

 

まぁこんなところだな

どうせ真剣に考えても当たらない

 

 

今日も皮膚科に行ってきた

どうやら昨日で膿は取れてたみたいだ

経過も良好みたいで今日から風呂も入っていいらしい

あとは4ミリの穴ぼこがかさぶたになるのを待つだけである

料金も今日は300円

昨日の薬代と合わせても5000円以内で治ってる

あと金曜日にもう一度行かなければならないが

傷跡確認だけなんでおそらく300円

痛みはほぼ大丈夫

痛み止めも余ってるので飲んでやったが

あとは入浴時に傷跡が沁みるかどうかだな

 

 

 

 

 

粉瘤を除去してきた

以前から俺の背中には、瘤らしきものがあった

痛みもないのでそのまま放置していたわけだが

それが3週間ほど前から痛みが出だしたのだ

俺はなんとなく家にある軟膏類を適当に塗りたくっていた

軟膏を塗るとなぜか痛みが治まる気がするのでいずれ治るだろうと安易に考えていた

それがここ数日寝返りが打てないほどに痛みがひどくなってきた

恐る恐る患部を触ると結構大きくなっている

そして背中を鏡に向けていろいろ角度を変えながら確認してみた

「うわっ!これあかん奴や・・・」

俺は親父の皮膚ガンを思い出した

確か急に大きくなるのは皮膚ガン・・・

俺の頭にまず浮かんだのは死である

そして次に植物

こいつらの面倒をどうすればいいのかと

映画レオンではレオンが大切にしていた友達でもある観葉植物はレオンの死後、地面に植えられた

オリーブは庭に植えてもいいな

でも酸性土にしなければならないから結構掘り起こさないと

サボテンや観葉植物は貰い手があるだろう

1年草の花なども庭に植えるか

などと植物どもの身の振り方を考えていた

外に出ると黒い野良猫がすり寄ってきて俺の足に顔を擦り付けてくる

「お前は自力でなんとかしろ」

「そうやって愛想振りまいてれば誰か面倒見てくれる」

その後、俺は幸之助号に油を差しタイヤに空気を入れた

「もうお前と一緒に走れないかもしれないな」

そう言うと俺は六角レンチで各ボルトが締まってるか点検した

一応、明日医者に行ってみるか

「ちょ、待てよ。何科へ行けばいいんだ?」

俺は短い付き合いとなるかもしれないMacBook Proを起動させた

途端に飛んでくるWi-Fi

早速ネットにつないだ

検索検索

脂の塊?

そういえば以前もそんな症状が出たことがあったな

あの時は抗生物質かなにかで治った

粉瘤?

俺は粉瘤を調べてみた

調べたことを後悔するような画像が出てくる

皮膚科のHP達だ

記事を読んでみると、どうやら俺のしこりはこの粉瘤かもしれない

突然赤くなり痛みが出たのは化膿してるらしい

王蟲の目も赤くなるとヤバイけど粉瘤も赤くなるとヤバイんだな

そしてこの粉瘤は皇太子様もなったことがあるぐらい一般的な病気だそうだ

粉瘤とは、いわゆる老廃物などが溜まってできる瘤である

中には脂や垢などがたんまりと

そしてとても臭いらしい

写真をみると粉瘤の中身はまさにうんこなのだ

原因は良く分からないらしいが良性の腫瘍

放置しても癌になる可能性はほぼゼロだという

ただごく稀に癌化したという報告もあるみたいだが

まぁ大丈夫だろうということ

そして手術も昔は切開手術だったが最近では穴を開けて絞り出すらしい

数分で終わる日帰り手術で治るらしいのだ

ただお値段は八千円から数万円と書いてある

結構かかるんだなぁ

でも放置しても絶対に治らないそうなので、やはり治すしかないのだ

扇風機欲しかったんだが

仕方がない

俺は一大決心をして今朝1番に病院へ行った

皮膚科である

ちゃんとネットで評判も調べた

予約はかなり入ってるみたいだったが直ぐに見てくれた

俺の背中を見るなり看護婦さんが一言

「嗚呼これね」

「痛いでしょ?」

と言いながらテキパキと治療の道具の準備をし始めた

看護婦さんの反応から見ても一般的なものらしいな

やがて先生がやってきた

まずは超音波で検査だ

画面を見ていろいろ説明してくれる

一番深いところで3センチですね

ここに毛穴がありここから脂などがたまり化膿したと

「ここ見てください、ここ」

「まずここに4ミリの穴を開けちゃいます」

「で、その穴から中の膿を絞り出します」

「麻酔が痛いですけど我慢してください」

「ん?4ミリ?」

「4ミリの穴って相当なもんだぞ」

ちょっとドキドキした

麻酔を打たれた

麻酔は想像してたより痛くはない

歯医者でも慣れてるしな

何本が麻酔を打たれていよいよ穴あけ作業だ

しかもパンチで開けるらしい

いつ開けたのかは分からなかったが確実に俺の体に4ミリの穴が空いたらしい

そしてついに絞り出しの作業が始まった

「うっ痛い!」

先生がぎゅっと摘むたびに蜂に刺されたかのような強烈な痛みが俺を襲う

どうやら麻酔があまり効いてないらしい

「痛いですか?ごめんなさいね」

今更謝られても仕方がない

これも修行だと思い俺は心の中で必死に般若心経を唱えた

こんな痛みなんでもないさ

俺は必死に痛みと戦った

ネット調べた時には痛みは全くないと書いてあったのに・・・

でも我慢できない痛みではないな

なんとかギリギリだが我慢できる

本気で腰を痛めたときのマッサージに比べれば屁でも無いわ

さすがにあれは「やめてくれぇええええええ」と叫びたくなる痛みである

そんなこんなでなんとか本日の治療は終わった

しかしまだ全部膿を取りきれてないという

「とりあえず穴は蓋をしときます」

「ん?蓋?」

そんなもので俺の体に空いた穴を塞ぐのか?

「また明日来てくださいね」

「明日もこの痛みと戦うのかよ・・・」

俺はすっかり意気消沈してお金を支払った

三千円

以外と安いな、でも明日大量に取られるかもしれない

一応お金は3万ほど用意しておかなければ

 

患部が右肩の付け根だけに右腕を動かすと痛みが走る

痛み止めが効いてるうちはいいが1日3回しか飲めない

塗り薬はまだ塗ることができない

そして風呂にも入れない

1番困るのが酒が飲めないこと

3日ぐらい我慢しないとな

そして木曜日は行けそうに無いな

残念だ

明日も痛いんだろうな・・・

なんでこうなった

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸川乱歩が生前に同性愛研究に関する物を処分していた

作家の江戸川乱歩

俺が本を好きになるきっかけとなった作家である

著作権も切れて電子書籍など格安でほとんどの作品が読めるようになった

小学生の頃に図書館に置いてあったのは少年探偵団シリーズ

もう無我夢中で読みふけった

そして小林少年に憧れたのだ

そんな江戸川乱歩だか少年物は生活費のために書いたもの

本来の乱歩は子供には読ませられないような変態猟奇小説も多いのだ

 

そんな江戸川乱歩が妻や親交のあった人達へ向けた手紙を大量に焼却処分していたことが今回判明した

友人の三重県鳥羽市の風俗研究家岩田準一に宛てた手紙2通にそのような内容のことが書かれていたそうだ

ちょうど乱歩が心臓を患ってた頃であり自分の死を意識しての生前整理の手紙で、岩田準一さんの孫である乱歩研究家の文筆家岩田準子さんが19日発表した

岩田さんの自宅には書簡など87通ほど残っており調べていたら発見してしまったというが、乱歩にとっては迷惑なことでもある

せっかく生前整理したのにまだ痕跡が残っていたとは・・・

 

その部分の記述は

「青年時代よりのいろいろの相手の手紙(主として議論の)おびただしく保存しあり、これらも次に整理して行かうと思ひます。家内との文通が巻物にして保存してあるのですが、これも子供に見られたら恥しく、焼却します」(10月8日付)

「この用心は、この頃の不健康から万一の場合をおそれてですが、もし僕にインテリの息子がなかったら、これほど用心しなかったかも知れません」(同)

やはり持つべきものは信頼できる友である

だがその友達がミスった

手塚治虫は鍵をかけて厳重に保管していたものを娘に発見されて一部公開されてしまった。やはり見られたくないからこそ鍵をかけておいた

今ならパソコンのHDDなんだろうが

自分が死ぬ前にこのPCのデータ消して欲しいと思う男は多いはずだ

 

乱歩は作家としてデビューする1年前に岩田さんと知り合ったそうだ

1年ほど鳥羽に在留していた時である

この時に奥さんとも出会っている

岩田さんと乱歩はのちに同性愛について研究することとなる

お互いに同性愛についての文献を研究、情報交換していたのだ

だからと言って乱歩が同性愛者なのかどうかは分からないが、同性愛について興味があったことは事実である

 

どうやらそのことが世間に知れ渡ると、あることないこと言われて息子の教育に悪影響が出ることを心配した乱歩が生前整理したということらしい

まぁ息子が大きくなって自分の親父の小説を読めば全て理解できるだろうけどな

俺が小学生の頃は同性後か想像もつかなかった世界だしな

今のように堂々とテレビに出てるタレントも少なかった

衝撃的だったのはドラマ「同窓会」

西村和彦山口達也高嶋政伸の三角関係に斉藤由貴も混ざってワケのわからないことになるドラマ

「嵐ぃい」「風馬さぁん・・・」

第1話から斉藤由貴が毛じらみになるドラマである

股間をぽりぽり

山口達也演じる嵐は「俺、風馬さんのザーメン飲める」なんてセリフまであるし

男に集団レイプされる高嶋政伸のシーンは今でも鮮明に思い出すほど強烈で怖かった

その時にV6の人から高嶋政伸は「バージンならすべりよくしねぇとなぁ」と・・・

テレビを消したくなるぐらいに怖いシーンだった

ちなみにその時の主題歌がミスチルのクロスロード

このドラマでミスチルは売れ出したのだった


同窓会 1993年 Opening

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名古屋城の木造復元、石垣保存のため完成が遅れるかも

名古屋城木造復元

石垣保存については文化庁から「保全目的でなければ石垣の調査は許可できない」と言われていたのは知っていたが

当然その通りの工程を竹中が出してるもんだと思っていたがどうやら違うみたいだ

名古屋市としては全て同時進行

石垣の調査と解体を同時進行

それと同時に木材の刻みもやるはずだ

それも全ては2022年の12月までに完成させるためである

そこで名古屋市竹中工務店は考えた

石垣については、とりあえず調査だけしといて天守閣を復元させてからやると

しかし文化庁から「ちょっと待った!」がかかったのだ

そりゃそうだろ

全くの素人考えだが建物がない状態の時の方が基礎である石垣は修繕しやすいはずだ

何事もまずは足元を固めてから始めるべきである

「石橋は叩きすぎて壊れるぐらいに叩いてから渡るべし」というのが俺の持論でもある

まぁ叩きすぎて壊れたら元も子もないのだが

文化庁的には「みゃぁみゃぁ言う前に、まずちゃんと石垣を調査して保全してから天守閣建てましょうよ」と言うこと

お役所なのに随分まともなこと言ってるなぁと感心させられる

そして今回専門家が名古屋市に対して同じような結論になり「現在の工程は文化財保護の観点から成り立たない」と計画の見直しを求めたのだ

「慌てる乞食は貰いが少ない」

俺が子供の頃に親や先生からよく言われたことわざである

慌てちゃダメなのだ

俺の高校時代の友達は初体験の時に慌ててしまい「そこじゃない」と言われたそうだが

そもそも名古屋城の石垣は国の特別史跡である

持ち主の名古屋市といえども勝手な真似はできないのだ

弱虫ペダルの京都伏見高校の石垣くんが御堂筋くんに逆らえないのと同じように

「長い物には巻かれろ」

これが世の中をうまく渡り歩くコツである

名古屋城の石垣

俺は噂でコンクリで補修してあるようなことを聞いていたのだが

どうやら本当に補修してあるらしい

国宝だった天守が戦争で燃えてしまい、コンクリブームの昭和にコンクリで再建

その時に石垣も便利なコンクリートで補修をしていたのだ

今から思えば昭和という時代は古いものをひたすら壊してきた時代

新しいものへの憧れが強かった時代である

お城も当然木造なんて古くてけち臭いものより硬くて燃えない鉄筋コンクリートを選択したのだ

この辺りは消防法の関係もあっただろうが

あの時代は融通が聞かなかった可能性もある

とにかく古いものには見向きもしなかった

そんな名古屋城

尾張名古屋は城で持つと言われるように世界中のどこに出しても恥ずかしくない立派なコンクリ製

しかもエレベーターまで完備したのだ

しかし時代は平成

急激に古いものが懐かしくなり保全しようという動きが出てきた

明治から昭和までひたすら破壊し尽くしてきた日本の文化財

ブラタモリなどの番組で古い物の痕跡を探すのも一役買っているのではないだろうか

神社仏閣も大規模修繕ラッシュに再建ラッシュ

そんな平成だからこそ石垣をコンクリで修繕したのが我慢できない

こ、これでは文化財として認めることはできない!と叫びたいぐらいに我慢できない

そこでちょうどいい具合に天守閣再建計画が持ち上がり

これはいい機会だからちゃんと石垣治しましょうよということなのだが、名古屋市がやたらと慌てている

完成なんか送らせてもいいから、ちゃんとしたものを作ればいいのに

奈良大学の教授は語る

「木造復元ありきでなくて、まずは国の特別史跡として最も守らなければいけない石垣をしっかり調べて、次の世代に残せるように保全措置をとって、その先にどう活用するかという議論があるべき。(今の計画は)国の特別史跡の活用計画として、非常にまずいのではないか」

全くその通りである

しかし名古屋市には名古屋市の面子がある

「現在の工程をベースに考えながら検討したい」とあくまで2022年12月の天守閣木造復元へのこだわりを捨てきれないようだ

柴田恭兵は「男なんて弱くて愚かだから、こだわる物なしに生きてはいけない」と歌ったが、このままでは名古屋市は横浜DAYBREAKではなく名古屋DAYBREAKになってしまうのだ

 

「よせばいいのに、あの頃見ていた夢、今でも抱きしめたまま、ダメだね・・・」と

 


柴田恭平 横浜Day break

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北朝鮮がICBM用エンジンの燃焼実験をした

今日は朝からTVをつけると「ハゲぇーーーーーーーー」と絶叫ばかり

あの声を聞くたびに俺は心が痛くなるのだ

その他とても政治家以前に人として許せない発言を繰り返してた

いくら頭が良くても人として間違ってる

これでまた日本の政治はしばらく停滞することになる

結局はお互いに足の引っ張り合い

その合間にこっそりと強引に強行採決

ずっと同じ

多分これからも

昼にスマホをチェックしてみると小林麻央さん死去のニュース

やはりダメだったか

本当に俺の命を分けてあげたいぐらいだが

これもまた運命なのかもしれない

海老蔵も大変だな

舞台をこなしつつ会見も開く

死去の速報だけでマスコミは49日過ぎるまでそっとしといてやれよと思う

当事者が希望しない限り49日までは報道規制だな

自分の身になって考えたらいくら仕事だろうとカメラとマイク持って押しかけるのは止めたほうがいいと思うだろうにいくら上司から命令されようが人としてダメなことは、はっきりとダメだと言わないと

そういう日本になってほしいものである

身内の葬式出すのって本当に大変だからな

 

ご冥福をお祈りします

 

まぁ死は全ての終わりではない

この世から肉体がなくなるだけのこと

そして死は永遠へと変わる

残された人たちの心の中で

 

 

日本仏教において死んだものはまず賽の河原へと向かう

そこに流れるのが三途の川だ

この時に生前の行いが比較的良いと浅瀬を渡ることができる

生前の行いが悪いと足をつかない深い激流を渡ることになり川に流され溺れながら渡ることになる

生前の行いが最高級に素晴らしい人はそのまま濡れることなく橋を渡ることができるのだ

ちなみに三途の川は川幅4000キロとも言われている

なんとか川を渡りきると今度は奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)の二人の老人が待ち受ける

そして老人たちに服を脱がされ、衣領樹の木にかけ、その服の濡れ具合で罪の重さを量られることとなる

一週間経つといよいよ閻魔様をはじめとする十王の方々から裁判をうける

初七日、14日、21日、28日、35日・・・と7日ごとに裁判が始まる

この時にお坊さんが自宅へとやってきてお経を上げていくのだ

少しでも罪が軽くなるように

まぁここで嘘をついても無駄

余計に罪が重くなるだけである

ただ一つの望みは地蔵菩薩からの弁護

なので生前にできる限りお地蔵さんにお参りをしといたほうが良いのである

そしてこの時に非常に役に立つアイテムが先日話をした御朱印なのである

生前にお寺へ参り、納経をすることにより頂いた御朱印で罪が減刑されるシステム

ただし神社の御朱印に効果があるかは不明だ

明治以前は神仏習合だったとはいえ今では違う宗教でもある

そもそも神道浄土真宗日蓮宗には御朱印というものが教義上意味をなさないのだ

この辺りがまた仏教の面白いところである

そして35日目に閻魔様から審判が下され今後の大まかな身の振り方が決まるのである

そのあと42日目にその他細かいことが決められ

49日から新たな人生が始まるのだ

六道のどこかで

 

とにかく裁判を受けている間、残された家族はできる限りお経をあげてやること

これだけでも死者の罪は軽減されると高野山の宿坊で教えてもらった

ただ浄土真宗などは生前に「南無阿弥陀仏」と唱えておけば阿弥陀様たちがお迎えに来て西方浄土へと連れて行ってくださる

そのお迎え方法は9通りあり、これも生前の行いで変わってくるという

この時の様子は京都の宇治平等院に描かれているので興味ある方はどうぞ

 

少し長くなってしまったが、この通り死というものは決して終わりではないのである

言ってみれば現世の今は修行中

何かの縁があれば必ず人は再び出会うことができる

その時までしばしのお別れ

今できることは、ただひたすらお経を唱えること

それが残された者の使命なのである

 

そんな中、北朝鮮ICBMのエンジンの燃焼実験を行い成功したという

大陸間弾道ミサイル ICBM

アメリカ本土まで届くミサイルだ

その世界を終わりに導くかもしれないミサイルのエンジンの燃焼実験

そして今日から始まった日本政府のミサイルからの避難CM

いったいどうすれば良いのか?トランプさん

判断は非常に難しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅弁「日光埋蔵金弁当」1個15万円(税別)です

夢のような駅弁を目指して

そんな思いのもと夢のような弁当が誕生していた

その名も「日光埋蔵金弁当」である

値段は夢のような1個15万円

まさに夢でも見てるかのようだ

実際に値段を見たら何かの間違いかと思ってしまうであろう

何度も何度も0の数を数えてしまうだろう

この弁当は栃木県日光市で予約販売される

税別1個15万円なんで税込みだと1個16万2千円

消費税が上がれば我々が支払わなければならない金額はさらに上がる

消費税だけで1万2千円

京都の一流料亭で安い懐石コースが食べれる値段である

実はこの弁当、中身はもちろん弁当箱が豪華なのだ

むしろ15万円のほとんどは容器の値段だと言っても過言ではない

容器と箸にも江戸時代から伝わる日光彫りの名品を使っている究極の弁当箱なのだ

こんな素晴らしい弁当箱ならスーパーの380円で売られているミックスフライ弁当の中身を入れ替えるだけでも豪華に見えてしまうであろう

そんな日光彫りの名品だが

中身は別としてこの弁当箱のみで12万円もするのだ

ん?12万円??

中身は3万円?

弁当の中身だけで3万円

3万円といえば銀座で寿司が食べれるし

京都の一流料亭ではスッポン懐石が食べられる値段

いったい何に3万円もかかるのだろうか?

その気になる弁当の中身は

まずは看板商品である鱒寿司と北海道産タラバガニを使ったちらし寿司

A5ランクのとちぎ和牛を使ったヒレステーキ

日光の刺身ゆば

ロシア産のベルーガキャビア

九州産のクルマエビの塩焼き

など約10種類が入っているとそうだ

そしてこの中身は発売を開始した2006(平成18)年から基本的に変わっていないと店の人は語る

ん〜どうだろう?

食材費だけで5万円かかるそうだが

果たしてそんなにかかるのだろうか?

俺には想像もつかない食材たちなのでよくわからない

鱒寿司はたまに食べる

タラバガニも40年に1度ぐらいは食べたことがある

A5ランクの肉は栃木牛ではないが一口サイズのをコースの一品として何度が食べたことがある

刺身湯葉、これは日光ではないが京都産のを食べた

ロシアのキャビアは高校生の時に友達数人とお金を出し合って缶詰を買って食べた

車海老は友達の結婚式の時に出てきたが九州産かどうかは分からない

最高級品を集めたにしても本当に5万円するのかなぁ

入ってる量も少量だしな

星持ちの高級料亭の懐石コースで考えると店で出す値段で5万円以内に収まると思うが

食材の原価が5万というのは盛りすぎなような気もする

まぁ豪華食材には違いない

弁当箱が12万円で食材が5万円これだけですでに17万円

単純に考えても一個あたり2万円の赤字

実際に利益は全くないという

そして食材の北海道産タラバガニが高騰した時は、さらに赤字が膨らだそうである

しかしお客様サービスの一環として行っているため、今後も製造を止めるつもりはありませんと店の人は語るのだ

まぁ確かにいい宣伝にはなる

こうやって誰も読まないような俺のブログにも書かれるわけだしな

それほど数も作らないだろうから赤字だと言ってもたいした金額ではない

むしろ宣伝のための経費と考えれば安いものである

その気になる過去の販売数は

まず初年度に5万円のものを1999(平成11)年2月に20折限定で発売して、即日完売

それ以降、2000(平成12)年に3万円

2001(平成13)年に1万円

2005(平成17)年に10万円

2006(平成18)年6月に15万円の弁当を発売し、現在はすべて完売状態

15万円の弁当も当初10折限定で即完売したが、お客さんからのリクエストがこれまで以上に多かったために現在では容器が完成次第、販売するようになったという

つまり弁当箱があればあるだけ売りますよ

そして作れば必ず売れますよってことみたいだ

これまでに50折ほど売れたそうである

 

そんな夢の駅弁「日光埋蔵金弁当」の誕生秘話はこうだ

「私は27年前、東京から日光に移り住んで鱒寿司の製造を始めまして、商売が軌道にのるにつれて、栃木県内の職人さんたちと知り合うようになりました。私はもともと、日光を盛り上げる「夢のような駅弁」を作りたいという気持ちが強かったこともあり、試しに彼らに協力を呼びかけてみたところ、そうしたら皆さん、利益度外視で手伝ってくれることになったのです。

一番最初に作った弁当は、容器が木工の町として知られる鹿沼市の桐タンスをイメージした三段構造のもので、下段にミニチュアサイズの市松人形や茶器を、真ん中の段には益子焼の器にのった日光の刺身ゆば、上段には鱒寿司などを入れました。」

 

利益を度外視で仕事する職人たちあっての日光埋蔵金弁当

最初は市松人形や茶器までついてたとは

そして弁当箱の日光彫りは当然日光市内の職人さんに発注

製作は彫りに1、2か月、漆塗りに1か月程度かかる

彫りのデザインもひとつずつ異なり、容器の出来にとてもこだわっているため、彫りの具合によっては返品することもあるという

そして容器が出来上がったら写真を撮ってお客さんにメールで送り、出来に納得して貰えたら購入という流れになるそうだ

ここまでしてもらえるのなら15万円は安いと考えたほうが良いのかもしれないな

日光埋蔵金弁当

彫りと塗りだけで三ヶ月である

分担制ではあるだろうが材料費も含めて12万円はやはり安い

俺なら製造に三ヶ月かかったら100万円ぐらい欲しいところである

 

そんな日光埋蔵金弁当は完全予約制

日光市内の道の駅で予約するか製造店に直接連絡して欲しいとのこと

まず容器を製作しなければならないので長い時には半年ほどかかる

そして受け渡しは直接手渡しである

つまり日光まで受け取りに行ける人のみとなる

これは宅急便などで雑に扱われて、万が一、容器に傷が付いてしまったら職人さんたちに対して責任が持てないということ

職人さんが精魂込めて作ったものは大切に扱いたいという気持ちからの直説販売となる

主な購買層は50代、60代の夫婦

日光へ受け取りに来て、帰りの特急「スペーシア」内で食べたり、市内の旅館に宿泊し、そこでの料理をキャンセルして、代わりに弁当を食べるそうだ

そしてなんらかの記念日に「日光埋蔵金弁当」を食べる人が多いらしい

普通の紙の容器で販売したとしても7万円は欲しいという日光埋蔵金弁当

今後さらに豪華な弁当の構想もあるという

まだ実現はしていないが、たとえ赤字になろうとも作り続けたいと

 

夢のような駅弁「日光埋蔵金弁当」は、日光鱒鮨本舗さんで買えるそうだ