鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ゆるビワ「鶏足寺へ紅葉を見に行こうよう」

さて、今日はスマホの充電ができてなくて焦ったが

しかも今日は風が強い

しかし平日は今日ぐらいしか時間が取れないので

「いつ琵琶湖へ行くのか?」

今でしょ!」と、言うことで

朝から一人ドヤ顔をしてみた

あっちは寒いので

タイツも真冬用を出してきた

上は保険でジレとウインドブレーカー

インナーにモンベルのジオライン薄手

その上にカペルミュールの15度ジャージ

その上にカペルミュールの5〜10度ぐらい?ジャケット

そんなこんなで出発である

 

今日の目的は

前回の続き

前回時間切れとなった鶏足寺

「紅葉を見に行こうよう」

調べたところ

まだ早い

おそらく1週間は早い

今週末がベストかもしれないが

そうなると人が多いので

あえて今日行くことにした

途中の山を見てると紅葉はしている

なので密かに淡い期待を抱きつつ

買い物がてら

行ってきた

いつものように高月駅へ車を止める

空はどんより曇り空

賤ヶ岳の方は真っ暗

多分雨が降る

そして風が強い

長浜まで行ってお坊さんに出すお菓子を買いに行く予定だったが

同じものが道の駅にも売ってるので

さらに木之本駅の売店にも売ってるので

わざわざ長浜で行くこともないのだが

少しは走りたかったのと

一応琵琶湖も見ておこうかと

しかし風が強い

なので水鳥の道の駅でお菓子と弁当を買って

少しばかり琵琶湖を走り

鶏足寺へ向かうことにした

ビワイチルートに出ると

とんでもなく風が強い

しかも向かい風

流石にビワイチしてる自転車も1名のみ

荷物を満載してるので

一泊かな

まぁ進まない

ガチ勢でなければ進まない

俺は時速15キロぐらいでえっちらおっちら走る

前を走る若者はそれ以下で

今にも止まりそうで

基本的な走り方ができてないと強風の向かい風は走れない

若さだけでは乗り切れない

なんのためにギアがいっぱいついてるのか?

そこを考えないと無理

あとは空気抵抗を考える

と、言ってもパニアが邪魔をするが

で、途中で追い抜いて

ちょうどいいところで山の方へ曲がった

 

8号線を越え

山が近づくと

他県ナンバーの車がちらほら

みんな目指すのは同じ

鶏足寺である

己高閣、世代閣からの方が駐車場も多い

が、自転車なんでどうでもいい

なので石道寺の方から行くことに

やや登り貴重な道を走ると

石道寺に到着

まず目に飛び込んできたのが

大量の自転車

しかも全てバイクパッキング仕様

さらに全てサーリーである

「どこかのショップのイベントか?」

20台ぐらいサーリーが並んでるのは圧巻である

俺は隅っこに申し訳なさそうにトップストーンを止めた

ジャンルとしては同じだしな

どちらも遊べる自転車である

正直速く安定して走ることに関してはトップストーンに軍配があがる

が、丈夫さ

カスタムの楽しさ

走る楽しさなどなど

サーリーには遠く及ばない

まぁどちらもアメリ

自由の国である

自転車は自由でいい

日本はロードバイク至上主義なんで

もっといろんな楽しさを味わってほしいね

 

bluelug.com

 

で、石道寺に行くと

サーリーな人たちが

外人さんもいるので

もしかしたら本国から来た

中の人?

代理店やショップのお接待ライドのような感じである

もしかしたらYouTubeにも出るかもしれないな

彼らは仏像鑑賞へ

俺は先日来たので

今日はその先へ

鶏足寺を目指す

ほとんどの人は鶏足寺へ紅葉を見に来た

平日らしくジジババがほとんどだが

先日もそうだが

なぜか50代のお金持ち風イケオジとアラサー女性のカップルを見かける

僻地なんでこっそりデートには最適なのだろう

俺がデートできたら

鬱陶しいぐらい仏像について語ることであろう

興味のない人にしたら

「黙れハゲ!」となる

しかし同じ50代のおっさんなのに

高級ブランドに身を固めるフサフサイケオジ

ピチピチなパッド入りのタイツを履いたハゲ

欧州の高級SUV

オレンジ色の自転車

この差が

女連れなのか?

独りなのか?

ここに現れるのだろう

 

石道寺から鶏足寺へ歩いていく
紅葉は「色づき始め」
ここは真っ赤に染まるスポットだが
個人的にこの状態が好きで

緑、黄色、赤

この3色が混ざってるのが好きで

なんか仮面ライダーWみたいで

サイクロンとヒート

サイクロンとルナ

ヒートとルナ

そんなところである

 

ここが大門跡

鶏足寺であり

旧飯福寺

ちなみに旧鶏足寺は別の場所にある

なので非常にややこしい

が、現在は鶏足寺といえばココ

今はほぼ廃寺

昔はかなり広大なお寺だったのがよくわかる

相当力もあったのだろう

仏像は先日行った場所に保管されている

行基が開基で

一度廃れるが

最澄が再興したと

で、僧兵も抱える大きなお寺で

時の権力者ともお友達

が、江戸幕府の終わりと共に再び廃れて

廃寺に

今は紅葉の名所

 

まさに仮面ライダーW

「行くぞフィリップ」

「サイクロン、ジョーカー」

「さぁ、おまえの罪を数えろ」

 

昔は閻魔堂もあった

好きなんだよね

閻魔様

「ドロロン閻魔くん」も好きだった

 

権現堂が1番上にある
ここから大門まで降りるのが順路

この辺りも確実にクマのテリトリーだが
そこそこ人がいるので
安心感が半端ない
久しぶりに山の中が気持ちいいと感じる
独りだと

ガサガサ音がするたびにドキッとする

さて、山の中でランチタイム

このために道の駅で弁当を買ってきた

本日は「サバ抜き焼き鯖そうめん」と「おにぎりセット」

鯖無しだと安い

しかし鯖無し焼き鯖そうめんは

焼き鯖そうめんのことを知ってる人じゃないと買わないだろうな

このビジュアルだしな

「えっ、何これ?」ってなるね

おにぎりセットは寒すぎて冷え冷えカチカチで

本当なら美味しいのだろうが

冬のおにぎりあるあるだな

しかし自然の中で食べるおむすびは最高で

朝ドラのおむすびはアレだが

突然現れる茶畑

遊歩道を歩いていく

協力金500円を払う

でも惜しくはない

ここは未来に残したい場所だしな

維持管理には何かとお金もかかるだろう

 

突然現れる湿原

昔は木道を歩けたんだろうな

この大谷川にオオサンショウウオが住んでいる

流石大谷さんだね

 

俺はお寺グッズに弱い

鶏足寺は廃寺なんでお守りがないのが残念

で、ポストカードには興味がないというか

他人の写真には興味がない

自分の好きな写真じゃないと興味がない

で、ストラップとクルミのお菓子を購入

200円200円で400円

これも寄付である

 

で、季節的にも大橋トリオの「くるみ」が聴きたくなる

植物男子ベランダーが見たくなる

 


さらに先へ行くと

なんとめだかの学校が

実在したんだな

 

そっと覗いてみたが
お遊戯はしてなかった

ボタニカルショップが立ち並ぶ

欲しかったが

バックパックの中で大変なことになりそうなんで

断念した

 

 

で、再び石道寺まで引き返す

サーリー軍団はいなかった

で、木之本へ

今日の目的はお買い物ライド

お菓子と酒と酒粕

冨田酒造さんへ行く前にカフェへ

コーヒーが美味しかったので

今日もつるやカフェへ立ち寄る

 

今日はまるい揚げパン

だんご状に串刺しになっている

芋とノーマルとチョコ

これが軽くてモチモチでうまい!

ちょうどいいオヤツである

で、お店の人と話してたのだが

以前カペルミュールを扱っていたと

俺の服を見て

そんな話になった

で、ここのコーヒーは井戸水で淹れてるそうで

その井戸水も出してもらった

この井戸水が

「うまい!」

なんか甘いんだよね

おそらく七本槍も同じ水で醸されると思われ

今日のコーヒーも全く雑味がない透明感抜群で

湧水で淹れるコーヒーに似てる気がする

この水を毎日飲めるなんて贅沢だな

伊吹山の恵みである

 

www.sankei.com

調べたら出てきた

やはり冨田酒造も同じ水だね

で、帰りに冨田酒造へ

今日は生酛を

しかも木桶仕込み

これは楽しみだね

久しぶりの生酛である

www.7yari.co.jp

 

無事に酒粕もGET

21日から新酒が出回るそうな

また来ないといかんな

今日は走行距離は少ない

20キロちょいぐらい

真のゆるビワである

前回は酒を買うのに80キロ遠回りしたからな

なので鶏足寺へ行く時間がなくなった

流石に80キロは遠回りし過ぎだなと反省しての今日の20キロである

俺も53歳にして成長した

まだまだ伸び代はあったと言うことだな