鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ゆるビワ「姉川古戦場跡とサイクリングロードなどなど」

本日は予定通りに琵琶湖へ

雨の日や強風の日に仕事を済ませて風が弱く天気の良い日に休む

自転車乗りの働き方改革である

これは世界的にも広めるべきかと

無理やり土日祝日に休む必要もなく

そこは臨機応変

それが真の働き方改革である

 

で、3連休明け

琵琶湖は誰もいない

ジジババ以外誰もいない

今日の予定は「姉川

姉川は見所が盛りだくさんで

全て回るには1ヶ月は必要だが

今日はその一部だけ

まずは姉川と言えばここ

姉川古戦場」である

で、とりあえず道の駅を目指す

ただ普通に走っていくと面白くないので

あえてちょい遠回り

小谷城のある山の中を抜けていく

車はいつもの高月駅

さぁ出発だ

 

高時川を渡る

水がない

面白いのはこの川の別名「妹川

姉川と関係してのことだろうがどうやら姉川の支流らしい

で、水がないのも温暖化とかあるみたいだな

 

ここから山田川

また出会ってしまった

この看板

ここまでは非常に気持ちがいい林道だったが

先日も山門水源の森で見た看板

最近クマが出てるんで注意してね看板

看板が新しいのがヤバさを感じる

 

で、看板を見たからには

気になって仕方がない

やたらとガサガサ音がするし

道にはヤバそうなウンコも落ちてるし

木にはヤバそうな爪痕があるし

道にはドングリも散乱してて

山の中から

「どんぐりめっけ」って」感じで出てきたら?

自然とケイデンスが上がる

明らかにオーバーペース

早く山を抜けたい

地図ではそれほど距離はないはず

クマ鈴はつけてあるが声も出しながら

走る

が、

勾配がどんどんキツくなる

10%は当たり前で

気がついたらギアが足らない

GRXのギアが足らない

後ろ36なのに

これはクマった

ガーミンを見ると勾配18%とか出てる

さらに心拍数も168

レッドゾーンまで心臓をぶん回してしまった

前を見る

急勾配がどこまで続くのか?

アソコを過ぎれば多分ピーク?

周りの風景がそんな感じを醸し出している

が、

そこはさらに急勾配

俺の心は折れた

心が中折れした

流石53歳である

で、足をつく

給水をするが

ガサガサ音が気になる

でも登れない

急勾配区間を押し歩き

なんとか走る

ピーク

少し先にピークがあった

これで一安心

下りになればなんとか逃げ切れる可能性が1%ぐらいは出てくる

そして下りは楽しい

そこは45C

楽しい

なんだろう?

下りの入ると安心感が半端ない

登りで奴と遭遇したら諦めるしかない

完全に開き直り

目を見て

「さぁ、おまえの罪を数えろ」と

で、瞬殺だね

俺が死ぬ

ゆっくりといろんなところを齧られながら

死ぬ

でも再び楽しくヒルクライムができる日は来るのだろうか?

オーバーペースで完全に足が終わってしまった

どの山にも奴はいる

 

 

クマがいなければ

本当にいい林道なのに

神社に参拝する予定だったが

早く山を出たかった

この神社を過ぎると

すぐに集落となり

山を抜けた

 

野田池まで降りてきたが

草ぼうぼうで見えない

 

野鳥の観測場でもある「西池」に来たが野鳥はあまりいない

ちなみに日本のため池100選

ここにはトイレもある

そして観測所も

単眼鏡を持ってきたが

鳥がほぼいないのと

いても動きが早くて追えない

で、補給を

ふと足元を見ると

タバコの吸い殻が

これはちょいあぶないね

こまめに吸い殻捨てないと

やはりジジババが多いから

みんなぷかぷか吸うんだろうな

 

で、到着

道の駅

浅井三姉妹なんたらかんたら

ここの焼き鯖寿司は美味い

が、今日は

鶏五目

今日は鶏五目

俺は鶏五目も大好きなのだ

しかも味が濃いぜ!的な色をしている

そして予想通り美味い

鯖はこの後で予定を組んでるので

そこまで我慢である

で、ここから姉川へ向かう

いよいよ

姉川スペシャルの始まりである

しかし高月からここに来るのに

わざわざ山を抜けてくるバカはいない

 

で、見えてきた

姉川古戦場跡地

舗装路からもいけるが

あえてグラベル

トップストーンに走れない道はない

古戦場跡は2箇所あり

織田信長徳川家康の部隊で

こちらは信長

いわゆる本体

かつてこの場所で多くの命が

姉川は血に染まった

学校で習った時に

「信長酷いな」と思った

 

こちらは家康隊の古戦場

公園になっていてトイレもあり

グランドゴルフ

ジジババの憩いの場として整備されている

駐車場もあるので

車で来る人はこちらへ

 

血原って地名がすごい

かつてここには橋があり

この場所は鍛冶屋街が広がっていた

今は何もない

 

姉川サイクリングロード

ここから姉川サイクリングロードへ入る
いつかは琵琶湖へ辿り着くが

長浜の市街地を目指す

 

姉川サイクリングロードは途中からグラベルになる

おそらくその前で終わってるのだろうが

まさかグラベル区間を走るバカはいないだろうと

が、いたね

多分俺が初めて走ったハゲなんじゃないかな

でも楽しい

やはり滋賀県グラベル天国である

聖地にしてもいいかと

ビワイチとグラベル

 

長浜に到着

で、草餅を

ウナギの自販機

高いのは4000円

白焼が食べたい

 

で、まるい食パン

焼き鯖サンド

これが絶品である

 

長浜駅

長浜駅

日本で1番古いとか

これはトンネルの上についてるやつ

ようやく琵琶湖が

 

太閤井戸

ここに長浜城の太閤井戸あったみたいだが

帰りはビワイチルートを走る

正直飽きた

平坦が延々と続くのは辛い

できればグラベルにして欲しいね

 

姉川の河口

姉川が琵琶湖に流れ込む場所

小魚がいっぱい浮いていた

今日は姉川に始まり姉川に終わる

姉川スペシャルである

そして姉川はまだまだ終わらない

カミングスーン

 

最後の補給

最後はジェルを

お腹パンパンで固形物は無理

そして素早くエネルギーになるように

やはりジェルを入れると体が楽だね

糖尿の薬を飲んでるので

自己管理をちゃんとしないと

帰りの車の運転中に意識が飛ぶ

高月駅までもう少し

で、ところどころで工事してて

警備員さんが白旗を振りながら

「早く来い」と

マイペースで走りたいのに

スプリントポイントかのようにスプリントをする羽目になる

そのために最後のジェルは大事

今日は60キロぐらいで

獲得標高が300メートル

そんなゆるビワ

姉川編である

 

 

最後は藤橋村で恒例のほうじ茶ソフトを

交通安全運動中なのに山の中の国道は

時速100キロ以上で走るバカが多い

センターラインをはみ出して走っていく

パトカーも巡回してるが

射殺すればいいのにな

巻き添えを喰らう人が出る前に

始末してほしい